コロナ感染前週比０・８５倍　宮崎県内

　県は２９日、県内の新型コロナウイルスの５８定点医療機関からの患者報告数（８月１９～２５日）が３５６人で、前週から５５人減ったと発表した。定点当たり報告数は６・１４人で前週比０・８５倍だった。 　県薬務感染症対策課によると、保健所別の...

各地で住宅など建物被害　台風１０号突風被害

　台風１０号に伴う突風被害が、２８日から２９日にかけて相次いだ本県。宮崎、西都市や新富町などで建物の壁が崩れたり屋根の一部が吹き飛んだりしたほか、電柱の倒壊なども発生している。宮崎市の大淀川南側では２８日深夜、住宅や事業所を突風が襲った。住...

濁流 暮らしに迫る　高岡・瓜田川氾濫　県内各地水害相次ぐ

　台風１０号が本県に接近した２９日、県北では線状降水帯が発生し、美郷町では記録的短時間大雨情報が出されるなど、県全体で大雨が降った。宮崎市高岡町の瓜田川は氾濫し、道路が冠水した。 　宮崎市高岡町小山田の瓜田川では、同日午前９時２０分ご...

土砂崩れや路肩決壊　道路通行止め、断水も　宮崎県内

　台風１０号による大雨は、県内に土砂崩れや路肩決壊、倒木などの被害をもたらした。道路の通行止めも相次いだ。 　小林市須木奈佐木では、２８日夜に水道の水源地付近で発生した土砂崩れで、取水口が土砂や倒木で覆われた。市上下水道課によると、２...

宮崎県 突風なぜ多発？　台風西側通過→暖かく湿った空気　積乱雲発達、条件整う

　台風１０号の接近で突風によるとみられる被害が相次いだ本県。気象庁が竜巻と推定した宮崎市佐土原町で発生した２８日の突風について、専門家は「台風が九州の西側を通過するなどの条件が整った」と説明する。本県沿岸部に台風周辺の暖かく湿った空気が流入...

重軽傷者３７人、家屋の倒損壊１００件以上　台風１０号県内まとめ

　強い台風１０号は２９日午前８時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。本県を風速２５メートル以上の暴風域に巻き込み、勢力を弱めながら長崎県島原市付近をゆっくりと北北東に進んだ。県内は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、同日未明に美郷町付...

停電　一時１万７９７０戸

　台風１０号による大雨や突風が県内を襲った２９日、九州電力送配電によると、ほぼ県内全域で停電が発生。最大１万７９７０戸（正午時点）が停電になった。住民らが身を寄せる避難所や病院にも影響が及んだ。 　５０～９０代の１４人が避難した延岡市...

西都、新富などでも突風被害　台風１０号

　宮崎市佐土原町や新富町では２９日午前０時過ぎ、突風が発生し、住宅やビニールハウスなどの被害が帯状に続いた。 　養鰻場のビニールハウスを補強していた佐土原町下田島の養鰻業男性（７４）は、渦を巻いた風が電線を巻き込んで火花を散らし、ゴォ...

２４年の待機児童最少２５６７人　８７％の自治体ゼロ、少子化で

　こども家庭庁は３０日、希望しても認可保育所などに入れない待機児童が４月１日時点で前年比１１３人減の２５６７人だったと発表した。１９９４年の調査開始以降で最少となった。減少は７年連続。全市区町村の８７・５％に当たる１５２４自治体は待機児童ゼ...

広瀬元議員、３０日にも在宅起訴　秘書給与詐取の罪、東京地検

　広瀬めぐみ元参院議員（５８）の公設第２秘書を巡る詐欺事件で、東京地検特捜部が３０日にも広瀬氏を詐欺罪で在宅起訴する方向で調整を進めていることが、関係者への取材で分かった。 　広瀬氏は特捜部の任意の事情聴取に、第２秘書に勤務実態がなかった...