困窮女性の支援推進　宮崎県が基本計画素案示す

　県は６日、ドメスティックバイオレンス（ＤＶ）や性被害、生活困窮に苦しむ女性の支援を推進するため、年度内の策定を目指す基本計画の素案を明らかにした。計画期間は２０２４～２８年度の５年間で、相談、支援体制の充実や民間団体などとの連携、情報共有...

老朽化の高岡署、移転先に国富町有地を選定　宮崎県警

　建設から５７年が経過し、老朽化が進む宮崎市高岡町の高岡署について県警は６日、移転先の候補地に国富町運動公園の西側の町有地を選定したことを明らかにした。南海トラフ巨大地震などでの津波被害が想定される同市の一ツ葉庁舎も集約し、名称を「宮崎西警...

宮崎市で遊漁船転覆２人死亡　後方から波受け転覆か

　６日午後３時５分、宮崎市の大淀川河口で、船が転覆するのを見たと１１８番通報があった。宮崎海上保安部によると、船は遊漁船「汽船五六丸（ごろまる）」（３・９トン、橋口孝二船長）。船長と釣り客５人が乗っており、同５時半ごろまでに全員救助されたが...

バリアフリー理解深める　宮崎港で乗組員ら講習会　フェリー船内で車いす体験

　フェリー乗組員ら対象のバリアフリー講習会（国土交通省九州運輸局、九州運輸振興センター主催）は６日、宮崎市の宮崎港フェリーターミナルや同港に停泊中の「たかちほ」船内であった。座学や車いす体験などを通じて、ハード、ソフト両面からバリアフリーの...

宮崎県観光客１２６９万人　２２年、前年比２５・３％増　コロナ禍前８割に

　県は６日、２０２２年に本県を訪れた観光客は１２６９万１千人と、前年比で２５・３％増、コロナ禍前となる１９年の約８割まで回復したと明らかにした。行動制限の緩和、国や自治体の旅行支援などで増加したとみている。観光消費額は前年比１８・３％増の１...

来年度全線開通へ　「都城志布志道路」

　都城市と志布志港（鹿児島県）を結ぶ地域高規格道路「都城志布志道路」（全長４４キロ）が、２０２４年度中に全線開通する見込みであることが６日までに分かった。鹿児島県整備区間の志布志インターチェンジ（ＩＣ）―志布志港（３・２キロ）について、塩田...

渡川発電所 ＦＩＴ売電　年間２億円増収見込み　宮崎県説明

　県企業局は６日、大規模改良事業を実施した渡川発電所（日向市）で、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度（ＦＩＴ）による売電を始めたことを明らかにした。同局によると、同発電所ではこれまでも売電収益があったが、今後年間約２億円の増収が見込ま...

冬休み誘客 関係者期待　硫黄山警戒レベル「１」に　県道の全面再開望む声

　霧島連山・硫黄山（１３１７メートル）の噴火警戒レベルが５カ月ぶりに「１」に下がった６日、周辺のえびの、小林市の関係者からは安堵（あんど）の声が上がった。通行止めとなっていた県道小林えびの高原牧園線（県道１号）も、９日から週末限定の通行を再...

串間・秋山小 ２５年度休校　保護者らの要望受け決定

　串間市教委は６日、秋山小（中衞慎一校長、５人）を２０２５年度から休校すると発表した。児童が減り、来年度以降の入学者も見込めないことから、同校ＰＴＡ会長や自治会長らの要望を受けて決定した。 　同校は同市秋山、小城久保、倉掛、鯛取地区を...

【師走点描】ヤマメ甘露煮作りピーク　三股

　三股町長田の観光施設「しゃくなげの森」で、おせち料理や歳暮用のヤマメの甘露煮作りがピークを迎えている。辺りには甘い香りが漂い、従業員らが仕込みや発送作業に追われている。 　同施設は約２年間かけて育てる３０センチ以上の「尺ヤマメ」が名...