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交差する視点 辻野精一・道北昭介

 高鍋町を代表する画家・辻野精一(1920~2001年)、道北昭介(1930~1993年)の作品展。抽象画を各10点ずつ紹介する。

 辻野は県職員在職中に創作活動を始め、ジョアン・ミロや瑛九らに影響を受けて抽象画を探究。今回は人間の目をちりばめたような大胆な構図が目を引く「遊目」などが並ぶ。道北は小中学校の教師を退職後、家業の旅館を営む傍ら、農業改革など社会性のあるテーマを絵画に落とし込んだ。同展では農業基本法制定や機械化で変貌する農村への危惧を表現したとされる「土シリーズ」などが並ぶ。宮崎市佐土原町出身の画家雨田正(1914~1995)の水彩画も合わせて展示する。

【日程】10月24日(土)~11月29日(日)午前10時~午後5時(最終入館は午後4時まで)
    ※祝日を除く月曜と祝日の翌日は休館
【会場】高鍋町美術館
【料金】入場料として大人210円、小中高生、70歳以上の高齢者、障害者は100円
【問い合わせ】高鍋町美術館TEL0983(23)8887

日時 2020/10/24 - 2020/11/29
10:00 - 17:00
開催場所 高鍋町美術館
児湯郡高鍋町南高鍋6916−1
アクセス
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