県内特集
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(7)広域支援
2025/06/17県内特集応急と復興へ連携鍵 受け入れ体制構築急務 「南海トラフ(巨大地震)は切迫しているという強い危機感を抱いている。九州内でしっかりした広域連携体制を築きたい」。5月に福岡市であった九州・沖縄と山口の9県でつくる九州地方知事会の会議。冒頭...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(6)災害弱者
2025/06/16県内特集個別避難計画進まず 外国人へ情報伝達模索 高齢者や障害者、妊産婦など災害時に配慮が必要な避難者を受け入れる「福祉避難所」。宮崎市は同避難所に指定する生目の杜遊古館で今年2月、車いす当事者ら向けの体験会を実施した。「避難生活が想像でき...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(5)避難所
2025/06/15県内特集関連死防ぐ環境課題 政府の作業部会が3月に示した南海トラフ巨大地震の被害想定では、避難生活に伴う体調悪化などで生じる災害関連死について初の試算が示された。その数は最大で5万2千人。熊本地震や能登半島地震では建物倒壊などによる直接死よ...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(4)自助・共助
2025/06/14県内特集個人の危機意識向上 時代に合う支え合いを 南海トラフ地震など広範囲に被害が及ぶ災害が起きた場合、交通網の寸断などで救助隊の到着が遅れたり、消防や警察が救助要請に応じきれなかったりすることが予想される。急場をしのぐ上で鍵となるのが、災...
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【2025参院選 宮崎】 焦点(5)高校無償化
2025/06/12県内特集進学の選択肢広がる 公立離れ 地域衰退も 県西部の福祉施設職員40代男性は中学3年の次男の進学先選びで、三つ上の長男の時にはなかった迷いを抱える。2025年度から国が本格的に進める高校授業料の無償化で「公立一本」の考えに縛られなくな...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(3)竜 巻
2025/06/12県内特集事前探知へ技術開発 実用化まだ先 個々で防災を 本県でも頻発し、突然のように襲ってくる竜巻や突風は、事前探知が困難だとされている。発生時間が短い上に発生場所は局地的で、観測の障壁となっているためだ。2006年に発生した延岡竜巻などを...
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【2025参院選 宮崎】 焦点(4)防災・減災
2025/06/11県内特集県土強靱化「道半ば」 予算継続確保 不安も 日向、奥日向を流れる清流耳川も、大雨時にはその表情を一変させる。土砂が川底にたまっていれば、河川氾濫による流域の浸水被害リスクが高まることから、ここ数年、重機やトラックでその土砂を取り除く...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(2)南海トラフ政府新想定
2025/06/11県内特集人的被害 圧縮されず 早期避難率の向上課題 政府作業部会は3月末、南海トラフ巨大地震が発生した場合、全国で最大29万8千人が死亡するとの新たな被害想定を発表した。前回2012年の最大32万3千人という想定からは1割の減り幅にとどまっ...
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【日向灘 脅威と向き合う】第4部 備え(1)地震津波観測網
2025/06/10県内特集発生海域で迅速検知 メカニズム解明は道半ば 「地震の巣」と呼ばれ、巨大地震の発生リスクが潜む日向灘。そこで起きる現象を捉えるため、気象庁などさまざまな機関が、地震計やひずみ計、さらには人工衛星などを用いて観測を続けている。地上と空か...
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【2025参院選 宮崎】 焦点(3)地方創生
2025/06/10県内特集自治体任せ脱却遠く 関連予算 大幅に拡大 西米良村の本年度一般会計当初予算には、宿泊施設「カリコボーズの宿」に新たにコテージや交流施設を建設する事業費が盛り込まれた。継続的に村と関わる「関係人口」を、村の人口に相当する千人生み出すた...
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