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一般記事
新たな一歩踏み出す 宮崎大などで卒業式
2023年3月24日トピックnews宮崎市・宮崎大の卒業式は24日、同市のシーガイアコンベンションセンターであった。学部と大学院、別科の計1242人が新たな一歩を踏み出した。 鮫島浩学長が代表者14人に卒業証書などを授与。「宮崎大はこれからも皆さんのルーツであり軸。さまざまなことに挑戦し、人生を充実させてほしい」とエールを送った。 会場は新型コロナウイル対策のため入場者を制限し、保護者向けに式典の様子を動画で配信した。卒業生は...
続きを読むマスク外し晴れやかな笑顔 県内公立小で卒業式
2023年3月23日きょうの読み物県内のほとんどの公立小学校で23日、卒業式があった。卒業生は恩師や保護者らへの感謝の思いを胸に学びやを後にした。 このうち46人が卒業した都農町の都農小(222人)では、卒業生が入退場時はほぼ全員、卒業証書を受け取る際は全員がマスクを外し、晴れやかな笑顔や感極まった表情を見せた。石川睦美校長は「とても良い表情をしている。皆さんの学校生活はコロナ感染対策で制限がかかった。それでも行事をスムーズに...
続きを読む「町の様子が変わった」 大型クルーズ船3年ぶり寄港 観光関係者歓迎
2023年3月21日トピックnews日南市油津港へ21日に入港した米国の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。3年余りを経て再開した外国クルーズ船の寄港を、コロナ禍で打撃を受けた地元事業者や観光関係者は歓迎。「町の様子が変わった」と喜びを口にし、今後の訪日観光客増加へ期待を寄せた。 午前7時に入港後、乗客は宮崎、日南市内の観光地へ、バスやタクシーで次々と出発。ニュージーランドから友人2人で訪れ、日南市内の観光地を巡るツアー...
続きを読む外国クルーズ船3年ぶり寄港 日南市油津港
2023年3月21日きょうの出来事日南市の油津港に21日、外国クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)が入港した。新型コロナウイルスの影響で国内での受け入れが停止されていた外国クルーズ船の県内寄港は、2019年12月以来で3年3カ月ぶり。 同船はプリンセス・クルーズ社(米国)が運航し、横浜港発着で9泊10日の日程。この日は雨のため歓迎イベントは中止となったが、下船した乗客らは次々とバスに乗り込み、宮崎、日南...
続きを読む春の西都原450人快走 「このはなマラソン」4年ぶり開催
2023年3月19日きょうの出来事第18回西都原このはなマラソン大会(西都市など主催)は19日、西都市の西都原運動公園を発着点とするコースで4年ぶりに開催された。約450人がエントリーし、菜の花が咲き誇る古墳群の台地を駆け抜けた。 2006年から毎年開催している大会だがコロナ禍のため20~22年は中止。今大会も感染防止対策として部門を10キロのみ、参加者も県内の高校生以上に絞って実施した。 西都原では市民らが苗を植栽した約3...
続きを読む4年ぶり花見復活 県内、各地でイベント再開へ
2023年3月18日トピックnews県内は21日にも桜が開花する見通しで、本格的な花見シーズンを迎える。今年は新型コロナウイルス禍で中止になっていた各地のイベントが、感染状況の落ち着きやマスク着用緩和もあって再開。4年ぶりに“春の風物詩”のにぎわいが戻るとみられる。主催者は引き続き感染対策に気を配りながらも、「花見を楽しめる日常を取り戻したい」と準備を進めている。 「日本さくら名所100選」に県内で唯一選ばれている都城市の母智丘...
続きを読む県立高で合格発表 各校ボード掲示は4年ぶり
2023年3月17日きょうの出来事県立高36校で17日、合格発表があり、全日制、定時制合わせて6529人が喜びの春を迎えた。各高校で合格者の受験番号が掲示され、訪れた受験生と保護者らが抱き合って喜び、記念撮影をする姿が見られた。 県教委によると、合格者は全日制6388人(一般入試3094人)、定時制141人(同105人)。コロナ禍前の発表スタイルに戻ったのは4年ぶりで、受験生専用の特設サイトでの発表も行われた。 このうち宮崎...
続きを読むニシタチに再び活気 感染対策緩和も影響
2023年3月17日きょうの出来事新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な経済打撃を受けた宮崎市の繁華街「ニシタチ」に、活気が戻りつつある。県内における新規感染者数の減少や、マスク着用を個人判断とするなどの感染対策の緩和も影響しているとみられる。週末の17日夜はあいにくの雨となったが、送迎会シーズンも重なって通りを行き交う人の姿が多く見られた。 県内で感染が初確認された2020年3月以降続く感染対策では、休業や営業時間の短縮要請な...
続きを読むアジア最大のゴルフ旅行商談会が宮崎市で開会 国内初
2023年3月15日トピックnewsアジア最大のゴルフ旅行商談会「アジアゴルフツーリズムコンベンション2023」は15日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開会した。年に一度選ばれた国で開かれ、国内開催は初めて。35の国・地域からゴルフやホテル、旅行業者など約320人が参加し、旅行プラン開発に関して商談。本県関係者もアフターコロナにおけるインバウンド(訪日客)需要を取り込もうと、観光などの魅力をPRした。 国際ゴルフツア...
続きを読む卒業の思いをロゴデザインに 日南で保護者企画ワークショップ
2023年3月15日地域の話題卒業の記念に―。日南市飫肥の振徳堂で11日、手描きの看板を制作、デザインするサインペインターの比内直人さん(49)=東京都によるワークショップがあった。吾田中3年生の保護者が企画し、生徒16人が参加。ペンキと筆を使い、将来の夢や好きな言葉など、思い思いの色でガラスに描いた。 コロナ禍で制限が多かった中学校生活で、最後の思い出をつくってあげようと企画。保護者の一人、山脇崇弘さん(41)が比内さん...
続きを読む景況感 本県2期連続プラス
2023年3月14日夕刊today宮崎財務事務所が13日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査は、本県の全産業の景況判断指数(BSI)が1・0となり、2期連続で「上昇」が「下降」を上回った。前期(2022年10~12月)の7・8から上昇幅は縮小したものの、コロナ禍の行動制限の緩和などを反映した。 非製造業は13・1で、前期の17・2に比べ上昇幅は小さくなった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表合宿や、3年...
続きを読む県内「マスク着用緩和」初日 外すタイミング 大半が様子見
2023年3月13日トピックnews新型コロナウイルス対策としてのマスク着用について、政府が個人の判断とするよう緩和した13日、宮崎市のJR宮崎駅の利用者や乗客の一部はマスクを外す人も見られた。一方でマスク生活の長期化や感染対策のため着用を続ける人もおり、「周りを見ながら外すタイミングを判断する」と大半が様子見の姿勢だった。 宮崎駅構内では、マスクを外して歩く人が一部見られた。同市花ケ島町の会社員、福島健太さん(26)はマスクな...
続きを読む県内コロナ新規感染 前週比25人減
2023年3月11日社会news県は11日、県内で81人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の同じ曜日より25人減少した。 県内の感染者累計は31万8747人。10日時点の病床数は399床で、入院者は19人(重症者なし)、病床使用率は4・8%。 新規感染者の年代別、保健所別は次の通り。 10歳未満6人▽10代11人▽20代10人▽30代8人▽40代10人▽50代10人▽60代4人▽70代7人▽80代11人▽...
続きを読む「客足が戻るきっかけに」 マスク着用緩和県内の反応
2023年3月10日トピックnews新型コロナウイルス感染対策として政府が推奨してきたマスク着用が13日から緩和される。人が集まる県内の施設では着用について「個人の判断に委ねる」として呼びかけやポスター掲示をやめ、「客足が戻るきっかけに」と期待する声も。一方で感染拡大の懸念から、接客する従業員は着用を継続する施設もある。 宮崎市の宮崎山形屋では玄関やエスカレーターなどにポスターを掲示し、来店客にマスク着用を呼びかけていたが、同日...
続きを読む小中高9校を表彰 宮日PTA新聞コン
2023年3月10日きょうの出来事第23回宮日PTA新聞コンクール(宮崎日日新聞社主催、NEC宮崎支店協賛)の表彰式は10日、宮崎市の宮日会館であった。小学校、中学校、高校の各部門で最優秀賞、優秀賞を受賞した9校に賞状や副賞が贈られた。 各校の代表者9人が出席。宮崎日日新聞社の森耕一郎編集局長は「コロナの5類移行が迫る中、子どもたちが生き生きとした表情を取り戻した1年を反映した新聞が多かった」とあいさつ。NEC宮崎支店の川原俊...
続きを読む卒業祝いコンサート 都農中 保護者から贈り物
2023年3月10日トピックnews都農町の都農中(海野哲哉校長、233人)で10日、3年生の卒業と1、2年生の進級を祝うコンサートが開かれた。新型コロナウイルス下で制約の多い学校生活を送ってきた生徒への贈り物として、同校PTA(猪股政弥会長)が主催。保護者や地域住民を含め、500人超が一体となって楽しんだ。 会場の体育館では、3年生の3グループが歌を披露。YOASOBIの「夜に駆ける」の歌の途中からは、サプライズ演出で3年生全...
続きを読む香港旅行会社社長が講演 コロナ禍での旅行形態変化解説
2023年3月9日トピックnews新型コロナウイルスで停滞した本県の観光業を盛り上げようと、県と県観光協会は9日、宮崎市の宮崎観光ホテルで、香港最大手の訪日旅行会社「ELGツアーズ」の袁文英社長の講演会を開いた。袁社長は「コロナのチャンス 最新動向」と題し、旅行形態の変化や誘客のポイントを解説。県内外の観光業や宿泊業者ら約110人が熱心に聞き入った。 旅行形態について袁社長は、コロナ禍で旅行できなかった反動で、期間が延び6泊7...
続きを読む宮崎市春季キャンプ プロ野球3球団で56万人来場 WBCは18万人にぎわう
2023年3月8日社会news宮崎市は8日、同市内で行ったプロ野球3球団(ソフトバンク、オリックス、巨人)の春季キャンプ来場者数が計約56万人(2月末時点)だったと明らかにした。新型コロナ禍で制限されていたファンサービスが再開されたことなどが要因。コロナ禍前の2020年は計約59万人で、市スポーツランド推進課は「コロナ禍前のにぎわいが戻りつつある」と話した。 市議会一般質問で下村博史議員(創政会)の質問に観光商工部の原田六...
続きを読む「まつり宮崎」大勢の来場者でにぎわう 3年ぶり歩行者天国や物産市
2023年3月4日地域の話題まつり宮崎(実行委主催)は4日、宮崎市高千穂通り周辺であった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、大勢の家族連れなどでにぎわった。 高千穂通りは歩行者天国となり、25台のキッチンカーが並び、長蛇の列ができた。また、本県出身タレントやダンスチームなどによるステージが祭りを彩った。アミュプラザみやざき前ではカツオの刺し身など県内26市町村の名産物を扱う物産市が開かれた。 宮崎市和知川...
続きを読む県民所得3年連続減少 前年度比5・9%減
2023年3月3日社会news2020年度の1人当たりの県民所得は前年度比5・9%減の228万8千円で、3年連続で減少したことが3日、県の県民経済計算の推計で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で企業所得が減少したことなどが要因で、全国平均(国民所得)297万5千円よりも68万7千円少なかった。県内総生産は名目が3年連続、実質が2年連続でいずれもマイナス成長となった。 県民所得の総額は同6・5%減の2兆4483億円。企業...
続きを読む新型コロナ 本県初確認から3年 感染者31万人超、770人死亡
2023年3月3日社会news県内で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されてから、4日で3年となった。3日までに発表された累計の感染者数は本県人口の約3割に当たる31万7992人に上り、770人が亡くなった。季節性インフルエンザと同じ「5類」への移行が5月に迫り、コロナ対応は転換期を迎えている。一方で感染再拡大のリスクはゼロにならず、県は基本的な対策の継続を呼びかけている。 県内では2020年3月4日に初めて感染者を確認...
続きを読むマスクなしの巣立ち 県立高で卒業式、着用求めた学校も
2023年3月1日トピックnews県内の多くの県立高で1日、卒業式があり、コロナ禍で高校3年間を過ごした生徒たちが学びやを巣立った。「入退場、送辞・答辞などの場面ではマスクを外しても差し支えない」とする県教委の通知を受け、宮崎市の宮崎大宮高(押方修校長、1068人)では、多くの生徒が素顔で入退場した。今後受験を控える生徒に配慮して、出席者全員にマスク着用を求めた私立高もあった。 宮崎大宮高では350人が卒業式に出席し、多くがマ...
続きを読む「全国枠」1期生巣立つ 飯野高で卒業式
2023年3月1日きょうの出来事えびの市の飯野高(間曽妙子校長、239人)で1日、卒業式が行われ、県外から生徒を受け入れる「全国枠」の1期生4人が、地元出身の生徒たちと共に学びやを巣立った。卒業生代表の答辞では、1期生の戸谷太河さん(18)=東京都出身=が「誇りを胸に羽ばたきたい」と新たなステージでの活躍を誓った。 卒業生は、2020年度入学の普通科と生活文化科計76人。県外出身の1期生と地元出身の生徒たちが、コロナ禍で制約...
続きを読むWBC宮崎キャンプ総括 全国から計18万人以上訪れる
2023年2月27日トピックnews【観 光】 宮崎市の青島神社では、練習前後の午前9時前と午後3時以降に、侍ジャパンのグッズを身に付けたファンの姿が目立った。期間中の参拝者数は例年の4割増といい、長友安隆宮司(47)は「こんなに人が多かったのは久々。このままコロナ禍からの回復につながれば」と期待を寄せた。 ”特需”は球場から約40キロ離れた九州の小京都・日南市飫肥にも波及。飫肥城城下町保存会の外山律子主任(63)によると、期間...
続きを読む1人暮らし高齢者に手料理 男性6人腕振るう 宮崎市
2023年2月26日地域の話題宮崎市大塚台西3丁目のコミュニティーセンターで23日、地区の男性6人が1人暮らしの高齢者らに料理を振る舞った。新型コロナウイルス禍で顔を合わせる機会が減っていた住民らに楽しんでもらおうと、高齢男性向け料理教室「男の台所」が初めて実施した。 市社協の補助を活用。メンバーらはおにぎりと卵焼き、牛肉のしぐれ煮など40食分を約3時間かけて調理。口にした住民らは「人が作ってくれた料理はやっぱりおいしい」...
続きを読む白色八重の花 咲き誇る 高岡の月知梅満開
2023年2月22日トピックnews宮崎市高岡町高浜の国指定天然記念物「月知梅」が見頃を迎えている。真っ白い八重の花が咲き誇り、見物客を和ませている。 月知梅は臥龍梅という品種で、地をはう枝から次々と株が繁殖しているのが特徴。元は1株だったが、約400年の間に70株ほどに増えたとされている。 市高岡総合支所によると今週末までが見頃。ステージイベントなどはコロナ禍で中止となったが、地元住民らでつくる「月知梅うめまつり実行委員会」...
続きを読む菜の花と海の幸、山の幸を楽しむ 延岡市で「このほなウォーク」
2023年2月18日地域の話題河津桜と菜の花が楽しめるイベント「このはなウォーク」(実行委主催)は18日、延岡市の五ケ瀬大橋上流の五ケ瀬川河川敷で始まった。グルメや土産物など約40店も並び、訪れた人たちは県北の海の幸、山の幸を味わいながら春を感じていた。19日まで。 花を楽しむ観光催し「延岡花物語」のメインイベントの一つで、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。河津桜はつぼみが多いが、菜の花は見頃を迎えており、鮮やかな黄色で堤防...
続きを読む観光再生目指し、強み磨く 23年度県予算
2023年2月10日トピックnews県が10日に公表した2023年度一般会計当初予算案には、新型コロナウイルスで打撃を受けた本県観光の再生とインバウンド(訪日客)の回復・強化の2事業に計6億8千万円が計上された。県は旅行支援を残しつつ、需要回復を見据えて観光資源を磨き上げ、本県の強みを生かした誘客を図る“自走型”へのシフトを目指す。5月にはコロナの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられる大きな局面を控え、観光関係者からは不安...
続きを読む県内コロナ年代別感染率 10代以下の2人に1人感染
2023年2月8日社会news県内の新型コロナウイルス感染者の年代別の感染率(1月31日時点)は、10歳未満51・0%(4万5663人)、10代49・3%(4万8739人)で、10代以下の約半数が既に感染した状況となったことが県のまとめで分かった。県は接触機会の多い集団生活に加え、ワクチン接種率の低さも背景にあると分析。また高齢世代のうち、90歳以上は22・9%(6367人)で、60~80代より1割ほど高かった。県が累計の年...
続きを読むコロナ後遺症調査を推進 宮崎市と大阪大など3者が覚書
2023年2月7日トピックnews宮崎市と大阪大医学部付属病院、ITサービス会社「Buzzreach(バズリーチ)」(東京都、猪川崇輝CEO)の3者は7日、新型コロナウイルス感染者の後遺症調査に関する覚書を締結した。市は、同大学大学院の忽那賢志教授と同社が共同開発した患者情報収集アプリを活用するコロナ後遺症調査について、市ホームページ(HP)などで市民に参加を呼びかけ。市の後遺症予防策などに役立てたい考え。 同調査での自治体と...
続きを読むニシタチこども食堂スタートから半年 支援の輪広がる
2023年2月6日トピックnews宮崎市の繁華街・ニシタチで、ニシタチこども食堂実行委(竹井倫世委員長)と、宮崎日日新聞社が共催する子ども食堂の開始から2月で半年が過ぎた。プロの料理人が作る郷土料理やスタッフによる学習支援は好評で、毎回訪れる子どもも増えた。運営への協力や食材提供など支援の輪が広がる中、食を通して子どもや保護者が地域でつながる場をさらに増やそうと、実行委の模索が続いている。 ニシタチこども食堂は、新型コロナウイ...
続きを読む唐金さん(鵬翔高1年)企業賞 ロボットアイデア甲子園
2023年2月6日地域の話題宮崎市の鵬翔高1年唐金美羽さん(15)は、産業用ロボットの活用法を競う「ロボットアイデア甲子園全国大会」で最優秀賞と準優秀賞に次ぐ企業賞「ヤマハ発動機賞」に輝いた。唐金さんは「全国の舞台に立てると思ってなかったのでうれしかった」と喜んだ。 同大会は2019年、ロボット関連産業でつくる「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」(東京、久保田和雄会長)が初めて開催。コロナ禍で、全国大会の開催は2回...
続きを読む選手との触れ合い3年ぶり再開 球春 初の週末に4万6千人
2023年2月4日トピックnews県内でスタートしたプロ野球4球団の春季キャンプは初の週末となった4日、「球春到来」を待ち望んだ県内外のファンら計約4万6500人(各球団発表)が訪れ、にぎわいを見せた。新型コロナ禍で制限されていたサイン会など選手との触れ合いが3年ぶりに再開され、距離の縮まったキャンプを満喫していた。 宮崎市でキャンプしている3球団の同日の来場者数は、ソフトバンク約1万5500人、巨人約1万4千人、オリックス約...
続きを読むえびので京町二日市 3年ぶり開催盛況
2023年2月4日トピックnews南九州最大級の買い物市「京町二日市」(えびの市商工会主催)は4日、えびの市のJR京町温泉駅前通りで始まった。コロナ禍の影響で開催は3年ぶり。歩行者天国となった道路約2キロには約350の露店が軒を並べ、県内外から約5万人(主催者発表)が来場しにぎわった。5日まで。 露店では、県内外の業者がご当地グルメや衣料品、雑貨、植木など幅広く販売。地元の飲食店や団体などが出店する「えびの市魅力発信ブース」も...
続きを読む県内新築持ち家、平成以降最小 周辺産業、雇用への影響懸念
2023年2月4日社会news昨年新設された県内の持ち家が2734戸となり、平成以降最低だったリーマンショック直後の2009年の2749戸を初めて下回ったことが国土交通省の建築着工統計で分かった。コロナ禍やウクライナ侵攻による景気低迷、資機材価格の高騰が背景にあり、周辺産業や雇用への影響も懸念される。生産年齢人口の減少による地域経済の先細りも課題となる中、住宅市場は大きな転換期に入っている。 平成以降は1994年の7558...
続きを読むタクシー運賃改定「必要」と判定 九州運輸局
2023年2月3日社会news九州運輸局は3日、県内のタクシー運賃の値上げを「必要」と判断したと発表した。新型コロナウイルス禍による利用者減や燃料費の高騰を受け、車両台数ベースで県全体の7割以上の事業者が値上げを申請していた。今後、運賃改定作業を進め、早ければ6月にも新運賃額を公表する。値上げされれば、2020年2月以来となる。 MR交通(宮崎市)が昨年11月、値上げを求める要請書を提出したのを皮切りに、県内のタクシー会社...
続きを読む会話の音声をディスプレーに表示 日向市が窓口に導入
2023年2月1日地域の話題日向市は会話の音声を透明なディスプレーに文字で表示するシステムを、市役所福祉課の窓口に設置している。同市によると、同様の機器導入は県内で初めて。 新型コロナウイルスの感染防止対策で窓口の市職員と利用者の間にはアクリル板などが設置されている。さらにマスク着用で会話が聞き取りづらい状況を改善するため導入した。 議会で導入済みの、会話を文字に変換するソフト「UDトーク」を活用。150以上の言語に対...
続きを読む県内 外国人労働者最多5616人 入国規制緩和で増加
2023年1月31日トピックnews宮崎労働局(田中大介局長)は31日、本県で働く外国人労働者数(2022年10月末時点)が過去最多の5616人となったと発表した。新型コロナウイルス水際措置の入国規制が緩和されたことで2年ぶりに増加に転じた。外国人労働者を雇用する事業所も1252カ所で過去最多となり、同局は「外国人労働者数は今後さらに伸びる見通し」と分析している。 在留資格別では、就労を目的とする「特定技能」が前年比187・7%...
続きを読む急速冷凍装置導入、店の味再現 釜揚げうどん販売
2023年1月26日地域の話題高鍋町南高鍋の太平寺うどん(谷口大介店長)は、冷凍釜揚げうどんの販売を始めた。通常のうどん、町特産のキャベツ、西米良村産ユズの粉末を練り込んだうどんの計3種類。 同店は1980(昭和55)年創業。無添加の自家製うどんやそばなどを提供し、スープはほんのり甘みがあるのが特徴という。コロナ禍で来店客が減る中、売り上げを確保しようと冷凍商品に着目。補助金を利用して急速冷凍装置などを導入した。 冷凍釜...
続きを読む新船2隻体制3カ月 宮崎カーフェリー
2023年1月22日トピックnews宮崎―神戸航路を結ぶ宮崎カーフェリー(宮崎市、郡司行敏社長)の新船「ろっこう」が昨年10月に就航し、「たかちほ」との新船2隻体制となって3カ月たった。トラック積載数や個室の増加などで、利用数は前年を上回って推移している。一方、コロナ禍前の水準には一歩届かず、燃油高騰などの影響で利用料の安い他社に一部トラックが流れている状況もあり、航路の利用促進をさらに図れるかが課題となっている。 同社によると...
続きを読む青島神社で3年ぶりに裸まいり
2023年1月22日きょうの出来事真冬の海でみそぎをする「青島神社裸まいり」(実行委主催)は22日、宮崎市の同神社周辺であった。新型コロナウイルスの影響で、一般の参加者を募る形での開催は3年ぶり。県内の13~78歳の102人が海に漬かり、一年の無病息災などを祈った。 男性はふんどし、女性はじゅばん、短パンのいでたち。大勢の見物客が見守る中、同神社前と青島海水浴場の2カ所で海に入った。 主催者によると、同日午前10時の気温は8...
続きを読む百済王族伝説に触れる トレッキングの九州オルレ、小丸川コース復活
2023年1月22日地域の話題トレッキングコース・九州オルレの宮崎・小丸川コース(木城町―高鍋町の14・3キロ)を歩くイベント(高鍋・木城九州オルレ協議会主催)は21日あった。県内外の92人が自然や百済王族伝説に触れるコースで心地よい汗を流した。 オルレは韓国・済州島の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」のこと。済州島の「済州オルレ」の姉妹版が「九州オルレ」で、小丸川コースは2020年に認定された。イベントはコロナ禍で休止...
続きを読む新型コロナ「5類」へ 県内、期待と不安が交錯
2023年1月20日社会news岸田文雄首相が新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを今春に5類に引き下げると表明した20日、県民の間では期待と不安が交錯した。行動制限やマスク着用などコロナ対応は大きく変わるとみられるが、感染拡大への懸念は拭えず、冷静に受け止める声も。大きな転換点を迎えるに当たり、丁寧な情報提供を求める意見も上がった。 「期待と不安、両方の気持ちがある」。小林市南西方の本部ひろみさん(40)は複雑な心境を...
続きを読む河野知事2カ月「無給」 行動歴変更依頼問題 全協で説明
2023年1月20日きょうの出来事河野知事の新型コロナウイルス感染を巡り、県が本紙掲載の「知事の動き」について行動履歴の表記変更を依頼した問題で、知事は20日、自身の給料を2カ月分全額カットする意向を明らかにした。同日の県議会全員協議会(全協)で説明した。知事は「軽率な行動、誤った判断が県政への信用を失墜させた」と陳謝。給料減額の条例案を県議会2月定例会に提案する方針も示した。 全協で知事は一連の経緯を改めて説明。「責任はすべ...
続きを読む真冬の海で精神と肉体鍛錬 宮崎第一高3年ぶりの寒中水泳
2023年1月20日きょうの出来事宮崎第一高(池間健治校長、880人)は20日、コロナ禍で中止していた「寒中水泳」を宮崎市の白浜海水浴場で3年ぶりに行った。普通科、国際マルチメディア科、電気科の3年生と文理科の2年生215人が参加し、真冬の海で精神と肉体を鍛えた。 快晴ながら気温9度で、海水も冷たく水温は13度。半袖半ズボン姿の生徒たちは準備体操をした後、先生の合図で全速力で元気に海へと駆け出した。水の冷たさを我慢しながらも、...
続きを読むインフル、コロナ同時流行 同時感染にも注意必要
2023年1月17日社会news新型コロナウイルスの感染「第8波」が猛威を振るう中、県内では約3年ぶりにインフルエンザの流行注意報が発令され、各医療機関では発熱症状などを訴える患者が急増している。医療への負荷が高まる中、コロナとインフルに同時感染する例も確認されており、県や医療関係者らは警戒を呼びかけている。 宮崎市の佐藤小児科(佐藤潤一郎院長)では今月に入り、コロナに加えインフルエンザの受診者が増加。発熱患者らの検査や診察...
続きを読むえびの「京町二日市」3年ぶり開催 2月4、5日
2023年1月17日トピックnews県内外から約10万人を集客する南九州最大級の買い物市「京町二日市」(えびの市商工会主催)は2月4、5日、えびの市で開かれる。コロナ禍の影響で開催は3年ぶり。JR京町温泉駅前通り2キロを歩行者天国とし、約350店舗が軒を並べる。 地元商店や県内外の業者が出店し、食料品や衣料品、雑貨、植木など幅広く販売する。加えて、同市内の飲食店などが出店する「えびの魅力発信ブース」や県内外のご当地グルメの販売、...
続きを読む10万人当たり12日連続全国最多 新型コロナ15日、県内新規感染
2023年1月15日社会news県は15日、県内で1467人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と、6人の死亡を確認したと発表した。新規感染者数は、前週の同じ曜日を4日連続で下回ったが、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1452・9人で、12日連続の全国ワースト。14日時点の病床使用率は前日比2・5ポイント減の61・4%だった。 県によると、死亡したのは基礎疾患のある80代~100歳以上の5人と、基礎...
続きを読む大学入試共通テスト1日目終了
2023年1月14日きょうの出来事2日間にわたり実施される大学入学共通テストは14日始まった。県内は6会場で行われ、3943人が出願。緊張した面持ちで志望大学への第一関門に臨んだ。 同日は地理歴史と公民、国語、外国語の試験があった。新型コロナウイルス流行第8波の中、会場となった6大学は換気や消毒などの感染対策を徹底。また新たな不正対策として、試験開始前にスマートフォンなどの電子機器を机の上に出し、電源を切ってからかばんにしまう...
続きを読む新型コロナ「第8波」県内高齢者施設でクラスター多発
2023年1月13日社会news新型コロナウイルス流行「第8波」が猛威を振るう中、県内の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が多発している。昨年12月4日~今月7日に県が把握した件数は148件に上り、1カ月余りで、これまでで最も多い「第7波」の144件を超えた。施設療養中の高齢者が亡くなるケースも相次ぎ、各施設の警戒感はピークに達している。本人や家族の感染などによる職員の欠勤で、深刻な人手不足に陥る施設も。現場からは「毎日が緊...
続きを読むきょうから大学共通テスト 試験会場コロナ対策徹底
2023年1月13日きょうの出来事14、15日に実施される全国一斉の大学入学共通テストを前に、試験会場となる県内の6大学には13日、受験生が下見に訪れた。新型コロナウイルス流行「第8波」が本格化する中での試験となり、緊張した様子で試験室などの場所を確認。各大学の職員らは感染対策の最終確認などに追われた。 県内最多となる1507人が受験予定の、宮崎市・宮崎大木花キャンパスには、午後から多くの受験生や保護者が訪れた。受験生は受験票...
続きを読む今季初のインフル注意報 県「感染拡大に警戒を」
2023年1月12日社会news県は12日、インフルエンザの流行注意報を発令した。県内57の定点医療機関からの患者報告数(2~8日)が1定点当たり12・37人となり、注意報レベルの「10」を超えた。宮崎市では教育・保育施設計2カ所で、今季初となる集団感染が確認された。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、今後1カ月で大きな流行が発生する可能性が高いとして、県は警戒を呼びかけている。注意報発令は2020年2月以来。 県によると...
続きを読む宮崎市が市民課窓口にキャッシュレス決済導入
2023年1月12日きょうの出来事宮崎市は12日、住民票などの各種証明書を発行する市民課の窓口にキャッシュレス決済を導入すると発表した。16日からクレジットカードや電子マネー、QRコードの三つの決済に対応。市民の利便性向上や、接触機会を減らすことで新型コロナウイルス感染対策にもつなげる狙い。同課によると、県内9市の自治体窓口で、キャッシュレス決済を導入するのは初めて。 決済可能となるのは、市民課で発行する住民票の写しや印鑑登録...
続きを読む新型コロナ死者急増 今月死者92人 「第8波」のピーク いまだ見えず
2023年1月11日社会news県が11日、発表した新型コロナウイルス感染者の死者数は過去最多の18人となった。年明け以降では92人に上り、前月(99人)を上回るペースで増加。感染者の急増で、高齢者や基礎疾患のある人ら重症化リスクの高い人にも感染が拡大していることが背景にある。感染「第8波」のピークはいまだ見えず、県や医療関係者は警戒を求めている。 県内では第8波が本格化した昨年12月以降、死者数が増加。週別では同月4~10...
続きを読む昆虫に変身 大淀川学習館で生き物アート展
2023年1月11日地域の話題宮崎市の大淀川学習館で、昆虫になったような写真などが撮れる、「変身しよう! みんなの生き物アート展」が開かれている。親子らがスマートフォンなどで楽しんでいる。2月12日まで。 コロナ禍で展示する生物と触れ合う機会が減っていることから、その気分を味わうことで自然に親しむきっかけづくりになればと、3年前から行っている。 会場の2階、企画展示室に五つの撮影スポットを設置。子供の大きさに合わせ拡大し...
続きを読む県政の信頼失墜「私に全責任」 河野知事、自身の処分明言
2023年1月8日社会news河野知事の新型コロナウイルス感染を巡り、県が本紙掲載の「知事の動き」について行動履歴の表記変更を依頼した問題で、知事は8日、「全ての責任は私にある」として自身の処分を行う方針を示した。担当職員から事前相談を受けた際の曖昧な対応、判断の誤りなどが県政の信頼失墜を招いたと明言。一方、詳細な行動歴を記した自身のフェイスブック(FB)の投稿について、本紙が依頼を断った後に初詣を追加するなど修正していたこ...
続きを読む県内過去最多11人死亡 新型コロナ
2023年1月8日社会news県は8日、県内で2671人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と、1日当たりの死亡者発表数としては過去最多となる11人の死亡を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日より1057人増え、4日連続で前週を上回った。 亡くなったのは70代、100歳以上各1人、80代3人、90代6人で、いずれも基礎疾患があった。県内の死亡者累計は559人となった。 7日時点の直近1週間の人口...
続きを読む県内感染者 10万人当たり全国最多 3日連続前週比増
2023年1月7日社会news県は7日、県内で新たに3946人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染確認と8人の死亡を発表した。新規感染者数は3日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は、全国で最も多い1820・6人となっている。 県によると、亡くなったのは70、90代各2人、80代4人で、いずれも基礎疾患があった。 県内の感染者累計は28万485人、死亡者の累計は548人。...
続きを読む県内インフル流行入り 19年9月以来、コロナ同時流行最大警戒
2023年1月6日社会news県は6日、県内がインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。県内58の定点医療機関からの患者報告数(昨年12月26日~1月1日)が1定点当たり3・29人となり、流行開始の目安「1」を超えた。県内で流行期入りしたのは、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年9月以来。全国的に新型コロナとの同時流行が懸念されている中、県感染症対策課は「本県は流行の兆しが見られる段階」との認識を示しながらも、最大...
続きを読む県内新規感染、過去最多4498人 病床使用率も最高
2023年1月5日社会news県は5日、県内で新たに4498人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染確認と、4人の死亡を発表した。感染者数は昨年8月18日発表の4113人を上回り、過去最多を更新。県は4日からコロナ患者を受け入れる入院病床を新たに7床確保し、県内病床は計396床となったが、同日時点の入院者数と病床使用率はいずれも過去最高の218人と55・1%となり、医療への負荷が高い状況が続いている。 5日の会...
続きを読む宮崎市で仕事始め式 市長「ギアを上げ政策推進」
2023年1月4日トピックnews宮崎市の仕事始め式は市役所であり、次長級以上の幹部職員約30人が出席した。1日付で新たに就任した永山英也副市長も参加し、抱負を語った=写真。 昨年2月に就任した清山知憲市長は「ようやく仕事にも慣れてきた。今年はさらにギアを上げ、さまざまな政策推進にまい進したい」と呼びかけた。引き続き新型コロナウイルス対策や職員の意識改革などに力を入れる考えを示し、「災害なく平穏で、実り多き1年となるよう祈念す...
続きを読む年始で新規感染者数減 新型コロナ 厳しい感染状況継続
2023年1月3日社会news県は3日、県内で1685人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と患者9人の死亡を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日より1563人減ったが、県感染症対策課は「年始で医療機関の休診が多い影響。非常に厳しい感染状況が続いている」として、感染防止対策の徹底を呼びかけている。 亡くなったのは70代2人、80代4人、90代3人で、いずれも基礎疾患があった。県内の死亡者累計は52...
続きを読む「また帰るね」 Uターンラッシュピーク
2023年1月3日地域の話題年末年始を県内で過ごした人たちのUターンラッシュは3日、ピークを迎えた。宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港では、家族や友人らが帰省客に手を振り、名残惜しそうに別れる姿があちこちで見られた。5日まで混雑が予想される。 宮崎空港ビルによると、新型コロナウイルス感染拡大防止の移動制限もなくなり、客足はコロナ禍前の8割ほどまで回復。保安検査場や飲食店前に、長蛇の列ができる時間帯もあった。 家族4人そろっ...
続きを読む宮崎神宮で初詣にぎわう
2023年1月2日トピックnews宮崎市の宮崎神宮(本部雅裕宮司)では2日、初詣客が長い列をつくり、家内安全や新型コロナウイルスの早期収束などを祈願した。 同神社は、臨時の手水舎を設置するなどコロナ対策を徹底。参拝客は拝殿前で健康や商売繁盛を祈願した後、お守りや破魔矢を買い求めていた=写真。 同市月見ケ丘の公務員河添弥生さん(32)は「今年2歳になる長女が健康に育つよう願った。仕事と育児の両立を頑張る1年にしたい」と話してい...
続きを読む初商いにぎやかに 宮崎山形屋に1200人
2023年1月2日地域の話題2日が初商いとなった宮崎市の宮崎山形屋では、朝早くから約1200人が列をつくった。新型コロナウイルス対策として密を避けようと、開店時間を10分繰り上げて午前9時50分にオープン。訪れた客はお目当ての売り場に駆け出し、買い物を楽しんでいた。 同店では生活雑貨や化粧品、食料品などの福袋約1万個を用意。各フロアでは、両手いっぱいに福袋を携えた客の姿が目立った。すき焼き肉やボイルタラバガニなどを詰め込...
続きを読む新型コロナ 新規感染1697人、7人死亡 10万人当たりワースト4位
2022年12月31日社会news県は31日、県内で新たに1697人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と感染者7人の死亡を確認したと発表した。死亡したのは80代5人、90代2人で、いずれも基礎疾患があった。県内の死亡者累計は504人となった。 新規感染者数は前週の同じ曜日より462人減り、前週を下回るのは2日連続となったが、年末における医療機関の休診が影響したとみられる。直近1週間(30日時点)の人口10万人当...
続きを読むWBC合宿、G7農相サミット、県人会世界大会 県内大型イベント目白押し
2022年12月31日地域の話題2023年の本県は、大型イベントが目白押しだ。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC、3月)に参加する日本代表「侍ジャパン」が2月に行う強化合宿を皮切りに、4月は主要7カ国の農業大臣らが集まる先進7カ国首脳会議(G7サミット)宮崎農相会合、5月9日に置県140年を迎えるのを記念して10月には初の「宮崎県人会世界大会」が開かれる。コロナ禍による移動制限の緩和が進む中、国内外から多くの来県...
続きを読む高原の名物お土産に 観光協会と障害者施設がようかんとこんにゃく開発
2022年12月30日地域の話題高原町の代表的なお土産になることを目指し、町観光協会(原田豊会長)と障害者支援施設「あさひの里」などは、町内産の原料を使ったようかんとこんにゃくを開発した。JR高原駅構内にある「駅サイティング市」と、九州自動車道高原インターチェンジ近くに今月オープンした地場産品直売所「ハッピーマルシェ」で販売している。 新型コロナウイルス感染症対策緊急雇用事業として実施。ようかんは栗とユズを使った2種類があり...
続きを読む新型コロナ 22年感染者累計25万人超 医療逼迫、年末年始警戒を
2022年12月29日社会news2022年に県内で確認された新型コロナウイルス感染者数は、29日までに25万1164人に上り、449人が亡くなった。流行の第6、7波に続き、今月に入ってからは第8波が本格化し、医療への負荷が再び増大。救急搬送などへの影響も出始めている。人流が増える年末年始を迎え、県は「基本的な対策を徹底し、医療の逼迫ひっぱくを防いでほしい」と警戒を求める。 昨年秋以降、感染が沈静化していた県内では1月3日、1...
続きを読む「会いたかったよ」 県内帰省ラッシュピーク
2022年12月29日トピックnews年末年始を本県で過ごす人の帰省ラッシュがピークを迎えている。コロナ禍で行動制限のない年末年始は3年ぶりで、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港は29日、再会を喜び合う家族連れなどで混み合った。 夫婦で帰省した安達千恵梨さん(30)=東京都=は「古里でゆっくり過ごしたい」と笑顔。一家5人で出迎えた姉の明石千佳さん(36)=都城市高崎町=は「会えるのを楽しみにしていた。鵜戸神宮に連れて行きたい」と話して...
続きを読む【編集委員の目】不適切保育 人手不足、訓練不十分 コロナ禍で業務増大
2022年12月28日社会news全国各地の保育施設で相次ぐ不適切保育。本県では刑事事件には至らないまでも、一部の施設で暴言のほか、行き過ぎた指導により園児をたたいたり、室外に閉め出して施錠したりするなど虐待が疑われる事案が発生。自治体も指導に乗り出している。「保育のプロ」が問題行動に走る背景を探ると、慢性的な人手不足に加え、新型コロナウイルス禍が拍車をかけた過酷な業務実態も浮かび上がる。 県こども政策課によると、2021年度...
続きを読む新型コロナ 県「医療非常事態宣言」を発令 年末年始の人流増見据え判断
2022年12月27日社会news新型コロナウイルスの感染拡大で医療が逼迫しつつあるとして、県は27日、県独自の警報で最高レベルの「医療非常事態宣言」を発令した。県民には新たに感染リスクの高い場所などへの外出・移動を控えるよう要請。「大人数・長時間は控える」との会食制限や高齢者施設の対面での面会制限などは継続する。同宣言発令は8月11日以来138日ぶり。期間は来年1月26日までがめど。 27日の県新型コロナウイルス感染症対策本...
続きを読む川南でモーツァルト音楽祭 コロナ禍で3年ぶり、20回節目
2022年12月26日地域の話題国内外で活躍する音楽家と地元住民が共演する「第20回記念 川南町モーツァルト音楽祭」(実行委主催)は22~26日、同町のサンA川南文化ホールを主会場に開かれた。新型コロナ感染拡大の影響で3年ぶりの開催。メインの音楽会は、重厚かつ美しい調べで来場者の感動を誘った。 24日に同ホールであったコンサートIは、第15回記念として制作し初演した交響詩曲「伊東マンショ~時を超える祈り」、第1回音楽祭で演奏...
続きを読む新型コロナ新規感染2435人 2千人超は8月31日以来
2022年12月20日社会news県は20日、県内で2435人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認し、患者4人が死亡したと発表した。新規感染者が2千人を上回るのは8月31日発表(2284人)以来。 県によると、死亡したのは基礎疾患のある70、90代各1人、80代2人。死者累計は445人となった。 病床使用率は19日時点で44・4%となり、1週間で10%近く上昇。県感染症対策課は「病床使用率の急上昇で、医療...
続きを読む3候補、票取り込み懸命 知事選投開票まで残り1週間
2022年12月18日トピックnews投開票日の25日まで残り1週間となった18日、元職の東国原英夫さん(65)、現職の河野俊嗣さん(58)、新人のスーパークレイジー君(36)=本名・西本誠さん=の3候補は、大票田の宮崎市を中心に遊説した。選挙戦最後の日曜日とあり人出が多い場所を選び、経済浮揚や新型コロナ対策などそれぞれの施策を懸命にアピール。1票を投じる判断材料にしようと演説に聴き入る有権者の姿もあった。 同市を代表する観光地、...
続きを読む「平家まつり」衣装で思い出に 椎葉中3年生がポスター撮影
2022年12月17日地域の話題中学校生活の思い出に―。椎葉村・椎葉中(有田勝則校長、55人)の3年生19人は16日、椎葉平家まつりの「大和絵巻武者行列」で着用する甲冑や着物を身に付け、写真撮影を行った。中止となった同祭りに代わり村が企画し、念願の衣装に身を包んだ生徒たちは晴れ晴れとした表情で撮影に臨んでいた。 同校の生徒は同祭りで、当時の衣装に身を包みパレードに参加するのが恒例となっている。しかし、コロナ禍や台風14号の影...
続きを読む新規感染者数 前週比454人増 新型コロナ
2022年12月16日社会news県は16日、県内で1509人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と患者3人の死亡を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日から454人増加。県感染症対策課は医療機関逼迫(ひっぱく)への懸念から、17日に宮崎市・宮崎港で再開する抗原検査キット無料配付の活用を呼びかけている。 県によると、死亡したのは基礎疾患のある50、90代と、基礎疾患が確認されていない60代。死者累計は4...
続きを読むえびの第九3年ぶり公演 10周年、90人の歌声で観客魅了
2022年12月14日地域の話題えびの市民らでつくる「えびので第九を歌う会」(小倉真里子代表)の公演が、3年ぶりにあった。コロナ禍の影響で中止が続いていた。10回目記念のステージとなり、市文化センターで11日あった公演は市民やソリストら総勢約90人が出演し、オペラや「歓喜の歌」で約270人の観客を魅了した。 オペラ「カルメン」のハイライトコンサートで幕開け。ソリストと同会メンバーに加え地元の子どもたちも登場し、男女の愛憎を描...
続きを読む新型コロナ 新規感染者1925人 感染対策徹底呼びかけ
2022年12月13日社会news県は13日、県内で1925人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と患者4人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日を751人上回った。県感染症対策課は、若い世代から家族や職場を通じて高齢者にも感染が広がりつつあるとして、改めて感染対策の徹底を呼びかけている。 同課によると、死亡したのは80代と90代の各2人。いずれも基礎疾患があった。死者累計は423人となった。 ...
続きを読む新型コロナ 県「医療緊急警報」に引き上げ 年末年始の注意呼びかけ
2022年12月9日社会news県は9日、新型コロナウイルス「第8波」による感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとして、県独自の警報(3段階)を1段階引き上げ、上から2番目の「医療緊急警報」を発令した。年末年始にかけて人の動きが活発化し、感染拡大のリスクが上がるため、県民に感染対策のさらなる徹底や高齢者施設などでの面会制限を当面の間要請する。一方で会食制限は求めず、感染対策と経済活動を両立する方針を示した。 同日の県...
続きを読む地方創生の成果など 意見割れる 知事選3候補100問アンケート
2022年12月9日社会news宮崎日日新聞は25日投開票の知事選の立候補者3人に、政策や政治信条を問う「100問アンケート」を実施した。行財政・政治や医療、交通インフラ、観光など県民の関心の高い12分野を質問。本県における地方創生の成果や県の新型コロナウイルス対策の効果などで意見が分かれた。 候補者は届け出順に、元職で返り咲きを期す東国原英夫氏(65)、現職で4期目を目指す河野俊嗣氏(58)=自民党県連、立憲民主党県連、公...
続きを読む知事選告示 3氏立候補 人口減対策、経済再生が争点
2022年12月8日きょうの出来事任期満了に伴う知事選は8日、告示された。立候補を届け出たのは、元職で返り咲きを期す東国原英夫氏(65)、現職で4期目を目指す河野俊嗣氏(58)=自民党県連、立憲民主党県連、公明党推薦、新人で政治団体代表のスーパークレイジー君(36)=本名・西本誠氏=の無所属3人(届け出順)。新型コロナウイルス禍や物価高騰などで厳しさを増す地域経済の立て直しや人口減少対策、3期12年にわたる河野県政への評価などが...
続きを読む「隅々まで目の届く人を」 知事選 県民の声
2022年12月8日社会news長引くコロナ禍、追い打ちをかける物価高騰―。暮らしを取り巻く環境が厳しさを増す中、知事選が8日告示された。県民からは苦境を打開するリーダーを待望する声が上がった。 「正直いっぱい、いっぱい…」。延岡市旭町で「ホルモン居酒屋 栁(やぎた)」を営む柳田行範さん(61)は、借り入れをしながらコロナ禍をしのいできたが、物価高騰が重なり厳しい経営が続く。忘年会需要も団体客が戻らず予約はコロナ禍前の半分ほ...
続きを読む新型コロナ県内感染1025人 病床使用率26%「医療緊急警報」基準超
2022年12月8日きょうの出来事県は8日、県内で1025人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と患者1人の死亡を確認したと発表した。病床使用率は26・0%に急増。現在発令中の県独自の警報(3段階)で最も低い「医療警報」から、一段階上の「医療緊急警報」基準となる25%を、9月19日発表以来79日ぶりに超えた。県感染症対策課は「警報引き上げの対応は検討中だが、基本の対策やワクチン接種に加え、解熱鎮痛剤や1週間程度の食...
続きを読む宮大生、ニシタチこども食堂をサポート コロナ禍での役割学ぶ
2022年12月5日トピックnews宮崎市の繁華街・ニシタチで月1回開かれている「ニシタチこども食堂」(同実行委・宮崎日日新聞社共催)は、インターンシップや授業の一環で大学生を受け入れている。5日は宮崎大の学生が11月に引き続いて訪問。実行委は「コロナなど難しい状況の中で、できることを柔軟に考えてほしい」と投げかけ、活動の充実に向けて学生たちの声に耳を傾けていた。 この日訪れたのは地域資源創成学部2年生で「コミュニティービジネス...
続きを読む県内求人倍率九州トップ、廃業懸念も コロナ禍の人材難
2022年12月4日社会news新型コロナウイルス禍が続く中、県内は深刻な人材難へと逆戻りしている。10月の有効求人倍率(季節調整値)1・48倍は九州・沖縄8県でトップとなり、宮崎労働局は「コロナ禍前と同程度の人手不足感」と指摘。特に、全国旅行支援で客足が回復基調にあるホテルなどの宿泊業関連は、9月が2021年度平均比1・9ポイント増の4・47倍に跳ね上がった。業界はあの手この手で人材確保を急ぐが、原材料・燃料価格高騰も相まっ...
続きを読むコカ・コーラ工場見学再開 えびの、2年9カ月ぶり
2022年12月4日地域の話題新型コロナウイルス禍で休止が続いていた、コカ・コーラボトラーズジャパン(東京都)のえびの市にあるえびの工場の見学が今月、2年9カ月ぶりに再開された。コロナ禍前は県内外から年間7万人を集客していた人気スポットの一つで、早速市民らが訪れている。 えびの工場は「グリーンパークえびの」敷地内にあり、隣接する施設「コーク館」から無料で見学できる。同社の見学可能な工場は全国に6カ所あり、このうち見学が再開...
続きを読む宮崎市でアートイベント 作品販売や実演など多彩な催し 4日まで
2022年12月3日地域の話題幅広い世代に文化芸術に親しんでもらうアートイベント「みやざきみんなート2022」(県、実行委主催)は3日、宮崎市の宮崎駅西口広場などで始まった。県内アーティストによる作品の販売や実演、ワークショップやステージ発表など、多彩な企画が催されている。4日まで。 イベントは、コロナ禍で発表の機会が減った芸術家を支援するとともに、昨年本県で開かれた「国文祭・芸文祭みやざき2020」で高まった文化に親しむ...
続きを読む3年ぶり「だんじり」練り歩く 門川尾末神社秋の大祭
2022年11月26日地域の話題豊漁と海の安全を願う門川町の尾末神社秋の大祭は、同神社と門川漁港周辺であった。3年ぶりに「だんじり」と呼ばれる太鼓台が地区内を練り歩き、港町は活気に包まれた。 だんじりは新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年と中止。今年は門川だんじり振興会が、祭り文化の継承や町ににぎわいを取り戻すため開催を決めた。 20日に行われ、早朝から尾末、下納屋、上納屋地区の3基のだんじりが、太鼓と「仕かけた太鼓台が...
続きを読む3年ぶり「だんじり」練り歩く 門川尾末神社秋の大祭
2022年11月26日地域の話題豊漁と海の安全を願う門川町の尾末神社秋の大祭は、同神社と門川漁港周辺であった。3年ぶりに「だんじり」と呼ばれる太鼓台が地区内を練り歩き、港町は活気に包まれた。 だんじりは新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年と中止。今年は門川だんじり振興会が、祭り文化の継承や町ににぎわいを取り戻すため開催を決めた。 20日に行われ、早朝から尾末、下納屋、上納屋地区の3基のだんじりが、太鼓と「仕かけた太鼓台が...
続きを読む県内献血量確保ピンチ 県赤十字センター「これまでで最も深刻」
2022年11月24日社会news新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、今月に入って献血協力者が減少している。背景には、献血ルームの利用の伸び悩みや献血バスの稼働数減、1人で何度も協力する人のコロナ感染があるとみられ、県赤十字血液センター(宮崎市)は「献血ルームでの献血量が目標の7割にとどまり、これまでで最も深刻な事態」と危機感を募らせる。 県内を巡回する献血バスは、コロナ禍以降、リモートワークやイベントの自粛などで人が集まり...
続きを読む荘厳な舞に酔いしれる 野島神社で3年ぶり神楽奉納
2022年11月23日トピックnews宮崎市内海の野島神社で23日、神社に約500年伝わる野島神楽が奉納された。昨年9月の台風災害などを乗り越え3年ぶりに披露された荘厳な舞に、地域住民ら約70人が酔いしれた。 市無形民俗文化財にも指定されている同神楽は、一昨年はコロナ禍、昨年は台風14号に伴う大雨で、神社周辺の住宅18棟が床上・床下浸水の被害を受けたことなどから自粛。伝統の継承が危ぶまれる中、今年は22番のうち7番のみに縮小して実...
続きを読む吉都線にぎやかに、ななつ星運行盛り上げ
2022年11月23日地域の話題都城市の乙房地区で、住民らが吉都線を走るJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を出迎える活動を自主的に行っている。ななつ星が運行する毎週木曜日に同市乙房町のJR日向庄内駅や沿線に集い歓迎している。 出迎えは同町の住民グループ「吉都線装飾隊」や地域活性化グループ「乙La房」が中心となって、学校や保育園、地域住民に参加を呼びかけている。 コロナ禍で日向庄内駅の美化活動や飾り付け、花の植栽など...
続きを読む鳥フル警戒 最大限「フラミンゴショー」を中止 フェニックス自然動物園
2022年11月21日トピックnews新富町の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことを受け、多くの鳥類を飼育する宮崎市フェニックス自然動物園(竹田正人園長)は、警戒を最大限まで高めている。目玉イベント「フライング・フラミンゴショー」を中止にし、消毒マットの増設などを実施。同市はコロナ禍や物価高で制限を受けてきた小中学生を、来月から入園無料にして楽しんでもらう事業を始めるだけに、同園は「憩いの場を守らなければ」...
続きを読む厳かに三十三番奉納 高千穂の夜神楽始まる
2022年11月19日トピックnews国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」は19日、高千穂町で始まった。秋の実りに感謝し、翌年の五穀豊穣などを祈願する神事。公民館や民家を神楽宿に集落の氏神を招き、奉仕者と呼ばれる舞い手が夜を徹して三十三番を奉納する。 コロナ禍3年目の今期は、継承する18集落の大半が実施予定で、来年2月まで山里に笛太鼓の音が響く。一方で、「一夜氏子」として受け入れてきた観光客向けには日程を公表せず、地元住民だ...
続きを読む新鮮な野菜や果物並ぶ 高岡で「みやざき道の駅大集合」
2022年11月19日地域の話題県内18の道の駅が合同で特産品を販売する「第13回旬のみやざき道の駅大集合」は19日、宮崎市高岡町の道の駅「高岡ビタミン館」で始まった。県「道の駅」駅長会主催。新鮮な野菜や果物、加工品などが並び、多くの買い物客でにぎわっている。20日まで。 コロナ禍で3年ぶりに開催。会場にはテントが並べられ、各道の駅が団子や魚寿司といった加工品のほか、野菜やアユの炭火焼きなどを販売。来場者は県内各地の特産品を...
続きを読む河野知事「第8波」認識 新型コロナ600人超54日ぶり
2022年11月15日社会news県は15日、県内で605人(10歳未満~90歳以上)の新型コロナウイルス感染と感染者1人の死亡を確認したと発表した。感染者が600人を超えるのは9月22日発表(953人)以来54日ぶり。河野知事は15日の定例会見で「第8波の入り口にきている」との認識を示し、感染者が増加しやすい年末年始を前に改めて感染対策の徹底を呼びかけた。 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は251・2人(14日時点...
続きを読む国際線再開、ソウル発チャーター便到着 ツアー客本県観光満喫
2022年11月14日トピックnews本県発着の国際線が13日再開し、韓国(ソウル)発のチャーター便で同日に到着したツアー客は14日、県内各地の観光地やゴルフ場を巡った。新型コロナウイルスの影響で宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港発着の定期便は停止しており、国際線の運航は2020年3月以来、2年8カ月ぶり。 訪れたのは、旅行会社ロッテ観光(韓国)が実施するツアー客約210人で、韓国のLCC「エアプサン」で到着。新型コロナワクチン3回接...
続きを読む地域とのつながりを深める 生徒発案の交流イベント初開催 宮崎南高
2022年11月14日地域の話題宮崎市・宮崎南高(富高啓順校長、1050人)フロンティア科の生徒が企画した地域交流イベント「みな、見においDAY」は12日、同校であった。多くの近隣住民や家族連れが訪れ、生徒による研究発表や吹奏楽演奏などを楽しんだ。 コロナ禍で薄れた地域とのつながりを深めようと、生徒の発案で初めて開催。生徒が3、4人ずつの班に分かれて取り組む探究活動の発表のほか、子ども向けのダンス教室やキッズスペース、地元菓...
続きを読む善意長く届け続けたい 被災地などを支援する音楽家のきりんさん(宮崎市)
2022年11月11日トピックnews宮崎市の音楽家、きりんさん(本名・勢井由美子さん)は、東日本大震災の被災地支援などを経て、コロナ下で県内の生活困窮者や障害者団体の支援に力を入れている。自身が開くコンサートの収益をはじめ企業や個人からの寄付を活用し、昨年までの11年間で届けた物資や寄付金の総額は計1358万円に上る。活動に賛同する動きも生まれ、「協力者と一緒に長く支援を続けたい」と見据えている。 県内の高校で音楽講師を15年間...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染増加 「第8波」へ警戒強まる
2022年11月10日社会news全国で新型コロナウイルス感染が再び増加する中、県内でも感染者数が前週を上回る状況が続き、「第8波」への懸念が高まっている。政府のコロナ対応策の緩和、社会経済活動の活発化などを背景に、高齢者施設など重症化リスクの高い施設でもクラスター(感染者集団)が確認され続けている状況だ。今冬はインフルエンザとの同時流行も懸念され、県や医療関係者は個人での感染対策の徹底や、早めの受診・検査を呼びかけている。 ...
続きを読む県内タクシー運賃値上げ申請 コロナ禍や燃料費の高騰など理由
2022年11月10日社会news県内のタクシー運賃について、エムアール交通(宮崎市)が国に値上げを求める要請書を提出していたことが10日、分かった。コロナ禍や燃料費の高騰などが理由。来年2月7日までに他の法人も要請、申請書を提出し、車両数が全体の7割を超えれば、改定に向けた手続きが進められる。 同社によると、本県では20年2月に運賃の値上げが行われたもののコロナ禍で利用者が激減。燃料となる液化石油ガス(LPG)の価格も約1年...
続きを読む都農ワイン、みんなで乾杯 3年ぶりハーベストフェス
2022年11月9日地域の話題都農町の特産品である都農ワインの新酒解禁を祝うハーベストフェスティバルが6日、同町の都農ワイナリー広場であった。コロナ禍の影響で3年ぶりに会場を設けての開催となり、多くの来場者で大盛況。あちこちで楽しげに乾杯が行われた。 海と街並みを見晴らす屋外で、来場者は新酒のキャンベル・アーリーやマスカット・ベーリーAを中心としたワインに食事を堪能。絶景をのんびり眺めたり、醸造家とソムリエの対談やライブス...
続きを読む3年ぶり宮崎みなとまつり RORO船見学など家族連れ楽しむ
2022年11月7日地域の話題「宮崎みなとまつり2022」は5日、宮崎市の宮崎港であった。新型コロナの影響で3年ぶりに開催。貨物船や新船「フェリーたかちほ」の船内見学や、宮崎海上保安部の制服試着コーナー、ステージイベントなどがあり、家族連れら多くの人でにぎわった。 港に親しんでもらい、その役割をPRすることなどを目的に開催。今回は八興運輸(日向市)の全長134メートルを誇るRORO船「HAKKOひなた」が初めて一般公開。来...
続きを読む3年ぶり 綾競馬を開催 家族連れらレース楽しむ
2022年11月6日トピックnews第41回綾競馬(同運営委員会主催)は6日、綾町北俣の綾馬事公苑内錦原競馬場であった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。家族連れら約1万5千人(主催者発表)が、目の前をサラブレッドが疾走する迫力あるレースを楽しんだ。 ポニーによる3レースを含め計10レースを実施した。ファンファーレを合図にスタートした馬は、1周約1100メートルの楕円形のコースを砂煙を上げ疾走。「ドドッドドッ」と低い音を...
続きを読む認知症の早期診断・対応へ 西米良村に初期集中支援チーム発足
2022年11月5日地域の話題西米良村は村民の認知症を早期に把握して適切な処置が受けられるよう対応する「認知症初期集中支援チーム」を本年度から本格稼働している。急速な進行を防ぎ、住み慣れた村内で安心して生活できる環境づくりにつなげたい考えで、認知症に対する理解の啓発にも力を入れる。 同村はコロナ禍で人的交流の機会が減る中、周囲が知らない間に独り暮らしの高齢者らが認知症を急速に進行させていた例などを把握。家族内で患者のケアを...
続きを読む県内外のファン熱視線 プロ野球キャンプ初の休日
2022年11月3日トピックnews県内でプロ野球2球団の秋季キャンプが始まり、初の休日となった3日、キャンプ地には選手らを一目見ようと県内外から多くのファンが訪れた。新型コロナウイルス感染対策のため、選手にサインを求めることや声かけはできないものの、「大好きな選手を間近で見ることができる」と久しぶりのキャンプを楽しむ姿もみられた。 同日がキャンプ初日となった福岡ソフトバンクホークスの選手は、宮崎市の生目の杜運動公園で打撃や守備...
続きを読む梅田学園を応援 宮崎大チアダンス部が練習
2022年11月1日トピックnews宮崎大チアダンス部(菊地未紗部長、15人)は、京セラドーム大阪で行われている第47回日本選手権に3日に出場する宮崎梅田学園(宮崎市)をスタンドから応援する。大会出場を決めた9月の九州地区第3代表決定戦でも応援し、勝利を後押してきた部員たちは「選手たちが全力プレーできるよう、息の合った応援を披露したい」と練習に励んでいる。 新型コロナウイルスの感染拡大で、学園祭などが相次いで中止になったため、同...
続きを読む高鍋町総合文化祭3年ぶり開催 書や絵画など135点
2022年11月1日トピックnews第50回高鍋町総合文化祭(町教委、町文化協会主催)は1日、たかしんホール(町中央公民館)で始まった。書や絵画、写真、生け花などの135点が並ぶ。3日まで。 コロナ禍で3年ぶり。1日は開会式があり、関係者がテープカットし開会を祝った。1階とロビーに同協会会員らの作品を展示。着付けと作法の桐華流・桐の会は、半幅帯を使った結び方を紹介しており、来場者は感心して見入っていた。 同協会の田中隆吉会長(...
続きを読む「神武さま」復路 3年ぶり御神幸・神賑行列 市民ら楽しむ
2022年10月30日トピックnews「神武さま」の愛称で親しまれる宮崎神宮大祭(宮崎神宮御神幸祭奉賛会主催)の復路は30日、宮崎市であった。コロナ禍の影響で3年ぶりとなった御神幸・神賑行列では約1400人が通りを練り歩き、市民約6万人(主催者発表)が時代絵巻を楽しんだ。 行列は午後1時に大淀御旅所を出発。宮崎神宮までの約4・5キロを約3時間かけて歩いた。神武天皇の分身を乗せた御鳳輦や稚児行列が通ると、見物客らが撮影を楽しむ姿もあ...
続きを読む神武さま、行列位置お知らせ 佐土原高生がアプリ開発
2022年10月27日トピックnews宮崎市中心部で29、30日に行われる宮崎神宮大祭(神武さま)を前に、同市・佐土原高(荻尾英司校長、681人)の生徒が、御神幸・神賑行列の位置情報を地図上で確認できるアプリを開発した。昨年も開発したが、新型コロナ禍で大祭が中止となったため実際に使用されるのは初めて。生徒は「若者が大祭に興味を持つきっかけになってほしい」と利用を呼びかけている。 大祭事務局の宮崎商工会議所から協力を依頼され、昨年の...
続きを読む踊り、相撲でPR 西都・三財で3年ぶり「へそ祭り」
2022年10月25日トピックnews第15回西都三財へそ祭り(三財地域づくり協議会主催)は23日、西都市の三財小中グラウンドであった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。地域住民らが「へそ踊り」「へそ相撲」などの名物イベントを楽しんだ。 三財地域が地理的に本県の中心「へそ」の位置にあることにちなんだ祭り。三財商工会女性部メンバーがへその位置に顔が描かれたシャツを着て「へそ踊り」をユーモラスに披露。「へそ相撲」ではへ...
続きを読む3年ぶり家族総出で応援 生目小運動会 参観制限なし
2022年10月23日きょうの出来事秋晴れとなった23日、宮崎市内の多くの小学校で運動会が開かれた。このうち、生目小(海老原徹校長、626人)は新型コロナウイルス禍となって初めて参観人数を制限せずに実施。過去2年は参観を各家庭2人までとしており、今回は祖父母らも孫の頑張りに目を細めていた。 検温や、テントの数を減らして密集する場所をつくらないなど、感染対策を徹底して開催。会場には、児童の両親に加え祖父母や卒業生らの姿も目立ち、同...
続きを読む子ども食堂 過去最多67カ所へ増加 物価高 運営への影響懸念
2022年10月22日トピックnews子どもに無料や低額で食事を提供する子ども食堂が県内で増加している。コロナ禍前の2019年の33カ所から、今年4月現在で過去最多の67カ所と倍増。地域の交流の場として認知度が高まったことや、コロナ禍で子どもの支援の必要性を感じる人が増えたことなどが要因とみられる。物価高で運営に影響を受けながらも、関係者は「子どもたちにおいしい料理を届けたい」と努力を続ける。 宮崎市橘通西1丁目の「洋風居酒屋くら...
続きを読む23年度当初県予算は骨格 肉付け6月議会提案
2022年10月17日トピックnews県は17日、2023年度当初予算の編成方針を発表した。知事選(12月8日告示、25日投開票)を控えるため、災害対策や少子化対策など必要経費を盛り込んだ骨格予算とし、来年1月21日からの新知事の政策を反映した新たな政策的経費は来年6月定例県議会に補正予算案として提案する。 基本方針として、人口減少対策や防災・減災など恒常的な県政課題に対応しながら、コロナ禍や原油価格・物価高騰の影響を受ける地域経...
続きを読む新田原基地で夕涼み会 隊員や地域団体と交流
2022年10月17日地域の話題新富町の航空自衛隊新田原基地(尾山正樹司令)で14日、夕涼み会「オータムナイト新田原」があった。基地隊員や招待客ら約千人が参加し、隊員によるステージイベントを楽しみながら秋の訪れを感じていた。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で隊員同士の交流会や親睦会が開けない状況などから、隊員への感謝を込めて慰労として初開催。基地協力団体や商工会など関係者も招待された。 敷地内の会場では、隊員で構成するバ...
続きを読む県内観光地、宿泊施設から期待の声 全国旅行支援、初の週末
2022年10月15日トピックnews政府の国内観光振興事業「全国旅行支援」が始まって初の週末となった15日、県内の宿泊施設や観光地には事業を利用して県外から家族連れらが訪れた。新型コロナウイルスの影響で打撃を受けてきた観光関係者は、客足回復への効果を改めて実感する一方、割当枠がなくなり、新規予約を停止するホテルもあり、「宿泊ニーズはまだまだ高い」と追加の支援を求める声も上がった。 宮崎市・宮崎空港には、スーツケースやサーフボード...
続きを読む延岡で「みんなのスポフェス」 旭化成陸上、柔道部選手と交流
2022年10月14日トピックnewsスポーツの日の10日、延岡市の西階運動公園陸上競技場で「みんなのスポフェス」(市教委など主催)があった。コロナ禍で中止となった市民体育祭を体験型にリニューアルし、3年ぶりに開催。参加した市民ら約2千人が、旭化成陸上、柔道部選手との触れ合いやスポーツ玉入れといったニュースポーツなどで汗を流した。 旭化成陸上部の触れ合い体験コーナーでは、男子20キロ競歩で昨年の東京五輪、今年7月の世界陸上でいずれ...
続きを読むピンクや紫300万本色鮮やか グリーンパークえびのコスモス見頃
2022年10月13日地域の話題コカ・コーラボトラーズジャパンが運営するえびの市の公園工場「グリーンパークえびの」敷地内のフラワーガーデンで、約300万本のコスモスが咲き誇っている。今週末には満開となる見込みで、見頃は今月下旬まで続くという。 同所ではコスモスの植栽を毎年続けてきたが、コロナ禍で2020年から中止に。今年は3年ぶりに種をまき、約3ヘクタールにピンクや紫など色鮮やかな花がじゅうたんのように広がっている。 無料...
続きを読むがん患者の交流を後押し リレーフォーライフ3年ぶり本格開催
2022年10月9日トピックnewsがん患者の支援などを目的にした「リレー・フォー・ライフ(RFL)・ジャパン2022宮崎」(実行委など主催)が29、30日、宮崎市の宮崎中央公園で3年ぶりに本格開催される。患者が交流し、励まし合う行事として定着していたが、新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされてきた。コロナ禍で患者が集まる機会は減っており、実行委は「さまざまな思いを語り合ってほしい」と準備に当たる。 RFLは県内...
続きを読む3年ぶり屋外開催 のべおか天下一薪能
2022年10月8日トピックnews第25回のべおか天下一薪能(NPO法人のべおか天下一市民交流機構、延岡市、市教委主催)は8日夜、延岡市の延岡城址二の丸広場であった。新型コロナウイルスなどの影響で、3年ぶりの屋外開催。「千人殺しの石垣」を背景に観世流シテ方の片山九郎右衛門(くろうえもん)さんらが熱演。県内外から訪れた約800人が、かがり火に浮かぶ能の世界を堪能した。 メインの演目は、同市の薪能では21年ぶりとなる「土蜘蛛(つち...
続きを読む【SNS特報班】台風避難所のプライバシーの確保を
2022年10月6日社会news台風14号では、避難所のプライバシーの確保が課題の一つと感じました。コロナ対策としても間仕切りなどの対応が大切だと思います。 宮崎市・50代看護師女性 9月の台風14号では全26市町村に「緊急安全確保」や「避難指示」が発令され、1万人超が避難所に身を寄せた。宮崎市の50代看護師女性は、自身は避難しなかったものの、「床に毛布を敷いて寝泊まりする人たちを見て、常々感じていた避難所運営の課題を改めて...
続きを読む「楽しい秋休みを」 宮崎市の小中学校で終業式
2022年10月6日トピックnews2学期制を導入している宮崎市の公立小中学校72校で6日、1学期の終業式があった。5日間の秋休みを経て、12日から2学期が始まる。 同市の檍小(安藤重則校長、622人)では新型コロナウイルス感染防止の観点から、児童らは各教室でネット中継を使い終業式に臨んだ。 児童を代表して5年の長友悠さん(11)が「1学期はかがり縫いができるようになったことがうれしかった。2学期は発表や整理整頓などを頑張りた...
続きを読む飫肥の時代絵巻へどうぞ 城下まつり女武者ら決まる
2022年10月6日地域の話題日南市飫肥城跡周辺で15、16日に開かれる第45回飫肥城下まつり(同まつり協賛会主催)の時代絵巻パレードに出演する女武者1人と、市内9地区から選ばれたミスお姫様9人が決まった。 まつりは新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。パレードは16日午前11時からで、国道222号(商人通り)を約1400人が練り歩く。 女武者に選ばれた宮崎南高3年德地彩花さん(18)=同市飫肥=は、「子どもの頃から...
続きを読むソラシドエア経営統合「リージョナルプラスウイングス」設立
2022年10月3日トピックnewsソラシドエア(宮崎市)と北海道を拠点とするAIRDO(エア・ドゥ、札幌市)は3日に共同持ち株会社「リージョナルプラスウイングス」を設立し、東京・羽田空港で記念セレモニーを開いた。コロナ禍で苦しい状況が続く中、両社の持つ施設や人材、知見などを有効活用して経営基盤を強化。互いの航空ブランドや路線などの独立性は維持し、これまで通りの運航を続ける。 コロナ禍で経営が大幅に悪化した両社。もともと2019...
続きを読む台風被害に負けず運動会 椎葉小で元気な声響く
2022年10月2日地域の話題台風14号で甚大な被害を受けた椎葉村で、椎葉小(鮫島良樹校長・55人)の運動会が2日、同校で開かれた。山あいに児童らの元気な声が響き、台風被害からの復旧に追われる住民も笑顔に包まれた。 開会式で鮫島校長が「皆さんの活躍で椎葉の山々を震わせ、感動の火をともしてほしい」とあいさつ。児童は徒競走やリレーで懸命の走りを見せ、力強く団技で競った。新型コロナウイルスが落ち着いてきたことから、3年ぶりに地区...
続きを読む2年半ぶりにインバウンド本格再開へ 県内観光業の期待の声
2022年9月29日社会news国内旅行需要の喚起策に入国者数上限の撤廃、訪日客の個人旅行解禁―。全国旅行支援が始まり、コロナ禍で2年半に及んだ水際対策が大幅緩和される10月11日に向け、感染の波に翻弄(ほんろう)されてきた県内観光業関係者が「本格的に客足が戻ってくる」と期待を高めている。一方、マスク着用など新型コロナウイルス対応は国によってばらつきがあり、現場は幅広い集客と感染対策の両立を改めて模索することになりそうだ。 ...
続きを読む世界平和とコロナ収束願い揮毫 宮崎大宮高書道部
2022年9月27日トピックnews宮崎市・宮崎大宮高の書道部(11人)は26日、同市の県護国神社で世界平和とコロナ禍の収束を願い、揮毫(きごう)した。国連が定める「世界平和デー」(21日)にちなみ実施した。 平和活動を行う、名古屋市の任意団体「和プロジェクトTAISHI」が5年前から実施する企画で、今年は今月21~26日に護国神社など51カ所で全国44校の書道部が参加した。 県護国神社には同校書道部の5人がはかま姿で訪れ、筆...
続きを読む新型コロナ 全数把握26日から見直し 感染者8割「自己管理」へ
2022年9月25日社会news新型コロナウイルス感染者の全数把握が26日から全国一律で簡略化されるのに伴い、県内でも感染者への対応が大きく変わる。保健所が詳しい情報を把握できるのは感染者の2割程度に限られ、重症化リスクが低い約8割の感染者は体調変化などを自身で管理することになる。市町村別の感染者数や自宅療養者数なども把握できなくなり、約2年半続いた感染動向の把握や対応は重症化リスクの高い人に特化した形に移行する。 これまで...
続きを読む敬老の日 串間で長寿祝い 本年度100歳、最高齢者へ祝い品
2022年9月25日地域の話題串間市は21日、市内で本年度100歳となる高齢者18人と、105歳で最高齢の桑野クサヱさん=奈留=に祝い品などを贈った。 敬老の日に合わせて毎年実施。新型コロナウイルス対策で事前に調整し、訪問を了承した4人については、島田俊光市長らが家や入居施設に出向き、祝い金や花を手渡した。 桑野さんは「ありがとうございます」とお礼を述べて受け取った。娘の橋口喜久代さん(79)は「今も食欲があり、とても元...
続きを読む老舗酒屋看板娘は88歳 宮崎市の河野シヅ子さん 19日「敬老の日」
2022年9月18日トピックnews19日は敬老の日。「人生100年時代」の今、県内でも豊かな人生経験を生かして高齢者が元気に働き、地域を支えている。宮崎市清武町の河野シヅ子さん(88)もその一人。老舗酒屋の“看板娘”としてコロナ禍も休まず接客する姿に「元気をもらえる」とファンも多い。シヅ子さんも「お客さんとの会話が力の源。体が続く限り頑張る」と笑顔で店に立つ。 県道27号沿いにある創業93年目の「河野俊郎酒店」。シヅ子さんは毎...
続きを読む県独自の医療非常事態宣言、21日終了 会食制限一部緩和
2022年9月16日社会news河野知事は16日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い発令している県独自の「医療非常事態宣言」について、21日で終了する方針を明らかにした。県内の新規感染者数が減少傾向にあることや、病床使用率の状況などから「総合的に判断した」と説明。22日以降は「医療緊急警報」に引き下げ、会食時の行動要請を一部緩和する見通しを示した。 県は3連休明けに専門家らによる県新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、...
続きを読む3年ぶり国体、飛躍誓う 県選手団結団壮行式
2022年9月15日トピックnews第77回国体「いちご一会とちぎ国体」(栃木国体、10月1~11日)の県選手団結団壮行式は15日、宮崎市の県体育館であった。30競技の選手、監督約250人が参加。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれる国体で、天皇杯(男女総合成績)20位台を目指し、飛躍することを誓った。 式では藤本格総監督(県スポーツ協会専務理事)が、旗手を務めるテニス少年女子の飛松杏奈選手(宮崎商高)に団旗を授与。河野知...
続きを読む宮崎交通路線バス84便減便 宮崎、西都、日南、延岡エリア
2022年9月14日トピックnews宮崎交通は14日、10月1日からのダイヤ改正で、宮崎、西都、日南、延岡エリアで平日に運行する路線バス計84便を減便すると発表した。一部路線の廃止など県バス対策協議会の協議内容を反映するほか、コロナ禍での運転士不足に対応するための措置で、西都―茶臼原―高鍋線などの停留所30カ所の廃止や一部増便も行う。 減便となるのは下北方―海洋高校、宮崎―七野、飫肥―宮崎駅などの一部。土曜は56便、日曜は55便...
続きを読む口蹄疫経験した農家の思い聞きたい 農水省職員の酒田さん、木城で研修
2022年9月13日地域の話題農林水産省職員で獣医師の酒田光輝さん(28)=東京都=が研修のため、木城町高城の和牛農家に住み込み、餌やりや清掃などで汗を流している。2010年の口蹄疫を経験した本県農家の「思いや苦労を聞きたい」と、発生地域での研修を希望したという。 同省独自の農村研修で、コロナ禍で3年ぶり。入省2~4年目の227人が8~12月、全国各地の農家などに派遣される。本県は酒田さんを含め2人。 酒田さんは神奈川県...
続きを読む63日ぶり新規感染500人下回る 県内新型コロナ
2022年9月12日社会news県と宮崎市は12日、新たに496人(10歳未満~90代)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数が500人を下回ったのは63日ぶり。11日時点の病床使用率は40・7%となった。同日発表の新規感染者数は1068人だった。 県は11日までに70、80、90代の3人が死亡したことも明らかにした。3人は基礎疾患があり、ワクチンは70代が未接種、80、90代は3回接種済みだった。県内感...
続きを読む【日曜論説】水際対策緩和 観光地に活気戻って
2022年9月11日きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員 寺原 達也 政府は7日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日当たりの入国者数の上限を日本人帰国者を含む2万人から5万人に引き上げた。対象は全ての国に及び、添乗員を伴わないパッケージツアーでの入国も可能となった。ワクチン3回目接種証明があれば現地出国72時間以内の陰性証明も不要となった。 これまでは対象が米国や中国、韓国など感染リスクが低い102の国・地域だけ...
続きを読む新型コロナ8日1496人感染確認 10万人当たり全国2位
2022年9月8日社会news県と宮崎市は8日、新たに1496人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。7日時点の病床使用率は35・4%。同日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数は全国で2番目に多い913・5人だった。 県は同日までに80、90代、100歳以上の計3人が死亡したことも明らかにした。ワクチンはそれぞれ未接種、3回、4回接種。県内感染者の死亡累計は326人となった。 ...
続きを読む記事読み、課題を深掘り 鵬翔中でNIE学習発表会
2022年9月6日地域の話題宮崎市の鵬翔中(土肥隆夫校長、191人)のNIE(教育に新聞を)活動の発表会は3日、同校であった。全学年からクラスの代表7組9人が登壇。6、7月の新聞から、興味を持った記事を選び内容を要約し、意見を述べた。 3組が新型コロナウイルスに関する記事を選択。そのうち1年生の2人組は宮崎日日新聞に掲載された、「感染管理認定看護師」を目指し本年度県立看護大に17人が入学した記事に触れた。日本看護師協会の...
続きを読む支援の輪広がる 第2回「ニシタチこども食堂」生産者ら食材提供
2022年9月5日トピックnews宮崎市の繁華街・ニシタチで毎月第1月曜日に開かれる「ニシタチこども食堂」(同実行委・宮崎日日新聞社共催)の第2回が5日にあった。食材を提供した養豚農家も訪れ、生産現場の様子を参加した親子に語った。新型コロナウイルスの感染者の急増がニシタチにも影を落とす中、会場の店舗には明るい笑顔が広がった。 食材を提供したのは、川南町の養豚農家、杉本綾子さん(47)。本県の食の魅力を発信するニシタチの特長を生...
続きを読む病床使用率45・5% 新型コロナ5日799人感染確認
2022年9月5日社会news県と宮崎市は5日、新たに799人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4日時点の病床使用率は45・5%。県は感染者5人が死亡したことも明らかにした。 県によると、死亡したのは70、80代各2人と90代1人。ワクチンは3回接種が2人、2回が1人、未接種が2人だった。県内感染者の死亡累計は315人となった。 クラスター(感染者集団)は宮崎市の高齢者福祉施設など...
続きを読むゲーム依存と不登校、コロナ禍が助長 心身への悪影響懸念
2022年9月4日トピックnewsネット・ゲーム依存が、児童生徒の不登校の温床になっている。県内の学校関係者は、長引く新型コロナウイルス下の制約された生活が精神的負荷となってゲーム依存を助長、生活リズムを乱していることが背景にあると指摘。不登校のさらなる増加に加え、問題の長期化に伴う心身への重大な悪影響も懸念されている。 「(新型コロナ禍で)家庭内に充満したストレスが、子どもの心の安定を奪っている。これをきっかけに、爆発的に広...
続きを読む10日連続前週下回る 新型コロナ新規感染者数
2022年9月3日社会news県と宮崎市は3日、新たに1374人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は10日連続で前週の同じ曜日を下回ったが、2日までの1週間の人口10万人当たりでは全国で6番目に多い1097・0人と高水準が続く。病床使用率は同日時点で46・6%だった。 県は2日までに70代1人、80代5人、90代1人の計7人が死亡したことも明らかにした。いずれも基礎疾患が...
続きを読む台風接近備え、自宅療養者らの避難対応急ぐ 県内自治体
2022年9月1日社会news猛烈な台風11号が2日以降北上し、九州に接近する可能性が出てきた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く県内では、各自治体が1万7628人(8月31日時点)に上る自宅療養者のほか、濃厚接触者の避難を想定した準備を急ピッチで進めている。宮崎市は8月31日にようやく専用避難所の確保を完了し、串間市では2日にもパーティションなどを設ける会場設営に取りかかる。専門家は「必要な場合には、ちゅうちょなく避難を」...
続きを読むコロナ新規感染者数 前週同曜日8日連続下回る 病床使用率は高止まり
2022年9月1日社会news県と宮崎市は1日、新たに1680人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日を8日連続下回っているが、8月31日時点の病床使用率は51・2%と、高止まりが続いている。同日までの1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、全国で5番目に多い1274・1人だった。 県は同日までに70代~100歳以上の計8人が死亡したことも明らかにした。1...
続きを読む「えびの第九」市民ら始動 3年ぶり12月公演へ
2022年9月1日地域の話題えびの市民らでつくる「えびので第九を歌う会」(小倉真里子代表)が、恒例の12月公演に向けて始動した。コロナ禍で中止が続いていたため今年は3年ぶりのステージとなり、10回目の節目でもある。8月27日に市文化センターで結団式を開き、成功を誓った。 同会は2011年に結成。同センターで毎年、ベートーベンの交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」をメインに、オペラやミュージカルを披露している。 結団式には約...
続きを読む県、医療非常事態宣言延長へ 9月21日まで
2022年8月31日きょうの出来事河野知事は31日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い発令中の県独自の警報「医療非常事態宣言」について、同日をめどとしていた期限を、9月21日をめどに延長すると発表した。新規感染者数は減少傾向に転じている一方、高止まりしている病床使用率や医療現場の逼迫(ひっぱく)状況を考慮して判断した。本県への国による「BA・5対策強化地域」指定も同日まで延長されると発表。31日の会見で河野知事は「医療体制は引...
続きを読む新型コロナ後遺症 診療医療機関一覧を掲載
2022年8月31日きょうの出来事県は31日、かかりつけ医がない場合に新型コロナウイルス後遺症の受診ができる県内の医療機関一覧を県ホームページに掲載した。倦怠(けんたい)感や息苦しさ、睡眠障害といった症状に対応する延べ95医療機関を、内科や心療内科、小児科など診療科ごとに分類している。 県健康増進課によると、感染急拡大に伴い、治療や療養期間の終了後も体調の異変が続くケースの増加が見込まれる。症状がコロナに起因するかどうかの判断...
続きを読む医療逼迫の現状 高齢者入院できず、搬送困難最大5時間
2022年8月30日社会news新型コロナウイルス感染者が県内で急増し、感染者の受け入れ病床が不足する中、県は今月、病床確保計画を初めて「緊急フェーズ」に引き上げた。病床逼迫ひっぱくの影響は地域医療全体に及んでおり、重症化リスクの高い高齢者の入院が困難になり、救急患者の受け入れに支障が出るなど深刻な事態に陥っている。 8月中旬、県内のある訪問看護ステーションに緊張が走った。自宅を訪問して看護してきた90代男性が発熱し、コロナ...
続きを読む新型コロナ 新規感染者 前週同日比4日連続減 高齢者3人死亡
2022年8月28日社会news県と宮崎市は28日、新たに1973人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日から835人減少し、4日連続で下回っている。27日までの1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、全国で5番目に多い1615・8人。 県は70代1人、90代2人の計3人が27日に死亡したと明らかにした。いずれも基礎疾患があり、ワクチンは70代が2回、90代...
続きを読む牧水かるた大会3年ぶり開催 日向
2022年8月27日トピックnews「第46回牧水かるた大会」(日向市教委など主催)は23日、日向市文化交流センターであった。コロナ禍により3年ぶりの大会には、チーム対抗戦と個人戦に市内の小中校18校から137人が参加。詠み手の声に耳を澄まし真剣な表情で札を取り合った。 チーム対抗戦では4人のメンバーがそれぞれ別グループに分かれ、他のチームの3選手と熱戦。子どもたちは上の句が詠み上げられた瞬間に、下の句が書かれた札を目がけて勢い...
続きを読む一般病床の新型コロナ陽性患者急増 地域医療にしわ寄せ
2022年8月26日社会news県内で新型コロナウイルスの感染急拡大が続く中、コロナ患者専用に確保した病床以外の一般病床に入院中の陽性患者が急増している。別の病気で入院していた際、院内感染する事例などが相次いでいるためで、24日時点で305人。これに同日時点のコロナ病床の入院患者175人を足すと、確保されている専用病床334床の約1・5倍の水準にある。一般病床で陽性患者に対応する医療機関は、救急患者や新たな入院の受け入れを制限...
続きを読む「ジモ・ミヤ」適用期間延長 10月1日チェックアウトまで
2022年8月25日トピックnews県は25日、県内旅行の割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」について、国の財政支援延長方針を受け、割引を適用する期間を9月1日から10月1日チェックアウト分まで延長すると発表した。クーポン券の利用期限も同日まで延長する。 延長期間の割引適用は、8月26日以降予約分に限る。キャンペーン内容と利用条件は変わらず、新型コロナウイルスワクチンの3回接種歴か、陰性証明の提出が必要となる。 また、福岡、佐...
続きを読む夏休み明け授業始まる 宮崎、西都市など9市町村
2022年8月25日きょうの出来事県内公立小中学校のトップを切り、宮崎、西都市など9市町村で25日、2学期の始業式や夏休み明け最初の授業が行われた。子どもたちが友人や先生との久しぶりの再会を喜んだ。 日南市の大堂津小(山本章博校長、53人)では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県の医療非常事態宣言の発令を受け、校長室と各教室をオンラインでつないで始業式を実施。 山本校長は「2学期は行事が多く楽しいことがたくさんある。思いやり...
続きを読む新型コロナ全数把握見直し 医療現場、自治体困惑
2022年8月24日社会news政府が新型コロナウイルス感染者の全数把握見直し方針を示した24日、コロナ対応に当たる県内の自治体や医療現場の関係者らには困惑が広がった。逼迫ひっぱくする保健所や医療機関の負担軽減が期待されたが、感染者の健康管理などへの懸念もあり、見直しを行うかの判断も各自治体に委ねられた。県は現時点で見直しを行わない方針だが、患者の急増は続いており、新たなコロナ対応の仕組みづくりを訴える声も上がる。 「負担軽...
続きを読む新型コロナ 新規感染3781人 4日ぶり3千人超
2022年8月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに3781人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。3千人以上の発表は4日ぶりで、過去2番目の多さ。23日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1968・0人と最多を更新し、全国最多は6日連続となった。 県は60代2人、70代1人が22日に死亡したと明らかにした。いずれも基礎疾患があり、ワクチンは70代が4回、60代2人は3回接...
続きを読む宮崎カーフェリー「こうべ」4日間欠航 コロナで乗組員確保が困難
2022年8月23日社会news宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市、郡司行敏社長)は23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で乗組員確保が困難となり、運航する2隻のうちの1隻「こうべエキスプレス」を、24~27日に欠航すると発表した。旅客最大約400人、本県農産物を都市部に運ぶトラックなどの物流に影響が出る見通し。 同社によると、運航を担う甲板部24人のうち、陽性者の急増などで3分の1の乗組員が欠勤となり、安全...
続きを読む新型コロナ 新規感染2505人 感染者累計15万人に
2022年8月23日社会news県と宮崎市は23日、新たに10歳未満~100歳以上の2505人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。22日までの1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1914・7人で過去最多を更新し、5日連続で全国最多となった。県内の感染者累計は15万人を超えた。 同日時点の病床使用率は51・8%。自宅療養者は2万1021人で、過去最多だった前日を下回った。 また、県は22日までに70~90代の4...
続きを読む25日以降学校再開 子どもの感染再拡大を懸念
2022年8月22日社会news県内で新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続く中、県内の公立小中学校で25日以降、夏休み明けの授業が始まる。お盆までの夏休み期間は各世代の新規感染者が軒並み増加する中、10代だけ減少傾向が見られた。集団行動が避けられない学校が再開することで、保護者は「再び一気に広がるのでは」と懸念。運動会や修学旅行を予定する学校も多く、関係者は感染対策との両立に神経をとがらせる。 宮崎日日新聞のまとめでは、...
続きを読む新型コロナ新規感染者数 3日連続10万人当たり全国最多
2022年8月21日社会news県と宮崎市は21日、新たに10歳未満~100歳以上の2811人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。20日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1884・9人で、3日連続で全国最多だった。 同日時点の病床使用率は50・3%。自宅療養者は2万1773人で4日連続で過去最多を更新した。また、県は同日までに70~90代3人が死亡したと明らかにした。いずれも基礎疾患があり、ワクチン...
続きを読む河野氏推薦、全会一致 自民県連、東国原氏推す声なく
2022年8月20日きょうの出来事任期満了に伴う知事選(12月8日告示、25日投開票)について、自民党県連は20日、宮崎市で選挙対策委員会(委員長・星原透会長、42人)を開き、現職で4期目を目指す河野俊嗣氏(57)の推薦を全会一致で決めた。新型コロナウイルス対応や国との関係など3期12年の実績を評価した。同県連には、他に出馬を表明している元知事でタレントの東国原英夫氏(64)からも推薦願が出ていた。 県議や地域支部長ら38人が...
続きを読む河野氏推薦、全会一致 自民県連、東国原氏推す声なく
2022年8月20日社会news任期満了に伴う知事選(12月8日告示、25日投開票)について、自民党県連は20日、宮崎市で選挙対策委員会(委員長・星原透会長、42人)を開き、現職で4期目を目指す河野俊嗣氏(57)の推薦を全会一致で決めた。新型コロナウイルス対応や国との関係など3期12年の実績を評価した。同県連には、他に出馬を表明している前知事でタレントの東国原英夫氏(64)からも推薦願が出ていた。 県議や地域支部長ら38人が...
続きを読む1週間の新規感染、初の全国ワースト 新型コロナ19日、3310人感染
2022年8月19日夕刊today県と宮崎市は19日、新たに10歳未満~100歳以上の3310人の感染を確認したと発表した。18日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1821・3人で、沖縄県を上回って全国で最も多くなり、自宅療養者は2万325人と初めて2万人を超えた。県は「盆休みに人流が増えた影響が数字に表われた形。増加傾向は来週前半まで続きそうで、極めて厳しい状況」と危機感を強めている。 直近1週間の人口10万...
続きを読む新型コロナ4千人超え 全医療機関にコロナ対応要請
2022年8月18日社会news県と宮崎市は18日、県内で初の4千人超えで過去最多となる4114人(10歳未満〜100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者の急増を受けて県は、コロナに関する病床確保計画を最高の「緊急フェーズ」に引き上げたことも明らかにした。一般診療を制限し、コロナに対応する段階に入っているとして、全ての医療機関に感染者の受け入れなどを求める。県は「ピークが見えない極めて厳しい状況」と危機...
続きを読むコロナ禍 行動制限ない初のお盆 観光地にぎわう一方、飲食苦戦も
2022年8月18日社会news今夏のお盆休みは、鉄道や航空などの利用者が前年よりも大幅に増加したことが18日、交通各社のまとめで分かった。新型コロナウイルスに関連して、政府による行動制限が3年ぶりになかったことなどが影響した。県内の観光地にも家族連れらが足を運び、にぎわいを取り戻した。一方でコロナ感染者が爆発的に増加していることから、飲食店を訪れる客は少なく、関係者は「期待していたが、寂しいお盆になってしまった」と嘆いた。 ...
続きを読む宮崎市郡医師会が独自の医療緊急メッセージ 「医療崩壊と言える危機的状況」
2022年8月17日社会news新型コロナウイルス感染者の爆発的な増加が続く中、宮崎市郡医師会(高村一志会長)は17日、独自の医療緊急メッセージを出した。高村会長らが県防災庁舎で会見し「医療崩壊と言える危機的状況」と、県民に適正な救急外来の利用など、地域医療の維持に向けて協力を求めた。 メッセージでは、検査や薬の処方目的に、救急外来の利用を控えることを要請。さらに自宅療養や待機終了後に、検査証明を求めることを控えるよう呼びか...
続きを読む東国原氏が出馬表明 「県民の皆さんに明るい未来志向の光をともしたい」
2022年8月17日社会news任期満了に伴う知事選(12月8日告示、25日投開票)に立候補する意向を示していた前知事でタレントの東国原英夫氏(64)は17日、宮崎市内で会見し、出馬を正式に表明した。東国原氏は「経済のV字回復を図り、県民の皆さんに明るい未来志向の光をともしたい」と述べた。無所属で臨む方針。知事選への出馬表明は、現職で4選を期す河野俊嗣氏(57)に続き2人目。 東国原氏は最重要課題に人口減少対策やコロナ禍から...
続きを読む夏祭り、イベント一転中止続々 感染急拡大受け
2022年8月16日社会news新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、県内では3年ぶりの開催が決まっていた夏祭りや花火大会の中止・延期が相次いでいる。今夏は政府による行動制限がないため再開の動きが広がっていたが、医療の逼迫(ひっぱく)を理由に急きょ中止を決断した主催者も。準備を進めていた関係者からは落胆の声が聞かれる。一方で、密を避けられると判断して実施に踏み切ったり、9月以降の開催を検討したりする動きもあり、模索が続いている...
続きを読む健康観察と療養解除 自身の判断で 県・宮崎市 対応の一部変更
2022年8月16日社会news県と宮崎市は、新型コロナウイルスの自宅療養者全員を対象とした毎日の健康観察と療養解除の連絡について、16日から65歳未満で基礎疾患のない人には行わないよう変更した。逼迫(ひっぱく)する医療機関や保健所の負担を軽減し、重症化リスクの高い高齢者らの対応へ業務を重点化するのが狙い。 オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりによる感染拡大に対応するため、厚生労働省が出した事務連絡に基づいて変更し...
続きを読む3年ぶり対面形式で開催 五ケ瀬町ではたちの集い
2022年8月16日きょうの出来事五ケ瀬町の成人式は16日、町総合公園Gドームであった。新型コロナウイルスの影響で、昨年、一昨年は一部オンラインで式典を開き町内在住者のみが出席したが、今年は県外在住者を含め3年ぶりに対面形式で開催。出席者は大人としての決意を新たにした。 民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられたが、同町は対象を20歳のままにして「はたちの集い」として開催した。4月1日までに二十歳になった82人のうち52人が出...
続きを読むMICE延べ1万2458人、過去2番目少なさ 21年度県内、コロナ禍影響続く
2022年8月13日社会news県内で2021年度に開かれた学会や企業・団体の会議などMICE(マイス)の延べ参加者は1万2458人で記録が残る1997年度以降、過去2番目に少なかったことが13日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルスの影響で減った開催件数が回復していないことに加え、一部オンライン化などで規模縮小していることなども要因。 県観光推進課によると、延べ参加者数は過去最低だった20年度から7620人増えたが、依...
続きを読む12日県内、新規感染者23日ぶり減 病床使用率50・8%、高齢者2人死亡
2022年8月12日社会news県と宮崎市は12日、新たに10歳未満~100歳以上の2110人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は23日ぶりに前週の同じ曜日を下回ったが、高止まりしている。11日時点の病床使用率は50・8%。 県は11日に80代と90代の計2人が死亡したと明らかにした。いずれも基礎疾患があり、ワクチンは80代が3回接種済み、90代は未接種だった。県内の感染者死亡は累計209人となった。...
続きを読む新型コロナ 盆休みの警戒呼び掛け 県「医療非常事態宣言」発令
2022年8月11日社会news河野知事は11日、新型コロナウイルスの感染急拡大で県内の医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとして、県独自の警報を1段階引き上げ、最高レベルの「医療非常事態宣言」を発令した。31日までをめどに、県民に家族以外との接触機会の回避などを要請する。知事は人の移動が活発化する盆休みを踏まえ、「医療提供体制を守る重要な局面だ。強いメッセージを発信し、早期の感染抑制を図る」と述べ、最大限の警戒を呼びかけた。 ...
続きを読む善意に応え、夏を彩る 「つの町民花火大会」実行委員長の大久保さん
2022年8月11日地域の話題都農町の「つの町民花火大会」は町民の寄付金で花火を打ち上げ、有志がボランティアで運営する夏の風物詩。善意で成り立つ大会の実行委員長・大久保光さん(41)=同町北新町=は、19日に本番が迫る今も運営資金を確保するため、年長のメンバーと共に町内を駆け回っている。新型コロナの影響で昨年まで2年間中止した。「町民の期待がこもった大事な寄付金で上げる花火。有意義な大会にしないといけない」。3年ぶりの開催へ...
続きを読む新型コロナ「医療非常事態」発令検討 感染最多3303人 県対策本部会議
2022年8月10日社会news県と宮崎市は10日、過去最多となる3303人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染急拡大に歯止めがかからない中、河野知事は同日、県内の医療体制が逼迫(ひっぱく)しているとして、県独自の警報で最高レベルの「医療非常事態宣言」の発令を検討していることを明らかにした。人の動きが活発化する盆休み前に、最大限の警戒を呼びかけるのが狙い。宣言の発令を視野に11日に県庁...
続きを読む第2次岸田改造内閣発足 県民の声
2022年8月10日社会news第2次岸田改造内閣が発足した10日、県民からは感染急拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス対策や、生活に直結する物価高騰対策などに優先して取り組むよう求める声が聞かれた。新閣僚の顔触れには「安定した政権運営が期待できる」「女性が少なすぎる」など評価が分かれた。 「コロナとの戦いは大災害のまっただ中にある」。延岡市医師会の佐藤信博会長(70)は、強い言葉で危機感をあらわにし、医療体制の充実な...
続きを読む自宅療養者 県内1万人超 市町村 避難所確保急ぐ
2022年8月9日社会news秋まで続く風水害シーズンが本格化し、新型コロナウイルス感染が急拡大する県内自治体は、自宅療養者の避難に向けた準備を急いでいる。避難所での感染拡大を防ぐため、療養者専用の受け入れ先選定や、運営職員の感染対策研修を検討。ただ、職員や避難所の数には限りがあり、関係者からは「このまま増え続けて、実際に対応できるか…」と不安の声も漏れる。 自宅療養者の避難については県が6月、ガイドラインを改定。自治体か...
続きを読む県内第6波以降死者157人 専門家死者数増懸念
2022年8月8日社会news新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、県内で感染者の死亡者が増加している。多くは高齢者だが、基礎疾患を有する50代なども含まれる。重症化のリスクが高い高齢者施設でのクラスター(感染者集団)も増加傾向にあり、専門家は「一人一人が危機意識を再認識してほしい」と感染防止対策の徹底を求める。 県内では7月中旬から新規感染者数の発表が千人を超えるようになり、8月3日には最大の3126人となった。死者数...
続きを読む外国人観光客が高千穂観光満喫 訪日旅行再開後初
2022年8月8日トピックnews新型コロナウイルス感染拡大により停止していた訪日旅行の一部再開後、県内で初となる外国人観光客が8日、高千穂町・高千穂峡を訪れた。訪日外国人客の来県は約2年4カ月ぶり。香港からの団体ツアー客が高千穂観光を満喫した。 香港の旅行会社が企画した九州周遊ツアーで、10人の参加者全員は出国前のPCR検査で陰性を確認。福岡や鹿児島市などを巡り、8日に高千穂町を訪れた。 同町では、高千穂峡で遊歩道を散策し...
続きを読む本県、BA・5対策強化地域指定 一般病床にも127人入院 新型コロナ
2022年8月4日社会news河野知事は4日、新型コロナウイルス感染拡大で医療への負荷が高まっていることを受け、本県が国の「BA・5対策強化地域」に指定されたと発表した。期間は31日まで。県独自の「医療緊急警報」に基づき呼びかけている感染リスクの高い場所の回避、飲食店での「1卓4人以下、2時間以内」などの行動要請を継続する。知事は「高齢者や基礎疾患のある人との接触を減らしてほしい」と求めた。 国は4日、本県のほか、栃木、千...
続きを読む環境保全を考える 「橋の日」発祥の延岡で奉仕作業
2022年8月4日地域の話題8月4日の「橋の日」に合わせ、「延岡橋の日実行委員会」(塩月隆久委員長)は同日、延岡市の安賀多橋周辺で催しを行った。市民ら約350人が周辺の清掃や法要などを通じ、自然への感謝の気持ちを新たにした。 同日は午前6時前から橋や歩道を清掃。欄干を布で丁寧に拭き、河川敷の雑草を刈り取った。その後の法要では、延岡大空襲やコロナ禍、巨大地震などの犠牲者の慰霊と復興を願った。延岡少年少女合唱団による合唱など...
続きを読む県内救急医療の負担が増加 日中受診や救急車の適正利用を
2022年8月3日社会news新型コロナウイルスの感染急拡大の影響で、県内で救急医療への負荷が増している。発熱患者らが感染確認のために夜間の救急外来に殺到し、不安から救急車を要請するケースも相次ぐ。限られたスタッフで対応に追われる医療現場からは「すでに医療崩壊している」との声が上がる。救急搬送の受け入れ先がすぐに見つからない事例も増えており、関係者は日中の受診や、適切な救急車の利用を求める。 都城市夜間急病センターでは、7...
続きを読む和田さん(宮大)鈴鹿8耐出場 世界トップレーサーに挑む
2022年8月3日トピックnews宮崎大工学部4年の和田留佳(るか)さん(21)が、三重県の鈴鹿サーキットで4日から開かれる国内最高峰のバイクレース「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」に出場する。コロナ禍で参戦していたレースが延期になり、学生生活も変化。目標を失った時期もあったが、周囲に支えられて立ち直った。和田さんは「支えてくれた方々に、恩返しできるような走りをしたい」と力を込める。 和田さんは大分市出身で、バイク好き...
続きを読む華麗なみこし、新たな形で3年ぶり 都農神社夏大祭
2022年8月3日トピックnews都農町・都農神社(永友謙二宮司)の夏祭りは1、2日、町内であった。みこしを車に載せ、従来の行列で訪問できなかった郊外も巡行するなど、コロナ禍に応じた新たな形で催行。華麗なみこしの登場は3年ぶりで、参拝客や沿道で迎えた町民を喜ばせた。 1日は同神社で神事を執り行い、浦安の舞と獅子舞を奉納。金色に輝くみこしを男性らが担ぎ、本殿から東鳥居まで「わっしょい」と威勢よく声を上げて運び、トラックの荷台に積...
続きを読むニシタチ子ども食堂スタート 食卓を囲む喜び伝えたい
2022年8月1日トピックnews宮崎日日新聞社が「ニシタチこども食堂実行委員会」と共催する「ニシタチこども食堂」が1日、宮崎市の繁華街「ニシタチ」で始まった。新型コロナ感染防止対策を取る店内で、本県を代表する料理を子どもらに提供。宿題を持ち込んだ子どもは、大学生のボランティアが見守った。コロナ禍で社会のつながりが希薄化する中、実行委は「子どもがいろいろな大人とつながってほしい」と願う。 同市橘通西3丁目の飲食店「みやざき晴夜...
続きを読む子供たちの喜ぶ姿にやりがい えびの駐屯地隊員がクワガタ贈る
2022年7月30日地域の話題えびの市の陸上自衛隊えびの駐屯地の隊員でつくる曹友会(舟場良康会長、362人)はコロナ禍以降、夏になると地元の保育園や小学校にカブトムシとクワガタムシを贈っている。今年も、隊員たちが捕まえた200匹以上をプレゼント。この活動のために、採集した数を競うイベントを同駐屯地で実施するほどの熱の入れよう。舟場会長は「子どもたちの喜ぶ姿を見ることがやりがい」と目を細める。 同駐屯地で毎年開いてきた夏祭り...
続きを読む3年ぶり牛の丸太跳びに歓声 えびの市で牛越祭
2022年7月28日きょうの出来事家畜の無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う「牛越祭(うしこえまつり)」は28日、えびの市西川北の菅原神社(黒木克正宮司)であった。新型コロナウイルス禍で神事のみの開催が続いていたが、3年ぶりに地区の牛による丸太跳びを再開。コロナの早期終息も祈願した。 県の無形民俗文化財に指定され、400年以上の歴史がある伝統行事。例年大勢の見物客が集まるが、今年はコロナ禍のため地区住民ら約70人が参加した。...
続きを読む新型コロナ 県内感染爆発 28日から会食制限再開
2022年7月27日社会news県は27日、県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている現状を踏まえ、コロナ対策を講じた「ひなた飲食店認証店」を含む全ての飲食店での会食について、「1卓4人以下、2時間以内」の制限を県民に対して要請すると発表した。同日、県庁で会見した河野知事は、医療現場の負担軽減に向けた対応も求め「医療逼迫(ひっぱく)を避けるため、社会全体で抑制しなければならない」と呼びかけた。 県は今後、本格的な夏休みシ...
続きを読む新型コロナ 県内自宅療養者急増 多方面でひずみ
2022年7月26日社会news県内で新型コロナウイルス感染がかつてない勢いで拡大し、自宅療養者が急増する中、多方面でひずみが生じ始めている。県が希望者に行っている食料品などの配送事業は、従来は申し込みの2日後に届けられていたが、現在は5~7日後となっており、療養解除直前となるケースも。健康観察に当たる医療従事者、療養者に薬を届ける薬剤師の負荷も増し続けている。 25日時点の自宅療養者は過去最多の9872人で、1カ月前(11...
続きを読む8万人 久しぶりの祭り楽しむ えれこっちゃ3年ぶり開催
2022年7月23日きょうの出来事新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた「まつりえれこっちゃみやざき」(振興会主催)は23日、宮崎市の中心市街地で3年ぶりに開かれた。強い日差しが照りつける中、約8万人(主催者発表)が訪れ、久しぶりの祭りを楽しんだ。 感染防止対策のため、恒例の市民総踊りは行われなかったが、会場の特設ステージでは小中高生らでつくるダンスチームが競演。県内外約50チーム約900人が華やかな衣装を身にまとい、息の...
続きを読む県内新型コロナ 新規感染最多2182人 病床使用率34%
2022年7月21日社会news県と宮崎市は21日、県内で過去最多となる2182人(10歳未満~100歳以上)の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。20日時点の病床使用率は34・0%となった。河野知事は「感染のピークが見通せない大変厳しい状況。来週中にも(県独自の緊急事態宣言の目安となる)病床使用率50%程度に達しかねない」と危機感を示した。 新規感染者数はこれまでの最多だった1198人(13日発表)を984人...
続きを読む都城高専吹奏楽部 3年ぶり定演 24日 卒業生も参加
2022年7月21日地域の話題都城高専吹奏楽部(東真衣部長、43人)は24日、都城市総合文化ホールで3年ぶりの定期演奏会を開く。コロナ禍で活動を2年以上休止。その間に卒業した元部員15人も帰省して参加予定で総勢61人が息の合った演奏を披露する。 2019年まで毎年開き今回で47回目でテーマを「再会・再興・再開」を意味する英語の頭文字からとった「3R」とした。2部構成でゲーム「ドラゴンクエスト」の楽曲メドレー、アニメ映画ルパ...
続きを読む「夏休み」コロナ対策徹底呼びかけ 県内小中校で終業式
2022年7月20日きょうの出来事県内10市町村の公立小中学校で20日、1学期の終業式が開かれた。子どもたちは学校生活を振り返るとともに、心待ちにしていた夏休みに胸を躍らせた。一方、新型コロナウイルス感染が急拡大する中でのレジャーシーズン到来となり、専門家は感染対策の徹底を改めて求めている。 川南町・川南小(387人)は校内放送で終業式を実施。小島信二校長は「水の事故、交通事故に遭わず熱中症や新型コロナにもかからないよう、自分...
続きを読む県民所得2年連続減少 19年度 242万6千円
2022年7月20日トピックnews2019年度の1人当たりの県民所得が前年度から1・5%減の242万6千円となり、2年連続で減少したことが分かった。消費税増税や新型コロナウイルス感染拡大による消費活動の低下が要因。全国平均(国民所得)318万千円よりも75万5千円少ない。 県が本年推計した19年度の県民経済計算では、県民所得の総額は、2兆6133億円(前年度比2・2%減)。企業所得が6778億円(同9・3%減)、財産所得が98...
続きを読むキャッシュレス決済がお得に 来月から最大40%ポイント還元 日南市観光協会
2022年7月20日トピックnewsコロナ禍で疲弊する地域経済を支援しようと、日南市観光協会は8月から、スマートフォンなどを使ったキャッシュレス決済によるポイント還元事業を実施する。市内の飲食店などで決済サービス「auペイ」などを使って支払いを行うと、最大40%がポイントとして還元される。10月末まで。 対象となる決済サービスは携帯大手3社による「auペイ」「d払い」「ペイペイ」と地方銀行などが参画する「Jコインペイ」。市内の飲...
続きを読む新型コロナ 新規感染832人 16日連続 前週上回る
2022年7月18日社会news県と宮崎市は18日、県内で新たに10歳未満~90代の832人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は633・4人で過去最多を更新。病床使用率(17日時点)は前日から0・7ポイント上がって27・8%となった。 新規感染者数は前週の同じ曜日より420人多く、16日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は宮崎市の教育・保育施設5カ所で確認さ...
続きを読むえれこっちゃ宮崎へ準備進む 3年ぶり、コロナ対策強化
2022年7月18日地域の話題新型コロナウイルスの影響で中止となり、23日に3年ぶりに開催される宮崎市の夏の大型イベント「まつりえれこっちゃみやざき」。2年間待ち望んだ祭りに、運営者も参加者も「市民を笑顔にしたい」と並々ならぬ意気込みで最終調整している。 今回は新型コロナ感染対策のため、会場を例年の橘通りや県庁前楠並木通りから、高千穂通りとJR宮崎駅前のアミュひろばに変更し、期間も1日に短縮。約千人が参加する名物の市民総踊...
続きを読む筋ジス患者支援活動「海フェスタ」に今年も「善意の1万円」
2022年7月17日トピックnews今年も「善意の1万円」が届いた。「海フェスタにお役立ててください。かしこ」。海の日に合わせて毎年、「海フェスタ」として筋ジストロフィー患者らと30年前からクルージングを楽しむボランティア団体代表の山口雅博さん(71)=宮崎市=のもとに、匿名の女性から寄せられる寄付金だ。15年前から続くが、コロナ禍で今年も開けない。山口さんは「善意にフェスタは支えられた。また開くことで女性に感謝を伝えたい」と、コ...
続きを読む【日曜論説】食とソファと 「まさか」に備えたい
2022年7月17日きょうの読み物経済部長兼論説委員 樋口 由香 注文していたソファが届かない。2度、3度、延期のお知らせが来て、予定より遅れること数カ月。欧州デザインなのに、理由は「中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響」というから驚きだ。 3年目に突入したコロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で、世界はますます近景と化してきた。原油高騰も、物価高も、為替不安も。地球のどこかで起きたことが、私たちの日常を脅か...
続きを読む新型コロナ 県内1011人感染確認 過去2番目の多さ
2022年7月16日社会news県と宮崎市は16日、県内で新たに10歳未満から90代の1011人の新型コロナウイルス感染を確認した。1日当たりの新規感染者数としては、過去2番目に多い。県は基礎疾患のある90代1人が死亡したことも明らかにした。15日時点の病床使用率は28・8%。 新規感染者数は前週の同じ曜日より345人多く、14日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は、宮崎市の児童福祉施設と延岡、西都市の高齢者施設...
続きを読む感染急増の中 3連休スタート 行楽地にぎわい、高齢者施設警戒続く
2022年7月16日社会news全国的に新型コロナウイルスの感染者が急増する中、3連休が16日、始まった。県は独自の警報で3段階のうち上から2番目の「医療緊急警報」を発令中。行動要請に関して「混雑した場所などへの外出・移動」の自粛を求めているが、行楽地は大雨から天候が回復したこともあり、感染対策に気を配りながら休日を満喫する人でにぎわった。一方、警報引き上げで対面の面会が制限された高齢者施設は警戒を強めた。 宮崎市青島では、...
続きを読む新船「たかちほ」就航3カ月 本県ツアー人気、新規トラック利用も
2022年7月14日トピックnews宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)の新船「フェリーたかちほ」の就航から、15日で3カ月を迎えた。長引くコロナ禍の影響で、旅客、物流とも当初想定より伸び悩むが、25年ぶりに誕生した新船は特に県外の注目が高く、関西からのツアー客などが増加。物流関係者も「新たに利用できる社が増えた」と新船効果は徐々に現れているようだ。 従来船より一回り大型化した新船は、4月15日に就航した。同社によ...
続きを読む新型コロナ、県内最多1199人感染 病床使用25%超え
2022年7月13日社会news県と宮崎市は13日、県内で過去最多となる1199人(10歳未満~90代)の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。12日までの直近1週間の人口10万人当たり感染者数は439・7人となり、初めて400人を超えた。同日時点の病床使用率は25・2%。使用率が25%を超えるのは5月29日以来、44日ぶり。 県は感染力がより強いとされるオミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが県内でも急...
続きを読む医療緊急警報発令 経済両立しつつ、感染抑制図る
2022年7月12日社会news新型コロナウイルス再拡大を受け、県は12日に県独自の警報を1段階引き上げ「医療緊急警報」を発令した。背景には夏休みなど人流が増加する時期が迫る中で感染が急増し、病床使用率が上昇していることへの強い危機感がある。一方、これまでの拡大期のような一律の会食制限や県外往来自粛などは求めず、経済活動への強いブレーキを踏まずに感染抑制を図る方針だ。河野知事は同日の会見で「感染急拡大の局面にある緊張感を」と呼...
続きを読む県内新規感染706人 火曜発表で最多
2022年7月12日社会news県と宮崎市は12日、県内で新たに10歳未満~90代の706人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の同じ曜日の約2・5倍に増え、火曜日としては過去最多。700人を超えるのは5月11日以来62日ぶり。今月11日時点の病床使用率は22・5%だった。 新規感染者は前週の同じ曜日より421人多く、10日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は宮崎市の高校と日向市の医療施設、延岡市の...
続きを読むヘリ昇降エレベーターの大きさに驚き 日向で護衛艦「ひゅうが」一般公開
2022年7月12日地域の話題海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」(竹下文人艦長)は9~11日、日向市の細島工業港に寄港、10日には5年ぶりに艦内が一般公開され、多くの家族連れらでにぎわった。 ひゅうがは全長197メートル、排水量1万3950トンのヘリコプター搭載型護衛艦。艦名が本県の旧国名「日向」に由来しており、2009年の就役以来たびたび寄港している。昨年の寄港時は新型コロナウイルス感染予防の影響で一般公開は中止。今回、17...
続きを読む月曜発表で過去最多 新型コロナ、県内感染拡大
2022年7月11日社会news県と宮崎市は11日、県内で新たに10歳未満~90代の412人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。月曜日としては過去最多。病床使用率は20・9%(10日時点)だった。 県は基礎疾患のある70代1人が死亡したことも明らかにした。新規感染者は前週の同じ曜日より259人多く、9日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は計4件。宮崎市の教育・保育施設2カ所、西都・児湯圏域の障害者福祉施...
続きを読む新型コロナ 日曜過去2番目多さ 県内573人感染
2022年7月10日社会news県と宮崎市は10日、県内で新たに10歳未満~90代の573人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。日曜日としては過去2番目の多さ。病床使用率は22・2%(9日時点)で、2日連続で20%を超えた。 新規感染者は前週の同じ曜日より316人多く、8日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は計10件。宮崎市の通所型障害者福祉施設や教育・保育施設、木城町の教育・保育施設、日向・東臼杵圏域...
続きを読む修学旅行は台湾へ 県内高校生、宮崎市でプレゼン大会
2022年7月10日トピックnews県内の高校生が台湾の魅力や修学旅行プランについて発表するプレゼンテーション大会は10日、宮崎市の県電ホールであった。県内6校から13グループ、65人が参加し、若い感性を生かしたさまざまなアイデアを発表した。 新型コロナウイルス禍で運休している宮崎―台北(台湾)線の運航再開後に、同国への修学旅行の機運を高めようと、県や航空会社などでつくる宮崎空港振興協議会が主催。2018年に始まり、今回で5回目...
続きを読む夏空の下、全47校行進 夏の甲子園宮崎大会開幕
2022年7月9日スポーツnow夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権宮崎大会は9日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で開幕した。3年ぶりに開会式が行われ、夏空の下、参加全47校の選手が堂々と行進。1回戦2試合が行われ、18日間にわたる熱戦がスタートした。 開会式では各校主将が校旗を掲げ、外野から行進。都城農の岩本真明主将が力強く選手宣誓した。新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で一般客も受け入れており、...
続きを読む戦争のない世界を願う 宮崎市で特攻基地資料展
2022年7月9日地域の話題太平洋戦争時の特攻隊に関する資料から平和の尊さを考える「宮崎特攻基地資料展」(宮崎特攻基地慰霊祭実行委主催)は、宮崎市のイオンモール宮崎で開かれている。資料パネル37枚のほか、隊員の残した遺品や戦闘服、戦闘機の部品などを展示している。入場無料で、17日まで。 コロナ禍による中止もあり同会場での開催は3年ぶり。出撃した編成隊ごとに遺影や遺書などをパネルで紹介。戦闘機のプロペラのほか、今回は戦闘機...
続きを読む県社協、丸祐運送・支援協定署締結 災害ボランティアセンター支援
2022年7月8日きょうの出来事県社会福祉協議会(町川安久会長)と丸祐運送(延岡市、河野和彦代表)は8日、災害ボランティアセンター支援に関する協定を結んだ。県社協が企業と同協定を結ぶのは初めて。 県社協によると、災害発生時は被災地の社協が災害ボランティアセンターを設置している。ただ南海トラフ巨大地震などの大規模災害や、新型コロナ感染拡大時に県外からの支援が困難になることも想定されることから、協定を締結。災害時は同社がボランテ...
続きを読む病床使用率16・3% 県内2日連続500人超感染
2022年7月7日社会news県と宮崎市は7日、新たに10歳未満~90代の571人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が500人を超えるのは2日連続。前週の同じ曜日から289人増え、5日連続で前週を上回った。 県は基礎疾患のある80代1人が死亡したことも明らかにした。ワクチンは3回接種済みだった。感染者の死亡は累計148人。 クラスター(感染者集団)は宮崎市の高校部活動や三股町の教育・保育施設、延岡・...
続きを読むワクチン未接種3・7倍感染 高い発症予防効果示す 宮崎市6月届け出分
2022年7月7日社会news宮崎市は7日、6月に同市に届け出があった新型コロナウイルス新規感染者のうち、ワクチン未接種者の感染率が3回接種者と比べ約3・7倍に上ったことを明らかにした。ワクチン接種で高い発症予防効果が認められるとして、市は積極的な接種の検討を求めている。 同日の定例会見で清山知憲市長が説明した。6月までに3回目接種を終えた市民は23万606人で、このうち新規感染者は640人、感染率0・28%だった。一方、...
続きを読む七夕飾り、風に揺れる 延岡・山下新天街で10日まで
2022年7月7日地域の話題延岡市の夏を彩る「第65回のべおか七夕まつり」(山下新天街商店街振興組合主催)は、同市の山下新天街アーケードで開かれている。色鮮やかな吹き流しなどの七夕飾りが風に揺れ、来場者の目を楽しませている。10日まで。 七夕まつりは、約330メートルのアーケードが完成した1956(昭和31)年から続いており、コロナ禍のため、3年ぶりの開催。今年は商店街の店舗や市内の保育園、高齢者福祉施設などが作った44...
続きを読む新型コロナ新規感染571人 県「爆発増加に危機感」
2022年7月6日社会news県と宮崎市は6日、新たに10歳未満~90代の571人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が500人を超えるのは42日ぶり。全国的に感染が急拡大する状況を踏まえ、県は同日会見を開き「県内での爆発的増加に強い危機感を抱いている」と警戒感を示した。 新規感染者は前週の同じ曜日から206人増え、4日連続で前週を上回った。5日時点の病床使用率は13・4%。会見で県福祉保健部の重黒木清...
続きを読むKDDI通信障害 県内119番通報、災害連絡態勢にも影響
2022年7月4日社会news2日から続いたKDDI(au)の大規模な通信障害で、県内では4日までの3日間、救急や防災の場面で支障が生じた。通話ができずに救急搬送の要請が遅れた事案が複数あったほか、台風4号接近に伴う情報共有や新型コロナウイルス感染者への連絡にも影響が及んだ。 各消防局・消防本部によると、通信障害で通報できなかった事例が2、3日に少なくとも8件発生。 延岡市消防本部管内では2日未明のバイク事故で通行人が通...
続きを読む「川南によく来たね」 協力隊員らと山本地区住民交流会
2022年7月4日地域の話題川南町地域おこし協力隊員らと山本地区住民の交流会(同地区自治公民館主催)が2日、同地区コミュニティセンターであった。交流会と併せて、新型コロナ禍で2年以上中断していた催し「うまいものづくり」を実施。約30人が料理を作って会話を弾ませた。 協力隊員4人と子どもたち、同地区在住で町などが行うトレーニングハウス農業研修の研修生2人が参加。「移住者と町民の交流の場を作りたい」「一人前のピーマン農家にな...
続きを読む本県移住最多884世帯 コロナ禍地方回帰背景 21年度
2022年7月3日トピックnews2021年度に県外から本県へ移住したのは前年度比17・1%増の884世帯1617人で、過去最多となったことが県のまとめで分かった。県は新型コロナ禍を背景に地方回帰の機運が高まったことに加え、UIJターン者を対象にした空き家対策や就農支援などの施策がマッチしたと分析している。最多更新は19年度から3年連続。 県中山間・地域政策課によると、26市町村のうち15市町村が前年度から増えた。市町村別では...
続きを読む県内新規感染214人 オミクロン株派生型「BA・5」初確認
2022年7月2日社会news県と宮崎市は2日、新たに10歳未満~90代の214人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、県はゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型「BA・2」より感染力が高い可能性がある「BA・5」が、本県で初確認されたことも明らかにした。 新規感染者は、前週の同じ曜日から13人減った。1日時点の病床使用率は9・5%。クラスター(感染者集団)は、同市の高齢者施設や延岡市の知人間などで計3件が確...
続きを読む県内4海水浴場が海開き 家族連れら初泳ぎを楽しむ
2022年7月2日きょうの出来事県内の海水浴場のトップを切って、宮崎市の青島、白浜海水浴場とサンビーチ一ツ葉、日南市の大堂津海水浴場で2日、海開きがあった。子どもたちや家族連れらが、初泳ぎを楽しんだ。 このうち青島海水浴場では、期間中の安全を祈願する神事があり、宮崎市や市観光協会の関係者が出席した。神事を終え、清山知憲市長が「青島ビーチパークの通年営業、橘ホテル跡地の活用も始まり、コロナ禍前のようににぎわうことを期待している...
続きを読む感染予防習得へ17人入学 県立看護大
2022年7月1日きょうの出来事新型コロナウイルス感染症の発生以降、需要が高まっている「感染管理認定看護師」を目指し、県内の看護師6人を含む県内外の17人が1日、宮崎市の県立看護大(平野かよ子学長)に入学した。今後、医療機関における感染予防などに取り組むリーダーを目指し、8カ月間の研修に臨む。 同看護師は感染管理の分野で熟練した専門知識と技術を持ち、コロナ禍を受けて日本看護師協会が養成を推進している。同大学では医師の指示書を...
続きを読む病症使用率8・2% 新型コロナオミクロン株派生型を県内初確認
2022年6月30日社会news県と宮崎市は30日、新たに10歳未満~90代の282人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日より76人多く、8日連続で前週を上回った。29日時点の病床使用率は8・2%だった。 県はゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型「BA・2・12・1」が県内で初確認されたと明らかにした。県感染症対策課によると、BA・2・12・1は主に米国で感染が広がっており、従来のオミク...
続きを読む28日ぶり300人超 本県コロナ新規感染 6月29日
2022年6月29日社会news県と宮崎市は29日、新たに10歳未満~90代の365人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が300人を超えるのは今月1日以来28日ぶり。28日時点の病床使用率は6・5%。 新規感染者は前週の同じ曜日より172人多く、7日連続で前週を上回った。県感染症対策課は「原因は分からないが感染者の中心は10代以下と親世代の30、40代。重症化リスクの高い高齢者には拡大しておらず病床使用...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染222人 6日連続増加傾向 県注意呼び掛け
2022年6月28日きょうの出来事県と宮崎市は28日、新たに10歳未満~80代の222人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の同じ曜日から67人増えた。27日時点の病床使用率は7・2%。県は「7月は夏休みや連休を控えており、感染再拡大を懸念している」として、熱中症などに注意しながら適切なマスク着用など基本的な対策の徹底を呼び掛けている。 県内は5月中旬以降、新規感染者が減少傾向となり、県は今月19日に独自の警報「...
続きを読むノババックス製ワクチン接種始まる 県、接種率向上を期待
2022年6月28日きょうの出来事米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチン接種が28日、県内で始まった。県内45の医療機関が接種を行う予定。米ファイザー製と米モデルナ製にアレルギーがある人も接種でき、県は接種率向上を期待する。 対象は18歳以上の初回接種(1、2回目)と3回目接種の希望者。28日は宮崎市の潤和会記念病院で接種が行われ、事前に予約した市民ら27人が受けた。 ほかに接種を予定する医療機関は都城市の藤元総合病院...
続きを読むコロナ3年、回復遠く 中小事業者、融資返済余力なく焦り
2022年6月26日トピックnews「売り上げは、まだ以前の半分以下。3年もコロナの影響が長引くなんて、思ってもみなかった」。県内で贈り物や景品を扱うギフト店を家族で切り盛りする70代の女性は、寂しげに打ち明けた。 コロナ禍が始まった2020年春。集会やスポーツ大会、冠婚葬祭が軒並み中止や縮小となり、売り上げを直撃した。さらに取引先が倒産。あっという間に資金繰りが悪化した。 閉店も頭をよぎったが、「大好きな仕事を続けたい」と覚...
続きを読む都城市役所ロビーコンサート2年4カ月ぶり再開
2022年6月26日地域の話題新型コロナウイルス感染拡大で2020年度から中止となっていた都城市役所でのロビーコンサートは2年4カ月ぶりに再開した。多くの市民に感動を届け、市民たちはロビーに響く心地よい音色を楽しんだ。 再会初日となった21日はピアノ奏者の豊國淳子、バイオリンの渡邉美香さん=いずれも市内在住=のユニット「+・ベージュ」が432回目の出演を飾った。 2楽器のほかコントラバスや三線も駆使し、ゲーム音楽をはじめ...
続きを読む【日曜論説】インバウンド再開 地域経済浮上の契機に
2022年6月26日きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員・寺原達也 新型コロナウイルス感染症で大きな打撃を受けている全国の観光に携わる人に明るいきざしとなってもらいたい。訪日外国人観光客(インバウンド)の入国手続きが約2年ぶりに再開された。 対象は米国や中国、韓国など感染リスクが低い98の国と地域で、当面は添乗員同行のパッケージツアーに限定される。ツアー販売時にマスク着用や医療費を補償する保険への加入を求め、違反すれば参加...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染212人
2022年6月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに10歳未満~90代の212人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は2日連続で200人を超えた。23日時点の病床使用率は7・5%だった。 新規感染者は前週の同じ曜日から42人増え、2日連続で前週を上回った。クラスター(感染者集団)は宮崎市のスポーツクラブで1件確認された。 県内の感染者累計は5万7249人。23日時点の病床数は306床、入院者は23...
続きを読む県選管「積極的に利用を」 参院選期日前投票始まる
2022年6月23日トピックnews参院選(7月10日投開票)の期日前投票は23日、県内全26市町村で始まった。県選管は、前回2019年の参院選宮崎選挙区の投票率が全国の選挙区で最低だったことを踏まえ「積極的に制度を利用して」と呼びかけている。 有権者が県内最多の宮崎市では、市役所本庁舎西側にプレハブの投票所を設置。午前8時半の受け付け開始から有権者が次々と訪れ、新型コロナウイルス対策で手指消毒を行った上で、人との間隔も保ちなが...
続きを読む新型コロナ 県内155人感染確認、病床使用率6・9%
2022年6月21日社会news県と宮崎市は21日、新たに10歳未満~80代の155人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。20日時点の病床使用率は6・9%だった。 新規感染者は前週の同じ曜日から2人減り、2日連続で前週を下回った。クラスター(感染者集団)は小林市の高齢者施設や宮崎市の教育・保育施設などで計3件確認した。 県内の感染者累計は5万6638人。20日時点の病床数は306床、入院者は21人で、うち重症者は...
続きを読む一流工芸家集う みまたモノづくりフェア 3年ぶり開催
2022年6月18日きょうの出来事九州内外から一流工芸家が集う展示販売イベント「みまたモノづくりフェア2022~つくりびとのカタチ~」(実行委主催)は19日まで、三股町武道体育館で開かれている。工芸家が55ブースを出展し、多くの来場者でにぎわっている。 2013年から始まり今年で8回目。新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった。 陶器や木工、藍染めやガラス、革製品などさまざまなジャンルの逸品を陳列。来場者はじっくりと吟味して...
続きを読む県「医療警報」19日終了 知事「地域経済の回復」強調
2022年6月17日きょうの出来事県は17日、新型コロナウイルス対策として県内に発令中の独自の警報「医療警報」を、19日で終了する方針を明らかにした。警報が全て解除されるのは、1月2日以来169日ぶり。警報終了に伴い、20日以降は、コロナ対策を講じた「ひなた飲食店認証店」以外の非認証店に求めていた「1卓4人以下、2時間以内」の会食制限をなくす。 17日の県議会一般質問で、山下寿議員(自民、児湯郡区)の質問に河野知事が答えた。知...
続きを読むマスク着用“緩和”から1カ月 県内影響限定的
2022年6月17日社会news新型コロナウイルス対策のマスクについて、国が一定の条件下なら、屋内外で着用の必要はないとの見解を発表して間もなく1カ月。県内ではランニングなど一部の活動で外す人が増えた一方で、人との距離が確保できる屋外や学校の登下校時など外していい場面でも着用を続ける人が依然目立つ。“慎重派”からは「長引くコロナ禍でマスク生活が定着した」「自分の身を守るため」などの声が聞かれ、「脱マスク」に踏み切れない公共・集...
続きを読む国会閉会、参院選へ 即効性ある政策 議論願う
2022年6月15日社会news国会が閉幕した15日、今年最大の政治決戦となる夏の参院選の日程が決まった。昨年10月に発足した岸田政権はこれまで「安全運転」に徹してきたが、コロナ禍や急激な物価高など課題も山積。県民からは「家計が苦しい」「働き手が足りない」と切迫した声とともに、立候補予定者に即効性のある政策や議論を求める意見が目立った。 新型コロナウイルス感染対策で負担が増えている高齢者施設。都農町川北にある「グループホーム...
続きを読む西都夏まつり3年ぶり開催
2022年6月15日地域の話題西都市の夏の風物詩「西都夏まつり」(西都夏まつり振興会主催)は7月23、24日(22日前夜祭)に市中心部で行われることが決まった。コロナ禍のため過去2年間中止され、感染対策をした上での開催に市民は「3年間寂しい思いをしてきた。以前のように盛り上げたい」と意気込む。 同まつりは大正期に名主らが商売繁盛、街の発展を願って同市の都萬神社に社を建てて祭事を行ったのが始まりとされる。花形の互親組太鼓台は...
続きを読む本県スギ丸太生産量31年連続日本一 過去最多を更新
2022年6月14日トピックnews県は14日、2021年の本県のスギ丸太生産量が193万1千立方メートルに上り、31年連続で日本一となったと発表した。生産量は海外需要が高まり木材価格が上昇した「ウッドショック」などを背景に伸び、1960(昭和35)年の統計開始以降、最多となった。 県山村・木材振興課や県森林組合連合会によると、新型コロナウイルス禍からの経済回復を背景に世界的に住宅の建設需要が回復しており、外国産材の価格が高騰。...
続きを読む人馬一体勇壮に 「御田祭」の神事「牛馬入れ」、3年ぶり実施
2022年6月14日地域の話題美郷町西郷で990年続く「御田祭」の神事「牛馬入れ」が12日、田代神社の神田であった。祭りイベント自体は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し3年連続の中止となったが、保存伝承のため関係者のみで実施。3年ぶりに人馬が一体となって神田を駆け、五穀豊穣を祈願した。 裸馬に男性がまたがり田を疾走する「牛馬入れ」は同祭りを象徴する神事で、跳ね上げられた泥を浴びると無病息災のご利益があるとされる。昨年も馬...
続きを読む「ひなた認証お食事券」販売開始 電子クーポン化で課題も
2022年6月13日社会news新型コロナウイルスの感染対策を講じた飲食店で利用できるプレミアム付き電子クーポン「ひなた認証お食事券」の販売が13日、始まった。コロナ禍で打撃を受ける飲食業界の支援策として活用が期待されるが、購入や利用には専用のアプリが必要で、スマホ操作に不慣れな高齢者の中には購入を見送ることを決めた人もいる。現時点では利用できる店舗も限られており、関係者からは改善を求める声が上がっている。 宮崎市阿波岐原町...
続きを読む新型コロナ 会食制限緩和から初の週末 ニシタチ周辺は
2022年6月10日社会news新型コロナウイルス対策の会食制限が、十分な感染対策を講じた「ひなた飲食店認証店」に限り「1卓4人以下、2時間以内」から「大人数、長時間を控える」に緩和され、初の週末を迎えた10日。県内最大の繁華街・宮崎市のニシタチ周辺を歩くと、久しぶりの大人数での飲食を認証店で楽しむ人の姿があった。ただ、2次会利用が多いスナックからは「客はほとんど戻っていない」と厳しい現状を訴える声が聞かれた。 午後7時すぎ...
続きを読む市民に時を告げる荘厳な音 延岡・城山公園で鐘まつり
2022年6月10日きょうの出来事「時の記念日」の10日、延岡市民に時を告げる同市・城山公園の鐘に感謝する「鐘まつり」(延岡観光協会主催)が同公園鐘楼前であった。関係者ら60人が出席し、8代目鐘守の日高康彦さん(57)、真理子さん(52)夫婦の労をねぎらった。 午前10時に合わせ日高さん夫婦が10回鐘を突き、市内に荘厳な音を響かせ開幕。延岡観光協会の谷平興二代表理事が「城山の鐘が新型コロナウイルスからの復活を告げる音になるよう...
続きを読む経済活動回復に伴い人手不足 宿泊・飲食業者 働き手確保に奔走
2022年6月7日社会news新型コロナウイルス対策による会食や移動制限の緩和が進む中、苦境にあった県内のホテルや飲食店にも活気が戻りつつある。経済活動の本格的な再開を期待して宿泊・飲食業は働き手確保に奔走するが、コロナ禍前から深刻となっていた人手不足や感染不安などから難航しており「このままでは回復の足かせになる」と危機感を強めている。 「あしたからでも来てほしいくらい人が足りない。なのに、驚くほど応募がない」。県内有数の...
続きを読む高齢者施設 面会制限終了 家族対面と感染対策両立に苦慮
2022年6月6日社会news新型コロナウイルス対策の県独自の警報引き下げに伴う制限緩和で、高齢者施設で対面での面会が少しずつ再開されている。コロナ禍前のように面会できない日々が長く続く中、施設側は家族らと対面する機会の確保に奔走する一方、ガラス越しやオンラインでの対応などを継続する所も多い。「感染状況を見ながら対応したい」。感染対策とケアの両立へ関係者の模索が続いている。 1月の感染「第6波」以降続いた県の対面での面会制...
続きを読む【編集委員の目】地域経済回復へ前のめり鮮明 県のウイズコロナ路線
2022年6月5日トピックnews新型コロナウイルス第6波の収束を前に、県が「ウイズコロナ路線」へと大きくかじを切っている。今年1月から続いた会食制限(1卓4人以下、2時間以内)は認証店に限り5日をもって解除、13日から30%のプレミアム付き「電子食事券」を発行する。医療のひっ迫が生じない水準で感染を抑え込みつつ、傷んだ地域経済の回復へ重心を移し、コロナとの共生に向けた行動制限の出口戦略を模索する構えだ。変化を迫られる県の意思決...
続きを読む3年ぶり総合開会式 みやざき県民総合スポーツ祭開幕
2022年6月4日スポーツnow県民総参加型の「みやざき県民総合スポーツ祭」が4日、宮崎市のひなた県総合運動公園を主会場に開幕した。3年ぶりとなる総合開会式が同運動公園ひなた木の花ドームで行われ、選手らが健闘を誓った。 16日間にわたり、57競技に関係者を含む約9600人が参加(一部実施済み)。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほぼ全ての競技が行われるのも3年ぶりとなる。この日は15競技が行われた。 総合開会式は選手や関...
続きを読む会食制限緩和 飲食関係者が歓迎、客足回復に不安も
2022年6月3日トピックnews新型コロナウイルス対策の会食制限について、十分な感染対策を講じた「ひなた飲食店認証店」に限り「1卓4人以下、2時間以内」から「大人数、長時間を控える」に緩和することを県が発表した3日、県内の飲食店や酒屋から歓迎の声が相次いだ。ただ、宴会の自粛期間が長引いたことや、感染再拡大への懸念などから「客足は本当に戻るのか」と関係者の不安は尽きない。 「光が見えてきた」。宮崎市の繁華街にある中華料理店「東...
続きを読む社会経済活動の回復へ 県、6日から新型コロナ警報引き下げ
2022年6月3日社会news河野知事は3日、県庁で会見し、新型コロナウイルスに対応する県独自の警報(3段階)について、6日から「医療緊急警報」から最も低い「医療警報」に引き下げると発表した。これに伴い会食などの制限が一部緩和される。知事は「感染動向を注視しながら、アクセルとブレーキを適切に踏んでいくことが必要」と述べ、感染防止対策を継続しながら社会経済活動の回復に軸足を移す考えを示した。 病床使用率が警報発令の判断基準と...
続きを読む県内新規感染者16日連続で前週下回る 新型コロナ
2022年6月2日社会news県と宮崎市は2日、新たに10歳未満~80代の288人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日から135人減り、16日連続で前週を下回った。1日時点の病床使用率は23・2%で、重症者はいない。 クラスター(感染者集団)の発生は都城市の医療施設、小林・えびの・西諸県圏域の公立学校で計3件確認。県内の感染者累計は5万3445人。1日時点の病床数は306床で、入院者は7...
続きを読む県内、祭り再開の動き広がる 感染対策との両立模索
2022年6月1日トピックnews新型コロナウイルス禍で3度目となる夏祭りシーズンが迫る中、中止を余儀なくされてきた県内各地の祭りや花火大会を3年ぶりに再開しようとする動きが広がっている。「中止が続くと、地域のにぎわいや伝統文化の灯が消える」「集客力のある祭りで交流人口を増やし、疲弊した地域経済を立て直したい」。主催者は規模を縮小したり、酒類販売を控えたりと、感染対策との両立を模索する。一方で、グルメイベントなど内容を踏まえて、...
続きを読む病床使用率22・9% 1日県内、357人新型コロナ感染確認
2022年6月1日社会news県と宮崎市は1日、新たに10歳未満~100歳以上の357人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数(5月31日時点)は199・7人で、26日ぶりに200人を切った。病床使用率(同)は22・9%で、重症者はいない。 クラスター(感染者集団)は宮崎市の高校部活動、えびの市の高齢者施設など計3件発生。県内の感染者累計は5万3157人。病床数(同)は3...
続きを読む本県農畜水産物の輸出88億円 10年連続最高
2022年5月31日社会news2021年度の本県農畜水産物の海外輸出額は88億7700万円(確定値)で、10年連続で過去最高を更新したことが31日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルスで停滞していた経済活動再開を背景に、欧米向けの牛肉や花卉(かき)などが伸び、前年度比22%、15億8800万円増加した。 同日県庁であった「みやざき『食と農』海外輸出促進協議会」(会長・永山寛理副知事)委員会で示された。品目別の最大は畜産...
続きを読む「夢の舞台」出場目指し熱戦スタート 全国和牛能力共進会1次選考
2022年5月30日トピックnews4大会連続の最高賞へ熱戦スタート―。串間市の南那珂地域家畜市場で30日に開かれた全国和牛能力共進会鹿児島大会の地域代表牛決定検査(1次選考)。会場は新型コロナウイルス対策で観客数が制限されたものの、「夢の舞台」への出場を目指し、丹精して育てた牛の評価を最大限引き出そうとする農家や関係者の熱気に包まれた。 同地域の1次選考には18頭が出品された。農家は早朝から続々と牛を搬入し、体高や体長などを計...
続きを読む県内新型コロナ感染258人 29日、高齢者1人死亡
2022年5月29日社会news県と宮崎市は29日、新たに10歳未満~90代の258人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。28日時点の病床使用率は24・8%で、重症者はいない。県は高齢者1人が28日に死亡したことも明らかにした。 死亡したのは基礎疾患のある80代で、ワクチンは3回接種していた。県内の感染者死亡は累計142人となった。 クラスター(感染者集団)は宮崎市の障害者福祉施設や教育・保育施設で計3件の発生が...
続きを読む県内各地で夏日 初夏彩るハナショウブ見頃 宮崎市・市民の森
2022年5月28日トピックnews県内は28日、高気圧に覆われた影響で、美郷町神門で最高気温が7月上旬並みの29・6度を観測するなど各地で夏日となった。初夏を彩るハナショウブが見頃を迎えた宮崎市の阿波岐原森林公園市民の森では、コロナ禍で中止が続いていた「はなしょうぶまつり」(6月5日まで)が3年ぶりに開催され、半袖姿で楽しむ来園者も見られた。 同園には約160種、20万本の紫や白のハナショウブが植えられ、来園者は花に見入ったり...
続きを読む新型コロナ 新規感染者320人 県内16日ぶりクラスターなし
2022年5月27日社会news県と宮崎市は27日、新たに10歳未満~90代の320人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日から161人減り、クラスター(感染者集団)は11日以来16日ぶりに確認されなかった。26日時点の病床使用率は27・1%で、重症者は1人。 感染者累計は5万1773人。26日時点の病床数は306床で、入院者は83人。 新規感染者の居住地別、年代別、18歳以下の年齢別は次...
続きを読むプール授業、再開準備進む 宮崎市では3年ぶり実施も
2022年5月26日社会news新型コロナウイルス対策のため、昨年度まで多くの小中学校が水泳の授業を中止していた宮崎市で、再開を目指す動きが出ている。更衣室の分散や人数を制限するなどして、大半の学校が3年ぶりの再開に向けて準備を進める。一方で3密を回避することができず中止する学校もあり、関係者は「感染者が多い状況では実施が難しい」と学習機会の確保に苦慮している。 同市教委によると、市内の小中学校は昨年度、約7割が水泳を中止し...
続きを読む県高校総体開幕 31競技7971人が熱戦
2022年5月25日きょうの出来事高校スポーツの祭典・第49回県高校総合体育大会(県高校総体)が25日、開幕した。31競技に選手7971人が出場。県ナンバーワンの称号を懸け、12日間にわたり熱戦を繰り広げる。 新型コロナウイルスの影響で2年前は中止となり、昨年の大会は原則無観客で行われた。今年は感染防止対策を徹底し、保護者や関係者のみ条件付きで観覧できる。 同日は、宮崎市総合体育館など県内3会場でバスケットボールを実施。額に...
続きを読む都城市で新型コロナワクチン4回目接種開始
2022年5月25日きょうの出来事新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が25日、全国各地で始まり、本県でも都城市で60歳以上の医療従事者が接種を受けた。 同市の永田病院(有田一信院長)では、医療従事者5人が接種。同院の看護師岩崎孝作さん(60)は「患者のためにも感染しない、感染させないようにと日々緊張感を持っている。接種できて安心した」と話していた。 4回目は重症化予防を目的に60歳以上や18~59歳の基礎疾患があり、3...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染468人 病床使用率26・8%、1人死亡
2022年5月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに10歳未満~100歳以上の468人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。23日時点の病床使用率は26・8%で、重症者は1人。県は高齢者1人が23日に死亡したことも明らかにした。 死亡した高齢者は基礎疾患のある90代で、ワクチンは未接種。県内の感染者死亡は累計141人となった。 新規感染者は前週の同じ曜日から14人減り、7日連続で前週を下回った。クラスター(感...
続きを読む空想の「国旗」でぐるっぴー 周遊バスで子どもワークショップ
2022年5月24日地域の話題宮崎市中心部を周遊する低速電動バス「ぐるっぴー」を活用した工作ワークショップ「旅するアトリエwithぐるっぴー」は22日、宮崎市の同バス停留所「あみーろーど」であった。子どもたちが空想の国旗を製作し、中心市街地の周遊を楽しんだ。 同市宮田町のギャラリー「サムタイムズ」が、コロナ禍で制限を強いられることの多い子どもたちに、楽しみながらアートに触れてもらおうと初めて企画。県内を拠点に活動するアーテ...
続きを読む「ジモ・ミヤ」期間を延長 7月1日まで、クーポン券の利用期限も
2022年5月23日トピックnews県は23日、31日までとなっている県内旅行の割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」の割引適用期間を、7月1日チェックアウト分まで延長すると発表した。クーポン券の利用期限も同日まで延長する。 延長期間の割引適用は5月25日以降に予約した分に限る。キャンペーン内容と利用条件はこれまでと変わらず、新型コロナウイルスワクチンの3回接種歴か、陰性証明の提出が必要となる。 また、福岡、佐賀、熊本、長崎、大...
続きを読む技能検定受検料 減免の対象縮小 県内、高校生ら約700人影響
2022年5月22日トピックnews厚生労働省が4月から、技能検定の実技手数料の減免措置が受けられる対象を「35歳未満」から「25歳未満の雇用保険被保険者」に縮小し、高校、大学生を中心に9千円の負担増となった。変更は雇用調整助成金(雇調金)の支出が膨れ、措置の財源の雇用保険積立金が枯渇したためで、コロナ禍の余波を受けた形だ。県内では高校生ら約700人が影響を受ける見込みで、学校関係者から「受検者の減少につながりかねない」と懸念の声...
続きを読む高齢者集い心身健康に 西米良村「通いの場」本格稼働
2022年5月22日トピックnews西米良村は独り暮らしの高齢者らが集い、会話や運動などで交流する「通いの場」事業を本年度から本格稼働させている。コロナ禍による外出控えで運動、認知機能の衰えが懸念されているためで、村は「感染対策をしっかりしながら生きがいづくりの場にしていきたい」と意気込む。 同村ではコロナ感染を心配する高齢者が以前のように交流や運動の場に出ることがなくなり、村の保健師らによる調査で認知症が進んだり、筋力が低下し...
続きを読む【日曜論説】第27回宮崎国際音楽祭 平和と連帯の願い共有
2022年5月22日きょうの読み物生活文化部長兼論説委員 久保田順司 第27回宮崎国際音楽祭が先週、閉幕した。新型コロナウイルス対策による一昨年の中止、国文祭・芸文祭みやざき2020に合わせた昨年の夏開催を経て、春開催は3年ぶり。同じく3年ぶりに政府が国民へ行動制限を求めない大型連休となり、県外からも多くのファンが足を運んだことだろう。 国内外で活躍するコンサートマスターやソリストに加え、ライナー・キュッヒル、ミッシャ・マイス...
続きを読む県おかあさんコーラス連盟40年 記念コンサート開催
2022年5月21日トピックnews夫に先立たれた悲しみから立ち直った人、車いすで練習に参加する90代、家族を介護しながら「歌は自分だけの時間」と活動を続ける人…。さまざまな境遇の女性が参加する「県おかあさんコーラス連盟」(女子分花子会長)は29日、結成40周年記念コンサートを宮崎市のメディキット県民文化センターで開く。昨年が節目の年だったが、コロナ禍の影響で2年越しの実現。会員らは息の長い活動を振り返り、「今後も音楽を通した交流...
続きを読む「誤った認識にならないよう注意を」 屋外マスク着用不要
2022年5月20日社会news新型コロナウイル対策としてのマスク着用について、厚生労働省が条件付きで不要とするなどと考え方を示した20日、着用の徹底が難しい未就学児の保護者らは前向きにとらえた。熱中症防止など生活への影響に配慮しての対応だが、県内では感染者数は高止まりが続いている。専門家は「誤った認識にならないよう注意しながら対策してほしい」と呼びかけている。 2歳以上の未就学児について政府は2月「可能な範囲で一時的に着用...
続きを読む「廃棄済み」「廃棄予定」ワクチン5万2千回分 県内10市町村
2022年5月19日社会news県内自治体が保有する新型コロナウイルスワクチンのうち、有効期限切れで廃棄済みまたは廃棄予定のワクチンが10市町村で計約5万2千回分に上ることが、県と全26市町村への取材で分かった。ほとんどがモデルナ製で、3回目接種率低迷や交互接種への懸念で希望者が少なかったことに加え、期限が近いワクチンが供給されたことが影響した。 廃棄済みもしくは廃棄予定と回答した市町村は宮崎、延岡、日南、日向、西都市、高原...
続きを読むモデルナ製大量廃棄へ 県内市町村 期限間近ワクチンに困惑
2022年5月19日社会news新型コロナウイルスワクチン3回目接種を巡り、県内でも26市町村の4割で、モデルナ製を中心に多くのワクチンが廃棄済みや廃棄予定となっている。各自治体は接種機会を拡充するなど対策を講じたものの、接種率低迷や使用期限の短さから使い切りに苦戦。全国では月内にも4回目接種が始まる中、現場からは同じ事態の再発や、承認ワクチンの増加による業務煩雑化など、懸念の声が上がっている。 約2万回分を廃棄する見通しと...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染484人 病床使用率24・2%
2022年5月19日社会news県と宮崎市は19日、新たに10歳未満~100歳以上の484人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。病床使用率は24・2%で、重症者は1人。新規感染者は前週の同じ曜日から52人減り、2日連続で前週を下回った。県は、高齢者1人が18日に死亡したことも明らかにした。 死亡した高齢者は基礎疾患のある90代で、ワクチンは1回接種済み。県内の感染者死亡は累計140人となった。クラスター(感染者集団...
続きを読む油津商店街でステージや出店 「日南夜市」にぎわう
2022年5月19日地域の話題コロナ禍で疲弊する地域を盛り上げようと、株式会社油津応援団(黒田泰裕代表)が取り組んでいる「日南夜市」が14日、日南市の油津商店街で開かれた。キッチンカーの出店やステージイベントなどがあり、多くの若者や家族連れでにぎわった。次回は7月に開催予定。 同日は軽食やスイーツのキッチンカー、ハンドメード雑貨の店など15事業者が出店。ダンスステージでは市公認アイドル「ボニートボニート」など市内外の9団体...
続きを読む西諸の季節の食材味わって 小林で交流イベント
2022年5月18日地域の話題食を通して地域内の交流を促そうと、小林市のTENAMUビル2階交流スペースで、「熱中食堂」と銘打ったイベントが初めて開かれた。親子連れら約100人が、西諸の季節の食材を使った食事を楽しんだ。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、減少した交流の場をつくろうと、市民団体「熱中こばやし」が、市の補助を受けて14日に開催した。当初は大人300円、中学生以下100円で食事を提供する予定だったが、市民か...
続きを読む新型コロナ県内感染、2日連続前週超え 病床使用率23・9%
2022年5月17日社会news県と宮崎市は17日、新たに10歳未満~90代の482人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日から67人増え、2日連続で前週を上回った。16日時点の病床使用率は23・9%で、重症者は1人減の1人。 クラスター(感染者集団)は宮崎市の2高校と小学校、延岡・西臼杵圏域の公立学校と障害者福祉施設で計5件確認された。 県内の感染者累計は4万7323人。16日時点の病...
続きを読む高千穂、GW観光大幅回復 昨年比2倍
2022年5月16日地域の話題高千穂町は、今年のゴールデンウイーク(GW)の7日間(4月29日~5月5日)に同町を訪れた観光客数が6万3580人(速報値)だったと明らかにした。3年ぶりに新型コロナウイルス対策の全国的な行動制限がない中、昨年の2倍、一昨年の20倍に増加。10万人前後が訪れていたコロナ前の水準には及ばなかったが、大幅に回復した。 町内では一昨年のGW期間中、感染拡大防止策として高千穂峡の貸しボートをはじめ観光...
続きを読む県内コロナ感染 9日ぶり前週比減少
2022年5月15日社会news県と宮崎市は15日、県内で新たに10歳未満~90代の475人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日比で149人減で、9日ぶりに前週を下回った。14日時点の病床使用率は23・9%で、重症者は3人となっている。 県は基礎疾患のある90代の高齢者1人が14日に死亡したことも明らかにした。ワクチンは未接種だった。県内の感染者死亡は累計139人となった。 クラスター...
続きを読む平和願いレクイエム 大野さん指揮、宮崎国際音楽祭メインプログラム
2022年5月14日きょうの出来事第27回宮崎国際音楽祭(県、県立芸術劇場主催)のメインプログラム「喪失と悲哀を越えて~大野和士がささげるレクイエム」は14日、宮崎市のメディキット県民文化センター・アイザックスターンホールで開かれた。戦禍に揺れるウクライナ、収束しないコロナウイルス―。世界的指揮者の大野和士さんが、音楽の持つ癒やしの力を信じ、タクトを振るった。 「三大レクエイム」に数えられる、ベルディのレクイエムを上演。ソリス...
続きを読む新型コロナ感染、8日連続で前週比増 病床使用率23・5%
2022年5月14日社会news県と宮崎市は14日、新たに10歳未満~90代の550人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日から88人増え、8日連続で前週を上回った。13日時点の病床使用率は23・5%、重症者は3人となっている。 クラスター(感染者集団)の発生は、宮崎市の学校の寮で1件確認された。県内の感染者累計は4万6077人。13日時点の病床数は306床で、入院者は72人。 新規感染...
続きを読むえびの高原GW観光客3倍超 過去10年で2番目水準
2022年5月14日トピックnewsゴールデンウイーク(GW)の10日間(4月29日~5月8日)にえびの市・えびの高原を訪れた入り込み客数が、前年同期比で3倍超の約6万6千人に上り、過去10年間で2番目に多かったことが市の調査で分かった。硫黄山噴火やコロナ禍でたびたび客足に影響を受けてきたが、アウトドア志向の高まりを背景に光明が差し込んできた。市は同高原を「入り口」に年間を通して集客し、市全体の観光活性化につなげる考えだ。 GW...
続きを読む「ひなた飲食店」向け電子クーポン6月開始へ 30%プレミアム付き
2022年5月13日トピックnews河野知事は13日、新型コロナウイルス対策を講じた「ひなた飲食店認証店」で利用できる30%のプレミアム付き電子クーポン発行事業について、6月開始で調整していることを明らかにした。定例会見で「感染対策と経済回復のバランスを取っていく」と述べ、飲食店での会食時の感染対策を強化すると同時に、売り上げが落ち込む業界の支援につなげたい考え。 クーポンの発行総額は13億円。県衛生管理課によると、クーポンを利...
続きを読む健康と福祉啓発動画作成 宮崎中央西まちづくり推進委
2022年5月12日トピックnews地元有志でつくる宮崎市中央西まちづくり推進委員会地域福祉部会(竹之内裕一部会長、13人)は、健康と福祉の啓発動画を作成した。部会員の得意分野や人脈を生かして身近な内容の3種類を作り、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。 同部会が昨年12月に開催予定だった第13回健康ふくし祭りが新型コロナウイルスの影響で中止になったことから、何か住民を笑顔にできることをしようと企画した。 動画は地域...
続きを読む新型コロナ 県内過去最多790人 大型連休の人流増加が要因
2022年5月11日きょうの出来事県と宮崎市は11日、県内で過去最多となる10歳未満~90代の790人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。病床使用率は17・6%で重症者は2人。県は「大型連休で人の流れが増えたことが要因で、若い世代が増加している」と分析、感染対策の徹底を呼びかけている。 これまでの最多は13日発表の755人だった。県内の感染者累計は4万4499人で、10日時点の病床数は306床、入院者は54人。10日...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染者416人 4日連続前週比増
2022年5月10日社会news県と宮崎市は10日、新たに10歳未満~100歳以上の416人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日から59人増え、4日連続で前週を上回った。9日時点の病床使用率は18・3%で、重症者は1人減の2人。 県は基礎疾患のある90代1人が7日に死亡したことも明らかにした。ワクチンは2回接種していた。県内の感染者死亡は累計137人となった。クラスター(感染者集団)は宮...
続きを読む大型連休、宿泊者や観光客2倍 県内観光地、県外客などでにぎわう
2022年5月9日トピックnews3年ぶりに新型コロナウイルス対策の全国的な行動制限が設けられなかった、今年のゴールデンウイーク(GW)を含む最大10日間の大型連休(4月29日~5月8日)。県内各地は、昨年、一昨年はそれほど見られなかった県外客で連日にぎわい、客足が前年同期比で2倍に回復した観光地や宿泊施設もあった。関係者は今後の団体ツアー客の増加も見込み、「コロナへの警戒は続くが、復調していくのでは」と期待する。 コロナ禍前...
続きを読む県障がい者スポーツ大会 日頃の練習成果競い合い交流
2022年5月8日きょうの出来事第21回県障がい者スポーツ大会は8日、宮崎市のひなた県総合運動公園などで行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。身体、知的、精神障害者約450人が陸上や水泳、フライングディスクなど10競技に出場し、日頃の練習成果を競い合いながら交流を深めた。 大会は、障害者にスポーツの楽しさを体験してもらい、県民の理解を深めようと実施。選手たちは障害区分ごとの種目でプレーし、記録の更新など...
続きを読む【日曜論説】運玉値上げ 根付いた文化の継続を
2022年5月8日きょうの読み物日南支社長兼論説委員 落合敬史郎 学生時代には「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という不届きな発想で日南市・鵜戸神宮の運玉を何度も投げていた。亀石の上に張っている円形の縄の中に入れば願いがかなうといわれているが、隣を見れば同じように鼻息荒く投げる人もいて、何やら楽しかった記憶がある。その運玉の初穂料が7月、100円(5個)から200円に値上げされる。そこには少子化や人手不足、燃料高騰、コロナ禍など社...
続きを読むPCR検査など民間委託へ 宮崎市保健所 機能維持図る
2022年5月6日トピックnews新型コロナウイルス感染者数が高止まりしているのを受け、宮崎市は6日、感染者の濃厚接触者らへのPCR検査や、感染者情報のデータ入力などを民間企業に委託する方針を示した。逼迫ひっぱくする保健所の機能を維持し、リスクの高い感染者への対応強化などに重点化した考え。事業費を計上した一般会計補正予算案を9日の臨時議会に提案する。 6日の議会運営委員会(徳重淳一委員長、8人)で明らかにした。濃厚接触者らへの...
続きを読む増えるコロナ後遺症患者 従来株と比べ 症状に変化も
2022年5月6日社会news新型コロナウイルス「第6波」で感染者が急増したことに伴い、県内で感染後の後遺症を訴える人が、子どもを含め後を絶たない。診察に当たる医師は「3月末から急増し、1日の外来患者数はデルタ株以前の4、5倍に増えている」と明かす。全身倦怠感や、集中力や思考力が落ちる「ブレーンフォグ(脳の霧)」などが目立ち、従来株と比べ症状に変化も見られるという。県も受診の体制強化に向け、動き始めた。 元九州保健福祉大教...
続きを読むゴールデンウイーク終盤 Uターンピーク迎える
2022年5月5日きょうの出来事コロナ禍で往来制限のないゴールデンウイーク(GW)が終盤に近づいた5日、県内は帰省客や観光客のUターンのピークを迎えた。 宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港の出発ロビーでは、帰省客と親族が抱き合ったりハイタッチを交わしたりして別れを惜しんだ。綾町の親戚宅を家族5人で訪れた千葉県浦安市、自営業篠原信行さん(45)は「行動制限がなかったので3年ぶりに来県した。日南海岸や鵜戸神宮などの観光地を満喫できた...
続きを読む記録更新目指し熱戦 ゴールデンゲームズのべおか、3年ぶり開催
2022年5月4日スポーツnow陸上の中長距離記録会「第33回ゴールデンゲームズinのべおか」(実行委主催)が4日、延岡市の西階総合運動公園陸上競技場であった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催となり、地元・旭化成など実業団選手や小中高生ら341人が6種目18レースに出場。記録更新を目指し熱戦を繰り広げ、観客約3千人の視線をくぎ付けにした。 レースは夕方始まり、気温27度まで上昇する中、選手らは汗だくになってゴ...
続きを読むGW後半スタート 県内の行楽地、家族連れや観光客にぎわう
2022年5月3日トピックnewsゴールデンウイーク(GW)後半が始まった3日、県内の行楽地は家族連れや観光客でにぎわった。イベントも開催され、行楽客らは新型コロナウイルス禍で行動制限のない3年ぶりのGWを楽しんだ。売り上げが回復しつつある施設もあり、関係者は「感染拡大前の風景が戻ってきた」と手応えを感じている。 宮崎市フェニックス自然動物園は昨年のGW期間中、県外客に来園自粛を要請。途中からは感染者が増え、休園となった。今年...
続きを読む新型コロナ3日、宮崎県内新規感染357人 重症者が3人 第6波以降で初
2022年5月3日社会news県と宮崎市は3日、新たに10歳未満~90代の357人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2日時点の病床使用率は22・5%。第6波以降、初めて重症者が3人となった。 県内の感染者累計は4万1040人。2日時点の病床数は306床で、入院者は69人。クラスター(感染者集団)は宮崎市の教育・保育施設、延岡市の高齢者施設で計2件確認された。 新規感染者の居住地別、年代別は次の通り。 宮崎市...
続きを読む平和台ホットドッグ移動販売「ヤング食品」 6月、半世紀の歴史に幕
2022年4月30日トピックnews宮崎市の平和台公園で半世紀近く営業する移動販売車「ヤング食品」が、6月でその歴史に幕を下ろす。店主の中原サチ子さん(83)=宮崎市大塚台西1丁目=が作るキャベツたっぷりのホットドッグは同公園の名物として、地域住民だけでなく観光客にも親しまれてきた。新婚旅行ブーム、インバウンド(訪日外国人客)の増加、コロナ禍―。県内有数のスポットに構える移動販売車から本県観光の移り変わりを見てきた中原さん。「地域...
続きを読む青島の観光施設が営業開始 県内外の観光客でにぎわう
2022年4月29日きょうの出来事ゴールデンウイーク(GW)初日の29日、宮崎市青島では「AOSHIMA BEACH VILLAGE(青島ビーチビレッジ)」と「青島ビーチパーク」の営業が始まった。新型コロナウイルス禍で行動制限のない初めてのGW。両施設のほか、周辺の店舗や施設も県内外から訪れた観光客でにぎわった。コロナ感染者が増加するたび、客足の減少に悩まされてきた観光関係者は「新たな青島の魅力を発信し、活性化につなげたい」と期...
続きを読む豊かな音色街中に響く 宮崎市でストリート音楽祭
2022年4月29日きょうの出来事3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限が設けられなかったゴールデンウイークが29日に始まり、初日から県内各地の観光地やイベント会場などは多くの人々で賑わった。 宮崎市中心市街地ではみやざき国際ストリート音楽祭2022(実行委主催)が開かれ、4千人(主催者発表)が来場。34団体約420人が出演し、ポップスやクラシックなど彩り豊かな音色を街中に響かせ、第27回宮崎国際音楽祭で最初のプログラムと...
続きを読む新型コロナ県内新規感染454人 病床使用率20.6%、重症者1人
2022年4月28日社会news県と宮崎市は28日、新たに10歳未満~90代の454人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。27日時点の病床使用率は20・6%で、重症者1人が確認された。また、県は高齢者1人が同日に死亡したことも明らかにした。 死亡した高齢者は基礎疾患のある80代で、ワクチンは2回接種済みだった。県内の感染者死亡は累計130人となった。クラスター(感染者集団)は宮崎市の高齢者施設、医療機関、都城市の高...
続きを読むGGN3年ぶり開催 5月4日、有観客で実施
2022年4月28日スポーツnow陸上の中長距離記録会「第33回ゴールデンゲームズinのべおか(GGN)」は5月4日、延岡市の西階総合運動公園陸上競技場で3年ぶりに開かれる。新型コロナウイルス感染拡大により2年連続で中止してきたが、制限付きで観客を受け入れるなど感染対策を講じて行う。 実行委が28日、同市役所で明らかにした。レースは午後4時15分スタート。同9時45分まで小中学一般の800メートルや5000メートルなど6種目1...
続きを読む県境越え「岩ガキまつり」 5月から日向市などで開催
2022年4月28日きょうの出来事本県と大分県の日豊海岸沿い3市1町の観光協会が地元産イワガキをPRする「日豊海岸岩ガキまつり」のオープニング式典は28日、日向市細島の「牡蠣小屋寧」であった。5月のイベント開始を前に、参加した約20人の関係者が焼きたてのイワガキを試食した。 実行委員長の山本達雄・日向市観光協会事務局長が「今年もいいカキができた。コロナに負けず観光活性化に頑張りたい」とあいさつ。生産者の児玉慶太さん(45)は「...
続きを読む行動制限なしGW、県外客増加の兆し にぎわい復活に期待
2022年4月27日社会newsコロナ禍で3度目となるゴールデンウイーク(GW)が29日から始まる。緊急事態宣言などの強い措置が全国的に取られていない状況は初めてで、本県でも県境をまたぐ帰省や旅行の自粛など往来制限がかからない。最大10連休も追い風に県外客が増加する見込みで、苦戦を強いられてきた観光、宿泊施設関係者は「感染対策と両立しつつ、日常が戻ってきた。久しぶりのにぎわいになりそう」と期待を高めている。 空の便は順調に予...
続きを読む行楽シーズンの無事故願う 川原自然公園で安全祈願祭
2022年4月27日きょうの出来事利用者が増えるゴールデンウイーク(GW)など行楽シーズンを前に、木城町の川原自然公園で27日、安全祈願祭があった。同公園を運営する町ふるさと振興協会や町関係者15人が出席し、無事故を願った。 総合案内所内で神事が執り行われ、同協会の牛田宏会長や半渡英俊町長らが玉串をささげた。牛田会長は「安心安全に努め、コロナ禍の中で人々の癒やしとなるような運営をしていきたい」とあいさつした。 同公園はボルダ...
続きを読む宮崎県内就職、最高65.7% 今春卒業高校生内定者
2022年4月27日夕刊today宮崎労働局は26日、今年3月に卒業した高校生の就職内定者(3月末時点)のうち、県内就職の割合が65・7%(前年比3・0ポイント増)となり、1994年3月卒以降、過去最高を更新したと発表した。2年連続で60%台となり、同局は「新型コロナウイルス感染が都市部で拡大した影響で、県内志向が高まった」と分析している。 同局によると、高校生の就職内定者は2048人で、このうち県内企業は1345人。求職者数...
続きを読む宮崎市の精神科がフリースクール開設 医師らが心の問題解決
2022年4月26日社会news不登校の子どもたちを支援しようと、宮崎市の精神科クリニック「みよしクリニック」(三好良英院長)はフリースクールを今月から開設している。精神科が運営する県内でも珍しい形態で、医師や看護師ら専門職が子どもたちの心をケアする。長引く新型コロナウイルス禍の中で、県内では不登校の子どもが増加しており、支援団体も新たな居場所として期待を寄せる。 三好院長によると「気分が落ち込む」「やる気が起きない」など、...
続きを読む高校生 県内就職内定率65・7% 過去最高更新
2022年4月26日社会news宮崎労働局は26日、今年3月に卒業した高校生の就職内定者(3月末時点)のうち、県内就職の割合が65・7%(前年比3・0ポイント増)となり、1994年3月卒以降、過去最高を更新したと発表した。2年連続で60%台となり、同局は「新型コロナウイルス感染が都市部で拡大した影響で、県内志向が高まった」と分析している。 同局によると、高校生の就職内定者は2048人で、このうち県内企業は1345人。求職者数...
続きを読む新規感染392人、1人死亡 病床使用率22・9%
2022年4月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに10歳未満~90代の392人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は高齢者1人が23日に死亡したことを明らかにした。同日時点の入院者は70人で病床使用率は22・9%。重症者はいない。 新規感染者は前週の同じ曜日から156人減り、7日連続で前週を下回った。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は297・0人(23日時点)で、300人以下は6日以来。 死...
続きを読む県「医療警報」運用スタート 25日から
2022年4月24日社会news県は25日、新型コロナウイルス感染拡大による病床逼迫(ひっぱく)の度合いを示す新たな「医療警報」(3段階)の運用を始め、上から2段目の「医療緊急警報」を発令した。5月15日までをめどに県民に会食時の人数、時間制限などを求める。 これまでの警報の感染拡大緊急警報は今月24日で終了。新たな警報は、最も深刻な場合に「医療非常事態宣言(レベル3)」(重症病床使用率、病床使用率のいずれかが50%超の恐れ...
続きを読む【日曜論説】就活生へ 古里で一緒に働こう
2022年4月24日きょうの読み物編集局次長兼論説委員 戸高 大輔 宮崎山形屋(宮崎市)の黒木正孝・総務課長は、採用試験に向けて大学・短大・専門学校生から送られてきたエントリーシートを見て驚いたそうだ。県外の学生が半分も占めている。「近年にはない傾向。動機には『地元に戻って地元を盛り上げたい』と書いているが、おそらく新型コロナウイルスが原因だろう」と黒木課長。なるほど、今年の就活生は、コロナ禍で里帰りがままならず、授業はリモート...
続きを読む県内新規感染23日 482人 クラスター4件、1人死亡
2022年4月23日社会news県と宮崎市は23日、新たに10歳未満~100歳以上の482人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は同日、高齢者1人が21日に死亡したことも明らかにした。新規感染者は前週の同じ曜日から170人減り、6日連続で前週を下回った。22日時点で入院者は63人で病床使用率は20・6%。重症者はいない。 死亡した高齢者は80代で基礎疾患があり、ワクチンは2回接種していた。死者の累計は125人。 ...
続きを読むコロナ禍、宮交シティが農家支援 こだわり農産物や加工品でイベント
2022年4月23日地域の話題新型コロナウイルス禍で苦境が続く農家や加工品の生産者を応援しようと、宮崎市・宮交シティ内の「みやざきサンクスマーケット」は直売イベントを始めた。県内の農家らが店頭に立ち、生産した野菜や加工品などを販売。定期的に開くことで県内の食材の魅力を発信し、地元での消費拡大につなげる。 店舗は宮交シティの直営店として1月末にオープンし、26市町村の農産物や加工品を販売している。スタッフが取引先の生産者を訪...
続きを読む「医療警報」正式に決定 県外往来基準も見直し 新型コロナ対策本部会議
2022年4月22日きょうの出来事県は22日、新型コロナウイルス感染拡大による病床使用率などを判断基準とする新たな「医療警報」(3段階)について、25日からの運用を正式に決めた。県外往来に関しても見直し、対象自治体が国のまん延防止等重点措置適用の場合に自粛を要請するなど基準を変更した。 県新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)で決定した。会議後の会見で、知事は「オミクロン株は感染が急拡大する一方で、軽症割合が...
続きを読む県、医療重視し「新警報」方針 会食制限など継続
2022年4月21日きょうの出来事県は21日、新型コロナウイルス感染症に対応する県独自の警報区分を終了し、新たに「医療警報」の運用を25日から始める方針を明らかにした。重症病床使用率と病床使用率を判断基準に「医療非常事態宣言」以下3段階を設定。3回目ワクチン接種の推進などにより、医療の逼迫(ひっぱく)が生じない水準で感染を受け止めつつ、日常生活と社会経済活動の維持を図っていく考え。 新警報は「医療警報(レベル1)」(重症病床使...
続きを読む県内新規感染511人 クラスター4件、1人死亡
2022年4月21日社会news県と宮崎市は21日、新たに10歳未満~100歳以上の511人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は同市や小林市で計4件確認された。県は高齢者1人が20日に死亡したことも明らかにした。 死亡した高齢者は基礎疾患のある80代で、ワクチンは未接種だった。死者の累計124人となった。 クラスターが発生した宮崎市の医療施設は、コロナ患者を受け入れる協力医療機関で、入院...
続きを読む日南グレープフルーツ楽しんで 6次化で3商品開発
2022年4月19日地域の話題日南市大窪の農業生産法人「緑の里りょうくん」(田中良一社長)は、生産しているグレープフルーツを使用した加工商品3種を開発し、販売を始めた。3種は果汁、ジュレ、果皮油で、3月中旬から宮崎市と京都市で試験的に販売。6次化することで日南産グレープフルーツの知名度を上げ、さらに販路開拓を探っていく。 主に業務用としてグレープフルーツを出荷していた同法人は、コロナ禍による出荷減少で大量廃棄することも。そ...
続きを読む逆境も「えびの米」最上級 硫黄山噴火から4年
2022年4月18日社会news霧島連山・硫黄山(1317メートル)の噴火から、19日で4年を迎える。えびの市では一部地域で稲作ができなくなったが、昨季から市内全域で再開。「えびの米」は最高評価の「特A」に輝き、農家はコメ作りにまい進する。噴火後に観光客が落ち込んでいたえびの高原は、新型コロナウイルス禍のアウトドアブームで人気が高まる。一方でえびの高原へと向かう県道小林えびの高原牧園線(県道1号)は一部通行止めが続いており、関...
続きを読む新型コロナ17日、県内新規感染548人 自宅療養者最多更新
2022年4月17日社会news県と宮崎市は17日、新たに10歳未満~100歳以上の548人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数(16日時点)は391・8人と13日連続で過去最多を更新し、全国3位の高止まりが続く。自宅療養者(同日時点)も3855人と3日連続で最多を更新した。 クラスター(感染者集団)は同市や日南市などで計5件確認された。宮崎市では、屋内の運動系部活動に所属...
続きを読む都城市移住過去最多362人 地方回帰流れ取り込む
2022年4月16日トピックnews都城市への2021年度の移住者が前年度比32人増の362人に上り、過去最多となったことが16日、分かった。新型コロナウイルス禍前の19年度比1・8倍。ふるさと納税寄付金などを財源とした移住者向けの独自補助を呼び水に、産出額全国1位の農業を中心とする雇用の受け皿と結びつけ、コロナ禍による地方回帰の流れも取り込んでいる。 市総合政策課によると、21年度の移住者は県外314人(前年度比37人増)、県...
続きを読む延岡「お大師さん」始まる コロナ終息願い「お接待」
2022年4月15日きょうの出来事九州三大春祭りの一つで、「お大師さん」として親しまれている延岡今山大師祭は15日、延岡市の今山大師を中心に始まった。弘法大師銅像建立65周年を迎え、新型コロナウイルスの終息といった疫病封じの原点を再認識しながら、参拝客を「お接待」する。17日まで。 テーマは「念ずれば 地球も笑顔 お大師さん!」。開会式法要は本堂であり、野中玄雄住職が万物への感謝や平和への祈りを込めお経を唱えた。弘法大師銅像に...
続きを読む熊本地震6年 「車中泊・車中避難」県内市長村調査 17市町が対応策明記せず
2022年4月13日社会news熊本地震で注目が集まった「車中泊・車中避難」。宮崎日日新聞が県内全市町村を対象に実施した聞き取り調査では、17市町が地域防災計画に明記しておらず、自治体が避難者の健康リスクや避難情報の把握に課題を感じていることが明らかになった。一方で新型コロナウイルス禍の地震発生時などに、住民が車中泊を選ぶ動きは県内でもみられ、防災に詳しいNPO関係者は「住民の安全を守るため、行政は車中避難を受け入れる準備を進...
続きを読む県内50代以下の接種率低迷 新型コロナワクチン3回目、全国平均下回る
2022年4月12日社会news新型コロナウイルスのワクチン接種について、県が12日に明らかにした3回目接種率(10日時点)によると、県内では20~40代が50%以下と伸び悩んでいる。 県によると、県内で3回目接種券が届く目安となる2回目から6カ月が経過した人の接種率は68・7%。年代別にみると、60代以上の各世代が80%以上に達しているのに対し、40代48・7%、30代45・3%、20代47・1%。50代も61・3%にとど...
続きを読む症状異変、見逃さず 新型コロナ自宅療養者フォローアップセンター開設
2022年4月12日社会news新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内で自宅療養者が急増している。10日時点で過去最多の3554人とこの1カ月余りで3倍超に増加し、保健所の業務は逼迫ひっぱく。療養者の健康観察に当たる看護師や薬を届ける薬剤師の負担も日に日に増し、事態を重く見た県は12日、健康観察を担う「自宅療養者フォローアップセンター」の開設を発表した。「症状の異変を見逃さない丁寧な運用を」。感染経験者や医療従事者からは切実...
続きを読む県内12日新規感染571人 人口10万人当たり最多更新
2022年4月12日社会news県と宮崎市は12日、新たに10歳未満~90代の571人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の直近1週間(11日時点)の人口10万人当たり新規感染者数は352・7人で過去最多を更新し、沖縄県、東京都に次ぐ全国3位の高水準が続いている。 クラスター(感染者集団)は、過去最多と同じ計8件が発表され、このうち半数は事業所で発生。3件は宮崎市でそれぞれ従業員8人、同5人、従業員と利用者計5...
続きを読む新型コロナ感染累計3万人超 13、14日計821人
2022年4月11日社会news県と宮崎市は11日、新たに329人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。10日は492人の感染が確認され、2日間の新規感染者は計821人。感染者累計は3万人を超えた。クラスター(感染者集団)は、宮崎市役所や同市の障害者施設などで計7件発生。基礎疾患のある高齢者1人が8日に死亡したことも明らかになった。 10日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は340・9人で、7日連続で最...
続きを読む油津港に「にっぽん丸」 今年初のクルーズ船
2022年4月11日きょうの出来事日南市の油津港に11日、商船三井客船(東京都)のクルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が寄港した。県内へのクルーズ船寄港は今年初。下船した乗客らは土産を買い求めていた。 クルーズ船は神戸港発着で、4泊5日の日程で同市と鹿児島県奄美大島などを巡る。乗客約170人はすべて日本人。乗船前に複数回PCR検査を実施しており、一般見学客とは動線を分けるなど、新型コロナウイルス感染対策を行った。 乗...
続きを読む「何事にも一生懸命取り組む」 日章学園中・高で入学式
2022年4月10日きょうの出来事宮崎市の日章学園中・高(甲斐勝弘校長)の入学式は10日、校内であった。中学校に51人、高校10学科に481人が入学し、新入生は新しい生活に胸を膨らませていた。 新型コロナウイルス感染対策として、入場者を新入生と保護者に限定して実施。式では、甲斐校長が「それぞれの学科でプロ意識を磨き、夢をかなえるために努力してほしい」と式辞を述べた。 新入生を代表し、新中学1年生の石山健心さん(12)が「仲間...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染609人 2日連続600人台
2022年4月9日社会news県と宮崎市は9日、県内で10歳未満~90代の609人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2日連続で600人台となり、自宅療養者は3401人で過去最多となった。県は「過去最悪の感染状況が続く。一人一人が感染対策の意識を高めてほしい」と呼びかけている。 クラスター(感染者集団)は1件発生。同市で屋外スポーツの部活動に所属する大学生6人の感染を確認した。8日時点の直近1週間の人口10万人当...
続きを読む濃厚接触当事者が特定 宮崎市の方針転換、企業や学校に戸惑い
2022年4月8日社会news新型コロナウイルス感染が再び急拡大する中、一般事業所や教育現場などに濃厚接触者の特定作業を求めた宮崎市の方針転換が波紋を呼んでいる。逼ひっ迫ぱくする同市保健所の業務負担の軽減や重症化リスクの高い高齢者らへの対応を手厚くすることが目的だが、当事者が判断の責任を負うことになる。同市のマニュアルは週明けにも出そろう予定だが、現場からは「作業の負担が未知数。漏れなく特定できるかも不安だ」などと困惑の声も...
続きを読む新型コロナ、新規感染者最多612人 知事「過去最悪の状況」
2022年4月8日社会news県と宮崎市は8日、新たに10歳未満~90代の612人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。これまでで最多の584人(6日発表)を上回り、初の600人台。河野知事は県庁で会見を開き「本県は過去最悪の感染状況に直面している。(今月末からの)大型連休前後に、1日当たりの新規感染者が千人を超える可能性もあり得る」と強い危機感を示した。 県感染症対策課によると、本県の直近1週間の人口10万人当た...
続きを読む宮崎市が保健所業務を重点化へ 学校や事業所向けマニュアル整備
2022年4月7日社会news新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、宮崎市は7日、同市保健所の業務を、重症化リスクが高い高齢者や障害者を抱える福祉施設、医療機関などに重点化する方針を示した。一般事業所のほか、保育施設や学校などで感染者が出た場合、保健所を介さずにそれぞれの現場で濃厚接触者を特定することを求める。同市は今週末以降に特定作業の流れをまとめたマニュアルを公表する予定。 清山知憲市長が同日の定例会見で明らかにした。...
続きを読む感染防止、経済活動「両立」に舵 感染者過去最多
2022年4月6日社会news県内の新型コロナウイルス新規感染確認は6日、過去最多の584人となり、感染拡大は新たな局面に入った。県は最大限の警戒を呼び掛けるが、飲食店への時短営業などの行動要請は行わず、旅行割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」も継続。感染拡大を防ぎながら、社会経済活動を維持する方針にかじを切った形だ。飲食店や宿泊施設の関係者は、両立を模索する県の姿勢に理解を示す一方、先行きへの不安も漏れた。 県はこれまで...
続きを読む新規感染者 過去最多584人 新型コロナ
2022年4月6日社会news県と宮崎市は6日、県内で過去最多となる10歳未満~90代の584人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日時点の直近1週間の人口10万人当たり感染者数も277・7人で最多を更新した。県は「感染爆発が現実味を帯びている」と危機感を強めている。 県は基礎疾患のある高齢者1人が5日に亡くなったことも明らかにした。100歳以上で、ワクチン未接種だった。感染者の死亡は累計119人。 クラスタ...
続きを読む新学期控え、子どもの感染急増 教育現場が警戒強める
2022年4月5日社会news県内は新型コロナウイルス「第6波」が収まらないまま、感染のリバウンドが顕著となっている。直近1週間の新規感染者は10代以下が3割半ばを占め、小中高校では始業式を目前に控える中での再拡大に、これまで以上に警戒を強める。専門家は5~11歳のワクチン接種率の低迷が子どもたちの間で感染が止まらない一因とみており、接種の検討を呼び掛けている。 県によると、1月3日以降の全感染者に占める10歳未満、10代...
続きを読む福島川で花見ウオーキング 往復2キロ、心身すっきり
2022年4月5日地域の話題串間市ウオーキングクラブ(中川研児代表)は3日、同市の福島川堤防沿いなどで花見を兼ねたウオーキングを行った。市内外の約30人が、桜や風景を眺めながら健康づくりを楽しんだ。 同クラブは毎月ウオーキングイベントを実施していたが、新型コロナウイルスの感染拡大後は延期や中止が増え、花見の時期に合わせた開催は3年ぶり。コースは、同市の福島川河川歴史公園から堤防上の「桜づつみロード」を通り、同市金谷地区に...
続きを読む新たな門出祝う 宮崎大など3校で入学式
2022年4月4日トピックnews県内四年制大学のうち3校の入学式が4日、各地で開かれた。新型コロナウイルスの感染再拡大が進む中、各校は入場制限や手指消毒などの感染対策を徹底した上で、新入生の新たな門出を祝った。 このうち宮崎市のシーガイアコンベンションセンターであった宮崎大(鮫島浩学長)の式は、入場を新入生と教員のみに制限。学部や大学院、畜産別科の1410人が出席し、保護者用に動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信した。 ...
続きを読む鵜戸神宮の運玉値上げへ 7月に38年ぶり、200円に
2022年4月3日地域の話題日南市の鵜戸神宮(黒岩昭彦宮司)は、名物として観光客らに人気のある運玉の初穂料(料金)100円を、7月1日から200円に値上げする。製作者の減少や新型コロナウイルス禍の影響などによるもので、値上げは1984(昭和59)年以来38年ぶり。関係者は「社会状況を考えると、苦渋の選択」と理解を求めている。 運玉は同神宮本殿近くの亀岩めがけて投げ、しめ縄の中に当たると願いがかなうと伝えられている。これま...
続きを読む【日曜論説】コロナ3度目の春 続けたい人との交流
2022年4月3日きょうの読み物報道部長兼論説委員 中川美香 〈第二波の予感の中に暮らせどもサーフボードを持たぬ人類〉。宮崎市の歌人俵万智さんの歌集「未来のサイズ」(2020年)にこんな歌がある。新型コロナウイルス感染拡大の波に翻弄される私たち人類の姿が映し出されている。サーフィンの盛んな宮崎にいるから詠めた歌だと俵さんから聞いた。 あれから波は幾度も押し寄せ、再拡大への懸念が強まる。先日訪ねたお店の店主は、感染した知人2人...
続きを読む新型コロナ新規感染448人 県「再拡大」認識
2022年4月2日社会news県と宮崎市は2日、県内で新たに10歳未満~90代の448人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。過去3番目の多さで、400人を超えるのは過去2番目に多かった2月2日発表の466人以来59日ぶり。県は「県内はリバウンドの状況にある」と強い警戒感を示した。クラスター(感染者集団)は4件確認。基礎疾患のある高齢者1人が1日に死亡した。 新規感染者数は7日連続で前週を上回った。県全体の直近1週...
続きを読む海外留学生次々に 入国制限緩和で県内大学など
2022年4月2日社会news新型コロナウイルス対策の水際措置の緩和を受け、県内の大学や専門学校が外国人留学生の受け入れを次々と再開している。政府は今月、入国上限数をさらに拡大する計画で、留学生の動きはより活発化する見通しだ。コロナ禍で国際線の便数が減っている中、待機していた留学生と新年度入学生の入国が重なり、「航空券がなかなか確保しづらい」(大学関係者)状況もあるようだ。 宮崎国際大(宮崎市)は約2年ぶりに留学生を迎えて...
続きを読むテークアウトで弁当100個 高鍋、コロナ禍でも子ども食堂
2022年4月2日地域の話題高鍋町社会福祉協議会(岩崎信や会長)は3月28日、町社協で町内の児童生徒に弁当を提供した。子ども食堂の取り組みの一環で、100個用意したが短時間でなくなった。 町社協は5年前に子ども食堂をスタート。しかし、コロナ禍で開催できない状態が続いていたことから、今回はテークアウト形式で行うことにした。 事前に町内の小中学校4校に周知していたため、配布開始前から多くの子どもたちが集まった。弁当は町内の...
続きを読む苦境負けず古里元気に 新社会人 意気込み
2022年4月1日トピックnews新年度が始まった1日、県内各地で入社式や辞令交付式が行われ、若者たちが新たな一歩を踏み出した。新型コロナウイルス流行の収束もいまだ見通せず、ウクライナ情勢の悪化による原油高などの影響が本県にも影を落とす中での門出となったが、新社会人たちは「古里の宮崎を元気にしたい」と頼もしい表情で語った。 コロナから命を守る最前線の医療現場。宮崎市郡医師会病院(宮崎市)の辞令交付式には、医師や看護師ら60人が...
続きを読むまん延防止中の酒類提供 県、一律停止「成果あり」 飲食店 不満の声残る
2022年3月31日社会news新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の適用に伴う、飲食店などへの酒類提供の要請を巡って九州・沖縄8県で対応が分かれ、本県として次の感染拡大にどう対処していくべきか、課題を投げ掛けている。本県は一律の酒類提供停止を要請し「感染が他県より早く減少に転じた」と成果を説くが、飲食店関係者からは不満も漏れる。感染再拡大の兆しもある中、河野知事は今後について「ワクチン3回目接種、認証店制度の後押しを進め...
続きを読むJR九州特急自由席値上げ 高齢者から不安の声
2022年3月31日社会newsJR九州は本県関係を含む在来線特急の自由席料金を、1日から平均で4割値上げする。新型コロナウイルスの影響による旅客数減少に伴う業績悪化への対応で、消費税増税の料金改定を除き同社では初の自由席料金値上げで、インターネット購入の切符は据え置き。県内の利用者からは、一定の理解を示す声が上がった一方、値上げによる生活費負担増への懸念や、ネットに不慣れな高齢者らからは不安の声が漏れた。 同社は昨年8月、...
続きを読む農業産出額、都城市2年連続日本一 農水省20年推計
2022年3月30日トピックnews都城市は30日、農林水産省が取りまとめる市町村別推計で、2020年の市全体の農業産出額が865億円に上り、2年連続で全国1位になったと発表した。新型コロナウイルス下の外食需要減による肉用牛などの取引価格低下が響いたものの、産出額の減少幅を前年比1・4%に抑制して首位をキープした。 内訳は、肉用牛187億円(前年比9・2%減)と、豚284億円(0・4%増)がいずれもトップ。ブロイラーと鶏卵を合算...
続きを読む有終のハーモニー響く 全国2位の吾田小合唱部が演奏会
2022年3月30日地域の話題昨年、合唱コンクールで全国2位の成績を収めた日南市・吾田小合唱部(川島美哉顧問)の定期演奏会「うみかぜコンサート」は26日、同市の南郷ハートフルセンターであった。5、6年生20人が約100人の聴衆の前で見事なハーモニーを響かせた。 同部は昨年11月の第74回全日本合唱コンクール全国大会小学校部門で、2位の快挙を達成。地元のイベントで“凱旋”予定だったが、コロナ禍で出場取りやめやステージ行事の中...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事の定例会見(3月29日午前11時~)
2022年3月29日夕刊プラス1河野知事は29日、定例会見を開き、新型コロナウイルス感染者数の高止まりに伴い、3月いっぱいとしていた県全域への「感染拡大緊急警報」と、「感染急増圏域(赤圏域)」指定を4月24日まで延長することを発表した。併せて知事は、感染拡大防止へ基本的な予防対策徹底も呼び掛けた。会見での発表事項と、記者との主なやりとりは以下の通り。 「感染拡大緊急警報」4月24日まで延長/「ジモ・ミヤ・タビ」は4月29日チェ...
続きを読む事業承継で通年店舗営業再開 宮崎市「大盛うどん」
2022年3月28日トピックnews新型コロナウイルス禍の影響などで店舗営業を休止していた宮崎市江平1丁目の老舗うどん店「大盛うどん」が通年営業を再開した。ハンバーグ店「平家の郷」など9店舗を運営する、ハンク・ディーシー(宮崎市)社長の朽木敬之さん(39)が「100年以上続いた伝統の味を守りたい」と事業承継した。 同店は昨年8月いっぱいで店舗営業を休止。以降は、ネット通販などに加え、営業時間を短縮した上での不定期営業となっていた...
続きを読む伝統「南っ子太鼓」披露 保護者を前に都農南小4年生
2022年3月27日地域の話題都農町・都農南小(中岡千佳子校長、236人)の4年生34人が22日、5年生から4年生に代々引き継がれている「南っ子太鼓」を披露した。息の合った迫力ある演奏で、保護者ら約40人の感動を誘った。 例年は同町・都農神社の夏大祭で奉納しているが、昨年は新型コロナ感染拡大のため祭りが中止に。練習の成果を披露する機会を設けようと、学校に保護者らを招いた。児童は「や!」という勇ましい掛け声とともに、大小の太...
続きを読む【日曜論説】文豪と特攻 創作に反映した心の傷
2022年3月27日きょうの読み物論説委員会副委員長 西山 昌彦 災禍をまき散らす新型コロナウイルスにわずかでもいい点があったとすれば、多くの中学校や高校が修学旅行の目的地を県内に振り替えたことだ。太平洋戦争中の遺構がある宮崎市の旧海軍赤江飛行場(現宮崎空港)もその一つ。 特攻機が飛び立った現場に立つだけで、戦争について考えるきっかけになる。だが出撃すれば必ず死ぬ運命を、20歳前後の若者たちがどう受け止めていたか想像するのは難...
続きを読むボール追い掛け笑顔 宮日キッズサッカー
2022年3月26日きょうの出来事JAバンク宮崎杯宮日キッズサッカー大会2022(宮崎日日新聞社主催、JAバンク宮崎共催、モルテン協賛)は26日、宮崎市のひなた木の花ドームであった。県内の幼児26チーム、260人が出場。ボールを追って元気いっぱいに駆け回り、プレーを楽しんだ。 新型コロナウイルス禍などで過去2回は中止になっており、3年ぶりの開催。試合は前後半各6分の7人制で、6コートに分かれてリーグ戦を実施した。 子どもたち...
続きを読む学生たち、社会へ新たな一歩 宮崎大で卒業式
2022年3月24日きょうの出来事宮崎市・宮崎大(鮫島浩学長)の卒業式は24日、同市のシーガイアコンベンションセンターであった。式典に卒業生と教職員が一堂に会するのは3年ぶり。学部や大学院、別科の計1249人が恩師や家族、友人への感謝を胸に、新たな一歩を踏み出した。 新型コロナ禍により、卒業式は一昨年度は中止、昨年度は分散形式だった。本年度は卒業生などの要望を受け、検温、手指消毒、座席の間隔を空けるなど感染対策を徹底しながら開...
続きを読む6年間の思い出胸に中学へ 串間市や五ケ瀬で小学校卒業式
2022年3月23日トピックnews県内トップを切って、串間市や五ケ瀬町の小学校で卒業式があった。式ではコロナ対策が取られる中、6年間の思い出を振り返り、恩師や保護者への感謝の気持ちを胸に学びやを後にした。 串間市・有明小(栗野慶一郎校長、58人)では、コロナの感染対策のため、在校生や保護者の人数を制限して開催した。 栗野校長が卒業生12人に卒業証書を手渡し「4月から新しい生活が始まる。自分らしく精いっぱい取り組み、前に進んで...
続きを読むアクサゴルフ盛り上げへ一役 「ニシタチ」手形モニュメントに三ケ島選手ら2人加わる
2022年3月23日トピックnews宮崎市の「ニシタチ」に設置されているスポーツ選手の手形モニュメントに、昨年の女子プロゴルフ・リコーカップ覇者の三ケ島かな選手ら2人の手形が加わり、23日、除幕式があった。三ケ島選手が出席し、コロナ禍のニシタチと、同市で25日開幕する「アクサレディーストーナメント in MIYAZAKI2022」の盛り上げに一役買った。 除幕式には日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長らも出席。手形が披露されると...
続きを読む新型コロナ死亡者6割に高血圧、80代以上約9割 早期受診、感染防御徹底を
2022年3月21日社会news新型コロナウイルスに感染し、死亡した県内感染者の約6割に高血圧、約3割に心疾患、約2割に糖尿病の基礎疾患があったことが、県のまとめで分かった。ほとんどが高齢者で、基礎疾患が複数ある人も多かった。県内では新規感染者数が3桁の状態が続くなど感染が高止まりしており、県や専門家は「リスクが高い人への感染をいかに防ぐかが重要」として警戒を求めている。 2020年8月から今月8日までに発表した死者100人...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染120人
2022年3月21日社会news県と宮崎市は21日、県内で新たに10歳未満~70代の120人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新たなクラスター(感染者集団)と感染者死亡の発表はなかった。 感染者数は2日連続で前の週の同じ曜日を下回ったが、依然100人台と下げ止まりの状態が続く。県感染症対策室は「3連休で活発化した人流の影響を今後注視する必要がある。県民には引き続き十分な感染対策をお願いしたい」と呼び掛けている。 ...
続きを読む旅館「神仙」が「日本の小宿10選」に 高級感ある施設や食事など評価
2022年3月20日トピックnews高千穂町三田井の旅館「神仙」(佐藤功宏社長)は、「第47回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」(旅行新聞新社主催)の選考審査委員特別賞「日本の小宿10選」に初めて選ばれた。高級感のある施設や食事、コロナ対策などが評価された。 神仙は1973(昭和48)年に開業。客室全15室には露天風呂やヒノキ風呂を備え、高い天井や畳敷きの廊下、庭園など高級感が漂う。食事は完全個室の料亭で提供され、県産食材に...
続きを読む【日曜論説】「まん防解除」経済優先の対策に疑問
2022年3月20日きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員 寺原 達也 新型コロナウイルス感染症との闘いは3年目に突入した。この間、ワクチンも完成したが、いまだに感染を抑え込む段階には到達していない。ウイルスもアルファやデルタ、オミクロンなどと変異し、世界中の医療関係者の尽力にもかかわらず世界保健機関(WHO)によると感染者数は累計で4億6千万人を超えた。世界で605万人、国内で2万6千人、県内で110人以上の尊い命が失われて...
続きを読む6399人に喜びの春 県立高校で合格者発表
2022年3月18日きょうの出来事2022年度県立高入試の合格者が18日、特設サイトで発表された。全日制、定時制合わせて36校に6399人(全日制6304人、定時制95人)が合格し、喜びをかみしめた。 新型コロナウイルス感染対策のため、各校で合格者は掲示しなかった。宮崎市の久峰中(外山宏幸校長、401人)では、各家庭で合格を確認した生徒たちが笑顔で登校。集会で外山校長は「夢をかなえたという自信と誇りにしてください」と祝福した。...
続きを読むオキナグサ 春の訪れ 都農・河野さん方で開花
2022年3月17日地域の話題希少植物のオキナグサが、都農町南新町の河野員子さん(90)方で咲き始めた。赤紫色の花が庭のあちこちで顔をのぞかせ、春の訪れを告げている。 オキナグサはキンポウゲ科の多年草で、全体が白い毛で覆われている。河野さん方では「30~40年前」に植栽した1株が自然に増え続け、毎年この時季は大小の花が無数に開く。コロナ禍以前は友人らと花見を楽しんだという。 けがで2月末まで入院していた河野さん。「花のお...
続きを読むコロナ対応「遠隔手話サービス」利用ゼロ 導入1年 啓発、人材確保強化へ
2022年3月16日社会news新型コロナウイルス感染疑いで受診する際に、手話通訳者が同行できない聴覚障害者を支援しようと、県が昨年3月に導入した「遠隔手話サービス」の利用がない状況が続いている。サービスを実施する県聴覚障害者協会(宮崎市)は、啓発不足が背景にあるとみて周知に力を入れる方針。手話通訳者の確保や夜間など緊急時の対応などの課題も抱えているため、コロナ禍の長期化を見据え、サービスの充実を目指す。 遠隔手話サービスは...
続きを読むジモ・ミヤ・タビ再開 宿泊施設に予約殺到 「4月以降も継続を」
2022年3月14日社会news新型コロナウイルスの感染拡大に伴い停止となっていた県内旅行割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」は14日、県内在住者のみを対象に再開した。利用期間は31日までと短いものの、宿泊施設や旅行会社には次々と予約の電話が殺到。担当者は対応に追われていた。一方、長期化するコロナ禍で、観光業者の経営は厳しさを増しており、関係者からは4月以降の継続を望む声も上がっている。 宮崎市青島のホテルANAホリデイ・イ...
続きを読むワクチン未接種者向け予約不要の接種会実施 宮崎市
2022年3月13日社会news宮崎市は13日、12歳以上の新型コロナウイルスワクチン未接種者を対象に、予約不要の接種を市総合体育館で実施した。会場には受け付け開始時間前から列ができ、定員を20人から30人に増やして対応した。 同市に住民票があり、一度も接種していない人が対象で、ワクチンは米ファイザー製。2回目の接種は4月3日、同市のカリーノ宮崎6階で行う。 接種に訪れた同市の20代男性は「これまで仕事が忙しく、なかなか来...
続きを読むコロナ感染公表し感染対策を呼び掛け 宮崎市の医師・竹尾さん
2022年3月12日トピックnews宮崎市の竹尾耳鼻咽喉科医院の竹尾輝久院長(48)は、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中に高熱や嗅覚、味覚障害に苦しんだ経験を同病院のホームページ(HP)などで公表している。本県ではまん延防止等重点措置が終了したものの、1日当たりの新規感染者数は下げ止まりが続く。公表することで病院が風評被害を受ける懸念もあったが、経験を伝えることを決意。自宅療養中に気を配った点などについて紹介しており、「異変...
続きを読む花粉症、オミクロン株と症状酷似 医師「見分け困難、対策徹底を」
2022年3月11日トピックnews新型コロナウイルス「第6波」の収束が見通せない中、県内は本格的な花粉症シーズンに突入した。流行するオミクロン株と花粉症は鼻水やくしゃみ、倦怠(けんたい)感などの症状が似ており、県内の専門医から「見分けるのが難しい」との声が聞かれる。感染者が花粉症と思い込み、発見が遅れてしまうと、無自覚に感染を広げる恐れもあり、専門医は薬の服用など花粉症対策を徹底するよう呼び掛ける。 民間気象会社ウェザーニュー...
続きを読む3.56日で本県トップ 非常食の平均備蓄日数
2022年3月10日社会newsインターネットによる「減災調査2022」で、本県の非常食の平均備蓄日数は3・56日(全国3・09日)で、全国トップになった。民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)が実施した調査で、同社は「相次ぐ豪雨や台風による大規模浸水や長期停電に加え、コロナ禍で備蓄への意識が高まったのでは」と分析している。 調査は2月24~27日に実施し、全国の9495人が回答した。選択式回答の「約1日分」「約3日分」「約...
続きを読む原油高騰 県内農水産業、輸送業苦境 国の補助「効果的か疑問」
2022年3月9日社会newsロシアのウクライナ侵攻に伴う世界的な原油価格高騰により、県内の農水産、輸送業者らが苦境に立たされている。業種によっては燃油代が2割以上増大。国は補助の拡充など新たな支援策を打ち出すが、高騰に歯止めがかからず、関係者は「このままでは事業継続も難しくなる」と危機感を強める。 石油情報センター(東京)によると、昨年秋以降、コロナ禍からの世界的な経済活動の回復で原油価格は上昇。そこにウクライナ情勢の深...
続きを読む宮崎の食、動画でPR 県食品産業協が公式チャンネル
2022年3月9日トピックnews宮崎の食を動画でPRしようと、県内の食品製造会社や農業生産法人などでつくる県食品産業協議会(道本英之会長)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルを開設した。漬物や調味料、焼酎など会員企業34社の多彩な商品動画を掲載している。 同協議会は、商談会や視察研修を開催するなど、フードビジネスを支援。コロナ禍で対面でのイベントが開けない状況が続く中、消費者やバイヤーに県内の食の魅力を伝える機...
続きを読む林業産出額 本県255億円 木材2位、シイタケ3位
2022年3月8日社会news農林水産省は8日、2020年の林業産出額を発表した。新型コロナウイルス禍による木材価格の低迷が響き、本県は前年比11・4%減の255億円に落ち込んだものの、全体の8割近くを占める木材生産は北海道に次ぐ全国2位をキープ。シイタケ生産は3位だった。県内の業界関係者によると、「ウッドショック」により国産材価格が高騰した21年は、一転して産出額が大幅増加する見込み。 本県の内訳は、スギが9割超を占める...
続きを読む飲食店、期待と懸念 本県まん延防止等重点措置解除
2022年3月7日社会news「待ちに待っていた」。本県に適用されていた新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が解除された7日夜、営業時間短縮と酒類提供の終日停止の要請が解けた県内の飲食店では、久々に飲酒や食事を楽しむ客の姿があった。ただ、会食の人数や時間の制限は続き、感染再拡大への警戒感を指摘する声も。経済の本格的な回復に向けて、手探りの再スタートとなった。 宮崎市の繁華街「ニシタチ」では同日夜、営業する飲食店が増え、...
続きを読む本県コロナまん延防止措置終了 7日から全域赤圏域
2022年3月7日きょうの出来事新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置は6日までで終了し、県内は7日から全域が「感染急増圏域(赤圏域)」に移行した。不要不急の外出・移動自粛など県民への行動要請は一部緩和されたものの、県は会食制限を続けるなど警戒態勢を維持。31日までを「リバウンド(感染再拡大)防止強化月間」と位置付け、第6波の早期沈静化を目指す。 飲食店などへの営業時間短縮と酒類提供終日停止の要請は6日までで終了。県民に対...
続きを読むオンラインや対面定着 コロナ禍、3年目の大学生就活
2022年3月6日社会news2023年卒業予定の大学生らの就職活動が3月に解禁され、本格的に動き始めている。新型コロナウイルス禍で3度目の就活。オンライン説明会が浸透し活発に開かれている一方で、直接やり取りできる対面形式も学生や企業からの人気は根強い。状況によってオンラインと対面を効果的に活用しているケースもあり、採用関係者は「コロナ禍の就活の形として定着してきた」とみている。 県内での就職を希望する宮崎産業経営大3年の...
続きを読む【日曜論説】「まん防適用解除」対応つぶさに検証を
2022年3月6日きょうの読み物編集委員室長兼論説委員 鳥越眞也 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って本県全域で適用されてきた、まん延防止等重点措置(まん防)が、きょう6日いっぱいで解除される。1月21日に宮崎、都城市などに適用されて以来、1カ月半ぶりの解除となる。この間、オミクロン株により感染が爆発的に広がり高齢者が相次いで亡くなった。解除後も一人一人が予防策を徹底し、感染防止に努めたい。 まん防の要因となった第6波の特徴...
続きを読む5~11歳ワクチン 情報提供に自治体苦慮 効果と副反応、保護者も慎重
2022年3月5日社会news5~11歳を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が宮崎市などで始まる中、県内自治体は効果や副反応などの情報提供に苦慮している。接種は12歳以上と異なり努力義務ではなく、保護者が情報を基に接種を判断しなければならないが、担当者は「国の示す情報は分かりづらい」「効果とリスクをバランスよく伝えなければ判断が偏る」と頭を悩ませる。 厚生労働省によると、小児用ワクチンは、オミクロン株流行前に海外で...
続きを読む5~11歳ワクチン集団接種始まる 宮崎市、高千穂町
2022年3月5日社会news5~11歳の新型コロナウイルスワクチン接種が始まったことを受け、宮崎市は5日、小学4~6年生を対象にした集団接種を同市総合体育館で始めた。予約制で、4月までの毎週土曜日(3月26日除く)に実施。5日は194人が受けた。 使用するのは、12歳以上用と比べ有効成分が3分の1のファイザー製。会場では音楽を流したり、アニメキャラクターの折り紙を飾り付けたりするなど子どもたちがリラックスできるよう配慮し...
続きを読む小麦「どこまで上がるのか」ウクライナ侵攻 物価高騰に県民、業者ら不安
2022年3月4日社会newsロシアのウクライナ侵攻による世界的な小麦価格の高騰で、県内の製麺業者やパン製造業者に不安が広がっている。世界有数の穀倉地帯である両国からの供給が枯渇すればさらなる高騰が起こる可能性もある。新型コロナウイルス禍からの経済回復の遅れや原油価格の高騰にも直面する中、家計にもジリジリと戦禍が迫っている。関係者たちは「どこまで上がるのか」と情勢を見守っている。 既に輸入小麦の価格は北米産小麦の作柄悪化な...
続きを読む7日以降「赤圏域」対応、行動要請一部緩和へ まん延防止解除で県方針
2022年3月3日社会news県は3日、本県に適用されている新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」解除後の7日以降、県全域を「感染急増圏域(赤圏域)」に指定しつつ、不要不急の外出自粛など県民への行動要請は一部緩和する方針を示した。飲食店などに対する営業時間短縮と酒類提供の終日停止の要請も同日からなくなるが、「1卓4人以下、2時間以内」の会食制限は継続する。 県防災庁舎であった県新型コロナウイルス感染症対策協議会(会長...
続きを読む飲食店など客足の回復を期待 まん延防止解除へ
2022年3月2日社会news本県に適用されている新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が2日、期限の6日に解除される見込みとなった。県内の観光地は客足が減少しており、宿泊施設の関係者は業績の回復に期待。飲食店の経営者らは解除を待ち望む一方で、働き手の確保など不安材料を抱える。1日に確認される新規感染者は、ほぼ200人台と横ばいの状況で、高齢者施設の関係者は「面会制限などの対策を解除後も徹底する」と警戒が続く。 重点...
続きを読む本県まん延防止措置6日解除へ 知事要請、政府解除方針
2022年3月2日きょうの出来事政府は2日、本県に適用されている新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について6日に解除する方針を固めた。適用中の31都道府県のうち、本県を含む8県を解除、14都道府県は延長し、残る9県は調整を続行する方針。岸田文雄首相は3日に関係閣僚と協議し、方向性を固める。政府は期限の6日までの全面解除を目指したが、新規感染者数の減少速度が想定より遅く、地域によっては病床使用率の高止まりがなお続いてい...
続きを読む正しい手洗い方法紹介 木城小児童が動画作成
2022年3月2日トピックnews「手をあらいましょう あわつけて12345」。木城町・木城小(根井孝校長、331人)で、児童が作成した正しい手洗いの方法を説明する歌や動画が流され、新型コロナウイルス感染予防に役立っている。 「コロナに負けず、感染対策をし規則正しい生活を送れるようにしよう」と、2020年11月に保健委員会の児童11人が作った。歌は給食前の準備時間に流され、動画はビデオ会議システム「Zoom」での集会などで使わ...
続きを読む「少しでも前倒しを」 コロナ入国制限緩和受け県内企業
2022年3月1日社会news新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限は1日緩和されたが、1日当たりの入国者数5千人の上限設定などで、技能実習生を受け入れる県内の企業や監理団体の多くは実習生の入国待ちの状態が続く見通し。関係者は緩和を歓迎しつつ、「少しでも入国前倒しにつながってくれないと、欠員状態が続く」とさらなる上限緩和を要望。「コロナの新たな波が来ると制限がまたかかるのでは」と先行きに不安も抱えている。 制限緩和は1日...
続きを読む感謝を胸に母校を巣立つ 県立高で卒業式
2022年3月1日きょうの出来事県内の多くの県立高で1日、卒業式があった。卒業生が3年間の思い出や恩師、家族への感謝を胸に母校を巣立った。 宮崎市・宮崎西高では普通科、理数科合わせて348人が式に臨んだ。新型コロナウイルス感染対策のため、保護者の参加は各家庭1人に制限。在校生は教室からリモートで見守った。 式では、川越淳一校長がクラス代表の生徒に卒業証書を授与。卒業生を代表して理数科の高司萌恵さん(18)が「46期生のみん...
続きを読む臨時休館、制限付き開館 「知の拠点」図書館模索続く
2022年2月28日社会news新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の適用が続く中、県内の公立図書館・室の対応が市町村で分かれている。臨時休館する施設がある一方、多くはサービスを本の貸し出し業務に限定したり、新聞・雑誌閲覧や学習室利用を中止したりと制限付きで開館。図書館の特性を踏まえ、第6波の途中から制限を一部緩和した所もあり、コロナ禍の「知の拠点」の在り方を巡って模索が続いている。 一時休館を含め休館の対応を取ったのは...
続きを読むゲレンデ状態良好 五ケ瀬スキー場 期間延長13日まで
2022年2月28日トピックnews五ケ瀬町鞍岡にある国内最南端のスキー場「五ケ瀬ハイランドスキー場」は28日、当初3月6日までとしていた今季の営業を、同13日まで1週間延長すると発表した。 同スキー場によると、今季は気温が低く適度に雪が降ったことなどから、近年では一番いいゲレンデ状態を維持。利用客から営業期間の延長を望む声が寄せられていた。 昨年12月24日のオープンからの入場者数は28日現在、約2万1千人。コロナ禍と悪天候...
続きを読む週前半に「解除」「延長」判断 新型コロナ重点措置
2022年2月28日社会news河野知事は28日、3月6日に期限を迎える新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置を巡り、本県への適用を解除、または再延長すべきかを今週前半までに判断、国と調整する意向を示した。最終的には国が決定するとした上で、「(県の考えは)感染状況や経済への影響も含め総合的に判断する」と述べた。 2月定例県議会一般質問後の取材に答えた。知事は新規感染者数や病床使用率を踏まえると「国目線では本県は解除すべき地...
続きを読む接種加速へ奔走、国方針転換に困惑 3回目ワクチン接種アンケート
2022年2月27日社会news64歳以下への新型コロナウイルスワクチン3回目接種の本格化を前に、宮崎日日新聞は県内26市町村にアンケート調査を行った。接種の遅れが指摘される中、アンケートでは接種券発送の前倒しや接種間隔の見直しなどにより予約状況が一部で上向いている一方、国の度重なる方針転換で市町村の現場が混乱、疲弊している実態が明らかになった。交互接種への理解促進がなお大きな課題となっている状況も浮かんだ。 調査は22~2...
続きを読むまん延防止、県内「直前まで見極め」 宮崎県
2022年2月27日社会news県は27日、3月6日が適用期限となっている新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の解除、または期間延長を巡る国への要請について、「(国が方針を決める)直前まで状況を見極め、県全体で判断していく」との見解を示した。 県感染症対策室は県内の感染状況について、27日の会見で「下げ止まりの状況が続いている」と指摘。県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数(26日時点)は142・3人で、ピーク...
続きを読む【日曜論説】コロナ下の選手強化 制約乗り越え芽育てて
2022年2月27日きょうの読み物運動部長兼論説委員・大山俊郎 厳戒態勢は変わらないが“日常”が戻ってきた気がした。宮崎、日南市などで2年ぶりに観客を入れて開催中のプロ野球春季キャンプ。宮崎市清武町・SOKKENスタジアムに足を運ぶと、25年ぶりのリーグ優勝を果たしたオリックス・バファローズの選手を熱心に見守るファンの姿があった。 思えば、新型コロナウイルス感染が急速に広がったのはキャンプ真っ盛りだった2年前の今ごろだった。今...
続きを読むぽかぽか陽気 熱戦楽しむ 2年ぶりオープン戦満喫 宮崎市
2022年2月26日スポーツnow宮崎市で春季キャンプ中のプロ野球・福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズのオープン戦が26日、同市の生目の杜運動公園アイビースタジアムで開かれた。コロナ禍の影響で同市では2年ぶりとなったオープン戦には、6918人が来場(主催者発表)。日中の気温が17度を超えるぽかぽか陽気の中で熱戦を楽しんだ。 新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用される中での開催となり、入場時の検温や手指...
続きを読む町民提供の人形など展示 三股・小倉邸でひな祭り
2022年2月26日地域の話題三股町樺山・山王原地区にある小倉邸のひな飾り展は25日、始まった。町民から提供されたひな人形やさげもん、手まりなどのほか手織りの蚊帳も展示している。観覧無料、27日まで。 地域活性化団体「がんばっど!山王原」(岩崎壽子代表、22人)が主催し、ひな壇に飾った3組ほか、5組分を各部屋や縁側に展示。床の間には会員手作りの直径10センチの手まりをひなに見立てて飾っている。 コロナ禍で施設内での観覧を...
続きを読む5~11歳対象のワクチン第1便が到着 3月5日から接種始まる
2022年2月25日社会news5~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスワクチンの本県第1便となる約200回分は25日、高千穂町保健福祉総合センター「げんき荘」に届いた。同町には計900回分が届く予定で、3月5日から接種が始まる。 到着したのは米ファイザー製の小児用ワクチン。同センター職員が配送業者から箱を受け取り、中の温度に異常がないか確認後、すぐに超低温冷凍庫に移して保管した。 同町では現在、対象の637人のう...
続きを読む県内3大学、1948人受験 国公立2次前期始まる
2022年2月25日社会news国公立大の2次試験前期日程は25日、始まった。県内では、計1948人が宮崎市の宮崎大、宮崎公立大、県立看護大を受験した。 宮崎大は教育、工学、農学、地域資源創成、医学部を1567人が受験(受験倍率2・6倍)。試験会場となっている同市の木花キャンパスでは、受験生が開始直前まで参考書やノートに目を通していた。 同大学は、昨年に続いて試験会場の収容人数を半減し、席の間隔を空けるなど新型コロナウイル...
続きを読む炎囲み息災祈る 延岡・熊野神社で伝統の「歳頂火」
2022年2月25日地域の話題延岡市須佐町の熊野神社(玉置重徳宮司)で20日、伝統の火祭り「歳頂火」があった。地区住民らが勢いよく燃え上がる炎を囲み、一年間の家内安全や無病息災などを願った。 奈良時代の養老年間から1300年以上続くと伝わる地域の伝統行事。本来は旧暦の小正月の1月15日に合わせて夜に行われるが、新型コロナウイルス対策のため、昨年に続き日中に行った。 神職が木をこすり合わせて火をおこす「火鑽り神事」で種火を...
続きを読む酒類提供の終日停止、緩和せず 河野知事「タイミングではない
2022年2月24日社会news河野知事は24日、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置に伴う飲食店などに対する酒類提供の終日停止の要請について、感染状況に応じて市町村単位で段階的に解除するなどの緩和策を行わず、一律継続する方針を示した。本県と同様の対応を取っていた長崎県は21日から緩和策を導入しており、酒類提供の終日停止を一律継続するのは九州では本県のみとなった。 2月定例県議会代表質問で徳重忠夫議員(自民、都城市区)の...
続きを読むコロナ新規感染者数が下げ止まり 学校でのクラスターが連鎖
2022年2月24日社会news新型コロナウイルス感染の第6波で、新規感染者数の下げ止まりが続いている。2月中旬以降に確認される1日の感染者は、おおむね200人台で推移。県は学校などで発生したクラスター(感染者集団)が、職場や高齢者施設に連鎖的に広がっていることが要因とみる。基礎疾患のある人が多い高齢者施設は最大限の警戒態勢を取り、苦しい運営が続く。識者は「感染がぶり返す恐れがあり、第6波の収束が見通せない」と注意を呼び掛ける...
続きを読む観光誘客、地域活性化図る 「日向サンパーク」リニューアル
2022年2月24日地域の話題日向市が同市幸脇の「日向サンパーク」に整備を進めていた大型複合遊具とドッグランが完成した。子どもたちの遊び場や市内外から訪れる人々の憩いの場として、観光誘客と地域活性化を図る。 日向サンパークは遊具やテニスコート、オートキャンプ場などがある複合施設。新型コロナウイルスの影響で屋外観光施設への需要が高まったことを受け、昨年7月、着手した。総事業費は約1億1千万円。 広場には日向灘を一望できる展...
続きを読む新型コロナ 県内新たに251人 2日連続で前週比増
2022年2月23日社会news県と宮崎市は23日、新たに10歳未満~90代の251人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1週間前より4人多く、22日発表に続き前週比で増加した。クラスター(感染者集団)は宮崎、日向、日南市で計4件。県は基礎疾患のある高齢者1人が同日死亡したと明らかにした。 死亡したのは90代で、ワクチンは2回接種済みだった。感染者死亡の発表は21日連続で第6波では41人、全体では82人となった。 ...
続きを読む9個人2団体に決まる 本年度宮日文芸賞
2022年2月22日きょうの出来事宮崎日日新聞社が「宮日文芸」の優秀な投稿者に贈る本年度の宮日文芸賞の受賞者が22日、9個人2団体に決まった。同賞は今年1月末までの1年間に、本紙と宮日こども新聞の「宮日文芸」に作品が掲載された個人や団体が対象。 選考会は新型コロナウイルス感染防止のため書面により実施。歌人の伊藤一彦さん=宮崎市=ら7部門の選者11人が、年間の特選回数や作品の質、積極的な投稿姿勢などを基に候補者を挙げ、承認された...
続きを読む2年ぶり有観客開催 宮崎市で球春ベースボール
2022年2月22日スポーツnowプロ野球4球団がシーズン開幕前の最終調整として練習試合に臨む「球春みやざきベースボールゲームズ」(実行委主催)は22日、宮崎市内の2球場で始まった。2年ぶりに有観客で実施。24日まで残り4試合を行う。入場無料。 ソフトバンクと西武が対戦したアイビースタジアムには、約2千人が来場。春季キャンプで仕上げてきた選手の迫力あるプレーに対し、新型コロナウイルス対策のため、声援に代わって大きな拍手を送って...
続きを読む新型コロナ、県内227人確認 50代、90代2人死亡
2022年2月22日社会news県と宮崎市は22日、新たに10歳未満~100歳代の227人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は宮崎、延岡市などで計4件発生。県は基礎疾患のある50代と90代の2人が21日に亡くなったことを明らかにした。 新規感染者は1週間前の15日と比べて20人増加。県感染症対策室は「2月に入り減少傾向が続いていたが、ここに来て下げ止まりの兆候が見られる。県民は最大限の警戒...
続きを読む「第6波」感染高止まり コロナ飲み薬利用広がる 県後押し、課題は供給体制
2022年2月21日社会news新型コロナウイルス流行「第6波」で県内でも感染者数の高止まりが続く中、軽症や中等症患者の重症化を防ぐ効果がある飲み薬による治療が始まっている。1月から流通している米メルク製に加え、国が今月10日に特例承認した米ファイザー製の新薬も近く本格的に提供される見通し。自宅で服用できるため医療現場の負担軽減も期待されるが、供給量に限りがあり、取り扱う薬局なども一部にとどまっているのが現状。県は飲み薬の活用...
続きを読む新型コロナ、20日県内新規感染207人 高齢者1人死亡確認
2022年2月20日社会news県と宮崎市は20日、県内で新たに10歳未満~90代の207人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は宮崎市の教育・保育施設で1件確認。県は、基礎疾患のある高齢者1人が19日に死亡したことも明らかにした。 死亡した高齢者は80代でワクチンは未接種。感染者死亡の発表は18日連続で第6波では35人、累計76人となった。同市のクラスターでは、教育・保育施設の園児7人の感...
続きを読む【日曜論説】2期目の読谷山市政 選挙結果の意味尊重を
2022年2月20日きょうの読み物延岡支社長兼論説委員・久保田順司 1月23日に投開票が行われた延岡市長選で、現職の読谷山洋司市長が再選された。新型コロナウイルス感染「第6波」が急拡大する異様な雰囲気の中での選挙戦を経て、2期目はまさに切れ目がない状態で始まった。選挙から約1カ月が過ぎた今、審判の結果が意味するところを振り返ってみたい。 今回の選挙は「しがらみのない草の根市政の継続」を訴えた読谷山市長が3万1760票を獲得。組...
続きを読む雛山早春彩る 綾町でまつり
2022年2月19日トピックnews綾町の早春を彩る「第22回綾雛(ひな)山まつり」(同実行委主催)は19日、同町中心部などで始まった。飲食店や公共施設など17カ所に、コケや草木とともに人形を飾り付けた華やかな雛山が設置され、家族連れなどを楽しませている。3月3日まで。 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、開催は2年ぶり。同町南俣の「綾ふれあい館」では、町商工会青年部が今回の展示で最大規模となる高さ2・5メートル、...
続きを読む県内在住外国人 帰国困難続く 英訳陰性証明、費用など壁に
2022年2月19日社会news新型コロナウイルスで各国が水際対策を強化する中、県内在住の外国人が帰国困難に陥っている。入国時に求められる英語版の陰性証明書を発行できる検査機関が県内で極めて少ないことや、コロナ禍で旅客が激減した格安航空会社(LCC)の欠航や運休・減便が相次ぎ、渡航費用が大幅に値上がりしていることが背景にある。帰国費用が月給3カ月以上となるケースもあり、心理的負担も大きくなっている。 □ □ 「渡...
続きを読むまん延防止延長 九州各県割れる対応、医療への負荷考慮し判断
2022年2月18日社会news政府は18日、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の適用期限を20日に迎える21道府県について、16道府県は3月6日まで延長、5県は解除することを決めた。決定に先立ち、九州・山口各県のうち福岡、佐賀、鹿児島県は「延長」を政府に要請。一方で大分、沖縄、山口県は「解除」を求め、判断が割れた。本県と熊本、長崎県は当初の期限だった13日から3月6日までの延長を要請し、既に延長期間に入っている。各県と...
続きを読む新規感染269人 1月以降で1万人超
2022年2月17日社会news県と宮崎市は17日、県内で新たに10歳未満~80代の269人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の第6波の感染者数は1万人を超えた。クラスター(感染者集団)は教育・保育施設と高齢者施設、学校で計5件確認。県は基礎疾患のある80、90代の高齢者2人が16日に亡くなったことも明らかにした。 県によると、80代はワクチンを2回接種済み、90代は接種歴が確認されていないという。感染者の死...
続きを読む一人暮らしの療養支援 宮大生協、自宅へ食事配達 新型コロナ
2022年2月16日社会news県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、宮崎大生協(宮崎市)は、1人暮らしで感染したり、濃厚接触者になったりした同大学の学生に対し、食事などの配達支援を行っている。県内大学では初の取り組み。自宅療養・待機期間は原則外出自粛が求められるため、利用した学生からは「一番心配だった食事面を支援してもらえ助かった」などの声が上がっている。 同大学によると、今年1月以降の「第6波」で新型コロナに感染し...
続きを読むコロナ3回目ワクチン、行政対応に疑問 宮日県民アンケート
2022年2月15日社会news新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置の延長に合わせ、宮崎日日新聞が「宮日ネットリサーチ」で実施したアンケート調査で、3回目のワクチンを接種済みか、接種意向の人が合計で8割を超えた。一方、自由記述では「早く打ちたいのに接種券が届かない」など、行政の対応に疑問の声が寄せられた。 3回目接種についての考えを尋ねたところ、「接種したい」が51・2%と半数を超え、「気は進まないが接種するつもり」...
続きを読む新型コロナ、県内新たに207人感染 クラスター2件、高齢者2人死亡
2022年2月15日社会news県と宮崎市は15日、新たに10歳未満~90代の207人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は都城市の高齢者施設と日向・東臼杵圏域の公立学校の2件を確認。県は基礎疾患のある80、90代の高齢者2人が亡くなったことも明らかにした。 80代の高齢者は14日に自宅から救急搬送された際の検査で感染が判明し、同日死亡した。90代の高齢者は12日に死亡し、所管する保健所が1...
続きを読む【速報・詳報・記者会見】河野知事定例会見(2月15日午前11時~)
2022年2月15日夕刊プラス1河野知事は15日、県庁で定例記者会見を開いた。新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けている県内事業者への支援策について、今後の対応を発表した。また、県ホームページ(HP)リニューアルや、第81回国民スポーツ大会に関して、会場となる市町村の選定などにも触れた。主な発表事項と、記者とのやり取りは以下の通り。 2月追加補正71億3465万円/コロナ支援 酒類販売業者にも 【冒頭発表】 新型コロナウ...
続きを読む暮らし支える職種、直撃 第6波で感染や欠員相次ぐ
2022年2月14日社会news新型コロナウイルス流行第6波の感染者数が高止まりしている影響で、本県でも社会機能の維持に欠かせない「エッセンシャルワーカー」に影響が広がっている。感染確認や濃厚接触者が相次ぎ、介護現場などでは人手が足りず業務を休止するケースも。対象職種なら濃厚接触者も最短5日間の待機で職場復帰できるが、そのために必要な検査キットは不足しており、関係者からは「キットの確保や購入費などの支援がほしい」との声も上がっ...
続きを読むコロナ禍意欲たたえる みやざき総合美術展 表彰式
2022年2月13日きょうの出来事「第2回みやざき総合美術展」(宮崎日日新聞社など実行委主催、文化コーポレーション協賛)の表彰式は13日、宮崎市の県立美術館・アートホールであった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、受賞者のうち大賞の5人だけが出席。コロナ禍でも意欲的な創作を続けた努力をたたえた。 主催者を代表し、実行委会長の四本孝・県立美術館長が賞状と副賞を手渡し「コロナ禍でさまざまな不自由が生じた中での大賞受...
続きを読む接種券届いていなくても受け付け 延岡市で3回目ワクチン
2022年2月12日社会news新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を加速させようと、延岡市は12日、接種券が届いていない人でも予約した上で受けられる集団接種を実施した。2回目の接種から6カ月以上が経過した市民を対象にしたところ、希望者が多かったため接種枠を拡大。同日は437人が受けた。市は23日にも同様の形式で集団接種を行い、3回目接種を進めていく方針。 ワクチンはモデルナ社製で、昨年8月12日までに2回目接種を終えた1...
続きを読む新富の坊主踊り親しんで 町民らが絵本制作
2022年2月12日地域の話題新富町の手作り絵本サークル「そらつくどん」(緒方ヒロ子代表、7人)は、同町の伝統芸能「元禄坊主踊り」を題材にした絵本を制作し、町内の学校や図書館などに配布した。メンバーは「坊主踊りを広く知ってもらうきっかけになれば」と話している。 同サークルは2011年に結成し、町内に伝わる民話や伝説をもとに8作品を制作。9作品目となる今回は20年1月頃から準備を始めてきたものの、コロナ禍で集まる機会が制限さ...
続きを読む西都市長がコロナ陽性 県内首長初の感染確認
2022年2月11日社会news西都市は11日、橋田和実市長(69)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内首長の感染確認は初めて。市によると発熱などの症状が出たが、体調は安定しており、自宅療養しているという。20日ごろに職務に復帰する見通しで、職務代理者は立てず、電話で公務に当たる。3回目のワクチン接種は未接種だった。 市は10日、7日以降に面会などで接触のあった来訪者らに連絡し、市長室などを消毒した。高鍋保健所の調...
続きを読む県一般会計6415億円 コロナ対策などで河野県政最大
2022年2月10日社会news県は10日、総額6415億円の2022年度一般会計当初予算案を公表した。総額は河野県政最大だった21年度から2・6%増となり、5年連続で前年度を上回った。新型コロナウイルス対策に継続して取り組むほか、脱炭素社会の実現を目指すゼロカーボン化やDX(デジタルトランスフォーメーション)など将来を見据えた民間投資も積極的に支援する。企業の収益増などで県税収入は9・8%増となり、過去最多の1048億円とな...
続きを読む商売繁盛、家内安全願う 「延岡十日えびす」始まる
2022年2月10日きょうの出来事九州三大えびす祭りの一つ、「延岡十日えびす」は10日、延岡市の今山恵比須神社(伊藤俊郁宮司)で始まった。多くの参拝客が訪れ、商売繁盛や家内安全などを祈願している。11日まで。 延岡十日えびすは江戸時代に始まったとされる。参拝客は開帳されたえびす像のある拝殿前に列を作り、手を合わせていた。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため露店は出ず、境内に縁起物の授与所が設けられるのみ。参拝客は縁起物の熊...
続きを読む70代以上感染、死亡大幅増 高齢者の新型コロナワクチン追加接種急務
2022年2月9日社会news年明け以降の新型コロナウイルス感染「第6波」で、9日までに県内で死亡が発表された感染者14人全員が基礎疾患のある70代以上の高齢者だったことが県のまとめで分かった。年代別は70代1人、80代7人、90代6人。第6波では70代以上の感染者数も第5波(昨年6~10月)の6倍近くに上っており、専門家は「重症化や死亡リスクを低減させるためにはワクチンの追加接種の加速や感染対策の徹底が必要」と訴えている。...
続きを読む「地域経済疲弊」「もう限界」 飲食関連業種、苦境訴え まん延防止延長
2022年2月8日社会news新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置適用前から、県による飲食店の営業時間短縮要請などが出ていた都城市の繁華街・牟田町。同市上川東1丁目の業務用酒店「イマムラ」の今村忠人さん(74)は「取引先飲食店の酒類提供終日停止が長く続き非常に厳しい。どうすればいいのか…」。経営の苦しさは言葉にならない。 重点措置延長にあたっては「ほとんどの飲食店が感染対策に取り組み努力している。せめて『認証店』には午...
続きを読むまん延防止延長を正式要請 延長幅「3週間めど」見解
2022年2月8日社会news河野知事は8日、本県を含む1都12県に13日まで適用されている新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置について、国に適用期間の延長を要請したと明らかにした。延長する期間は「(国が)統一的に設定し、目安としては3週間がめどになると考えている」とし、3月上旬までとの見解も示した。14日以降も県内全市町村を対象区域とし、飲食店の営業時間短縮や酒類提供終日停止など県全域への要請を継続させる方針。 知事...
続きを読む宮崎市、ギョーザ購入額で初めて全国一に
2022年2月8日トピックnews宮崎市は8日、2021年の総務省家計調査で、同市の1世帯当たりのギョーザ購入額が過去最高額となり、昨年の全国3位から初めて1位になったと発表した。閲覧できるデータが残る00年以降、宇都宮、浜松市以外が1位になるのは初めて。 宮崎市以外は購入額が前年より減少しており、専門家は「宮崎は家で食べる習慣が根付いているので、コロナ禍が追い風になったのではないか」と分析している。 宮崎市は4184円(前...
続きを読む定着医早く見つける 田中秀俊・新美郷町長に聞く
2022年2月7日社会news任期満了に伴う美郷町長選(6日投開票)で再選を果たした田中秀俊さん(65)=無所属=が7日、宮崎日日新聞の取材に応じた。選挙戦の感想や2期目への思いを聞いた。 ―選挙戦を振り返って。 「厳しい戦いだった。役場組織の再編と医療提供体制という二つの改革で批判を受けた。町の将来のために必要で、選挙に通る通らないということは関係ないと実行した政策だったが、新型コロナウイルス感染拡大の中、住民に十分な...
続きを読む宮崎市勢発展を切望 清山新市長に市民の声
2022年2月7日社会news「若者が魅力を感じるまちに」「新型コロナウイルス対策の徹底を」―。宮崎市の清山知憲新市長による市政が7日始動し、市内の学生や農家らは人口増や産業振興など市勢発展を切望した。コロナの感染拡大が止まらない中、医療従事者らは感染対策の強化を求め、飲食店関係者は経済復興を訴えた。 就職活動を控える同市の宮崎公立大3年、牧之瀬向日葵さん(21)は、県内就職に不安を隠せない。「給与を考えると生活が大変そう...
続きを読む清山市長が宮崎市初登庁 コロナ対策強化に意欲
2022年2月7日きょうの出来事歴代最年少の40歳で就任した宮崎市の清山知憲市長が7日、同市役所に初登庁し、公務をスタートさせた。就任会見では「外部の視点も取り入れ、市役所の組織改革に着手する」と強調。新型コロナウイルス対策強化にも積極的に取り組む考えを示した。 清山市長は同日午前9時半ごろに登庁。職員や市民から出迎えを受けると、笑顔で手を振り応じた。その後、市議会正副議長との面談や、5日で退任した戸敷正元市長との事務引き継...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】清山知憲新宮崎市長の就任会見(2月7日午後1時30分~)
2022年2月7日夕刊プラス1宮崎市長選で初当選した清山知憲新市長は2月7日、市役所に初登庁して就任会見を行い、新型コロナウイルス対策や市役所の組織改革に取り組む姿勢を示した。冒頭発言と記者との主なやりとりは次の通り。 保健所の機能強化/市政運営にまい進 【冒頭発言】 清山市長 昨日(6日)より第29代宮崎市長に就任した清山知憲です。あらためて宮崎市政を担う責任の重さに身の引き締まる思い。政策を立案し、実行していく市役所組...
続きを読む県内、保健所業務逼迫 濃厚接触者の特定に遅れ
2022年2月6日社会news新型コロナウイルス「第6波」で県内の保健所業務が逼迫(ひっぱく)し、濃厚接触者を特定する疫学調査に遅れが生じている。感染状況が深刻な宮崎市では、陽性者が確認された小中学校で“調査待ち”による臨時休校、自宅待機が長引くなどの影響も。一方、保健所が教育委員会や学校と連携して濃厚接触者を割り出すなど、新たな動きも出始めている。 管内の新規感染者が連日100、200人台に上る同市保健所。職員は、行動歴...
続きを読む予約なしで13人受ける 県ワクチン集団接種
2022年2月5日トピックnews県が宮崎市に設置する新型コロナワクチン集団接種会場での予約なしの接種は5日始まり、13人が接種した。30人程度の枠があり土日限定で6日も受け付ける。 県感染症対策室は「感染拡大や重症化を防ぐためにも、積極的に追加接種を検討してほしい」と呼び掛けている。3回目の接種券が必要で、27日までの毎週土日の午前9時半~11時に会場の県庁職員健康プラザで受け付ける。県庁ホームページ専用サイトや電話でも予約...
続きを読む新型コロナ県内新規感染314人 高齢者2人死亡
2022年2月5日社会news県と宮崎市は5日、新たに10歳未満~100歳代の314人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は80、90代の感染者2人が4日に亡くなったことを明らかにした。県内の第6波の死者数は8人となった。クラスター(感染者集団)は都城市の高齢者施設3カ所などで6件が確認された。 県感染症対策室によると死亡した2人はいずれも基礎疾患があり、ワクチンは2回接種していた。同対策室の有村公輔室長は「1...
続きを読むお一人様でこっそり来県も プロ野球有観客キャンプ
2022年2月5日社会news2年ぶりの有観客で開かれている県内のプロ野球春季キャンプは5日、初めての週末を迎えた。新型コロナウイルスの感染「第6波」によるまん延防止等重点措置で県外との往来自粛要請が出ていることもあり、来場者数がコロナ前の週末の5分の1と大きく減少するキャンプ地も。各球団とも感染対策を徹底して臨むが、地元関係者は「来てほしい気持ちはあるが、感染状況を考えると複雑」と苦悩をにじませる。 例年週末になると2万...
続きを読む護摩祈祷に家内安全祈る 法華嶽薬師寺で大祭
2022年2月5日地域の話題日本三大薬師の一つとされる国富町深年の法華嶽薬師寺(福嶋龍法住職)の大祭は5日、始まった。参拝者は福嶋住職(54)による護摩祈祷を見守りながら、1年間の健康や家内安全を祈っていた。6日まで。 コロナ禍で開催は2年ぶり。せんぐまきのほか、茶店での甘酒やぜんざいの販売を中止するなど規模を縮小し実施した。 境内に訪れた参拝者は、願い事を護摩木に書き入れ祈願。護摩祈祷が始まると拝殿内では福嶋住職の手...
続きを読む県内新型コロナ第6波、勢い収まらず クラスター25日連続発生
2022年2月4日社会news県内で新型コロナウイルス「第6波」の勢いが収まらず、まん延防止等重点措置の期限延長が議論され始めた。年明け以降、新規感染者は6760人と昨年末までの累計6139人を上回り、クラスター(感染者集団)は今月4日まで25日連続で80件以上発生。感染の場も多様化している。かつてない感染爆発に、県はワクチンの追加接種の加速や県民への行動要請などで感染の抑え込みを図る。 県内の新規感染者数は重点措置適用後...
続きを読む「コロナ重点措置、延長やむなし」 河野知事が見解
2022年2月4日社会news河野知事は4日、本県を含む13都県に13日までの期限で適用され、国が期限延長を検討している新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置について、「現時点で延長もやむを得ない」との認識を示した。今後の感染状況を見極めた上で、週明けに国に延長を要請するかどうかを判断する。延長された場合には、引き続き全26市町村を対象区域とし、行動要請も継続させる考えを示した。 県庁で開いた会見で知事は「重点措置に一定...
続きを読む制服姿で構内アナウンス挑戦 オリックス新人が駅員体験
2022年2月4日トピックnews宮崎市清武町でキャンプを張るプロ野球オリックス・バファローズの新人の池田陵真選手(18)は初めての休養日の4日、同市のJR宮崎駅で駅員体験した。駅員の制服姿で構内アナウンスに挑戦し、駅利用者を喜ばせた。 池田選手は大阪桐蔭高からドラフト5位指名され、長打力と強肩が持ち味の外野手。マイクを片手に改札口前で、「外出するときはマスクを着けましょう」などと新型コロナウイルス感染対策を喚起。「同市清武総...
続きを読む抗原検査キット不足 薬局で検査休止など影響
2022年2月3日社会news新型コロナウイルスの「第6波」が深刻化する県内でPCR・抗原検査の需要が高まる中、抗原検査は全国的な検査キット不足の影響がじわりと広がっている。県の補助事業で無料検査を行う薬局の一部は検査の休止を余儀なくされたほか、個人向け販売用の在庫が切れた薬局も。県は現状について「県内の抗原検査態勢が逼迫(ひっぱく)している状況ではない」としつつ、今後の動向次第で支障が出る可能性もあると警戒する。 県はオ...
続きを読むコロナ禍収束、無病息災願う 立春前に荒行僧が水行
2022年2月3日トピックnews二十四節気の立春(4日)を前に、宮崎市の立正寺(森下恵裕住職)で3日、身を清めて開運招福を祈る「節分大祈願」があった。県内外の荒行僧ら5人が水行を行い、参拝客の無病息災を願った。 参拝客が手を合わせて見守る中、荒行僧らは邪気を取り除き世の中の平和などを祈る「水行肝文かんもん」というお経を唱えながら何度も頭から水をかぶった。恒例の豆まきは、昨年に続き、新型コロナウイルス感染予防で中止。加持祈祷か...
続きを読む「第6波」高齢者の感染広がる 病院など“水際対策”強化
2022年2月2日社会news県内で新型コロナウイルス「第6波」が急拡大する中、当初は若者中心だった感染が高齢者にも広がりつつある。感染が爆発的に拡大した1月中旬以降の週ごとの感染者数を見ると、全体に占める60歳以上の割合は第5週が15%と、それまでの2週間で約10ポイント増加。高齢者施設や病院などは警戒を強め、施設内へのウイルス流入を防ぐ“水際対策”を強化している。 宮崎日日新聞のまとめでは、第6波の入り口に当たり、感染...
続きを読むコロナ収束願い込め 恵方巻き作り大忙し きょう節分
2022年2月2日トピックnews3日の節分を前に、県内の仕出し店やホテルなどで、恵方巻きの仕込みが進んでいる。宮崎市の「ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート」では2日、調理スタッフ4人がエビを下ゆでしたり卵焼きを切ったり下ごしらえに大忙しだった。 調理場のスタッフは消毒や間隔を空けるなど新型コロナウイルス感染対策を徹底し、手際よく調理していた。下準備した具材は3日の引き渡し前にのりで巻いて仕上げる。 注文数は約800本で昨年...
続きを読む新型コロナ県内新規感染331人 都城で50人クラスター
2022年2月1日社会news県と宮崎市は1日、県内で新たに10歳未満~90代の331人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は教育・保育施設や学校などで新たに4件発生。このうち都城市では事業所のクラスターとして過去最多の50人の感染が判明した。 都城市の事業所の50人は一つの場で発生したクラスターの感染者数としても過去最多。食堂や休憩室での飲食時などマスクを外す場面で感染が広がったとみられ...
続きを読む県内ファン2年ぶり観戦楽しむ プロ野球1軍5球団始動
2022年2月1日スポーツnow球春到来、ファン笑顔―。県内でプロ野球の1軍5球団が始動した1日、宮崎、日南市の各球場を訪れた県内ファンが、2年ぶりの有観客キャンプを楽しんだ。 オリックスバファローズは、宮崎市の清武総合運動公園でキャンプイン。パ・リーグ2連覇と日本一を目指して練習する選手を、ファンは温かく見守った。山本由伸投手=都城高出=らを応援する日南市東郷の無職宮元さゆりさん(53)は「コロナで自粛生活が続く中、昨年の...
続きを読む2年ぶり有観客 本県でプロ野球1軍5球団キャンプイン
2022年2月1日スポーツnowプロ野球12球団は1日、本県と沖縄県などで一斉にキャンプインした。本県では巨人、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、広島東洋カープ、埼玉西武ライオンズの1軍5球団が汗を流す。2年ぶりに有観客で行われ、駆け付けたファンは手指消毒や検温など感染予防対策を徹底し、目当ての選手に熱視線を送った。 新型コロナウイルス感染拡大を受け、本県には「まん延防止等重点措置」が適用されている。県は来...
続きを読むプロ野球春季キャンプ、選手ら本県入り
2022年1月31日トピックnews1日からのプロ野球春季キャンプに臨む、福岡ソフトバンクホークスと埼玉西武ライオンズの選手や首脳陣らが31日、空路で本県入りした。 ソフトバンクは宮崎市出身の武田翔太投手(28)=宮崎日大高出=ら約70人が、同市の宮崎ブーゲンビリア空港に到着。新型コロナウイルス感染拡大防止のため歓迎セレモニーは行われず、選手らは引き締まった表情で、駆け付けたファンらに会釈しながらバスへ移動した。武田投手は「若い...
続きを読む新型コロナ 新規感染345人 日曜日発表で過去最多
2022年1月30日社会news県と宮崎市は30日、新たに10歳未満~90代の345人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。日曜日の発表数としては、1週間前の23日から28人増え過去最多となった。県は治療中の高齢者1人が29日に亡くなったことを明らかにした。感染者の死亡は第6波で2人目。また、延岡市の医療機関ではクラスター(感染者集団)が発生し、職員と入院患者計22人の感染が判明した。 県感染症対策室によるとクラスタ...
続きを読む3回目ワクチン接種、予約の出足鈍く 交互接種や効果不安か
2022年1月29日社会news県内で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、各自治体は3回目のワクチン接種加速に頭を悩ませている。予約を受け付ける自治体からは1、2回目と比べて「出足が鈍い」との声が目立ち、県の集団接種の予約も低調。背景には交互接種やオミクロン株に対する効果への不安などがあるとみられる。来月からは一般高齢者の接種が本格化する見込みで、県は「重症化予防のためにも積極的な接種を検討してほしい」としている。 県内...
続きを読む「世界の野球事情」紹介 宮崎大公開講座が人気
2022年1月29日トピックnews新型コロナ禍で留学など海外渡航が大きな制約を受ける中、宮崎大が国際協力機構(JICA)などと連携して本年度から始めたオンライン公開講座「世界の野球事情」が好評だ。アジアやアフリカ、欧州などで野球を教えた元海外協力隊員や指導者らが体験を紹介する内容で、競技の魅力だけでなく各国の文化や教育を学ぶ機会にもなっている。関係者は「スポーツランドを掲げる本県から、スポーツ振興や国際理解の機運を高めたい」とし...
続きを読む保育園や幼稚園の休園相次ぐ 保護者「負担が重く」不安の声
2022年1月28日社会news新型コロナウイルスの感染者が県内でも急増する中、保育園や幼稚園など教育・保育施設の休園が相次いでいる。感染者が県内で最も多い宮崎市では1月以降、クラスター(感染者集団)が4件発生。延べ23カ所の認可・認可外施設が休園した。園側は感染対策を取っているものの、マスク着用など年齢的に感染防止対策の徹底が難しい園児もいるため、感染者が後を絶たない。登園の自粛要請も広がる一方で、保護者は仕事を休むなど生活...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染410人 累計1万人超え
2022年1月28日社会news県と宮崎市は28日、新たに10歳未満~90代の410人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)は障害者福祉施設など同市で新たに5件発生し、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は232・9人(27日時点)で最多を更新。2020年3月に県内で感染者を初確認してからの累計は1万人を超えた。 クラスターのうち障害者福祉施設は4件。感染者はそれぞれ26人、13人、6人...
続きを読む新型コロナ新規感染者409人 宮崎市、2日連続200人超
2022年1月27日社会news県と宮崎市は27日、新たに10歳未満~90代の409人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち同市は211人と2日連続で200人を超え、新たなクラスター(感染者集団)が医療機関などで4件確認された。同市は「誰が感染しているのか分からない状態になっている」と感染防止策の徹底を呼び掛けた。 クラスターの感染者は医療機関が60~90代の入院患者6人、20~40代の職員5人。24日から外...
続きを読む労働相談21年度423件 コロナ影響で過去最多ペース
2022年1月27日社会news県労働委員会が2021年度に受け付けた職場のトラブルに関する労働相談は423件(2021年12月末時点)で、過去最多ペースで推移していることが同委員会のまとめで分かった。新型コロナウイルス関連の相談は22件にとどまるが、同委員会は「コロナ禍で人と接する機会が減り、悩みや不安を抱え込む人が増えて全体数が伸びている可能性がある」と指摘する。 コロナ関連は「医療・福祉」「サービス業」など幅広い業種か...
続きを読む新規感染県内最多511人 宮崎市最多255人 県「極めて厳しい状況」
2022年1月26日社会news県と宮崎市は26日、過去最多となる511人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりで最多だった339人(21日発表)を大幅に上回り、初めて500人を超えた。同市の新規感染者も2日連続で最多を更新し、255人となった。県は「感染爆発の波がどこまで続くか分からず、極めて厳しい状況にある」とし、最大限の警戒を呼び掛けている。 クラスター(感染者集団)は新たに3件発生。同市の小学校では...
続きを読む県内私立高入試始まる 11校 感染対策徹底
2022年1月26日きょうの出来事県内私立高の入学試験が26日、各校で始まり、高校受験シーズンが本格スタートした。各会場では昨年に続いて新型コロナウイルスへの感染防止対策が取られる中、受験生たちは緊張した表情で試験に臨んだ。 同日は11校で実施され、このうち、宮崎市の宮崎学園高(佐藤公洋校長、864人)は計1139人が受験。県内6会場に分かれて特進、普通、経営情報科の3学科の試験が行われた。930人の受験生を受け入れた同校会場...
続きを読む「まん延防止」全市町村に拡大 全域の飲食店に時短要請
2022年1月25日社会news県は25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の対象区域を4市町から全26市町村に拡大した。全域の飲食店に午後8時までの営業時間短縮と酒類提供の終日停止を要請。県民には居住する市町村外への不要不急の外出自粛を求める。期間は2月13日まで。県がコロナ対策で県内全域の飲食店に時短を要請するのは4度目。河野知事は「県下全域での感染爆発が現実味を帯びている。重要な局面」として要請へ...
続きを読む新型コロナ 自宅療養過去最多 医師、看護師の負担増 想定上回り対応限界
2022年1月25日社会news新型コロナウイルス感染者の自宅療養者が爆発的に増加し、25日発表分は1616人となり、過去最多を更新し続けている。保健所の依頼で療養者を電話で診察する民間の医師や健康観察に当たる看護師の負担は日に日に重くなっており、通常の医療や診察への影響も懸念される。現場を探ると、10日以上の連続勤務という過酷な実態も明らかになった。 感染「第6波」の主流となっている新変異株「オミクロン株」は感染力が高い一...
続きを読む春季キャンプ日程発表 プロ野球2年ぶり有観客へ
2022年1月24日トピックnews県は24日、県内での春季プロスポーツキャンプの日程を発表した。プロ野球は1軍5球団を含む7球団、サッカーJリーグはJ1~J3の17チームが本県入り。昨年の春季キャンプは新型コロナウイルス感染拡大のため無観客での開催だったが、2年ぶりに有観客で行われる見通し。 プロ野球は宮崎、日南市で1軍の5球団が合宿。巨人がひなた県総合運動公園(宮崎市)、福岡ソフトバンクホークスが生目の杜運動公園(同)、オリ...
続きを読む県内飲食3団体が時短要請拡大を要望
2022年1月24日きょうの出来事新型コロナウイルスの県内での爆発的な感染拡大を受け、県内飲食業3団体は24日、県の飲食店への営業時間短縮を県内全域へ拡大するよう緊急要望した。要望は、外出自粛ムードが県内全域に広がる中、時短協力金の支給によって飲食店の地域間格差が生まれていると訴えている。 3団体は県飲食業生活衛生同業組合(田崎澄理事長)、県社交飲食業生活衛生同業組合(矢野和昭理事長)、県すし商生活衛生同業組合(河野仁延理事長...
続きを読む新型コロナ県内新規感染318人 小学校で県内初クラスター 23日
2022年1月23日社会news県と宮崎市は23日、県内で新たに10歳未満~90代の男女318人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が300人を超えるのは4日連続。宮崎市の小学校、川南町の高齢者施設など新たに計4件のクラスター(感染者集団)が発生した。小学校のクラスターは県内で感染者が初確認された2020年3月以降で初めて。高齢者施設でのクラスターは第6波では初となる。 小学校のクラスターは同じクラスの児...
続きを読む「地元の方々においしい牛肉を」 小林の生産者が直売店
2022年1月22日トピックnews小林市で和牛繁殖、肥育の一貫経営を手掛ける牛商丑力(ぎゅうりき、富永正久社長)が、小林インターチェンジ近くの四季彩館に精肉店「牛商富永」を開いた。コロナ禍で消費が落ち込む中、「地元の方々においしい牛肉をおなかいっぱい食べてほしい」との目標を掲げる。 同社はきなこや無農薬の牧草、地元の湧水などで育てた宮崎牛などを年間約300頭出荷している。独自に香港やシンガポールなどへも販売してきたが、コロナ禍...
続きを読む新型コロナ「まん延防止」に宮崎、延岡市追加
2022年1月21日社会news県は21日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い同日から本県に適用されている「まん延防止等重点措置」の対象区域に宮崎、延岡市を追加した。会食関連のクラスター(感染者集団)が発生するなど、感染者が急増する状況から判断した。両市の飲食店には同日から午後8時までの営業時間短縮や、酒類提供の終日停止などを要請。重点措置の対象区域は都城市、三股町と合わせて3市1町となった。県内は爆発的な感染拡大が続いており、...
続きを読む延岡大幅UP、宮崎前回並み W市長選投票率陣営予想
2022年1月21日社会news23日投開票の宮崎、延岡市長選は宮崎市がいずれも無所属の現職と新人の計4人、延岡市がいずれも無所属の現職と新人による激しい論戦が展開され、期日前投票者数は増加。前回2018年に続く投票率上昇に期待が高まっている。ただ新型コロナウイルス感染「第6波」の急速な拡大や23日の悪天候予報もあり、各陣営は気をもんでいる。 宮崎市長選は現職と新人2人が争った前回が42・21%で、下落に歯止めを掛けた。新人...
続きを読む新型コロナ急拡大 県内小中学校休校相次ぐ
2022年1月21日社会news県内の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を連日更新する中、子どもの感染も急増し、小中学校の臨時休校が相次いでいる。1月に冬休みが明けてからの約2週間で休校措置を取ったのは計28校(21日午後5時時点)で、「第5波」(昨年6~10月)の20校を上回った。教育現場は「子どもたちの健康と学びの機会を守る」と予防対策の徹底を続けるが、教職員が感染して学校運営が困難になって休校するケースもあり、教育...
続きを読む県内コロナ新規感染329人 3日連続最多更新
2022年1月20日社会news県と宮崎市は20日、県内で新たに10歳未満~80代の男女329人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数が300人を超えるのは初めてで過去最多を3日連続で更新した。宮崎、延岡市では新たなクラスター(感染者集団)も確認。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は県全体で111・1人(19日時点)と初めて100人を超えた。 クラスター発生は10日連続で、これまでの連続最多日数に...
続きを読む「第6波」封じ込め目指す まん延防止等重点措置適用
2022年1月20日社会news新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う「まん延防止等重点措置」が21日、本県に適用された。対象区域に指定された都城市と三股町では2月13日までの約3週間、飲食店への営業時間短縮や移動自粛などを要請。両市町以外の行動要請も同日まで継続し、拡大の一途にある「第6波」の封じ込めを目指す。爆発的な感染拡大となる中、感染対策と社会経済活動の両立をいかに図るかも焦点となる。 両市町の都城・北諸県圏域では、直...
続きを読む宮崎、延岡市長選 期日前投票過去最多ペース 新型コロナ禍、密回避意識
2022年1月19日トピックnews23日投開票の宮崎、延岡市長選の期日前投票の投票者数が、それぞれ過去最高だった前回2018年を上回るペースで推移している。開始3日間の投票者数は前回比で宮崎市1・2倍、延岡市2・5倍の水準。期日前投票は22日までで、両市選管は新型コロナウイルス対策で混雑を回避するため、有権者に積極的な利用を呼び掛けている。 宮崎市選管によると、17~19日の期日前投票者数は前回を2490人上回る計1万5007...
続きを読む大寒前に梅の花ほころぶ 市民の森
2022年1月19日トピックnews1年で寒さが最も厳しいとされる20日の「大寒」を前に、宮崎市・阿波岐原森林公園市民の森で梅の花がほころび始めている。暖かな日差しが降り注いだ19日、梅園にある166本のうち数本が白、紅、桃色のかわいらしい花を付け、訪れた市民らの目を楽しませていた。 梅の花の見頃は2月上旬の見込み。新型コロナウイルス感染拡大で同5日に予定した「梅まつり」は中止が決まっている。同公園管理事務所は「感染対策を万全に...
続きを読む高鍋・八坂神社で六社連合大神事 コロナ終息など願う
2022年1月19日トピックnews旧高鍋藩内の6神社による「六社連合大神事」が、高鍋町の八坂神社(永友清隆宮司)であった。県指定無形民俗文化財の高鍋神楽が奉納され、新型コロナウイルスの早期終息や子孫繁栄などを願った。 6神社は八坂、愛宕(高鍋町)、平田、白鬚(川南町)、八幡(新富町)、比木(木城町)。初代高鍋藩主・秋月種長の姫が大病となり、鍼灸(しんきゅう)師の男性が比木神社へ千日間お参りをしたところ姫は全快。そのお礼で神楽を...
続きを読む県内クラスター8日連続 飲食の場「急所」 「マスクを外す場面」注意を
2022年1月18日社会news新型コロナウイルスの新変異種「オミクロン株」を中心とした感染「第6波」で、県内は18日まで8日連続で13件のクラスター(感染者集団)が確認された。県や宮崎市の調査では今月発生した14件のうち8件が飲食の場で発生しており、マスクを外した会話などが感染の引き金になっている。感染者がウイルスを家庭に持ち込み、さらに感染を拡大させる事態も懸念され、県は飲食の場が“感染の急所”とみて対策に力を入れている。...
続きを読む新型コロナ 新規感染者 過去最多160人 感染火種に「強い警戒」
2022年1月18日社会news県と宮崎市は18日、県内で新たに10歳未満~90代の男女160人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数は、昨年8月21日発表の158人を上回り過去最多を更新した。医療機関を受診して判明した陽性者も最多の101人に上り、うち60人は同市で確認されている。18日会見を開いた河野知事は「さらなる感染拡大の火種があり、県内では今後、1週間程度は感染者数が伸びる可能性がある...
続きを読むまん延防止正式要請 都城、三股、21日から3週間
2022年1月18日社会news河野知事は18日の定例会見で、国に新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の適用を文書で正式に要請したことを明らかにした。対象区域は都城市と三股町で、今後の感染状況次第で宮崎、延岡市にも拡大する可能性も示した。19日に適用が決定する見通しで、同日の県新型コロナウイルス感染症対策本部会議で対象区域や行動要請の内容を決定する。期間は21日から3週間程度となる見込み。 県によると、県内の病床使用...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事の定例会見(1月18日午前11時~)
2022年1月18日夕刊プラス1河野知事は18日、定例会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「まん延防止等重点措置」の適用を同日国に要請したことを明らかにした。感染が急増している日向市・門川町を県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に指定したことも報告。新型コロナウイルス対策強化などへ、300億円規模の補正予算案を1月臨時県議会へ提出する方針も示した。会見での発表事項と記者との主なやりとりは以下の通り...
続きを読む期日前投票始まる 宮崎、延岡市長選
2022年1月17日きょうの出来事23日投開票の宮崎、延岡市長選の期日前投票は17日、始まった。宮崎市は13カ所、延岡市は7カ所に期日前投票所を開設し、一部を除いて22日まで受け付ける。県内で新型コロナウイルス感染の第6波が拡大する中、両市選管は密を避けるため期日前を利用した分散投票を呼び掛けている。 宮崎市役所本庁舎西側に設置されたプレハブの投票所では17日、職員が感染対策としてマスク、フェースシールド、手袋を着用して訪れた...
続きを読む新型コロナ 新規感染者142人 都城、三股に時短要請
2022年1月16日社会news県と宮崎市は16日、県内で新たに男女142人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は同日、感染が急拡大している都城市、三股町の飲食店に、営業時間の短縮と酒類提供の終日停止を要請。宮崎、延岡市を県独自の感染区分で最高レベルの「感染急増圏域(赤圏域)」に指定した。新規感染者数は過去2番目に多く、第6波では最多を更新した。 医療機関を受診して判明した感染者数も81人となり、昨年8月20日の...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】都城市、三股町の時短営業、酒類提供停止要請などについて河野知事会見(1月16日午後4時~)
2022年1月16日夕刊プラス1河野知事は16日、県庁で会見を開き、新型コロナウイルスの感染が急拡大している都城市、三股町の飲食店などに対し、午後8時までの営業時間短縮と酒類提供の終日停止を要請したと発表した。また、両市町に加え、新たに宮崎、延岡市を感染急増圏域(赤圏域)に指定したことも明らかにした。発表事項と記者との主なやりとりは次の通り。 都城、三股に時短・酒類提供停止要請/宮崎、延岡市は赤圏域に 【冒頭発表】 知事 ...
続きを読む神社での挙式プレゼント 延岡日向ウェディング協議会
2022年1月16日トピックnews神前結婚式を検討するカップルを応援しようと、延岡日向ウェディング協議会(三浦一洋理事長)は、挙式を支援するキャンペーン「神話婚」を展開している。高千穂町や延岡市などの神社での挙式費用や着物のレンタル料など33万円分を応募者全員にプレゼントすることで、コロナ禍で減少しているブライダル業界のてこ入れにもしたい考え。受け付けは2月14日まで。 延岡、日向市の式場やホテルなどでつくる協議会によると、新...
続きを読む大学共通テスト県内4116人臨む 感染急拡大で各会場コロナ対策徹底
2022年1月15日社会news大学入学共通テストが15日、全国で始まり、県内では4116人が出願した。県内では同日、137人の新型コロナウイルス感染が発表され、新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るう中での幕開けとなった入試シーズン。宮崎、都城、延岡市の6大学に設けられた会場では徹底した感染対策が取られ、落ち着かない環境でも勉強に励んできた受験生たちは「ベストを尽くす」と臨んだ。 初日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験...
続きを読む大学入学共通テスト向け 受験生が会場下見 職員らコロナ対策徹底
2022年1月14日トピックnews15、16日に実施される全国一斉の大学入学共通テストに向け、受験生たちは14日、試験会場となる県内6大学を下見に訪れた。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が急拡大する中での試験となり、各大学の職員たちは会場の感染対策の最終確認を徹底していた。 県内最多の1812人が試験に臨む宮崎市・宮崎大木花キャンパスでは、受験生たちが受験番号と会場案内図を見ながら、試験室の場所を確認していた。同市...
続きを読む新型コロナ第6波、5日間で4倍増 拡大ペース桁違い
2022年1月13日社会news新型コロナウイルスの県内の1日当たり新規感染者が13日、流行の第6波で初めて3桁台となった。感染確認が2桁台に突入した今月8日の24人から、わずか5日後に約4倍となり、2桁台になってから100人台までの到達スピードは第3波の10倍、第5波の4倍。ウイルスは感染力が強いとされる新変異株「オミクロン株」にほぼ置き換わっており、専門家は「これまで以上の緊張感が必要」と警戒を強めている。 県感染症対策...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】感染拡大緊急警報発令で河野知事会見(1月13日午後4時~)
2022年1月13日夕刊プラス1県内で新型コロナウイルスの新規感染者100人が確認され、入院者数が30人となったことを受け、河野知事は13日午後、県庁で会見を開き、県全域に感染拡大緊急警報発令を発表した。これに伴い、都城・北諸県圏域を県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に指定。併せて県外との往来自粛などの行動要請、県内旅行割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン」の停止することなどに対し、県民に協力を求...
続きを読む新型コロナ第6波へ突入、再び厳戒態勢に オミクロン株 市中感染
2022年1月12日社会news県内で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染疑いが新たに45人確認され、県が市中感染が起きているとの認識を示した12日、県民は警戒を強め、改めて感染対策の徹底を誓った。同日の新規感染者は37人に上り、増加傾向は止まらない。オミクロン株の広がりと本格的な第6波への突入に、コロナ禍に翻弄され続ける飲食店関係者は落胆の声を上げ、高齢者施設は利用者との面会を制限するなど再び厳戒態勢に入っている...
続きを読む新型コロナ オミクロン株「市中感染」 三股町でクラスター
2022年1月12日社会news県は12日、県内で新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染疑いが新たに45人確認されたと発表した。県は「本県の感染はほぼオミクロン株に置き換わっている」とした上で、感染経路が追えない例も散見されるとして「県内でも市中感染が起きている」との認識を示した。県と宮崎市が同日発表した新規感染者は10歳未満~70代の男女37人で、新規感染者が30人以上となるのは昨年9月9日発表以来125日ぶり。...
続きを読む県内大学対応急ぐ 文科省コロナ感染者入試救済
2022年1月12日社会news新型コロナウイルス感染者らへの救済策として、15日から始まる大学入学共通テストなどを受けられなくても2次試験など個別試験のみでの合否判定を求めた文部科学省の要請を巡り、県内の各大学が対応に追われている。「合否判定基準が統一できない」との指摘が相次ぐ中で、「受験生のために早めに対応を示したい」との声も。文科省は各大学が通知を踏まえて個別に対応を決めるよう通知しており、各大学は具体策を検討している。...
続きを読む若者たちが地域貢献目指す 日南市でサッカーチーム設立
2022年1月12日地域の話題地域貢献を目指し、日南市の異業種の若者たちでつくるサッカーチーム「日南BASE」が9日、地元・日南高サッカー部との練習試合を同校グラウンドで行った。コロナ禍で普段の部活動をはじめ、遠征や対外試合など制約を受けている高校生たちが貴重な実戦経験を積む機会を得て、生き生きとグラウンドを駆け回った。 日南BASEは高校生の練習相手、グラウンド上でのキャリア教育、地域を元気にするイベント開催を活動の3本...
続きを読む都城と三股オレンジ区域 会食4人以下、2時間以内 日向市でクラスターも
2022年1月11日社会news県と宮崎市は11日、県内で新たに10歳未満から50代の男女17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は同日、感染が拡大している都城市と三股町を県独自の感染区分の「感染警戒区域(オレンジ区域)」に指定。31日まで「4人以下、2時間以内」の会食制限などを求める。日向市では知人同士の会食によるクラスター(感染者集団)も発生し、河野知事は「感染急拡大の瀬戸際」と警戒を呼び掛けた。 2市町で...
続きを読む新県立宮崎病院が開院 救急、先端医療を拡充
2022年1月11日きょうの出来事県が宮崎市北高松町で建て替えを進めてきた新県立宮崎病院(嶋本富博院長、502床)が11日、開院した。救急や先端医療の設備を拡充したほか、南海トラフ巨大地震や新型コロナウイルスなど災害、感染症に対応できる設備の強化が図られた。県は医療従事者の確保を進めており、中核医療機関としての機能を生かす環境を整え、利便性の向上を目指す。 新病院では救急や集中治療(ICU)の病床数、手術室数を旧病院から増強し...
続きを読む期待を背にランナー駆ける 県市町村対抗駅伝
2022年1月10日きょうの出来事県内23市町村のランナーが郷土の期待を背に、宮崎市内を駆け抜けた第12回県市町村対抗駅伝競走大会。新型コロナ禍で2年ぶりとなった今回は、感染対策として、参加チーム数を各自治体1チームに制限。沿道からの応援自粛も呼び掛けられる中、それぞれが古里への思いや誇りを胸にたすきをつないだ。 日南市チームで1区を走った田上桜華君(12)=細田小6年=は、今回初めての参加。自身の走りについて「最初はしっかり...
続きを読む宮崎市、高原町が頂点 2年ぶり市町村対抗駅伝
2022年1月10日きょうの出来事第12回県市町村対抗駅伝競走大会は10日、宮崎市の県庁前を発着する12区間39・2キロで行われた。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、の開催。市郡、町村の部に計23チームが出場し、市郡の部は、10区でトップに立った宮崎市が2時間4分57秒で6大会連続8度目(中止となった前回大会を除く)の優勝を果たした。町村の部は、最終12区で逆転した高原町が2時間11分23秒で6年ぶり3度目の頂点に立っ...
続きを読む県都の将来意見交わす 宮崎市長選立候補予定4氏が座談会
2022年1月10日社会news任期満了に伴う宮崎市長選(16日告示、23日投開票)を前に、宮崎日日新聞は10日、立候補予定者4人による座談会を宮崎市の宮日会館で開いた。現職で4期目を目指す戸敷正氏(69)、新人で元県議の清山知憲氏(40)、新人で同市議の斉藤了介氏(55)、新人で元同市議の大村嘉一郎氏(70)=いずれも無所属=が、市政の最優先課題や県都の将来像、新型コロナウイルス対応などをテーマに意見を交わした。(1月13日...
続きを読む県内一部自治体で接種開始 高齢者3回目ワクチン
2022年1月9日社会news新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念される中、県内では一部で1月から65歳以上の一般の高齢者の3回目のワクチン接種が始まった。接種間隔を短縮する国の方針を受けて、県内でも開始時期を前倒しする動きが広がる一方、接種券発送の煩雑さや接種態勢の確保など課題があり、各市町村は対応に追われている。 宮崎市は7日から施設入所者ら以外の一般の高齢者に接種券を発送。市総合体育館の集団接...
続きを読むコロナ対策徹底 県内6市2町で成人式
2022年1月9日社会news10日の「成人の日」を前に、宮崎市など県内6市2町で9日、成人式が開かれた。昨年は新型コロナウイルスの影響で延期や中止が相次ぎ、今年も年明けから感染者が急増する中での開催。感染対策を徹底し、緊張感漂う式典となったが、出席した新成人は友人らとの再会を喜び、大人としての決意を新たにした。 「今年も中止になるのではと不安だった」と話すのは、大分市から帰省し日南市で成人式に参加した大学生河野航大さん(...
続きを読む輸出回復などで堅調滑り出し 宮崎市で子牛初競り
2022年1月9日きょうの出来事県内7カ所の家畜市場で今年初めてとなる子牛の競り市は9日、宮崎市のJA宮崎中央家畜市場で始まった。初日の平均価格は同市場の前年初日より約3万9千円安い76万4435円だったが、コロナ禍で急落した2020年に比べれば、輸出の回復などもあり堅調を維持。10月には鹿児島県で全国和牛能力共進会(全共)を控え、関係者は「結果を出してさらにブランド力を高めよう」と気持ちを新たにしていた。 同日は342頭(...
続きを読む「おねっこ」2年ぶり開催 地域住民ら無病息災を祈願 都城市
2022年1月9日地域の話題巨大な竹やぐらに火を放って厄を払う都城盆地の伝統行事「おねっこ」は8日、都城市の下郡元橋南詰め広場であった。地域住民ら約70人が、夜空に勢いよく燃え上がる炎を見守りながら無病息災を祈願した。 下郡元自治公民館が地区の行事として毎年実施。昨年はコロナ禍で中止し、2年ぶりの開催となった。竹やぐらは約7メートルの高さがあり、午前中から住民らが協力して組み立てた。各家庭で役目を終えた正月飾りなども中に...
続きを読む【日曜論説】コロナで留学減 将来的な損失を懸念
2022年1月9日きょうの読み物編集局次長兼論説委員 小川祐司 大学生の息子が正月に帰省し、「卒業旅行で海外に行くつもりだったけど、無理だね」とぼやいていた。旅行だから諦めもつくだろうが、留学となると話は別だ。新型コロナウイルスが留学生の往来を阻んでいる。何年も前から準備してきた夢を砕かれた学生らへの同情を禁じ得ない。 宮崎大では2019年度、202人が留学予定だったが、新型コロナによって68人が渡航を中止。20年度は学生の...
続きを読む不安感じたら検査を 無料PCR検査始まる
2022年1月8日社会news「一緒にいた友人が感染した」「イベントに参加するので確認したい」。県は8日、宮崎市などで県民を対象に無料のPCR検査や抗原検査を開始し、会場では感染への不安がある人や陰性を証明したい人たちが次々と訪れた。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」感染が広がりを見せる中、県感染症対策室は「不安な人は無料検査を利用してほしい」と危機感を強めている。 無料検査は鹿児島県でオミクロン株の市中感染が確...
続きを読む知事「第6波一歩入った」 県内新規感染者24人
2022年1月8日社会news県と宮崎市は8日、新たに10歳未満~70代の男女24人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内で新規感染者が2桁となったのは105日ぶり。都城市では知人同士の会食によるクラスター(感染者集団)の発生も判明。新変異株「オミクロン株」感染疑い患者は新たに11人確認された。河野知事は同日の会見で、「第6波に一歩入った」との認識を示し、改めて感染対策の徹底を訴えた。 新規感染者の内訳は都城市...
続きを読む大学共通テストまで1週間 高校生、保護者ら警戒強める オミクロン株県内初確定
2022年1月7日社会news全国的な新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、本格的な大学受験シーズンを迎えた県内の高校生や保護者が警戒を強めている。大学入学共通テストまで1週間と迫る中、7日にはコロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が県内で初めて確定。同株感染者の濃厚接触者でも別室受験が認められているが、生徒からは「感染して受験できなかったら…」と不安の声も上がる。学校や保護者は「生徒を守るため感染対策を徹底するしか...
続きを読む課題や政策考え述べる 延岡市長選立候補予定2氏座談会
2022年1月7日きょうの出来事任期満了に伴う延岡市長選(16日告示、23日投開票)を前に、宮崎日日新聞は7日、立候補予定者2人による座談会を同市内で開いた。現職で再選を目指す読谷山洋司氏(57)と、新人で前県議の内田理佐氏(47)=いずれも無所属=が、まちづくりの方針や、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた地域経済の立て直しなど、市政の課題や自身の政策について考えを述べた。(11日付に詳報) 本紙が設定した6項目に加...
続きを読む学校へ笑顔で登校 県内小中学校で始業式
2022年1月6日きょうの出来事日向市など県内11市町村の小中学校で6日、3学期制の始業式と2学期制の冬休み明け最初の授業があった。児童、生徒らは寒さに負けず元気に登校し、再会を喜び合いながら新年のスタートを切った。 このうち、同市の塩見小(戸高哲朗校長、118人)では、新型コロナ対策として体育館の窓を全て開け放し、児童同士の間隔を空けて始業式を行った。 5年生の鈴木朝琥君(10)が「クラスみんなで協力して6年生に向けて頑...
続きを読む新型コロナ新たに6人確認 県、警報区分引き上げ
2022年1月6日社会news県と宮崎市は6日、新たに20~30代の男女6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。6人については同日時点で新変異株「オミクロン株」疑いか判明していない。また、県は独自の警報区分(5段階)を「警報」から上から3番目の「特別警報」に1段階引き上げ。感染者が急増している山口県を不要不急の往来自粛を求める対象地域に追加した。 新規感染者の内訳は宮崎、都城、延岡市の各2人。宮崎市の20代と30...
続きを読む防疫の大切さ再確認 県立農業大学校で口蹄疫慰霊祭
2022年1月6日きょうの出来事本県で感染が広がった2010年の口蹄疫で、実習用に飼育していた牛やヤギ計220頭が犠牲になった高鍋町の県立農業大学校(戸高朗校長、110人)で6日、慰霊祭があった。全学生と職員約20人が参加。防疫の大切さを再認識した。 同校では同年5月、感染疑いの牛が確認。殺処分された牛などは校内の敷地に埋却され、モニュメントがある。毎年5月に慰霊祭を開いているが、コロナ禍で延期していた。 戸高校長は講話で...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】オミクロン株疑い確認で河野知事会見(1月5日午後4時~)
2022年1月5日夕刊プラス1河野知事は5日午後、県庁で会見を開き、新型コロナウイルスの「オミクロン株」の疑いがある感染例3人が県内で確認されたと発表した。オミクロン株の感染疑い確認は県内では初めてで、解析を経て数日中にオミクロン株かどうか確定する。いずれも感染経路は県外で「市中感染には該当しない」としている。発表事項と記者との主なやりとりは次の通り。 オミクロン株疑い3人確認/いずれも感染経路は県外 【冒頭発表】 河野知...
続きを読む門川町で消防出初め式 県内トップ、コロナで簡略化
2022年1月4日トピックnews門川町で4日、県内トップを切って消防出初め式が行われた。新型コロナウイルス対策で一部簡略化し、恒例の一斉放水は昨年に続いて中止になった。 同町海浜総合公園であった式典には、団員約200人が参加。号令に合わせて整列し、安田修町長らによる観閲、消防車両や装備品の点検を受けた。安田町長は「災害が頻発し激甚化している。今後も消防団ならではの行動力を発揮し、災害に備えてほしい」と訓示した。 コロナ対策...
続きを読む県内官公庁仕事始め 職員らコロナ対応など気持ち新た
2022年1月4日トピックnews県内の官公庁やJAグループは4日、仕事始めとなった。新型コロナウイルス再拡大の懸念がある中で2022年がスタートし、それぞれのトップはコロナ対応や県民生活の安全確保などについて訓示し、職員らは気持ちを新たにしていた。 県の仕事始め式は県庁講堂であり、各部局次長級以上の幹部職員ら約60人が出席した。河野知事は「つなぐ」を今年のキーワードに掲げ、「ポストコロナ社会につなぐ1年にする」と決意を述べた...
続きを読むUターンラッシュがピーク 宮崎ブーゲンビリア空港、久しぶりのにぎわい
2022年1月3日トピックnews県内で年末年始を過ごした帰省客のUターンラッシュは3日、ピークを迎えた。新型コロナウイルス感染が落ち着く中、久しぶりの帰省という人も多く、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港は活気に満ちていた。 同空港は午前から多くの帰省客が訪れ、土産品店や保安検査所前には長蛇の列ができていた。宮崎空港ビルの担当者は「いっぱいのお土産を手に飛び立つ姿は本当に久しぶり。コロナ前に近い光景に胸が熱くなった」と話していた...
続きを読む健康や家内安全 家族連れら祈願 宮崎神宮 初詣客でにぎわう
2022年1月2日きょうの出来事宮崎市の宮崎神宮(本部雅裕宮司)は2日、元日に続いて初詣客でにぎわい、家族連れらが健康や家内安全などを願った。 新型コロナウイルス対策として臨時の手水舎を設けるなどした境内は午前から次々と人が訪れ、昼前からは拝殿前に長い列ができるほど。祈願後におみくじを引いたり、お守りを買ったりする姿も見られ、家族らと参拝した国富町本庄の会社員木下梨香さん(30)は「今年もコロナは気になるが、家族が健康で、子...
続きを読む福袋を求め行列 県内商業施設で初商い
2022年1月2日きょうの出来事宮崎市の宮崎山形屋では2日、初商いが開かれた。新型コロナウイルス感染対策として昨年は4日に福袋を販売したが、今年は例年通り三が日に約1万個を販売。開店前から衣料品や日用雑貨の福袋を求める人たちが行列をつくった。 午前10時の開店前にコロナ禍以前の約8割となる約千人が並び、密集を避けるため10分早めて初売りを始めた。店が開くと多くの客が目当ての福袋を求め特設売り場へ向かった。 毎年タオルの福袋...
続きを読むコロナ収束願い花火 日南市・鵜戸神宮で3千発
2022年1月1日きょうの出来事コロナ禍の早期収束を願って、日南市の鵜戸神宮(黒岩昭彦宮司)で1日、新年を迎えると同時に花火3千発が打ち上げられた。初詣に訪れた参拝客も歓声を上げ、「平穏な年に」と祈りをささげた。 コロナ禍で犠牲となった人々の鎮魂や復興への祈りも込め、初めて企画。経費は昨年7~11月に協賛を募り、市内外の個人や企業、団体から約260件が寄せられた。 花火は沖合300メートルの海上に停泊した台船から打ち上げた...
続きを読む約1年越し晴れ着に笑顔 宮崎、延岡市、川南町で20年度成人式
2021年12月30日きょうの出来事新型コロナウイルス禍で開催が見送られていた2020年度新成人の成人式や代替イベントが30日、宮崎、延岡市と川南町で開かれ、約1年越しに将来を担う若者の門出を祝った。同年度分については今後、4市町村が年明けの開催を計画。21年度成人式については、既に終了した五ケ瀬、美郷町以外の全24市町村が来年1月に予定している。 宮崎市の20年度式典は同市民プラザであり、264人が出席した。振り袖やスーツなど...
続きを読む「来年こそ希望に満ちた1年に」 台風14号被災の内海住民願い
2021年12月30日社会news2021年の県内は新型コロナウイルス禍に加え、自然災害の猛威にもさらされた。9月の台風14号に伴う大雨で、浸水被害などに遭った宮崎市内海の畑田地区。一部の住宅が更地になるなど大きな爪痕が残ったものの、「もう一度、人が集える場所にしたい」と民泊施設の来春再開へ準備する夫婦をはじめ、多くの人が「来年こそ希望に満ちた1年に」と歩みを進める。 台風14号の大雨で、同市内海では大規模な土砂崩れが発生した...
続きを読むふるさと納税22市町村で増額 最大4倍超、巣ごもり需要など影響
2021年12月29日トピックnews県内で2020年度のふるさと納税による寄付が前年度より増額した自治体が22市町村に上り、椎葉村や日之影町は4倍超となったことが29日、県への取材で分かった。15市町村が1億円超の増額となり、寄付額は8市町が10億円を超えた。新型コロナ禍の巣ごもり需要や応援消費で全国的にも伸びており、各自治体はPRの強化や寄付の活用策に知恵を絞っている。 伸び率が県内最大の4・3倍となった椎葉村は、寄付額が初め...
続きを読むワクチン3回目接種、副反応2回目と同確率 宮崎江南病院調査
2021年12月28日社会news医療従事者への新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で37・5度以上の発熱があった人の割合が、2回目接種の44%より11ポイント高い55%だったことが宮崎市の宮崎江南病院(白尾一定院長)の調査で分かった。熱の高さも2回目よりやや高い傾向が見られたが、重篤なアナフィラキシーショックはなかった。 白尾院長は「副反応は2回目とほとんど変わらない印象を得た。副反応が出るのは自然なこと」と説明している。...
続きを読む飲酒運転の摘発件数、過去5年で最少
2021年12月26日トピックnews県内の飲酒運転による年間摘発件数が、11月末現在、過去5年で最少ペースとなっている。県警は新型コロナの影響で飲食店などでの飲酒機会が減ったことが理由とみているが、事故を起こすなどして逮捕されるドライバーは50人と昨年同期比で3人増加。親類などが集まり飲酒の機会が増える年末年始を前に、県警は注意を呼び掛けている。 県警によると、11月末現在の飲酒運転による道交法違反での摘発件数は202件で、34...
続きを読む【日曜論説】コロナ禍と文化 非常時に心保つ希望だ
2021年12月26日きょうの読み物生活文化部長兼論説委員・中川美香 ことしもまた、新型コロナウイルス感染拡大への心配を抱えながらの年の暮れとなった。“非常事態”が長期に及んでいる。こんな時は心の持ちようが大事だが、自分はどう過ごしてきたか振り返ってみた。一番の助けになったのは「愛の不時着」に代表される韓国ドラマである。本、音楽、映画などに触れる時間も増えた。内容を純粋に楽しみつつ、それらの世界に浸ることで、現実からしばし離れ緊張...
続きを読む国富産米で2年ぶり新酒 「しこたま」販売始まる
2021年12月25日トピックnewsどぶろくや加工品を製造販売する国富町の「法華嶽八町坂」(大山憲一郎代表)は、町内産の酒米「山田錦」を100%使用した純米酒「しこたま」の販売を始めた。本年度の新酒は香り豊かで、すっきりとした味に仕上がっている。 コロナ禍で昨年は生産を見送ったため、新酒販売は2年ぶり。酒米は同町本庄の水田20アールで農薬や化学肥料を使わずに栽培し、10月に約600キロを収穫。延岡市の千徳酒造に醸造を依頼し、今月...
続きを読むPCR検査車両を導入 オファサポート、民間企業で初
2021年12月24日社会news介護施設や自動車教習所などを運営する宮崎市島之内の「オファサポート」(服部幸雄社長)は24日、新型コロナウイルスのPCR検査車両の運用を開始した。自治体や企業などの依頼を受け、イベント会場などに出向く。同社は「感染拡大の抑止と経済活動の充実に貢献したい」と話している。 同社によると、民間企業でPCR検査車両を導入するのは国内初。 4トン車を改装した検査車両は、今月下旬に同市保健所から衛生検査...
続きを読む18、19歳の衆院選投票率37% 前回から5ポイント増
2021年12月23日社会news県選管は23日、10月31日に投開票された第49回衆院選の県内3選挙区の年齢別投票率(抽出)を発表した。18、19歳は37・34%と2017年の前回衆院選から4・71ポイント上昇。コロナ禍での県内初の国政選挙で、国の対策などについて関心が高まったことも一因とみられる。ただ、最下位となった20~24歳の26・69%に次ぐ低さで、若い世代の低投票率は依然深刻。識者は「学校だけでなく、家庭や社会全体で...
続きを読む「椎葉神楽」28年ぶり快挙 全国青年大会「郷土芸能」最優秀賞
2021年12月22日トピックnews第69回全国青年大会の芸能文化の部「郷土芸能」で、県青年団協議会(荒竹潤一会長)の「椎葉神楽」が28年ぶりに最優秀賞に選ばれた。荒竹会長(36)=椎葉村=は、「受賞を励みに今後も新しい発想で、地元の素晴らしさをPRしたい」と意気込んでいる。 同大会は全国の青年がスポーツや文化活動などを通じて交流を深める目的で、1952(昭和27)年から都内で毎年開催。コロナ禍により、2年ぶりの開催となった今回...
続きを読む半導体不足 暮らし直撃 給湯器や家電、車「品薄」
2021年12月22日社会news新型コロナウイルス流行に伴う世界的な半導体不足の影響が、県民の日常生活にも及んでいる。新車は納車が遅れ、冬場に欠かせない暖房器具などの家電も品薄に。住宅の水回り設備も数カ月待ちで、不調な給湯器の交換工事を待つ人は「寒さが厳しい中、いつお湯が出なくなるか怖い」と不安な日々を送っている。 「風呂の追い炊きや湯張りができない上に、かろうじて動いている湯沸かしもこの寒い中、いつ故障するか分からず怖い」...
続きを読む年末年始向け、高齢者施設警戒 新型コロナ、屋外面会など工夫も
2021年12月21日社会news新型コロナウイルス流行の沈静化に伴い年末年始の帰省客増加が見込まれるのを受け、県内の高齢者施設では感染への警戒が続いている。県内では2週間以上、感染者がゼロの状況が続き、県は高齢者施設での面会制限を設けていないが、いつ再流行するか分からない懸念から面会の人数や時間を引き続き制限する施設も。専門家は感染対策の徹底を改めて呼び掛けている。 宮崎市古城町の特別養護老人ホーム江南よしみ園では、面会者の...
続きを読むワクチン3回目接種前倒しへ 宮崎市「国の動き確認」
2021年12月20日社会news宮崎市は20日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、医療従事者や高齢者施設入所者らの接種間隔を短縮する方針を示した。同日の定例会見で戸敷正市長は「オミクロン株も発生している状況。抗体の確保に向け、国の動きを確認して積極的に展開したい」と述べた。 ワクチンの3回目接種を巡っては、国は2回目の接種完了から「原則8カ月以上」としていたが、医療従事者や高齢者施設の入所者らは「6カ月以上」に...
続きを読むジモ・ミヤ利用好調 宿泊施設、県内客で「手いっぱい」
2021年12月19日社会news新型コロナウイルス対策の県内旅行割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」の対象が隣県在住者にも拡大され1週間となるが、宿泊施設の予約は年末にかけて県内客で埋まっている所が目立つ。関係者は県民を中心とした活況に手応えを感じつつ、大分、熊本、鹿児島からのジモ・ミヤ利用の本格化は年明け以降とにらみ、さらなる需要増を期待。一方で年末年始の感染拡大への不安も消えず、対策に力を注いでいる。 「県内客で部屋が埋...
続きを読むえとのぐい飲み作りピーク 三股町・三股焼紫麓窯
2021年12月15日トピックnews三股町長田の三股焼紫麓窯(山下盛親代表)は今年も、来年の干支、寅をかたどったぐい飲み作りに追われている。 コロナ収束と飛躍の願いを込め、寅年にちなみ「翔び虎(とびタイガー)」と名付けた。全長8・5センチ、幅5・5センチ、高さ5センチで逆さにすると酒杯になるのは例年と同じ。長女の山口翔子さん(35)がデザインした。 黄の胴体に黒しま、白に黒しま柄は既に販売中。胸元に勝利を示す「V」を描いてあり...
続きを読む球春の活気再び 県内来春キャンプ有観客へ
2021年12月14日トピックnews2年ぶりの“球春”へ―。来年2月のプロ野球春季キャンプが観客見学を認める方針となり、例年多くの球団が訪れる県内では14日、喜びの声が広がった。観光業者らは「張り切って準備する」「客が増えるから大歓迎」とにぎわい回復を期待。一方、新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株や第6波への懸念もあるため、関係者らは「引き続き感染対策を徹底する」と気を引き締めた。 巨人、福岡ソフトバンクホークス、オリック...
続きを読む年内の一括給付は困難 子育て世帯給付県内9市反応
2021年12月13日社会news新型コロナウイルス対策として18歳以下の子どもへの計10万円相当の給付を巡り、二転三転する政府方針に県内自治体が困惑している。岸田文雄首相は13日、自治体の事情に応じて年内に10万円の現金一括給付を認める意向を突如表明。県内9市では年内に現金5万円の先行給付に向けた準備が進んでおり、担当者は「一括給付はスケジュール的に厳しい」と口をそろえる。全てを現金給付にするかクーポンを支給するかも検討できず...
続きを読む飫肥城 幻想的に浮かぶ ライトアップでコロナ禍照らす
2021年12月13日地域の話題日南市の日南電気工事協同組合(宮元進一郞理事長)は、同市飫肥の飫肥城をライトアップしている。コロナ禍で沈み込んだ人心を元気づけたいと、幻想的な雰囲気を演出。午後5時~9時に点灯し、来年1月末まで続ける予定。 ライトアップは昨年に続き2度目。同組合員20人が取り付けた。ライトは大手門や城内の石垣前、「しあわせ杉」と呼ばれる杉の近くのほか、飫肥城歴史資料館前などに計18基を設置。城内の石垣は赤、青...
続きを読む2年ぶり開催、9千人快走 青島太平洋マラソン
2021年12月12日きょうの出来事第35回青島太平洋マラソン(国際青島太平洋マラソン大会実行委、宮崎陸上競技協会主催)は、宮崎市のひなた県総合運動公園を発着するコースで12日、開催された。2年ぶりに開かれた今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためフルマラソンのみに規模を縮小し、約9千人が出場。ランナーは晴天の下、自分のペースで快走した。 午前9時に号砲。ランナーたちは宮崎市街地へ北上して宮崎神宮で折り返し、青島の海岸線を往...
続きを読む県内エイズ検査件数、例年の6割 コロナ禍で検査控えか
2021年12月11日社会news県内で2021年に実施されたエイズ(後天性免疫不全症候群)ウイルス(HIV)の抗体検査数は10月末時点で280件と、例年の6割ほどにとどまっている。新型コロナウイルス感染が拡大した20年から減少傾向となっており、県は外出自粛などによる検査控えが要因の一つとみている。県感染症対策室は「早く感染が分かれば発症を防ぐことも可能。検査控えは将来的な患者増につながりかねない」と検査を呼び掛ける。 県内9...
続きを読むコロナ禍2度目忘年会シーズン 少人数、短時間が定着
2021年12月10日社会news新型コロナウイルス禍で迎えた2度目の忘年会シーズン。県内は感染状況が落ち着いている中で、繁華街などには徐々に客足が戻りつつある。ただ、新たな変異株オミクロン株や第6波への懸念から、官公庁や企業では大規模な宴会を控える動きもあり、「少人数」「短時間」の利用が定着。飲食店関係者には、書き入れ時の需要の高まりへの期待と、先行きがなお見通せない不安が交錯している。 宮崎市橘通東2丁目の飲食店「和食の橘...
続きを読む飫肥城跡で7カ月ぶり泰平踊を披露 日南・かめの子会
2021年12月10日地域の話題日南市の県指定無形民俗文化財・泰平踊を継承する若手グループ・かめの子会(大田原充起代表、約20人)の自主公演は5日、7カ月ぶりに再開した。コロナ禍で中断していたが、同市・飫肥城跡で観光客に披露し、盛大な拍手を浴びていた。 同会は飫肥小の児童や卒業生を中心に構成。同校で6年生になると本町保存会(亀組)から習う踊りを、卒業後も続けるため結成された。コロナ禍前は、毎月第1日曜日に自主公演を続けていた...
続きを読む新型コロナ 県内2人がオミクロン株濃厚接触者に
2021年12月9日社会news県は9日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への国内4例目の感染確認となった50代男性と同じ飛行機に同乗した濃厚接触者のうち、2人が本県在住者だったと発表した。2人は成田空港に到着後、抗原検査とPCR検査で陰性を確認。健康観察のため同日から宮崎市内の宿泊療養施設に入所しており、県は「県内で2人との接触者はいない」と判断している。 50代男性はナイジェリアから中東カタールを経由して4日に...
続きを読むそば打ち、カヌー体験で誘客 木城、観光客向け体験プログラム推進
2021年12月9日トピックnews木城町ふるさと振興協会(牛田宏会長)は、観光客向けの体験プログラムづくりを進めている。旅行会社と共に、そば打ちやカヌー体験などを盛り込んだモニターツアーを5日までに3回実施。参加者の意見も踏まえて来年度から体験型旅行商品を提供し、誘客を図る。 前身の旧町観光協会が町民向けバスツアーを実施していたが、県内外からの誘客目的の旅行商品はなかった。コロナ禍で近場を楽しむ「マイクロツーリズム」が注目され...
続きを読む神楽奉納、対応分かれる 継承に不安の声も
2021年12月8日社会news新型コロナウイルスの収束が見通せない中、県内は夜神楽奉納の本格シーズンを迎え、催行や一般公開について各地で対応が分かれている。感染対策を講じ有観客で行う保存会がある一方、リスクを考慮し、2年連続で舞を自粛、短縮する地域も。神楽の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を目指し、継承や振興に力を入れたい局面だが、練習や披露の機会を持てず「このままでは伝統を守っていけない」と懸念する声もある...
続きを読むコロナ対策で、歳入歳出ともに過去最高 2020年度市町村普通会計決算
2021年12月6日社会news県が6日発表した県内市町村の2020年度普通会計決算の概要は、歳入総額7797億5400万円(前年度比28・5%増)、歳出総額7567億4900万円(28・0%増)で、いずれも過去最高規模となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う対策事業が主な要因。 歳入は、国民に一律10万円を配る特別定額給付金などの影響で国庫支出金が全体の約3割を占め、前年度比約2・4倍の2332億1900万円。地方税13...
続きを読む外国人入国禁止で来日計画白紙に 県内農業法人や縫製業者が人手不足を懸念
2021年12月6日社会news政府が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策として外国人の新規入国を禁止した影響で、外国人技能実習生を受け入れる県内の農業や縫製業の現場では人手不足への懸念が高まっている。学校では留学生の受け入れもストップしており、関係者は今後“日本離れ”が起きるのではないかと不安視する。 串間市で甘藷の生産や加工、販売を手掛ける「くしまアオイファーム」は、パートを含めた従業員100人のう...
続きを読む入浴施設も大きな痛手 原油価格の高騰、コロナ禍回復に影
2021年12月4日社会news県内でも数少なくなった銭湯が、原油価格の高騰により経営の危機に直面している。銭湯を含む大衆浴場は公衆浴場法で入浴料金が決められており、入浴料に高騰分を転嫁できない仕組みになっている。暮らしに密着した業態だが国の燃料補塡制度もなく、負担はそのまま経営を圧迫している。消費量がかさむ本格的な冬の到来を前に、老舗の大衆浴場を訪ねると、番台から「あまりにも負担が大きくて廃業も頭をよぎる」とため息が聞こえて...
続きを読む若手教諭ら「憧れ」の先生から指導技術学ぶ 西都市
2021年12月4日地域の話題西都市教委は本年度、小中学校の教諭が、高い指導技術を持った教諭に同行して教師力を高めるプログラム「ジョブ・シャドウイング」に取り組んでいる。 コロナ禍の影響で、教員が集団で研修などを受ける機会が減る中、個人単位でスキルを高められる方法として新規に導入。本年度は若手教諭ら13人を対象に実施。県教委が委嘱するスーパーティーチャーなど、各自が「憧れ」とする教員が働く現場に、半日か終日単位で派遣している...
続きを読む感染拡大時はPCR検査無料 県が新型コロナ予算案追加へ
2021年12月3日社会news県は3日、新型コロナウイルス感染拡大時のPCR検査を無料化するなど、今後想定される感染「第6波」に備え、検査体制を強化する方針を明らかにした。今月中にも体制を整え、国が進める「ワクチン・検査パッケージ制度」に基づき、陰性証明などの活用による経済活動の維持につなげる。開会中の11月定例県議会に、事業費19億6525万円を含む2021年度一般会計補正予算案を追加提案する。 県の感染拡大緊急警報の発...
続きを読む宮崎市114人が3回目接種 新型コロナワクチン
2021年12月1日社会news新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種は1日、県内でも始まり、宮崎市では二つの医療機関が医師や看護師ら114人に接種した。県によると、当面は医療従事者が対象で、西都市や木城町など他の一部自治体でも今月中にスタートし、対象者を年明けから順次拡大して感染リスクのさらなる低減を図る。 宮崎市の宮崎江南病院(白尾一定院長)では同日午後、院内に会場を設け、白尾院長ら54人が接種を受けた。同病院の約...
続きを読む県内経済10団体から出馬要請 河野氏 自信のぞかせる
2021年11月30日社会news「コロナ禍の克服と今後の復興に期待を寄せていただいた」。2023年1月に任期満了を迎える次期知事選への立候補を正式に表明した現職の河野俊嗣氏(57)は、県内主要10団体で構成する県経済団体協議会の出馬要請という大きな後ろ盾を得たことに自信をのぞかせた。だが、全方位的な県政運営に徹する姿勢に、同協議会内からは「情熱やリーダーシップを感じにくい」という意見も聞かれる。「今後の仕事次第で評価は変わる」...
続きを読むコロナ禍乗じ架空投資話 410万円だまし取った疑いで男逮捕
2021年11月29日社会news新型コロナウイルス禍に乗じた架空の投資話を持ち掛け、計410万円をだまし取ったとして、宮崎北署は29日、詐欺の疑いで宮崎市上野町、会社員の男(32)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年2~4月、知人の40代女性=同市=に対し、「新型コロナウイルスで株が上がっている外国の企業がある」「今、アルコール消毒液が売っていない」などと株や転売の投資名目でうそを言い、6回にわたって現金計410万円をだまし取った疑...
続きを読む免許返納に効果 要支援運転者支援制度
2021年11月28日社会news過去3年に2回以上の自動車事故(頻回事故)を起こした高齢ドライバーらに警察官が直接、免許返納などを呼び掛ける県警独自の「要支援運転者支援制度」が効果を上げている。県警のまとめでは、2018年以降、返納や制限運転に応じた人が計837人(今年9月末時点)に上った。頻回事故歴のある人は重大事故に関わる危険性が高いとされ、新型コロナ禍で免許返納者数が減少する中、取り組みの推進に期待が掛かる。 15年1...
続きを読む画面提示で特典も えびの市観光協会が公式ラインアカウント開設
2021年11月28日トピックnews新型コロナ禍で打撃を受けた観光、飲食支援のため、えびの市観光協会は同市内の協賛店から特典を受けられる公式ラインアカウントを開設した。抽選で市の特産品が当たる企画にも応募できる。 友達登録すると、自動的に「えびのファンクラブ会員証」が発行される仕組み。スマートフォンなどで会員証を協賛店に提示することでサービスが受けられる。 道の駅「えびの」や温泉宿泊施設、飲食店など22施設で利用でき、食事代や...
続きを読む【日曜論説】コロナ用語 正しく理解し備えたい
2021年11月28日きょうの読み物論説委員会副委員長・西山昌彦 「バブル」と聞くと、30年ほど前のバブル景気を連想する。だが東京五輪、パラリンピックなど大型イベントにおける新型コロナウイルス対策では別の使われ方をした。大きな泡で大会関係者や選手を包み込み、外部との接触を断つ「バブル方式」だ。 もうすぐ2年がたつコロナ禍。さまざまな耳慣れない言葉、新語が登場した。3密、クラスター、人流、マスク会食のほかアベノマスク、まん防(まん...
続きを読む大輪にコロナ禍収束願い 宮崎市で花火大会
2021年11月27日きょうの出来事大輪にコロナ収束の願い込めて―。「みやざき元気花火大会」(実行委、宮崎商工会議所主催)は27日、宮崎市の大淀川河畔であった。9月に予定され、新型コロナウイルスの影響で延期となった「第73回みやざき納涼花火大会」に代わるイベントで、約1万発が夜空を彩った。 打ち上げや仕掛け花火のほか、同市と有縁交流提携20周年を迎えた秋田県大仙市が誇る「大曲の花火」に登場した新作も披露。大輪の花火がごう音を響か...
続きを読む花火に川南町民歓声 トロントロンフェス
2021年11月27日地域の話題「ザ・フェスティバル・イン・トロントロン」(川南町若者連絡協議会主催)は23日、同町運動公園陸上競技場であった。イベントの締めくくりには約3千発の花火が打ち上げられて夜空を彩り、町民を喜ばせた。 新型コロナ感染拡大防止のため町外向けの告知を控え、例年より遅い夕方に開始。ステージイベントは行わず、園児のダンスと中学生の吹奏楽をプロジェクターで放映。飲食販売も町内からの出店に限った。 来場者はシ...
続きを読む県内、21年産米価下落 生産者経営に懸念
2021年11月26日社会news県産米の収穫が最終盤を迎える中、新型コロナ禍で外食需要の落ち込みが続いた影響で、2021年産米価が低迷している。JAが生産者に前払いする概算金(仮渡し金)は、主産地の県内8JAで、玄米30キロ当たり前年比300~1300円減少。農家は需要減に合わせ、転作などを進めているが、在庫がだぶつく状況は今後も続く見込みで、関係者は「経営への影響は避けられない」と危機感を強めている。 JA宮崎経済連米穀特...
続きを読む県内市町村 ワクチン交差接種への対応懸念 接種率低下を不安視
2021年11月25日社会news新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が12月から始まる中、県内の市町村が1、2回目と異なる製品を打つ「交差接種」への対応に頭を悩ませている。国は県に対して来年3月までにファイザー製約6割、モデルナ製約4割を配分する方針を示すが、市町村の担当者は2回目までと同じ製品に住民の希望が集中することや、取り扱う医療機関の負担が増えることを懸念する。ただ、追加接種により、感染拡大抑制などの効果が見込めるこ...
続きを読む「高千穂町伝統の灯を絶やさない」 夜神楽2年連続中止受けオンラインツアー
2021年11月23日トピックnews高千穂町・押方五ケ村神楽保存会(藤崎康隆会長、23人)は、コロナ禍で地区の夜神楽が2年連続で中止となったことを受け、夜神楽のオンラインツアーを計画している。「伝統の灯を絶やさない」との一心で、厳選した十一番を凝縮した特別奉納の配信へ準備を進めている。 同町では例年11月中旬~2月上旬、18集落で三十三番が夜通し舞われる。しかし、今年もほとんどが中止となり、継承への影響を懸念する声が出ている。 ...
続きを読む「ぐるっぴー」運行1年 利用者 目標の半数
2021年11月20日トピックnews宮崎市の中心市街地を周遊する低速電動バス「ぐるっぴー」が20日、運行開始から1周年を迎えた。市まちなか活性化室によると、新型コロナウイルスの影響で、10月末までの利用者は2万6478人にとどまり、1便当たりの利用者も目標の半数となる2・9人と伸び悩んだ。一方、市街地のイベントや企業の情報発信に一役買うなど新たな活用も生まれている。 ぐるっぴーは定員9人で、2台がJR宮崎駅西口を起点に12分間隔...
続きを読む100周年祝い「記念出発式」 JR日豊線
2021年11月20日きょうの出来事JR日豊線の本県での開業100周年を祝い、JR九州は20日、宮崎市・宮崎駅で「記念出発式」を開いた。沿線自治体7市町の関係者らが出席。ヘッドマークに記念の装飾を施した列車を運行し、節目を祝った。 県内では1920(大正9)年、佐土原―高鍋間の開業で日豊線の運行が開始された。記念出発式は昨年実施される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた。 式典では宮崎駅の那賀輝彰駅長...
続きを読む高千穂でグリスロ初運行 回遊性向上へ社会実験
2021年11月20日地域の話題高千穂町は国や県などと協力し、20、21日の2日間、観光シーズンの交通渋滞の解消や回遊性向上に向けた社会実験を実施している。高千穂峡内では、低速の電気自動車「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」を初めて運行させた。 新型コロナウイルス感染拡大前には年間約140万人が訪れていた同町。紅葉シーズンやゴールデンウイーク(GW)には渋滞が発生し、住民生活にも影響を及ぼしてきた。観光客が高千穂峡に一極...
続きを読む3回目接種ワクチン到着 宮崎市、医療従事者から追加接種開始へ
2021年11月18日社会news12月から始まる新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種に向け、宮崎市への第1便となるファイザー社製ワクチン1万7550回分が18日、同市保健所に到着した。同市では同1日から医療従事者を皮切りに追加接種が始まる見通しで、今後市内の医療機関などに配布される。 18日午前9時すぎ、1箱1170回分のワクチンが同保健所に15箱届けられ、職員が非常用電源を備えた零下80度前後の超低温冷凍庫に保管し...
続きを読む「気を緩めず対策継続を」 河野知事と医療従事者ら意見交換
2021年11月17日きょうの出来事河野知事は17日、本県で新型コロナウイルス対応に携わる医師や保健師、患者を搬送する救急救命士らとの意見交換を県庁防災庁舎で行った。参加者は最前線での経験をもとに感染対策の課題や教訓を示したほか、年末にかけて懸念される感染第6波に向けた方策などについて議論した。 宮崎大医学部付属病院の集中治療室(ICU)で重症患者らの対応に当たった野村京子副看護師長は、県内初の感染を確認した昨年2月ごろについて...
続きを読む衆院選投票できず 外出制限、「不在者」「郵便」も対象外
2021年11月17日社会news新型コロナウイルス下で行われた10月の衆院選で、投票の意思があるのに1票を行使できなかった県民がいる。県央部の有料老人ホームで暮らす高齢女性は、施設内での投票機会がなく、感染対策の外出制限で投票所に行けなかった。コロナ禍で一部見直された郵便投票の要件も該当せず、制度のはざまに取り残された。取材を進めると、施設の規模や事務負担などから自前で不在者投票を行っている高齢者施設は全体の2割弱にとどまり、...
続きを読む吾田小2位、小松台小も金賞 全日本合唱コンクール小学校の部
2021年11月17日トピックnews第74回全日本合唱コンクール全国大会の小学校部門(全日本合唱連盟など主催、6日・埼玉県)で、日南市・吾田小(松田康宏校長、458人)の合唱部が、金賞と2位に相当する埼玉県教育委員会教育長賞を受賞した。県勢は宮崎市・小松台小(前村賢一校長、590人)も金賞を獲得。コロナ禍で練習が制限される中、前向きに取り組んだ成果が実った。 吾田小の合唱部には3~6年生35人が所属し、同部門が創設された一昨年も...
続きを読むプロゴルフ使用球でチャリティ キャディの柏木さん(高鍋町出身) 銘菓購入し医療従事者へ
2021年11月16日トピックnewsコロナ禍の最前線で業務に当たる医療従事者や、経済的打撃を受けた観光業界を応援したいと、国内男子プロゴルフで今平周吾選手の専属キャディーを務める柏木一了(かずのり)さん(53)=高鍋町出身=は、選手の使用済みボールのチャリティー販売を行っている。売上金で各地の観光土産のお菓子を購入し、医療機関に贈る仕組み。県内でも18日から宮崎市で始まるダンロップフェニックストーナメントに合わせ、市内のゴルフ練習...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事の定例会見(11月16日午前11時~)
2021年11月16日夕刊プラス1河野知事は16日、定例会見を開き、2023年1月に任期満了を迎える次期知事選について、現時点では「どうするかは決まっていない」と立候補するかどうか明らかにせず、近く開会する11月県議会で意思を表明するかどうかについても「現在は全くの白紙」と明言しなかった。ただ「本県では6期務めた人もいる」と、4選に含みを持たせた。また、新型コロナウイルスに対するワクチン接種に関しては、1回目を終えた人が85%を...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事の定例会見(11月16日午前11時~)
2021年11月16日トピックnews河野知事は16日、定例会見を開き、2023年1月に任期満了を迎える次期知事選について、現時点では「どうするかは決まっていない」と立候補するかどうか明らかにせず、近く開会する11月県議会で意思を表明するかどうかについても「現在は全くの白紙」と明言しなかった。ただ「本県では6期務めた人もいる」と、4選に含みを持たせた。また、新型コロナウイルスに対するワクチン接種に関しては、1回目を終えた人が85%を...
続きを読む菓子や加工品39店出店 のぼりざるフェスタ始まる
2021年11月13日きょうの出来事県北の特産品を集めた物産展「のぼりざるフェスタTogether2021」(実行委主催)は13日、延岡市の城山北駐車場で始まった。新型コロナ禍の影響で2年ぶりの開催。菓子や加工品など39店が出店し、家族連れなどが買い物やイベントを楽しんでいる。 ちりめんやつくだ煮といった加工品のほか、サバ寿司、メヒカリの唐揚げなども人気を集めていた。子どもが郷土玩具「のぼりざる」の格好をして棒を登る催しでは、保...
続きを読む多くの指標で過去最多更新 コロナ第5波、県が検証
2021年11月12日社会news県は12日、県新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)を開き、過去最大の感染爆発となった「第5波」の検証結果を報告した。第4波が沈静化した6月21日から、県の「感染拡大緊急警報(3)」が終了した10月10日までの112日間を第5波と位置づけ。感染力の強いデルタ株流行により、感染者数や1日当たりの自宅療養者数など多くの指標で過去最多を更新した。 期間中の感染者数は3070人で、第...
続きを読む人出回復、求人が増加 飲食活況で拍車も
2021年11月9日社会news県内の新型コロナウイルス新規感染者ゼロが続き、「第5波」が沈静化する中、宮崎市中心部の人出が急速に戻りつつある。コロナ禍以前には及ばないものの、飲食店もにぎわいを取り戻し、徐々に人手不足感も強まっている。「第6波」への懸念から求人に踏み切れない事業者もいるが、人材サービス会社の担当者は「年末年始も控え、人材補充の動きは活発化するだろう」と見通す。 宮崎市のJR宮崎駅周辺の人出は、県独自の緊急事...
続きを読む県内外国人留学生や技能実習生受け入れ先から歓迎の声 入国制限緩和
2021年11月8日社会news新型コロナウイルス対策の入国制限が大幅に緩和された8日、県内の外国人留学生や技能実習生の受け入れ先からは歓迎の声が上がった。早速、国のオンライン説明会も開かれ、参加した学校関係者は受け入れ再開に向けて期待を高めた様子。一方、手続きが本格化するのはこれからで、事業者には「(実際の来日が)いつになるか分からない」との懸念が残る。 ベトナムやロシアなどから留学生を受け入れる宮崎市の宮崎総合学院。現...
続きを読むインフルエンザワクチン供給に遅れ 製造用資材、世界的に不足
2021年11月8日社会news新型コロナウイルス流行に伴いワクチン製造用資材が世界的に不足している影響で、国内で季節性インフルエンザワクチンの供給が遅れている。県内ではコロナとの同時流行を懸念して接種を希望する人が増えており、一部の医療機関で予約が取りづらい状況が見られる。厚生労働省によると、ワクチン供給は12月にかけて徐々に増加。シーズンを通じた供給量は例年と同程度となる見込みで、「希望者は焦らずに接種を」と冷静な対応を呼...
続きを読む子どもたちの笑顔のため フードロス配達人津崎さん 軽トラで県内奔走
2021年11月7日トピックnews県内の子育て世帯へ食品などを届ける「子ども宅食」や「子ども食堂」に、支援企業からの提供食材を運ぶ専門ボランティアを三股町樺山の津崎忠文さん(71)が続けている。新型コロナウイルス禍で支援を必要とする家庭の増加に伴い活動依頼も増え、物資を載せてひた走る軽トラックの走行距離は年間約2万キロ。津崎さんは「子どもたちの笑顔のため、これからも続けたい」と意気込んでいる。 津崎さんが「運ぶ」ボランティアを...
続きを読む【日曜論説】薪能のこれから 子どもたち成長が光
2021年11月7日きょうの読み物延岡支社長兼論説委員 久保田順司 活動25年目を迎えた「第24回のべおか天下一薪能」が先月、上演された。年数と回数がずれたのは昨年、新型コロナウイルス感染拡大のため中止となったせい。今年も開催が危ぶまれながら、座席間隔を確保できる屋内に会場を移すなど対策を講じて本番にこぎつけた。片山九郎右衛門さんをはじめ出演者の入魂の舞台は、ファンの記憶に刻まれたことだろう。 主催する「NPO法人のべおか天下...
続きを読む炎の舞、幻想的 西都で2年ぶり古墳まつり
2021年11月6日トピックnews第35回西都古墳まつり(実行委主催)は6日、西都市の西都原御陵墓前広場をメイン会場に始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため、2年ぶりの開催。初日は「炎の祭典」があり、神々や古代人に扮ふんした出演者たちが、幻想的な光景をつくりだした。 炎の祭典は、日向神話の恋物語を舞と音楽で表現する内容。御神火がともされたやぐらを囲むように「武人」や「女人」が登場し、火が付いた棒を振り回したり...
続きを読むガソリン13年ぶり高水準 燃料高 コロナ回復に影
2021年11月6日社会news燃油価格の高騰が止まらない。本県のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格は、10月下旬に13年ぶりの高値となる170円台に突入。高騰は今後も続く見通しで、新型コロナウイルス禍から日常を取り戻しつつある県民の暮らしに影を落とす。農水産業や運送業への影響もじわりと広がっており、関係者らは「これ以上高くなると利益が出ない」と危機感を強めている。 原油価格は今年に入り徐々に上昇。コロナ禍からの世...
続きを読む新人4人が立候補 県議補選告示
2021年11月5日社会news欠員に伴う県議補選宮崎市区(被選挙数2)は5日告示され、いずれも新人で元銀行員の川添博氏(60)=自民党公認、会社員の山内佳菜子氏(40)=立憲民主党公認、団体職員の岡本吉弘氏(44)=無所属、大学院生の加藤広大氏(38)=同=の4人(届け出順)が立候補した。投開票は14日。 出陣式で川添氏は「新型コロナ禍で苦境に立たされた地域に、支援が行き届くような政治を実現する」と支持者らに訴えた。 山...
続きを読む宮崎市は12月1日から追加接種へ 新型コロナワクチン
2021年11月4日社会news宮崎市は4日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、12月1日に開始する見込みと発表した。2回目接種を最初に終えた医療従事者を皮切りに、今月中に接種券を順次発送する。県感染症対策室によると、県内自治体では最も早く、他市町村は年明けから本格化するという。 同市新型コロナウイルスワクチン接種推進室によると、追加接種は2回目接種からおおむね8カ月以上経過した人が対象。医療従事者の後は...
続きを読む1年半ぶり有観客開催 ホークス秋季キャンプ
2021年11月4日スポーツnowプロ野球・福岡ソフトバンクホークスが宮崎市で約1年半ぶりとなる有観客の秋季キャンプをスタートした4日、選手を間近で見ようと、会場の生目の杜運動公園に県内外からファンが訪れた。今回は土産物や飲食店が並ぶ「ホークスビレッジ」も設置。出店した業者や関係者は久しぶりのにぎわいに喜び、地域の活性化へ期待を寄せた。 会場には新型コロナウイルス感染対策として、握手や写真撮影など選手との接触の禁止を知らせる看...
続きを読むKONNEでリレーフェア 県内7市町8地区順番にPR
2021年11月4日トピックnews県は県内7市町8地区の食と観光を順番にPRする「北から南まで!みやざき地域リレーフェア」を東京都・新宿駅南口のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」でスタートさせた。新型コロナウイルス禍で県内市町村が首都圏でイベントを開けないことを受け、県東京事務所が初めて企画した。第1弾は三股町で、3~9日に開催。フェアは来年3月まで続く。 あくまきや岩ゴボウ、ポテトスティックなど同町内6社の商品17...
続きを読む新型コロナ 県内警報レベル221日ぶりに「0」
2021年11月3日社会news県は3日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者ゼロは2週間連続。沈静化を受け、県は同日、県独自の警報レベル(0~4)を「警報(1)」から、最も低い「持続的な警戒(0)」に引き下げた。レベル0になったのは3月27日以来、221日ぶり。 3日は県内唯一の「感染確認圏域(黄圏域)」となっていた都城・北諸県圏域を「感染未確認圏域(緑圏域)」に変更。県内7圏域全...
続きを読む衆院、県議補選挟まれ… 宮崎市長選、各陣営動けず
2021年11月2日社会news宮崎市長選(来年1月16日告示、23日投開票)に立候補を予定している各陣営が、相次ぐ政治活動の制限に困惑している。公職選挙法の規定で、衆院選期間の13日間に続き、県議補選宮崎市区(被選挙数2)告示日の5日から投開票日の14日まで、集会などが開けないためだ。これまでもコロナ禍で、思い描く活動が展開できていない陣営からは「浸透を図る時間が削られる」と嘆きも漏れる。 市長選には4選を目指す現職の戸敷...
続きを読むコロナ対策や地域に目配りした政治求める 衆院選から一夜 県民の声
2021年11月1日社会news衆院選から一夜明けた1日、比例復活も含め本県関係の衆議院議員は3人から5人に増えた。託された有権者の思いに、新議員は国政の場でどう応えていくのか。県民からは、新型コロナウイルス感染再拡大への備えや、地域の暮らしに目配りした政治を求める声が上がった。 【宮崎市阿波岐原町、宮崎大教育学部4年、川越雄大さん(22)】コロナで大学生活は一変。アルバイトもなくなり収入はこれまでで数十万円減少し、去年の給...
続きを読む「コロナ禍で会えない人へ送りたい」 年賀はがき発売始まる
2021年11月1日きょうの出来事2022年用の年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。宮崎市高千穂通1丁目の宮崎中央郵便局(桑本寿之局長)では、「コロナ禍で会えない人へ送りたい」と市民らが早速買い求めていた。 年賀はがきは、22年の干支(えと)の「寅」やディズニーの人気キャラクターがデザインされたものなど6種類あり、今回から森林保全のための国際森林認証「FSC」を受けた紙で製造。年賀切手も初めてシール式のものを採用し、1...
続きを読む「地方の声届けて」「コロナ収束を」 県民切実な思い託す 衆院選31日投開票
2021年10月30日社会news衆院選は31日に投開票が行われる。長期化する新型コロナ禍で県民の暮らしや県内経済は大きな打撃を受けている。県民は政治に何を望み、1票に何を託すのか。 医療・介護の現場では感染第5波が落ち着いた今も、命を守るための厳しい感染対策が続く。綾町南俣の特別養護老人ホーム看護主任の平元智子さん(59)は「コロナ禍でも現場で仕事をしなければならないこの分野に目を向け、緊急時は党や派閥を超え汗を流せる人を選...
続きを読む絵画、デザインなど4部門126点展示 日南市美術展開幕
2021年10月30日きょうの出来事第40回日南市美術展(市、市教委主催)は30日、同市生涯学習センターまなびピア・アリーナで始まった。絵画・デザイン、書、写真、彫刻・工芸の4部門126点を展示している。入場無料。11月7日まで。 昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。同市や串間市など市内外から応募があり、会場では色鮮やかな絵画や豊かな表情を切り取った写真などが部門ごとに並ぶ。 日南市にある国登録有形文化財「杉村金物本店...
続きを読むコロナで政治が身近に 高校、大学生の投票関心高まる
2021年10月29日社会news今回の衆院選では、新型コロナウイルス感染拡大による雇用情勢の悪化や休校などで影響を受ける高校、大学生の投票行動にも注目が集まる。自分たちの暮らしが変化したことで政治の役割を再認識し、県内では選挙に関心を示す声が上がる。一方で国政選挙に18歳選挙権が導入された2016年以降、本県で若者の投票率は低迷。識者は「若者の声を政治に届けるために投票を」と呼び掛ける。 コロナ禍での就職活動では飲食や観光な...
続きを読む延岡・大瀬川に「鮎やな」完成 料理提供は取りやめ
2021年10月29日きょうの出来事延岡市の秋の風物詩「鮎やな」が29日、同市の大瀬川に完成した。12月5日まで設置。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、隣接する同市大貫町の「かわまち交流館」で行っているアユ料理の提供は、今季は取りやめる。 架設工事は10月上旬に始まり、伝統鮎やな師の高橋生矢さん(71)ら8人が作業を進めた。川を横断する形で、幅約100メートルに丸太を組んだやぐら「うま」を設置。竹をすのこ状に結んだ「立て簀す...
続きを読む奉納中止でも稽古に熱 都農神楽保存会
2021年10月28日地域の話題都農町の都農神楽保存会(黒木寛貴会長、26人)が、都農神楽の稽古に励んでいる。新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて都農神社冬大祭の縮小が決まり、神楽奉納は中止となった。それでも伝統が途絶えないよう、境内に太鼓や鈴の音を響かせている。 都農神楽は県指定無形民俗文化財・高鍋神楽の一つで、テンポが速く、腰を低く落とす「座舞」「居舞」が多いのが特徴。神社職員と小中高校生を中心につくる保存会は、冬大祭...
続きを読む衆院選、争点最多は「経済政策」 県内電話世論調査
2021年10月27日社会news宮崎日日新聞社が実施した第49回衆院選の県内電話世論調査(23~26日)で、「最も重視する争点」を聞いたところ、「経済政策」と回答した人が34・4%で最多となった。次いで「年金など社会保障」24・2%、「新型コロナウイルス対策」20・2%。コロナ禍で打撃を受けた経済や生活の立て直し、感染第6波への懸念など、本県が直面する課題が色濃く反映された。 9項目から選択してもらった。この他の6項目はいず...
続きを読む県内工芸作家の作品展示 宮崎空港ビルが初企画
2021年10月26日トピックnews県内工芸作家の作品を展示販売する「ミヤザキクラフトワークショップ―宮崎の工芸作家達―」は、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港で開いている。作家が丹精したガラス製品や革細工などが来場者の目を楽しませている。11月30日まで。 新型コロナウイルスの影響で作品発表の機会が減っている県内の作家を応援しようと、同空港ビルが初めて企画した。陶磁器や創作人形など多彩なジャンルの作家12人が、週ごとに入れ替わりで...
続きを読む感染対策工夫、支持拡大に奔走 コロナ禍の衆院選
2021年10月25日社会news31日投開票の衆院選は新型コロナウイルス禍での県内初の国政選挙となり、各陣営は感染対策に気を配りながら、支持拡大に奔走している。集会を屋外で開催したり握手を控えたりとさまざまな工夫を凝らす。市町村選管も投開票所での感染対策に神経をとがらせており、「密」回避のため開票作業に当たる職員を減らす自治体では開票終了時刻が遅れる予想も出ている。 1区のある陣営は、大人数が参加する集会を屋内で開く際、参加...
続きを読む木城の課題解決プラン作成へ 九保大がオンライン町民聞き取り
2021年10月25日地域の話題延岡市の九州保健福祉大社会福祉学部の2年生26人が、オンラインで木城町の住民に生活上の課題などについてインタビュー調査をした。福祉サービス向上を目的にした、町との連携事業の一環。12月に聞き取った課題の解決に向けたアクションプラン(行動計画)を発表する予定。 連携事業は2016年度にスタート。学生たちは町を訪れて聞き取りなどをしてきたが、昨年はコロナ禍で実施できなかった。感染対策のためオンライ...
続きを読む新型コロナ 県内4日連続新規感染者ゼロ
2021年10月24日社会news県は24日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者がゼロとなるのは4日連続。 県内の感染者累計は6137人。21日時点の病床数は332床で6人が入院し、重症者はいない。
続きを読む衆院選期日前投票、前回の1.4倍 県選管が中間発表
2021年10月23日社会news県選管が23日発表した衆院選の期日前投票の第1回中間状況(20~22日)の投票者数は2万2425人となり、前回衆院選の同状況の約1・4倍となった。全選挙区で前回を上回り、増加率が最も高かった2区は約1・8倍だった。新型コロナ対策で分散投票を呼び掛けたことが要因とみられる。 選挙区別の投票者は1区5246人(前回比約1・3倍)、2区1万693人(約1・8倍)、3区6486人(約1・1倍)。201...
続きを読むさらなる発展誓う みやざき中央支援学校が創立50年で式典
2021年10月22日きょうの出来事宮崎市の県立みやざき中央支援学校(酒井裕市校長、267人)の創立50周年記念式典は22日、同市島之内の同校体育館であった。生徒や関係者約500人が出席。50年の歩みを振り返りさらなる発展を誓った。 同校は1971(昭和46)年、本県初の知的障害養護学校として開校。2008年に現在の名称になった。 式典は昨年度予定していたが、コロナ禍により1年延期して開催した。酒井校長は「国や県の研究指定を受...
続きを読むワーケーション推進向け協議会発足 県など関係企業ら62団体が参加
2021年10月21日社会news新型コロナウイルス禍でリモートワークが広がる中、旅先で余暇を楽しみつつ仕事もする「ワーケーション」の推進に向け、県と関係企業などでつくる「みやざきワーケーション推進協議会」が21日、発足した。県内62団体が参加し、先進事例などの情報共有を通して本県でのワーケーションの在り方を探る。県レベルの協議会設立は九州で初めて。 同日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で第1回協議会が開かれ、各市町村担当者や...
続きを読む衆院選衆院選期日前投票スタート 選管、分散投票呼び掛け
2021年10月20日社会news衆院選(31日投開票)の期日前投票は20日、県内全26市町村で始まった。県内では新型コロナ禍で初めての国政選挙となり、県選管は期日前を活用した分散投票を呼び掛けている。同日は早速一票を投じる姿があった。 県内最多の有権者を抱える宮崎市では、市役所本庁舎西側にプレハブの投票所を設置。消毒液の設置や換気を徹底し、事務を行う職員はマスクとフェースシールドを着用して応対。記載台も一定の間隔を設けた。 ...
続きを読む衆院選公示日 県民の声
2021年10月19日社会news4年ぶりの政権選択選挙となる衆院選が19日公示された。新型コロナウイルス感染拡大の影響が直撃した医療現場や飲食店、後継者不足が深刻な農業や、人口減少に歯止めが掛からない中山間地の県民は国政に何を望むのか、それぞれの思いを紹介する。 地方の例生かした政策/中山間地 椎葉村下福良の上野諒(りょう)さん(32)は昨年、村に企業を呼び込む事業を手掛ける企業「ミミスマス」を設立した。ほぼ同時期からコロナ...
続きを読む県独自の警報レベル、194日ぶり「1」 新型コロナ、19日1人感染確認
2021年10月19日社会news県は19日、新型コロナウイルス感染の沈静化を受け、県独自の警報レベル(0~4)を「2(特別警報)」から「1(警報)」に引き下げた。レベル「1」になるのは4月8日以来、194日ぶり。また、新たに日向市の10歳未満男児1人の感染を確認したと発表した。 宮崎・東諸県圏域の感染区分についても、「感染確認圏域(黄圏域)」から203日ぶりに「感染未確認圏域(緑圏域)」に変更。県内の黄圏域が2圏域となったこ...
続きを読むコロナ禍からの復興などに重点 県22年度当初予算方針
2021年10月18日社会news県は18日、2022年度一般会計当初予算の編成方針を発表した。新型コロナウイルス禍により県民生活や経済活動への影響が長引く中、重点項目に「コロナ禍からの復興と成長活力の創出」「人口減少対策の取り組み強化」「安全・安心で魅力ある地域づくり」を掲げた。同日の会見で河野知事は、「国で検討されている大規模な経済対策など大きな流れも踏まえて、予算編成していく」と述べた。 「コロナ禍からの復興―」では、医...
続きを読む文化・芸術の価値見つめ直した107日間 国文祭・芸文祭みやざき
2021年10月17日トピックnews文化・芸術の価値を見つめ直した107日間―。新型コロナウイルス禍という前例のない状況の中で開かれた「第35回国民文化祭」「第20回全国障害者芸術・文化祭」(国文祭・芸文祭みやざき2020)が17日、幕を閉じた。両文化祭の担い手たちは、さまざまな制限や困難を乗り越えた充実感をにじませ、文化振興への思いを新たにした。 新型コロナの影響で1年延期となった両文化祭。7月3日の開幕後も「感染対策」と「文...
続きを読む本県の多様な文化と魅力、全国に発信 国文祭・芸文祭みやざき閉幕
2021年10月17日きょうの出来事本県で7月から開かれていた第35回国民文化祭と第20回全国障害者芸術・文化祭(国文祭・芸文祭みやざき2020)は17日、107日間の日程を終え閉幕した。開幕前から新型コロナウイルスに翻弄ほんろうされ、期間中も感染拡大に苦しめられながらも、本県の多様な文化を県民が体感し魅力を全国に発信。国内最大級の文化の祭典が残した歴史、伝統の再発見や文化、芸術の振興という大きな財産を、未来に向け継承、発展してく...
続きを読む「コロナ治療薬開発を」5割 衆院選論点、県民アンケート
2021年10月16日社会news衆院選(19日公示、31日投開票)を前に宮崎日日新聞が実施したアンケート調査で、岸田文雄首相が所信表明で打ち出した新型コロナウイルス対策の主な11項目のうち、回答者の過半数が「国産ワクチンや治療薬の開発」を衆院選の論点として注目していることが分かった。この他の項目でも4割前後が「経口治療薬の年内実用化」や「病床と医療人材の確保」を選んでおり、コロナとの共存社会の構築に向けて、多くの県民が医療対策...
続きを読む6000人接種目指す 若者ワクチン接種センター開所
2021年10月16日社会news新型コロナウイルスワクチンの若者への接種を促進するため、県は16日、宮崎市の県防災庁舎内に「県若者ワクチン接種センター」を開所した。10、11月の週末に計12日間開設し、約6千人への接種を目指す。事前予約なしで受けられる時間帯もあり、初日は中高生を含む若者ら127人が訪れた。 午前9時の開設前から接種を求める若者らが並び、土曜日ということもあり、保護者同伴の中高生の姿も多く見られた。宮崎西中3...
続きを読むSDGsに関心を― ペットボトルモザイクアート制作 美郷町立図書館
2021年10月16日地域の話題SDGsに関心を―。美郷町の町立図書館3館で、来館者らが提供したペットボトルのふたを使ったモザイクアートの制作が進んでいる。来館者は制作にも参加しており、完成を楽しみにしながらリサイクルに励んでいる。 新型コロナウイルスの影響で催しが開けない中、町教委と西郷、南郷、北郷図書館が初めて企画した。各図書館と町教委が窓口でふたを回収し、洗浄して色ごとに仕分け。来館者は下絵に描かれた丸の色に合わせてふ...
続きを読む候補4人が議論交わす 衆院選 宮崎1区座談会
2021年10月15日社会news衆院選(19日公示、31日投開票)を前に、宮崎日日新聞は15日、宮崎1区の立候補予定者4人による座談会を宮崎市内で開いた。4期目を目指す自民党前職の武井俊輔さん(46)、立憲民主党新人の渡辺創さん(44)、日本維新の会新人の外山斎さん(45)、無所属新人の脇谷のりこさん(64)が新型コロナウイルス対策、安倍・菅政権の評価などを巡って議論を交わした。 発言順はくじ引きで決めた。感染防止と経済活動...
続きを読むコロナ禍乗り越え107日間 国文祭・芸文祭あす閉幕
2021年10月15日トピックnews本県で開催中の第35回国民文化祭と第24回全国障害者芸術・文化祭(国文祭・芸文祭みやざき2020)は17日、107日間の日程を終え閉幕する。新型コロナウイルス禍に見舞われた中、「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」をテーマに、県内各地で演劇や音楽公演、芸術作品展、郷土芸能など多彩な催しが繰り広げられた。 7月3日に幕を開けた両文化祭では当初136事業が予定されていたが、感染拡大防止の観点から多く...
続きを読む「地方に目を向けて」県民、コロナ政策に熱視線 衆院解散
2021年10月14日社会news岸田文雄首相は14日、衆院を解散し、19日公示、31日投開票の衆院選へ事実上の選挙戦がスタートした。首相就任から10日後の衆院解散、解散から17日の投開票はいずれも戦後最短。“超短期決戦”の慌ただしさとは対照的に、県民は冷静な反応を見せた。立候補予定者に対しては新型コロナウイルス禍で疲弊した地方の救済策の提示、公約の有言実行などを願った。 「いつ解散しても構わないが、地方に目を向けた政策をしっ...
続きを読む新聞配達エッセー、田崎さん(日之影小6年)最優秀賞 日本新聞協会
2021年10月13日トピックnews日本新聞協会が新聞配達や販売所にまつわる心温まるエピソードを募集した「第28回新聞配達に関するエッセーコンテスト」で、小学生部門の最優秀賞に選ばれた日之影町・日之影小6年田崎香澄さん(12)の表彰式は13日、同校であった。 表彰式は例年、受賞者を東京都に招いて開いてきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、各地域で実施。同協会販売委員会の代理として同校を訪れた宮崎日日新聞社の杉尾守読者局...
続きを読む乳幼児健診に遅れ 県内、発達障害発見遅れ懸念も
2021年10月12日社会news新型コロナウイルスの影響により、県内で乳幼児健診の受診遅れが発生している。感染拡大に伴う市町村の健診延期が主な理由で、感染不安による受診控えも少なくない。健診は発達障害を早期に発見する重要な機会にもなっていることから、専門医は「発育の状況などに不安があれば気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。 乳幼児健診は母子保健法に基づく健康診査で、身体の発育状況や運動機能、精神発達の状況などを確認。1歳...
続きを読む「ジモ・ミヤ・タビ」全面再開 旅行会社やホテル、予約殺到
2021年10月11日社会news県独自の新型コロナウイルス警報レベルが11日、「3(感染拡大緊急警報)」から「2(特別警報)」に下がった。県民向けの県内旅行割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」の利用が同日宮崎市でも始まり、約2カ月ぶりに県内全域で全面再開。県内の旅行会社、宿泊施設には早くも予約が殺到しており、観光関係者は秋の行楽シーズンの客足回復に期待を寄せている。 宮崎市の旅行会社エムシーツーリストは、1日以降で約30件の...
続きを読む厳かに舞い 600人魅了 のべおか天下一薪能
2021年10月9日きょうの出来事第24回のべおか天下一薪能(NPO法人のべおか天下一市民交流機構など主催)は9日、延岡市の延岡総合文化センターであった。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。観世流能楽師シテ方の十世片山九郎右衛門さんらが厳かに舞い、約600人の観客を魅了した。 能「橋弁慶」では、武蔵坊弁慶を片山さん、牛若丸を延岡星雲高2年の下沖花萌(はるも)さん(17)が演じ、迫力の立ち回りを披露した。また、源氏物語を...
続きを読む宮崎大で後期の対面授業始まる
2021年10月8日きょうの出来事宮崎市の宮崎大(鮫島浩学長)で8日、後期の対面授業が始まり、多くの学生がキャンパスライフを楽しむ姿が見られた。 後期は1日に始まっていたが、夏休み期間中に県外に帰省した学生も多いことから、新型コロナウイルス感染対策として1週間はオンラインで授業を行っていた。 同日、木花キャンパスであった工学部の授業では、密を避けるため学生を2教室に分け、収容人数を5割に抑えるなどコロナ対策を徹底。同学部工学...
続きを読む日南市の事業者を応援、観光や特産品PR JR博多駅で物産展
2021年10月8日トピックnewsコロナ禍で県外への物産展に参加できない日南市の事業者を応援しようと、福岡市のJR博多駅で3日までの2日間、日南物産のフェアがあった。レモンシロップや地頭鶏の炭火焼きなど並べ、観光や特産品をPRした。 同駅隣の博多バスターミナルで、本県のアンテナショップ「博多みやざき館KONNE(こんね)」を運営するパンチライン(福岡市、濵崎淳社長)が主催、県福岡事務所共催。乗降客が多く行き交うイベントスペース...
続きを読む本番へレベルアップ誓う プレ全共、コロナ対策で静かな審査
2021年10月7日トピックnewsいよいよ本格始動―。新富町の児湯地域家畜市場で7日にあった県出品対策共進会(プレ全共)は、新型コロナウイルス対策による入場制限などで例年より静かな雰囲気での開催となったが、全国和牛能力共進会(全共)鹿児島大会が1年後に迫り、審査は熱を帯びた。全共の「常連」の活躍以外に若手の台頭も見られ、農家や関係者らは本番出場への熱い思いを共有。前人未踏の県勢4大会連続の内閣総理大臣賞受賞へ、さらなるレベルアッ...
続きを読む綾川荘の食事施設リニューアルオープン 地どれ野菜やジビエ料理など提供
2021年10月7日地域の話題綾町北俣の宿泊施設「フォレスト綾川荘 奥座敷」に、いろりを備えたかやぶき屋根の食事施設「いろり庵綾田楽」が1日、リニューアルオープンした。地どれの野菜や県産のアユのほか、冬場にはジビエ料理などを提供。食を通じて同町の観光振興を図っていく。 アフターコロナを見据えた観光誘客へ向け、施設を所有する同町が指定管理者「TOPIKA」と協議の上、国の補助事業などを活用し約490万円をかけ改修。かやぶき屋...
続きを読むコロナ対策 経済重視へ 県方針、観光や消費回復
2021年10月6日社会news県は6日、県内で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることや、「第5波」が沈静化しつつあることを踏まえ、今後は感染対策から経済対策に段階的に重点を移行する方針を示した。感染状況を見極めながら観光産業へのてこ入れや、消費需要の回復など事業者支援を積極的に進め、コロナ禍で疲弊した地域経済の立て直しを急ぐ。 コロナ対策について経済団体が意見を交わす県の経済雇用対策会議で示した。当面は既に予算化...
続きを読む県内選管、準備急ピッチ 投票所調整や立会人確保
2021年10月5日社会news次期衆院選の日程を岸田文雄首相が「19日公示、31日投開票」と決めたことを受け、県内の選挙管理委員会は投票所や立会人の確保を急ピッチで進めている。投開票日を11月7日か同14日と踏んでいた選管も多く、これまで投開票所として使っていた施設が新型コロナウイルスワクチンの接種会場と重なっている自治体は調整を迫られている。 日程が示されたのは今月4日。有権者が県内で最も多い宮崎市選管は投票所の確保を急...
続きを読む県産鶏肉のギョーザ開発 宮崎市の飲食業者、専門店オープン
2021年10月5日トピックnewsコロナ禍でも攻めの経営―。宮崎市で飲食業を営む浜津裕二さん(39)は、県産鶏肉を使ったギョーザを開発し昨年11月、同市山崎町に専門店「802GYOZA」をオープンさせた。経営環境の先行きは見通せないが、「宮崎といえば鶏肉ギョーザと言われるよう育てたい」と意気込んでいる。 浜津さんはニシタチでバーを経営。時短営業の要請などで仕事ができない日々が続く中、空き時間を利用して新たな料理の開発を進めてき...
続きを読む「若手積極的に登用」「本当に改革できるのか」県民の声 評価分かれる
2021年10月4日社会news岸田新内閣が発足した4日、県民からは新型コロナウイルス対策とコロナ禍で疲弊した経済の再生を求める声が目立った。閣僚の顔ぶれには「若手や中堅を積極的に登用した」「本当に改革できるのか」と評価が分かれ、各分野で国民目線の施策展開を要望。衆院選を「19日公示、31日投開票」とする方針も明らかになり、「各党の政策をじっくり見極めたい」と選挙ムードも高まってきた。 「感染再拡大に備え、若い世代へのコロナ...
続きを読む「若草HUTTE」閉店へ 美郷の魅力発信、市街地活性化も
2021年10月4日地域の話題宮崎市中心部から美郷町の魅力を発信し、市街地活性化も図ってきた同市橘通東3丁目の複合施設「若草HUTTE(ヒュッテ)」が、10月いっぱいで営業を終える。長引く新型コロナウイルスの影響が直撃した。同施設責任者の今西正さん(43)は「悔しいけれど、少しでも美郷に関心を持つ人が増え、にぎわい創出にも役立てたならうれしい」と話している。 施設は同町出身の今西さんと弟・猛さん(38)が2017年にオープ...
続きを読む感染再拡大備え加速化図る ひなた飲食店認証制度
2021年10月3日社会news県が新型コロナウイルス感染対策を行っている店として認める「ひなた飲食店認証制度」の認証店は9月末時点で18市町村の約700店で、県内の飲食店約7千店の1割にとどまっている。55項目の基準を満たしているかどうかの確認に県が時間をかけてきたことや、必要な資機材の入荷が全国的な需要増で遅れていることなどが背景。他県では飲食店の第三者認証を時短営業要請での差別化などに活用する動きもあり、県は感染再拡大に...
続きを読む県内第5波感染者、40代以下が8割 3分の1は「家族・親族」間感染
2021年10月3日社会news9月下旬までの県内の新型コロナウイルス「第5波」の感染者3050人のうち、8割強が40代以下だったことが3日までに県のまとめで分かった。感染経路は千人以上が家族・親族間感染で3分の1を占めた。高年齢者を中心にワクチン接種が進む中、感染力の強いデルタ株が流行し、行動範囲が広く接種機会が少なかった若年層を中心に感染が広がった実態が浮き彫りとなった。51日間続いた県独自の緊急事態宣言は終了し、行動制限...
続きを読む県産材で移動サウナ 美郷町の業者販売
2021年10月3日地域の話題県産材を使ったサウナ誕生―。美郷町北郷宇納間で木製遊具などを製造する「HIBINO―Log」(日比野真也代表)は、ヒノキやスギを使ったログハウス型のサウナ「森のログサウナ」を受注販売している。木材の呼吸による調湿作用や香りの良さなど木材の特長を生かした作りで、サウナブームや新型コロナウイルスによる3密回避の風潮を追い風に、愛好家の“サウナー”から熱い注目を集めている。 外寸は幅2メートル、奥行...
続きを読む歌集に込めた思い紹介 俵万智短歌賞
2021年10月2日きょうの出来事歌人の俵万智さん=宮崎市=が審査員を務める「第5回みやにち 俵万智短歌賞」(宮崎日日新聞社主催)の表彰式とトークイベントは2日、宮崎市の宮日会館であり、最高賞「俵万智賞」に輝いた同市・横山幸子さん(59)ら受賞者28人に賞状などが贈られた。トークイベントでは、短歌界で最も権威ある賞とされる迢空(ちょうくう)賞を受けた、俵さんの第6歌集「未来のサイズ」に込められた思いなどを紹介した。 新型コロナ...
続きを読む飲食店の通常営業再開 宮崎市・ニシタチ
2021年10月1日社会news新型コロナウイルスの流行「第5波」に伴う飲食店への営業時間短縮や酒類提供制限要請が解かれ、県内では1日、約2カ月ぶりに全域で通常営業が再開した。県内最大の繁華街・宮崎市のニシタチでは、休業していた居酒屋やスナックに明かりがともり、にわかに活気を取り戻した。店主らは喜びをかみしめつつ、これまで繰り返してきた感染再拡大への懸念から不安の声も漏れた。 「元気しちょった?」「験担ぎに来たが」。午後6時...
続きを読む時短要請解除 宮崎市・ニシタチ 再開へ準備念入り
2021年10月1日社会news新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言と国のまん延防止等重点措置は終了し、県独自の警報レベル(0~4)は1日から「感染拡大緊急警報(3)」に移行した。これに伴い、最長56日間に及んだ飲食店などへの時短営業や酒類提供制限の要請は全域で解除。宮崎市の繁華街・ニシタチでは30日、通常営業再開に向けて念入りに準備する飲食店従業員らの姿がみられた。 県は時短要請などは解除したが、全国的には...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】まん延防止等重点措置、県独自緊急事態宣言解除決定で河野知事会見(9月29日午後4時10分~)
2021年9月29日夕刊プラス1県は29日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、政府が本県などに適用している「まん延防止等重点措置」の30日での全面解除を受けて、県独自の緊急事態宣言を同日で終了することを正式に決めた。会議後の記者会見で、河野知事は県独自の警報レベルを10月1日からレベル3の「感染拡大緊急警報」へ移行し、県独自の感染区分に関しては宮崎・東諸県圏域を「感染警戒区域(オレンジ区域)」に指定して一定の行動...
続きを読むミャンマー友好会が宮崎大留学生に寄付
2021年9月29日きょうの出来事クーデターによる政情不安の影響などで生活に困窮するミャンマー人留学生を支援しようと、同国との経済・文化交流を推進する「延岡・ミャンマー友好会」(吉玉典生会長)は29日、宮崎大(池ノ上克学長)に70万2千円を寄付した。寄付金は、留学生の修学支援に活用される。 同大学には現在、ミャンマーからの留学生15人が在籍し、うち2人は今年2月に同国で発生したクーデターや新型コロナウイルスの影響で来日できてい...
続きを読む「ようやく通常営業できる」 飲食店主ら安堵
2021年9月28日社会news「やっといつも通り営業できる」。本県に適用中の新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」の解除と県独自の緊急事態宣言が30日に終了する方針が示された28日、2カ月近く我慢を強いられた飲食店主らに安堵が広がった。ワクチン接種の進捗や感染対策状況に合わせて国は秋以降の旅行やイベント参加などの行動制限を緩和する方針で、苦境が続く旅行業界などからは経済活動の再開へ期待が高まっている。だが、「第6波」への...
続きを読む県PCR検査センター開設 宮崎空港に1号店
2021年9月28日社会news新型コロナウイルス感染対策として県が設置した来店型のPCR検査センターの1号店となる「宮崎空港店」は28日、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港1階の国際線ロビーに開設された。感染拡大と県内経済への影響を最小限に抑えるため、誰でも安価で検査を受けられるようになっている。10月上旬頃までに宮崎、延岡、都城市にも計4カ所のセンターを開設し、検査態勢の充実を図る。 いずれも運営は全国で検査事業などを手掛け...
続きを読む県独自の緊急事態宣言、今月末までで終了検討 河野知事
2021年9月27日社会news河野知事は27日、9月定例県議会本会議で、新型コロナウイルスの県独自の緊急事態宣言について、期限通り今月末までで終了することを検討していると明らかにした。また、本県など8県に適用されている国のまん延防止等重点措置に関し「(今月末の)期限をもって解除すべき状況にあると判断し、内々に国に伝えている」と述べた。 知事は「県内の新規感染者は減少傾向で、病床使用率の低下など医療提供体制への負荷も軽減され...
続きを読む新型コロナワクチン集団接種1回目最終日 12歳以上に引き下げて実施
2021年9月26日社会news県が宮崎市で実施している新型コロナウイルスワクチンの一般向け大規模集団接種は26日、1回目接種の最終日を迎えた。同日のみ対象年齢を「16歳以上」から「12歳以上」に引き下げて実施され、会場の県庁職員健康プラザには家族連れらが次々と訪れた。 県によると、同日の予約者数は約千人で、12~15歳は118人。会場には小児科医も配置され、生徒らは保護者に付き添われながら問診やワクチン接種を受けていた。 ...
続きを読むワクチン接種、医師が動画で解説 宮崎市
2021年9月25日トピックnews新型コロナウイルスのワクチン接種を推進しようと、宮崎市と宮崎ケーブルテレビ(宮崎市)が協力し、医師による解説動画を制作した。同市郡医師会副会長の高村一志医師がワクチンの効果や副反応、注意点などについて解説。市新型コロナワクチン特設サイトのほかケーブルテレビの番組内などで視聴できる。 8分の動画では、高村医師がワクチンは高い確率で感染を防ぎ、重症化防止につながることを紹介。接種部位の痛みや頭痛、...
続きを読む8月妊婦感染15人、昨年度上回る 県産婦人科医会まとめ
2021年9月24日社会news県内で8月に新型コロナウイルスに感染した妊婦は15人で、昨年度の12人を1カ月間で上回ったことが県産婦人科医会(肥後貴史会長)のまとめで分かった。感染力が強いデルタ株の影響が妊婦にも及んだ形で、重症化した例もあったという。県内では優先枠設定などで妊婦がワクチン接種しやすい環境づくりが進むが、接種率は伸び悩んでいる。同会は「第6波に備えるためにも、パートナーも含めてぜひ接種してほしい」と呼び掛けて...
続きを読む直売や通販に活路 コロナ禍で農畜水産物生産者ら模索
2021年9月23日社会news新型コロナウイルス禍で居酒屋などへの時短営業要請が長引く中、県内の居酒屋メニューの定番である地鶏やメヒカリなどの生産者が減産調整を余儀なくされ、苦境にあえいでいる。要請解除後も消費者の“飲み屋離れ”により、飲食店と生産者の共倒れも懸念される。そんな中、生き残りを懸けて新たな商品作りや販路開拓に挑む生産者たちもいる。 都城市山田町で本県特産「みやざき地頭鶏」を飼育し、県内外の約30店舗に出荷する...
続きを読む新型コロナ第5波、県内感染3014人 第1~4波の累計迫る
2021年9月22日社会news6月に始まった県内の新型コロナウイルス「第5波」の感染者数が22日発表で3014人となり、昨年3月から第5波前までの累計感染者数の3061人に迫る勢いであることが県のまとめで分かった。感染力の強いデルタ株への置き換わりが主な要因とみられる。クラスター(感染者集団)も48件発生し、累計98件の約半分を占めている。県は「少しの対策の漏れでも感染が再拡大しかねない状況にある」と警戒を求めている。 第...
続きを読む世界平和とコロナ終息願う 宮崎大宮高書道部が揮毫
2021年9月22日トピックnews国連が定める「国際平和デー」の21日、宮崎市・宮崎大宮高書道部(12人)は同市の県護国神社で世界平和と新型コロナウイルスの終息を祈念し、揮毫(きごう)した。 名古屋市の任意団体が4年前から実施する企画で、今年は各地の護国神社など49カ所で全国43校の書道部が参加。県護国神社には同校書道部2年生5人がはかま姿で訪れ、神事で筆を清めた後、制作にかかった。 部員の1人が演奏する三味線の音色を聞きな...
続きを読むワクチン接種の申し込み鈍化 自治体は底上げに注力
2021年9月21日社会news県民の半数が新型コロナウイルスワクチンの2回接種を終え、接種の主体が若年層に移る中、集団接種などの申し込みが鈍化している。接種を希望する人が殺到し、需要に応じたスムーズな接種が求められた開始当初からは状況が変わり、体調や長期的な影響への不安から接種を控える声も聞かれる。各自治体は「どれだけ前向きに検討してもらえるかの段階」として、情報発信策を模索。接種率の底上げに力を入れている。 宮崎市は8月...
続きを読む日南商店主ら「まちゼミ」 専門知識や技術学べる
2021年9月20日トピックnews日南市内の商店主らが講師となって専門知識などを教える「第5回まちゼミ」(日南商工会議所主催)は10月15日~11月24日に行われる。新型コロナウイルスの影響により昨年の参加店舗は激減していたが、今年は30店舗まで回復。経済への打撃が深刻な中、関係者は「地域が元気になってほしい」と意気込んでいる。 「まちゼミ」は愛知県岡崎市発祥で、全国の商店街などで開催。少人数のゼミを店舗で1時間程度実施し、商...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染12人 自宅療養者は36日ぶり2桁
2021年9月18日社会news県と宮崎市は18日、県内で新たに10~60代の男女12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数が15人を下回るのは48日ぶり。自宅療養者は17日時点で86人となり、36日ぶりに2桁となった。 新規感染者の内訳は、宮崎、えびの市各3人、延岡、都城市各2人、日南市、新富町各1人。年代別は40代5人、60代と10代が各3人、30代1人。5人が経路不明で、7人は感染者の家族や知人だ...
続きを読む107歳馬場さん長寿祝福 西都市内最高齢、オンラインで
2021年9月18日地域の話題敬老の日(20日)を前に、西都市の橋田和実市長は17日、市内最高齢の馬場ハルエさん(107)=同市清水=に、オンラインでお祝いのメッセージを伝えた。 例年は、市長が最高齢者を直接訪問しているが、新型コロナウイルスの感染対策のため、オンラインで初めて実施。市役所と馬場さんが入居している市内の養護老人ホームをつなぎ、モニターに双方の映像を映し出して行った。 橋田市長はお祝い状を読み上げた後、「皆...
続きを読む宮崎市11店舗に命令 まん延防止時短要請
2021年9月17日社会news県は17日、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」に伴う時短営業要請に応じない宮崎市の飲食店など11店舗に、時短営業を求める「命令」を出したと発表した。命令は河野知事の権限で、同日の午後8時以降も営業していた場合、18日に県のホームページで店名を公表する。 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき出され、重点措置期限の30日まで営業時間を午前5時~午後8時までとするよう求めている。応じ...
続きを読む「勧進帳」名場面、人形で再現 国富の保存会17日から展示
2021年9月17日トピックnews国富町の六日町歌舞伎人形保存会(黒木基夫会長、16人)が、2年ぶりに歌舞伎人形を制作した。歌舞伎の演目「勧進帳」の一場面を、等身大の人形3体などを使って再現し、17日から六日町交差点近くの特設会場で展示する。 歌舞伎人形は例年、剣柄稲荷神社の夏祭りに合わせて制作。新型コロナウイルス感染拡大の影響で祭りは昨年に続き中止となったが、今年は「コロナ禍でも元気を届けられれば」との思いで題材となる演目を...
続きを読むコロナワクチン 年代別接種率公表 70代以上9割、20、30代20%台
2021年9月16日社会news県は16日、新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、県内の年代別の接種率を初めて明らかにした。13日時点で2回接種を終えた人は70~80代では90%台に達している一方、接種が本格化したばかりの20、30代は20%台にとどまっている。 県議会厚生常任委員会(日高利夫委員長、7人)で示した。県内の多くの市町村が年代が高い順に接種を進めており、年代別の2回接種率は12~19歳が最も低い9・9%...
続きを読む県のPCR検査体制強化 検査センター設置へ
2021年9月16日社会news県は16日、希望者が新型コロナウイルスのPCR検査を有料で受けられる検査センターを9月下旬に設置する方針であることを明らかにした。料金は2千~3千円を想定し、宮崎市の宮崎空港やKITENビルなどに設ける予定。県は「県民が利用しやすい検査環境を整備することで、感染拡大や県内経済への影響を最小限に抑えたい」としている。 同日開かれた県議会総務政策常任委員会(西村賢委員長、8人)で示した。県総合政策...
続きを読む新型コロナ関連融資 返済期限先延ばし214件
2021年9月15日社会news中小企業の事業継続を支援する新型コロナウイルス関連融資について、県内の金融機関が元金返済期限の延長など条件変更に応じた件数が、返済が本格化した4~8月に214件に上ったことが15日、県のまとめで分かった。コロナ禍の長期化により業績回復が見込めず、返済のめどが立たないことが要因とみられる。本年度末までには約6800事業者が元金の返済時期を迎えるため、件数はさらに膨らむ可能性があり、県は「今後の動向...
続きを読む「なぜ日向だけ…」 議会一般質問中止に市民ら疑問
2021年9月15日社会news日向市議会は新型コロナウイルス感染症に伴う職員の業務負担軽減などを理由に、9月定例会での一般質問を中止した。県内ではこれまで、都城市が感染対策のため一般質問を書面でのやり取りに切り替えるなどの対応がみられたが、コロナ禍を理由に「完全中止」としたのは県内9市では日向市のみ。議会の判断に市民からは「なぜ日向だけ…」と疑問の声も上がる。識者は一定の理解を示しつつも、「市民の代弁者として、コロナ禍だから...
続きを読む新規感染23人、死者2人 新型コロナ
2021年9月14日社会news県と宮崎市は14日、県内で新たに10歳未満~70代の男女23人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は、高齢者と50代の感染者2人が13日に死亡したことも明らかにした。県内で50代以下の死者は初めて。感染者の死亡は「第5波」では11人目で、累計は38人となった。 県によると、死亡した2人はいずれも治療中で、基礎疾患があった。高齢の感染者はワクチン未接種、50代の感染者は1回接種してい...
続きを読む本格的な芸術に触れて 五ケ瀬で九州美術家展 20日まで
2021年9月14日地域の話題九州在住の美術家ら12人の作品を集めた第6回九州選抜美術家展(五ケ瀬町主催)は、五ケ瀬町自然の恵み資料館で開かれている。油彩画や染色画など32点が並ぶ。入場無料。20日まで。 地域住民に本格的な芸術に触れてもらおうと、同町桑野内の画家興梠義孝さん(85)が呼び掛け、2015年から開催している。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催を見送り、今回は2年ぶり。県内から4人、熊本県から6人、賛...
続きを読む県内高校中学の部活動 コロナ下、手探り再開
2021年9月13日社会news県立学校や宮崎市などの中学校で13日、部活動が約1カ月ぶりに再開された。新型コロナ対策で内容が制限される中、部員らは「みんなとプレーしたかった」と練習に汗を流した。一方で、大会が間近に迫り、練習不足を心配する声も。施設閉鎖で活動できないクラブチーム関係者は改善を求めた。 今夏の全国高校総体バレーボール女子で県勢初の4強入りを果たした都城商業高の部員らは、体育館で全体練習を行った。11月に全日本...
続きを読む新型コロナ 県内感染17人 重症12人過去最多
2021年9月12日社会news県と宮崎市は12日、県内で新たに10歳未満~60代の男女17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は42日ぶりに20人を下回ったが、重症者数は12人で過去最多となっており、県は「県内の医療体制は依然として厳しい。引き続き感染対策の徹底を」と呼び掛けている。 新規感染者の居住地別内訳は宮崎市8人、日南市3人、えびの市、綾町各2人、延岡、小林市が各1人。このうち5人は現時点で...
続きを読む宣言延長後、初の週末 県内各地に観光客の姿
2021年9月11日社会news政府の新型コロナウイルスの緊急事態宣言と、本県に適用しているまん延防止等重点措置の延長が決まって初めての週末となった11日、県内各地の観光地では観光客の姿や県外ナンバーの車が数多く見られた。県も来県自粛要請を出す中、なぜ本県に訪れるのか―。緊急事態宣言が適用された地域から訪れた県外客たちに尋ねると、「宣言慣れ」「自粛疲れ」といった都市部の実情が浮かび上がった。また、ワクチン接種を済ませたことも決...
続きを読むコロナ禍の投票、入院患者対応に苦慮 感染対策で選管準備
2021年9月11日社会news新型コロナウイルス禍で初めての国政選挙となる次期衆院選が迫る中、入院患者やコロナ感染者など投票所に足を運ぶことが困難な有権者への対応が課題となっている。コロナ感染拡大以降に県内で実施された地方選挙では、感染対策のため医療機関の外出制限が厳しくなり、「投票所に行けない」と選管に相談する入院患者も出ている。コロナ感染者や濃厚接触者が投票できる制度も十分に整備されておらず、専門家は「投票制度の改善を図...
続きを読む豊かな発想の作品317点 都城で都北地区学校創意工夫展
2021年9月11日地域の話題第57回都北地区学校創意工夫工作展は11日、都城市のウエルネス交流プラザで始まった。同市や三股町の小中学校34校から寄せられた317点を展示している。12日まで。 都城発明協会(新内友靖会長)が毎年開催している。夏休み中に児童生徒が作った作品を各校が応募。作品は同協会などが審査しした。 特選9点のうち、都城市長賞に輝いたのは同市・沖水小4年の山内武竜君の「7変化なんでもボックス」。コロナ禍で...
続きを読む県内高齢者の孤立死増加 コロナ禍で関係希薄
2021年9月10日社会news県内で高齢者の「孤立死」とみられるケースが後を絶たない。県警が昨年行った65歳以上の独居高齢者の検視件数は、統計を取り始めた2006年以降で最多の455件に上り、今年も7月末時点で前年同時期を上回るペースで推移している。関係者は新型コロナウイルス禍で社会とのつながりが希薄になっている現状を挙げ、「家族や地域、行政が一体で見守る必要がある」と指摘する。 「窓を開けた瞬間、かいだことのない臭いが鼻...
続きを読む県内若年層ワクチン接種率 1回目31%、2回目17%
2021年9月10日社会news新型コロナウイルスワクチンの接種状況について県は10日、10~30代の若年層のうち8日時点で1回目の接種を済ませた人が約31%、2回目は約17%だったと明らかにした。若年層の接種は8月頃から本格化しており、河野知事は「若年層対象の接種はスタート段階」として啓発に力を入れる考えを示した。 9月定例県議会代表質問で、河野哲也議員(公明、延岡市区)の質問に重黒木清福祉保健部長が答えた。県が若年層の接...
続きを読むまん延防止等重点措置 宮崎市で30日まで 緊急事態、時短も延長
2021年9月9日社会news政府は9日、本県に適用しているまん延防止等重点措置の期限を12日から30日まで延長すると決定した。これを受け、県は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)を開き、13日以降の重点措置の対象区域について日向市、門川町を除外し、宮崎市のみとすることを決定。県独自の緊急事態宣言の発令期間や、飲食店などへの時短営業の要請期間も30日まで延長する。宣言の長期化に伴い、県は事業者への追...
続きを読む飲食、商業店「やむを得ない」 まん延防止延長
2021年9月9日社会news長引く新型コロナウイルス感染「第5波」を受け、本県に適用されているまん延防止等重点措置と県独自緊急事態宣言の延長が9日、決まった。我慢が続く飲食店や商業施設の関係者らは「やむを得ない」と理解を示す一方で、「生活が成り立たない」といった悲鳴も。外出機会の半減などの行動要請も続き、県民には疲れもにじむ。 「まさかの延長。常連さんから『もうちょっとの我慢』と励ましがあったのに…」。宮崎市橘通西3丁目...
続きを読む新型コロナ「県重症化予防センター」開所 10日から運用
2021年9月9日社会news新型コロナウイルス感染者の重症化予防が期待される「抗体カクテル療法」などを行うため、県が開設準備を進めていた臨時医療施設「県重症化予防センター」の運用が10日から始まる。宮崎市の宿泊療養施設「ひまわり荘」駐車場に設けたプレハブ施設で、同市の県立宮崎病院から医師や看護師を派遣し、当面は今月末まで運用する。 同施設での治療対象は県央(児湯含む)、県南地域の自宅、宿泊施設療養者で、県が治療が必要と判...
続きを読むコロナ収束願い田んぼアート 高千穂・栃又棚田
2021年9月9日トピックnews日本の棚田百選の一つの高千穂町・栃又(とちまた)棚田に、人気アニメ「アンパンマン」のキャラクターをモチーフにした田んぼアートが登場した。色とりどりの稲穂が織りなす芸術は、地域住民やドライバーらの注目を集めている。 地区住民でつくる中川登集落協定(大賀富夫代表)が約30アールの棚田をキャンバスに見立てて制作。今年は新型コロナウイルスの収束を願い、ばいきんまんの顔とおなじみの捨てぜりふ「バイバイキ...
続きを読む県内新たに42人感染 新型コロナ
2021年9月8日社会news県と宮崎市は8日、新たに10歳未満~70代の男女42人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市では新たに未就学児が通う教育・保育施設でクラスター(感染者集団)が発生。7日時点の重症者は前日から2人増の10人で過去最多に並んだ。県感染症対策室は「新規感染者数は減少傾向にあるが、クラスターが発生するなど、医療体制への負荷は極めて高いままだ」との認識を示した。 新規感染者のうち10歳未満の...
続きを読む鮮やかヒガンバナ開花 日南市・坂元棚田
2021年9月8日トピックnews日本の棚田百選の一つ、日南市酒谷の坂元棚田のあぜ道で鮮やかな赤、白のヒガンバナが咲き始め、秋の訪れを告げている。今月中旬に見頃を迎え、下旬には黄金色に輝く稲穂との美しいコントラストが楽しめる見込み。 ヒガンバナは、坂元棚田保存会(古澤家光会長)が約20年前、観光客らに楽しんでもらおうと植え始め、毎年草刈りなど手入れを続けている。古澤会長(76)は「来週ごろから本格的に咲きだしそう。コロナ禍で外...
続きを読む新型コロナ7日県内新規感染46人 日向市でクラスター
2021年9月7日社会news県と宮崎市は7日、県内で新たに10歳未満~80代の男女46人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。日向市の事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。6日時点の病床使用率は44・0%と高止まりしており、県感染症対策室は「医療提供体制への負荷は一朝一夕に軽減しない。県民一丸で新規感染者を抑え込む必要がある」と呼び掛けている。 同市の事業所は、6日までに40~60代の女性従業員5人の...
続きを読む新型コロナ新規感染者数 22日ぶりの20人台
2021年9月6日社会news県と宮崎市は6日、県内で新たに10歳未満~80代の男女24人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数が20人台となるのは22日ぶり。医療機関による保険適用検査での判明は42日ぶりにゼロとなった。 新規感染者の居住地別内訳は、宮崎市15人、延岡、都城市各2人、日向、日南市、三股、川南町、東京都各1人。全員がこれまでの県内の感染者と接触歴があり、県や市の行政検査で感染が判明した。...
続きを読む重視する政策は えびの市長選・候補者に聞く
2021年9月6日地域の話題5日に告示されたえびの市長選には現職の村岡隆明さん(58)、新人の増田博美さん(61)=いずれも無所属、届け出順=が立候補した。2人に出馬の理由や重視する政策を聞いた。 ▽村岡氏 ―立候補の理由は。 「新型コロナウイルスの感染拡大でえびの市も大きなダメージを受けた。その復興を図るとともに、一大プロジェクトである産業団地への企業誘致を完結させたいとの思いで出馬を決めた。市内7団体からの...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染39人、都城市の事業所でクラスター
2021年9月5日社会news県と宮崎市は5日、県内で新たに10歳未満~90代の男女39人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。都城市の事業所では新たなクラスター(感染者集団)が発生。新規感染者数が40人を下回るのは21日ぶりだが、入院者数は過去最多に並ぶ155人(4日時点)となり、県は「医療への負荷が高い状況で、気を緩めることはできない」と警戒を呼び掛ける。 都城市の事業所のクラスターは、新規感染3人を含む同市の...
続きを読む中止や延期に関係者苦悩 国文祭折り返し
2021年9月4日社会news本県で10月まで開催中の第35回国民文化祭と第20回全国障害者芸術・文化祭(国文祭・芸文祭みやざき2020)は、全26市町村で136事業を予定していたが、折り返しを過ぎた今、新型コロナウイルス感染拡大「第5波」が直撃、中止や延期が相次ぐ。実施するものもリモート形式に変更するなど、感染状況をにらみながら関係者の試行錯誤や苦悩が続いている。 7月下旬に都城市、8月上旬に宮崎市で上演されたオペラ「赤...
続きを読む菅首相退任県民「突然で驚き」「コロナ対策後手後手」
2021年9月3日社会news菅義偉首相が退任する意向を固めた3日、県民からは突然の展開に驚く声が相次いだ。新型コロナウイルス対策や東京五輪開催などこの1年の政権運営を巡って「大変だっただろう」とのねぎらいの一方、「コロナ対策は後手後手だった」と厳しい意見も。新総裁に対し「リーダーシップのある人に」「コロナ対策が最優先」などと注文も付いた。 「そんなそぶりはなかったので、まさかと思った」と語るのは、延岡市塩浜町2丁目の会社...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染55人 都城市でクラスター
2021年9月3日社会news県と宮崎市は3日、県内で新たに10歳未満~80代の男女55人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。都城市では知人同士の新たなクラスター(感染者集団)の発生も判明。県によると、クラスターは同日までに感染が確認された同市の10代男性5人で、換気が不十分な室内でマスクを着けずに長時間一緒に過ごしていた。 県内の1日当たりの新規感染者数は3日連続で2桁となったが、県感染症対策室は「本県の入院患...
続きを読む高岡温泉来年4月から長期休業 施設老朽化、改修へ調査
2021年9月3日地域の話題宮崎市は同市高岡町の「高岡温泉やすらぎの郷」を来年4月から長期休業する。今年に入って給湯施設などに軽微な故障が続いたことを受け、築20年以上が経過した施設全体の老朽化の状況を調査した上で、改修が必要と判断した。少なくとも来年度中は休業が必要となる見通し。 同温泉は、住民の健康増進などを目的に旧高岡町時代の1998年度に開設した。昨年度は新型コロナウイルスにより年間営業日数の3分の1が休館となっ...
続きを読む抗体カクテル療法、県内活用に期待 運用向け態勢整備急務
2021年9月2日社会news新型コロナウイルスの重症化予防効果などが期待されている「抗体カクテル療法」の活用が県内で広がっている。主に入院患者を対象に実施されてきたが、流行「第5波」による感染拡大を受け、8月下旬からは自宅療養者らも重症化リスクが高いと判断されれば、医療機関に搬送して治療が受けられるようになった。県は積極的に活用することで医療逼迫(ひっぱく)を防ぎたい考えだが、感染者が急増する中で病床や医療人材の確保といっ...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事定例会見(9月2日午前11時~)
2021年9月2日夕刊プラス1河野知事は2日、定例会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い現在県全体が対象となっているまん延防止等重点措置について、期限となっている今月12での適用解除は現状では厳しいとの見方を示した。また、東京パラリンピック陸上400メートルで7位入賞を果たした外山愛美選手ら本県ゆかりの2選手に、「スポーツ栄誉賞」を贈ることを検討していることを明らかにした。会見での発表事項と記者との主なやりとりは以下...
続きを読む新規感染68人、クラスター新たに2件 新型コロナ
2021年9月1日社会news県と宮崎市は1日、県内で新たに10歳未満~90代の男女68人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。宮崎市、高鍋町の事業所では、それぞれ新たなクラスター(感染者集団)が発生。クラスターの確認は8日連続。県は「日々の感染者数は一進一退している。まだ安心できる状況ではない」としている。 宮崎市の事業所では、8月29、31日発表の同市の20~50代男性従業員5人の感染が判明。事業所ではマスク着...
続きを読む本県で3年ぶりプロ野球公式戦 約7500人観戦
2021年8月31日トピックnewsプロ野球公式戦の福岡ソフトバンクホークス―東北楽天ゴールデンイーグルスは31日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎であった。昨年予定されていた同カードは新型コロナウイルスの影響で中止となっており、本県では3年ぶりの公式戦となった。 県独自の緊急事態宣言に伴い、主催するホークスはチケット販売を中止し観客を5千人程度に制限する予定だったが、既に購入済みだった約7500人が観戦した。入場時には検...
続きを読む新型コロナ 県内病床使用率50%超 今後も悪化懸念
2021年8月31日社会news県と宮崎市は31日、県内で新たに10歳未満~90代の男女105人の新型コロナウイルス感染を確認した。30日時点の病床使用率は50・5%に達し、政府分科会が示す「ステージ4(爆発的感染拡大)」の目安「50%」を初めて上回った。県外からの帰省者による新たなクラスター(感染者集団)の発生も確認。病床使用率は今後も悪化する可能性があるとして、県は「医療機関は余裕がない状態で、一般診療にも支障が出ている」...
続きを読むまん延防止追加 初の土日 宮崎駅前の人出増加
2021年8月30日社会news新型コロナウイルス感染拡大を受け、宮崎、日向市、門川町を対象区域に「まん延防止等重点措置」が本県に適用され、初めての土日となった28、29日、宮崎市のJR宮崎駅周辺の人出が前週の2日間と比べて5・9%増加したことが、スマートフォンの位置情報データ分析で分かった。県独自の緊急事態宣言が発令された11日以降は減少傾向にあったが、増加に転じたことで県が呼び掛ける「外出機会半減」の難しさが改めて浮き彫り...
続きを読む子どもの接種、揺れる保護者 新型コロナワクチン
2021年8月30日社会news小中高校生など10代への新型コロナウイルスワクチン接種を巡って、県内の保護者が判断に頭を悩ませている。副反応への根強い警戒感のほか、インターネット上にあふれるデマを含む情報に接し不安を抱いていることも一因。感染力が強いデルタ株への置き換わりが進み、子どもへの感染が広がる中、専門家は「正しい情報を基に判断し、家庭内感染を防ぐためにも、できるだけ接種を」と呼び掛ける。 「一番の心配は副反応」。宮崎...
続きを読む殺処分過去最少451匹 20年度県内保健所、動物愛護センター収容の犬猫
2021年8月29日社会news県内の保健所と動物愛護センターで収容された犬猫のうち、2020年度に殺処分されたのは計451匹で、統計を取り始めた1983(昭和58)年以降最も少なかったことが29日、県のまとめで分かった。ペットを最期まで飼う「終生飼養」や不妊去勢手術の普及のほか、コロナ禍のペット人気で譲渡が進んだことも要因とみられる。 県衛生管理課によると、殺処分された犬に関しては75(同50)年度の2万1404匹という記...
続きを読む県内81人新規感染、高齢者2人死亡
2021年8月29日社会news県と宮崎市は29日、新たに10歳未満~80代の男女81人の新型コロナウイルス感染を確認し、治療中だった基礎疾患のある高齢者2人が28日に死亡したと発表した。感染者の死亡は「第5波」で4、5人目で、計32人となった。重症者も第5波で最多の6人に上っており、県は「デルタ株は重症化しやすいとの指摘もあり、今後も警戒が必要」と危機感を強めている。西都市の飲食店で新たなクラスター(感染者集団)が発生したこ...
続きを読む卓囲み交流深める 宮崎市で全日本健康マージャン交流大会
2021年8月29日地域の話題「国文祭・芸文祭みやざき2020」のプラグラム「全日本健康マージャン交流大会」は29日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターであった。全国から集まった14~88歳の愛好者ら204人が、卓上での交流を楽しんだ。 新型コロナウイルス感染防止対策として、事前にPCR検査で出場者の陰性を確認し、無観客で開催。卓上には飛沫防止用のビニールも設置された。 出場者は4人一組で対局。競技には多井隆晴さん...
続きを読む【日曜論説】コロナまん延 改めて「3密」の回避を
2021年8月29日きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員 寺原達也 「東京で過去最多の5773人が新型コロナウイルスに感染」という速報に衝撃を受けた。時を同じくして各省庁からも職員の感染を発表するメールが届くなど身近な場所での感染者発生に感染リスクの高まりを感じ、2回のワクチン接種は終わっているが、従来の検温に加えて先週から通勤ラッシュを避けるようにしている。 東京都のホームページ(HP)によると8月23日現在の療養者数は...
続きを読む県内医療「災害に直面」 新型コロナ・デルタ株脅威
2021年8月28日社会news新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、県内の医療現場はかつてない危機的状況に直面している。「第5波」では入院者数が過去最多の132人、病床使用率は43・0%に達している。病床や人員の逼迫ひっぱくに加え、感染力が強いデルタ株は急変のリスクが高く、高い緊張状態での対応に医療従事者の疲弊感も募っている。県が「災害に直面している」との認識を示す中、医療従事者らは「人と人との接触を減らす基本に立ち返ってほ...
続きを読む休業そろわず関係者危機感 宮崎市ニシタチ
2021年8月28日社会news店から漏れるわずかな明かりに、歩く人も数えるほど。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が本県に適用された27日夜、宮崎市の「ニシタチ」は暗く静かだった。一方で居酒屋やキャバクラなど営業を続ける店もあり、「過料が科されるまでは営業を続ける」との声も。同措置の対象区域となり、酒類提供の終日自粛や午後8時までの時短営業を求められた県内最大の繁華街を歩いた。 ニシタチに入ったのは午後7時半過ぎ。シ...
続きを読む宮崎、日向市、門川町閑散 「まん延防止」始まる
2021年8月27日社会news新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「まん延防止等重点措置」が宮崎、日向市、門川町を対象区域に本県に適用された27日、各地の商業施設や繁華街は一段と人通りが減り、静まりかえった。「今は我慢の時」「収束のためには仕方ない」。酒類提供の終日停止や営業時短要請で事業者の経営環境はさらに厳しさを増すが、感染抑止に理解を示す声が聞かれた。 宮崎市橘通東4丁目のカリーノ宮崎。地下1階の「ラディッシュセブン...
続きを読む新型コロナ県内新たに116人感染 医療機関でクラスター
2021年8月27日社会news県と宮崎市は27日、新たに10歳未満~80代の男女116人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。26日時点の人口10万人当たりの療養者数は114・3人、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は79・0人となり、いずれも過去最多。同市では初めてとなる医療機関でのクラスター(感染者集団)も発生し、県感染症対策室は「依然として感染者数は高い水準で、当面は厳しい状況が続く」との認識を示した...
続きを読む不登校、気軽にSOSを 県内の支援者呼び掛け
2021年8月27日地域の話題夏休み明けは、不登校のきっかけになりやすいと言われる時期。新型コロナウイルス感染への不安から登校を控える動きも出ている。悩みに直面する子どもや保護者を支えようと、相談窓口やサポートの方法も多様化してきた。支援者たちは「『行かない』のも選択肢の一つ。無理せず、気軽に頼ってほしい」と呼び掛けている。 ▽行かない理由 少子化に関わらず、不登校は全国的に増えている。県人権同和教育課によると、病気や経...
続きを読むまん延防止措置、対象区域に2市1町正式決定
2021年8月26日社会news本県が「まん延防止等重点措置」の対象地域に追加されたことを受け、県は26日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)を開き、対象区域を宮崎、日向市、門川町とすることを正式決定した。27日から9月12日まで、飲食店などに午後8時までの時短営業や、大規模集客施設のうち百貨店などに入場制限を要請。重点措置では要請に応じない場合に知事の権限で「命令」を出すことが可能で、知事は命令違反の場...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】まん延防止等重点措置適用に伴う知事会見(8月26日午後4時50分~)
2021年8月26日夕刊プラス1新型コロナウイルス感染拡大に伴い本県に「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受け、県は26日に対策本部会議を開き、対象地域として宮崎、日向市、門川町を正式決定した。期間は27日~9月12日で飲食店での酒類提供自粛や大規模集客施設の営業時間短縮などを要請。合わせて県全域に31日まで発令していた県独自の緊急事態宣言も9月12日まで延長する。会議後に河野知事が記者会見して発表した。発表事項と記者と...
続きを読む三重国体「中止仕方がない」 選手、来年の開催信じる
2021年8月25日社会news「目標の大会がなくなったのは残念」。新型コロナウイルス感染拡大を受け、三重県で今秋開催予定の国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の中止が決まった25日、出場を予定していた県内の選手や監督らは落胆しつつも「この状況だと仕方がない」と理解を示した。 競技団体を統括する県スポーツ協会の佐多裕之専務理事は「2年連続中止はつらい決定だ。特に成年種別の選手にとって(国体は)練習の成果を発揮する貴重な全国の...
続きを読む本県、まん延防止追加へ 知事「外出機会半減を」
2021年8月24日社会news政府は24日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、まん延防止等重点措置の対象地域に本県を追加する方向で調整に入った。期間は27日から9月12日。河野知事は24日の記者会見で、本県が適用された場合は宮崎、日向市に加え、門川町も対象区域に想定していることを明らかにした。知事は県内の感染状況について「医療崩壊の危機に直面している」と強調。外出機会の半減など、より一層の感染防止対策を求めた。 政府は全国...
続きを読む宮崎市公立小中学校夏休み明け 「第5波」対応 下校時間繰り上げ
2021年8月24日社会news宮崎市の公立小中学校は24日、夏休みが明けて1学期後半の授業が始まった。子どもたちは宿題や上履きなどたくさんの荷物を抱えて元気に登校した。新型コロナウイルス流行「第5波」が猛威を振るう中、市教委は同日、全小中学校で31日まで下校時間を繰り上げ、児童生徒を給食後に下校させることを決めた。 青島小(137人)では、児童が手指消毒して教室に入り、体温を記録した「健康カード」を提出。全校集会は、密回避...
続きを読む接種済証の紛失防止へ 三股町の畳店などがワクチン手帳製作
2021年8月24日トピックnews三股町樺山の中西たたみ襖店(中西辰也社長)と都城市の都城新生社印刷(岡崎洋人社長)は、新型コロナウイルスの予防接種済証を貼るワクチン手帳を製作、販売している。接種済証シールを貼って紛失を防止するほか接種時の体調変化などを記録できる。 シールを封筒に入れたまま紛失する高齢者が多いことから、中西たたみ襖店4代目の中西健太さん(34)、貴代(38)さん夫婦が考案した。 お薬手帳や母子手帳と同じサイ...
続きを読むコロナ厳戒態勢の中…小中学校再開 保護者拭えぬ不安
2021年8月23日社会news新型コロナウイルス流行「第5波」で感染拡大に歯止めがかからない中、県内の公立小中学校では24日から、宮崎市などを皮切りに夏休みが明ける。感染力が高いデルタ株が猛威を振るう第5波では、子どもたちへの感染も広がり、全国的には夏休み延長や休校の動きも見え始めた。一方、県内では多くの学校が予定通り授業を再開するとみられ、保護者は「学びの機会や居場所が確保できる」と安堵しながらも、「安全は守られるのか」と...
続きを読む県内新たに75人感染確認 病床使用率、過去最高42%に上昇
2021年8月23日社会news県と宮崎市は23日、新たに10歳未満~80代の男女75人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。22日時点で病床数307床に対し、入院患者129人で病床使用率が42・0%に上昇し、「第3波」が猛威を振るっていた1月13日時点の41・5%を超えて過去最高となった。県感染症対策室は「医療提供体制の逼迫ひっぱくが現実味を帯びてきている」と強調し、感染対策の徹底を求めている。 新規感染者の居住地...
続きを読む新型コロナ 22日116人新規感染 クラスター新たに3件
2021年8月22日社会news県と宮崎市は22日、新たに10歳未満~90代の男女116人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)も発生し、同市内の障害者福祉施設と飲食店、福岡県の事業所従業員が勤務する延岡市内の職場の計3件。「第5波」が猛威を振るう中、7月下旬以降のクラスターは28件となり、約1カ月で「第4波」(3月27日~6月20日)の25件を上回った。新規感染者数が100人を超えるのは6日連...
続きを読む【日曜論説】ウッドショック 再造林へ川上が潤う利益を
2021年8月22日きょうの読み物都城支社長兼論説委員 湯田 光 うらやましい限りだが、米国や中国は新型コロナウイルス感染症の打撃からいち早く抜け出し景気回復が進んでいるという。木材需要の高まりを受け日本では輸入材価格が高騰、代替需要として国産材の引き合いが強まり県内林業にも影響が出ている。石油危機になぞらえ「ウッドショック」と呼ばれている。国産材需要増加の好機になればいいが、値上げによる住宅着工件数減少や木製品の消費減退など不...
続きを読む県内新規感染158人 過去最多更新
2021年8月21日社会news県と宮崎市は21日、県内で新たに10歳未満~90代の男女158人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は過去最多だった18日発表の125人を上回り、5日連続で100人を超えた。同市では入所型の高齢者福祉施設、通所型の障害者福祉施設、飲食店の三つのクラスター(感染者集団)を確認。県は、感染が判明した基礎疾患のある高齢者1人が死亡したことも明らかにした。これまでの感染者のうち、感...
続きを読む県、宮崎市危機感あらわ 新型コロナ新規感染者過去最多
2021年8月21日社会news県内における新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が過去最多の158人となった21日、県や宮崎市の担当者は危機感をあらわにした。感染力が強いインド由来のデルタ株が猛威を振るい、同市では高齢者、障害者施設でもクラスター(感染者集団)が発生。感染者の高止まりで医療提供体制が逼迫ひっぱくする恐れがあり、担当者は「感染事例ではマスクなしの会話などが散見されている。感染対策を徹底してほしい」と強い警...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事定例会見(8月20日午前11時~)
2021年8月20日夕刊プラス1河野知事は20日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い県全域を対象とした営業時間短縮要請について、24日までの期間を31日まで延長する方針を県庁での定例会見で明らかにした。発表事項と記者との主なやりとりは次の通り。 時短要請31日まで延長方針 まん延防止適用でさらに延びる可能性 【発表事項】 まずは、東京五輪関係について。本県出身や本県にゆかりのある選手が13人出場し、その中で過去最多の五つのメ...
続きを読む職場、家族・友人交流で多発 県内のコロナクラスター
2021年8月19日社会news新型コロナウイルスの感染の第5波が拡大する中、7月下旬以降に県内で確認されたクラスター(感染者集団)が今月19日の時点で21件に上ることが県と宮崎市のまとめで分かった。1カ月足らずで第4波(3月27日~6月20日)の約3カ月間の25件に迫る勢い。感染力が従来株の約2倍とされるデルタ株が主流となり、クラスターの発生状況も「職場」や「接待を伴う飲食店や飲食店」に加えて、新たに「家族・友人間交流」など...
続きを読む新型コロナ、県内新たに121人感染 自宅待機中の1人死亡
2021年8月19日社会news県と宮崎市は19日、県内で121人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者が100人を超えるのは3日連続。県は入院療養調整のため自宅待機中だった60代の感染者1人が死亡したことも明らかにした。感染者の死亡は「第5波」で初めて。同市ではバーベキューなどによる2件のクラスター(感染者集団)も新たに確認された。 死亡した感染者は12日に症状が出て、16日のPCR検査で陽性が判明。発熱がな...
続きを読むコロナ禍で店舗営業休止へ 創業100余年の「大盛りうどん」
2021年8月19日トピックnews創業100余年の老舗として市民に親しまれてきた宮崎市江平西1丁目の「大盛うどん」が、8月いっぱいで店舗での営業を休止する。長引く新型コロナウイルス禍で売り上げが落ち込み、苦渋の決断に至った。9月からは持ち帰りのみで営業を続ける。4代目おかみの久米亜紀子さん(53)は「常連の方々には申し訳ない思いでいっぱい。お店とは別の方法で伝統の味を守りたい」と今後を見据える。 同店は1913(大正2)年に亜...
続きを読む新型コロナ 県内最多125人感染 クラスター4件
2021年8月18日社会news県と宮崎市は18日、過去最多となる125人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。最多の更新は2日連続で、年代別で40代以下が8割以上を占めた。同市上下水道局や門川町の教育保育施設など4件のクラスター(感染者集団)の発生も確認された。感染者累計は4千人を超え、4048人となった。 新規感染者の居住地別の内訳は同市58人、延岡市14人、都城市10人、日向市9人、日南市、門川町各4人、小林市...
続きを読む新型コロナ県内過去最多感染者数 「危機意識」次第、さらなる拡大も懸念
2021年8月17日社会news17日発表の新型コロナウイルスの県内新規感染者数は過去最多の111人となり、県民に「衝撃的」「来るべくして来た」と大きな波紋を広げた。県が県外との往来、来県自粛を呼び掛けていたものの、夏休みやお盆にかけての人流増加は抑えられず、感染状況のさらなる悪化も懸念される。自粛生活が続く中、「これまで同様の対策を徹底するしかない」「より強い水際対策が必要」などさまざまな思いが交錯している。 「時間の問題...
続きを読む新型コロナ 県内最多111人確認 知事「感染爆発、歴史的危機」
2021年8月17日社会news県と宮崎市は17日、県内で新たに10歳未満~60代の男女111人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。今年1月7日の105人を上回り、1日に発表される感染者数の最多を更新。河野知事は17日に県庁で記者会見し、「県内で感染爆発が起きており、再び歴史的危機に直面している」との認識を示した。 宮崎市では事業所や接待を伴う飲食店で新たに2件のクラスター(感染者集団)が発生。同市発表分の新規感染...
続きを読む宮崎商 甲子園出場辞退 選手ら13人コロナ感染
2021年8月17日社会news全国高校野球選手権の大会本部は17日、選手らの新型コロナウイルス感染が確認された宮崎商が、出場を辞退したと発表した。PCR検査の陽性が既に明らかになっていた選手ら5人を含め、チーム内で計13人の感染が判明。緊急対策本部会議で集団感染と判断された。同校は雨で順延された19日の初戦で智弁和歌山と対戦予定だったが、不戦敗となる。 学校側が17日、大会本部に辞退を申し出て受理された。同校などによると1...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】宮崎商業高の甲子園出場辞退に伴う門田誠校長らの会見(8月17日午後3時~)
2021年8月17日夕刊プラス1甲子園で開かれている第103回全国高校野球選手権に出場が決まっていた本県の宮崎商業高は、選手らの新型コロナウイルス感染を受けて17日、試合への出場辞退を決定した。同校の門田誠校長らは同日、県防災庁舎で記者会見し、出場辞退に至った経緯や、選手らの今後の予定について説明。この中で、感染が確認された選手らは、大阪府内の宿泊療養施設に入っていることなどを明らかにした。会見での発表事項、記者と主なやりとり...
続きを読む「天下一手羽先」がグランプリ獲得 手羽先サミット2021
2021年8月17日トピックnews手羽先唐揚げ発祥の地とされる名古屋市で開催された「手羽先サミット2021」(6~9日)で、都城市牟田町の専門店「天下一手羽先」がグランプリに輝いた。全国の有名店も出店した中での栄冠に、代表の平良誠一さん(47)は「コロナ禍で苦しいことも多い中、飲食店を営む幸せを思い出せた」と喜ぶ。 県勢のグランプリは2014、15年の「手羽先番長」以来。7回目の今年は、全国の19店が自慢の手羽先唐揚で参加。地...
続きを読む新型コロナ、16日県内41人感染 県外由来の感染多く確認
2021年8月16日社会news県と宮崎市は16日、県内で新たに10歳未満~60代の男女41人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。15日は10~60代の男女28人の感染が確認され、2日間の新規感染者は13市町村、7都県の計69人となった。県は「県外由来の感染が多く確認されている。これ以上の感染拡大を防ぐためにも、帰省や来県の中止、延期を改めて検討してほしい」としている。 15、16日の新規感染者の内訳は、県内在住が...
続きを読むワクチン接種、若者に焦点 県、正しい情報発信強化
2021年8月16日社会news県内の新型コロナウイルス「第5波」で、感染者が急増している若い世代のワクチン接種が、感染拡大抑止の鍵として重要課題に浮上している。直近の感染者の6割超を30代以下が占める一方、若い世代は重症化リスクが比較的低い上に副反応は出やすいことから、ワクチンを敬遠する傾向が全国的に顕著。行政や専門家は危機感を強め、「不妊になるなどのデマに流されず、正しい情報を基に検討して」と訴えている。 県内では6月下...
続きを読む五ケ瀬町で成人式 昨年に続き一部オンラインで開催
2021年8月16日地域の話題五ケ瀬町の成人式は16日、町議会議場であった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、昨年に続き一部オンラインで開き、新成人81人のうち町内在住の7人のみが出席。式の模様はオンラインで生配信し、町外から約20人が視聴した。 会場では、原田俊平町長が7人に成人証書を手渡し、「オンライン開催となり大変残念。大いに挑戦し、五ケ瀬を担う力となってほしい」と式辞。新成人代表の町会計年度任用職員甲斐萌未さん(2...
続きを読む新型コロナ15日 県内28人感染確認
2021年8月15日社会news県と宮崎市は15日、県内で新たに10~60代の男女28人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 新規感染者の内訳は宮崎市13人、都城、日向、小林市と門川、美郷、木城、国富、新富、三股町、東京、埼玉、千葉、兵庫、福岡、鹿児島県が各1人だった。 新規感染者のうち、宮崎市の30代男性は、12日にクラスター(感染者集団)が発表された同市の事業所の従業員。これまでに計7人が感染している。 1...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染46人 デルタ株疑い27人判明
2021年8月14日社会news県と宮崎市は14日、県内で新たに10歳未満~60代の男女46人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、県はこれまでの感染者28人の検体で実施した変異株PCR検査で、27人が感染力が強いインド由来のデルタ株疑いと判明したことも明らかにした。1日当たりに判明した割合は96・4%と、検査を開始した6月7日以降で最も高く、デルタ株への置き換わりが急速に進んでいるとの認識を改めて示した。デルタ...
続きを読む「平和の大切さ次世代へ」遺族ら静かに祈り 戦没者慰霊式典中止や規模縮小
2021年8月14日社会news新型コロナウイルスの感染拡大で県独自の緊急事態宣言が発令される中、県内各地の戦没者慰霊式典が昨年に続いて中止や規模縮小を余儀なくされている。終戦から15日で76年を迎えた。都内では全国戦没者追悼式が行われるが、本県の遺族らは感染リスクを考慮して2年連続で参加を見送り。それでも遺族らは「平和の大切さを次世代へ」とそれぞれの場所で静かに祈りをささげる。 日南市と新富町では、15日に追悼式の開催を予...
続きを読む県内時短要請全市町村に拡大 早期収束へ 理解の声
2021年8月13日社会news「これで早期収束に向け全域で協力できる」―。県が新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店などへの営業時間短縮要請の対象を宮崎市のみから全市町村に拡大すると発表した13日、県内の飲食業関係者からは安堵(あんど)の声が相次いだ。県独自の緊急事態宣言発令を受け、打撃を受ける飲食業者や同市以外の自治体から続出した対象拡大の要望にも応えた形だが、書き入れ時の要請や、先の見えない「持久戦」に複雑な思いをにじま...
続きを読む新型コロナ 14日から時短要請を県全域に拡大
2021年8月13日社会news新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、河野知事は13日、宮崎市の飲食店などを対象としている営業時間短縮要請について、14日から県全域に拡大すると発表した。同市以外でもクラスター(感染者集団)を含む飲食店関係の感染事例が確認される中、親族らとの交流機会が増えるお盆期間の警戒を強める。河野知事は13日の会見で「感染爆発が現実味を帯びてきた。県下全域で足並みをそろえ、最大限の防御体制を構築する必要がある...
続きを読む新型コロナ感染3カ月ぶり60人超 12日、宮崎市新たなクラスター
2021年8月12日社会news県と宮崎市は12日、新たに10歳未満~80代の男女61人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者が60人以上となるのは5月7日以来、約3カ月ぶりで、2日連続で「第5波」の最多を更新。同市の事業所では、市内で今月7件目となるクラスター(感染者集団)も確認された。県感染症対策室は「第4波のピーク時に迫る感染者数で危機感を持っている。県をまたぐ往来や会食の自粛を改めてお願いした...
続きを読む「最大限のブレーキを踏むタイミング」 知事、県全域に緊急事態宣言を発令
2021年8月11日社会news河野知事は11日、県内の新型コロナウイルス感染「第5波」の拡大を受け、県全域に独自の緊急事態宣言を発令した。感染力が強いインド由来のデルタ株への置き換わりが急速に進んでいることも考慮。県民への行動要請の期間は13~31日とし、原則外出自粛や県外との往来自粛などを求める。知事は「県内での爆発的な感染を防ぐため、今が最大限のブレーキを踏むタイミングと判断した」と理解を求めた。 県新型コロナウイルス...
続きを読む売り上げ減り落胆 県独自の緊急事態宣言発令
2021年8月11日社会news県は11日、新型コロナウイルス禍で3度目となる県独自の緊急事態宣言に踏み切った。「感染爆発」を防ぐため、県がお盆や夏休みの人流に強いブレーキをかけることについて、観光関係者らは理解を示しながらも「観光客が減り、書き入れ時に売り上げが落ち込んでしまう」と落胆。繁華街からも客足が遠のくとみられ、飲食店関係者は行政の支援の充実を求めた。 宮崎市青島で土産物などを販売する青島屋は、7月後半から客足が回...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】3度目の県独自緊急事態宣言発令に伴う知事会見(8月11日午後7時~)
2021年8月11日夕刊プラス1新型コロナウイルス感染拡大を受けて県は11日、対策本部会議を開き、県独自の緊急事態宣言を同日から発令することを決めた。県独自の緊急事態宣言の発令は3度目。県全域を県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に引き上げ、県民に原則、外出自粛や県外との往来自粛などを呼び掛ける。行動要請は13日からで、期間はいずれも31日まで。協議会後に河野知事が記者会見して発表した。発表事項と記者との主な...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】3度目の県独自緊急事態宣言発令に伴う知事会見(8月11日午後7時~)
2021年8月11日社会news新型コロナウイルス感染拡大を受けて県は11日、対策本部会議を開き、県独自の緊急事態宣言を同日から発令することを決めた。県独自の緊急事態宣言の発令は3度目。県全域を県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に引き上げ、県民に原則、外出自粛や県外との往来自粛などを呼び掛ける。行動要請は13日からで、期間はいずれも31日まで。協議会後に河野知事が記者会見して発表した。発表事項と記者との主な...
続きを読む県内44人感染確認 宮崎市飲食店でクラスター
2021年8月11日社会news県と宮崎市は11日、新たに10歳未満~70代の男女44人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は「第5波」で最も多く、同市の飲食店では同市内で今月6件目となる新たなクラスター(感染者集団)が発生した。 地域別の新規感染者数は宮崎市24人、日南市、新富町各3人、日向市、高鍋、川南町、福岡県各2人、延岡、串間市、東京都、大阪府、熊本、沖縄県各1人。 宮崎市の新規感染者のうち、...
続きを読む最低賃金28円引き上げ821円に 宮崎地方最低賃金審議会、労働局へ答申
2021年8月10日社会news宮崎地方最低賃金審議会(松岡優子会長)は10日、本県の最低賃金を現在の793円から28円引き上げ、現行の時間額方式となった2002年度以降で最高の821円とするよう宮崎労働局の田中大介局長に答申した。引き上げ幅は19年度と並び過去最大。新型コロナウイルス禍の影響を受けている使用者側の実情を考慮し、事業継続や雇用維持に向けた支援策強化を国に求めるよう付帯決議を付けた。新たな最低賃金は最短で10月6...
続きを読む宮商ナイン堂々行進 夏の甲子園開幕
2021年8月10日きょうの出来事第103回全国高校野球選手権大会は10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、49代表校による熱戦が始まった。昨年は新型コロナウイルス禍で、春の選抜大会と第102回大会が中止され、2年ぶりの「夏の甲子園」。簡素化された開会式には全出場校の選手がマスク着用で参加し、12大会ぶり5度目で春夏連続出場の宮崎商ナインも堂々と入場行進した。 大会は感染症対策を講じ、厳戒態勢で実施。一般客への入場券販売は行...
続きを読む新型コロナ 県内新たに32人確認
2021年8月9日社会news県と宮崎市は9日、県内で新たに10歳未満~60代の男女32人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。新規感染者が30人を超えるのは5日連続。都城市で発生した民間スポーツ施設のクラスター(感染者集団)について、県は8日までに施設利用者や従業員ら約160人の検査を終え、9日は約300人の検査を行っている。 新規感染者の地域別内訳は宮崎市18人、日向市8人、都城市2人、日南市、三股町、福岡県...
続きを読む尾鈴ブドウの魅力を生かす 都農ワイン醸造始まる
2021年8月9日トピックnews都農町の都農ワイン(小畑暁社長)で本年産ブドウによるワイン造りが始まった。都農、川南町産のブドウが連日運び込まれ、関係者は「尾鈴ブドウの魅力を生かし切るワインを一丸で作り、コロナ禍の難局を乗り切ろう」と意気込む。 キャンベル・アーリー110トン、マスカット・ベーリーA38トンなど全体で193トン(前年比6・7%増)を醸造予定。3日は都農ワイナリーで醸造開始式があり、小畑社長は「前年の厳しい販売...
続きを読む新型コロナ感染43人 県内「第5波」最多
2021年8月8日社会news県と宮崎市は8日、県内で新たに10歳未満~80代の男女43人の新型コロナウイルス感染が確認され、都城市の民間スポーツ施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。新規感染者が40人以上となるのは2日連続で、「第5波」では最多。クラスターの発生は県内60件目、第5波では10件目となる。 新規感染者の地域内訳別は宮崎市20人、都城市10人、延岡市と高千穂町各3人、新富、三股町が各2人、...
続きを読む東京五輪で個人、団体メダル5 輝き見せた県勢
2021年8月8日スポーツnow57年ぶりに自国開催となった東京五輪。県勢11選手は8競技で全力プレーを貫き、個人3、団体2のメダルを獲得。コロナ禍で苦しむ県民や、支えてきた周囲の関係者を元気づけた。 旭化成柔道部の大野将平(男子73キロ級)、永瀬貴規(同81キロ級)が見事に金メダルをつかんだ。大野は準決勝、決勝と苦しんだが勝負強さを示し、2連覇を達成。永瀬は4試合が延長という激闘を制し、リオデジャネイロ大会3位の雪辱を果た...
続きを読む県の集団接種 県央、県北開始 64歳以下で初
2021年8月8日夕刊today新型コロナウイルスワクチンの64歳以下を対象とした県主催の大規模集団接種が7日、宮崎市と延岡市の県央、県北2会場で始まった。既に先行実施されている都城市の県西会場を含め、計3会場で10月17日までに約2万7千人の2回の接種完了を目指す。県による64歳以下への集団接種は初めてで、一般対象の接種を加速させる狙い。 対象は警察官や教職員のほか中小企業の従業員らで、ファイザー製ワクチンを使用する。宮崎...
続きを読む宮崎市でクラスター2件 コロナ新規感染40人
2021年8月7日社会news県と宮崎市は7日、県内で新たに10歳未満~80代の男女40人の新型コロナウイルス感染が確認され、同市内では新たに高校の運動系部活動と、複数家族の交流による2件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。新規感染者は「第5波」で最多となり、40人以上は87日ぶり。県感染症対策室は「感染爆発がいつ起きてもおかしくない」と感染防止の徹底を呼び掛けている。 同市発表の新規感染者は同市24人、大阪府...
続きを読む集団接種 県央、県北で開始 計3会場で約2万7千人対象
2021年8月7日社会news新型コロナウイルスワクチンの64歳以下を対象とした県主催の大規模集団接種が7日、宮崎市と延岡市の県央、県北2会場で始まった。既に先行実施されている都城市の県西会場を含め、計3会場で10月17日までに約2万7千人の2回の接種完了を目指す。県による64歳以下への集団接種は初めてで、一般対象の接種を加速させる狙い。 対象は警察官や教職員のほか中小企業の従業員らで、ファイザー製ワクチンを使用する。宮崎...
続きを読むお盆の帰省シーズン始まる 空の便など前年上回る予約
2021年8月6日社会news県内で新型コロナウイルスの感染者が急増する中、お盆の帰省シーズンを迎えた。県や全国知事会は帰省の中止や自粛を求めているが、6~15日に本県を発着する空の便の予約はほとんどの路線が前年を上回るなど、県外からの人流は盛んになる見込みだ。第5波では県外由来に加え、家族、親族間で感染が拡大しており、県は「帰省前にPCR検査を受け、会食は控えてほしい」と呼び掛ける。 6日の宮崎空港は、コロナ禍前の混雑は...
続きを読む宮崎市飲食店などへの時短要請始まる
2021年8月6日社会news新型コロナウイルスの感染者急増に伴う飲食店などへの営業時間短縮の要請が6日、宮崎市で始まった。県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」の宮崎・東諸県、西都・児湯圏域では「原則、外出自粛」などの行動要請もスタートし、「第5波」の感染拡大を防ぐ。 時短要請の期間は24日までで、酒類の提供は午前11時~午後7時。営業は午後8時までを求め、同市の繁華街・ニシタチにある居酒屋「ろばた焼水軍...
続きを読む要請受け入れやむを得ない 宮崎市の飲食店へ時短要請
2021年8月5日社会news新型コロナウイルスの感染「第5波」に突入し、特に感染が広がっている宮崎市の飲食店は6日から再び時短営業の要請期間に入る。感染力の強いインド由来のデルタ株への警戒感が高まる中で、飲食店関係者の多くは「感染を抑えるためには仕方ない」と受け止める。ただ、感染拡大の度に繰り返される要請に、「経営は厳しい。いつ収束するのか」と疲労の色もにじむ。 この日、同市の繁華街・ニシタチには多くの酔客の姿があった。...
続きを読む新型コロナ 6日から宮崎市内の飲食店などに営業時間短縮要請
2021年8月5日社会news新型コロナウイルス感染者が宮崎市で急増していることを受け、河野知事は5日、同市内の飲食店などに対し午後8時までの営業時間短縮を要請すると発表した。同日に飲食店が絡むクラスター(感染者集団)が確認されたことや、同市以外の地域からの飲食店利用者の感染も複数確認されていることなどから判断。県下全域で始まる会食制限などの行動要請と合わせ、期間は6日から。知事は「本県でも第5波が大きく拡大しかねない状況」...
続きを読む新型コロナ 県内36人感染確認 宮崎市で新たにクラスター3件
2021年8月5日社会news県と宮崎市は5日、新たに10歳未満~50代の男女36人の新型コロナウイルス感染が確認され、同市で新たに3件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。うち2件のクラスターは、対策の徹底が難しいとされる家族間や、友人同士の交流で発生。1日当たりの新規感染は「第5波」で最多となり、県は「身近な間柄でも可能な限り対策を」と警戒を呼び掛ける。 同市の新規感染は23人で、3件のクラスター関連は10人...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】宮崎・東諸県圏域の「赤圏域」指定などに伴う知事会見(8月4日午後4時~)
2021年8月4日夕刊プラス1新型コロナウイルスの感染拡大を受けて県の対策本部が開かれた4日、河野知事は対策本部終了後に記者会見を開き、県独自の警報レベル(0~4)で全県を「3(感染拡大緊急警報)」に指定したと発表した。また感染が特に増えている宮崎・東諸県圏域と西都・児湯圏域を、県独自の感染区分(4段階)で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に引き上げ、他圏域は「感染警戒区域(オレンジ区域)」としたことも明らかにした。いずれ...
続きを読むきれいな川へ感謝の気持ち 延岡市で「橋の日」イベント
2021年8月4日きょうの出来事第36回延岡「橋の日」イベント(実行委主催)は4日、延岡市の大瀬川にかかる安賀多橋周辺であった。市民ら約300人が清掃や式典を通じて、きれいな川や自然への感謝の気持ちを新たにした。 参加者は早朝に集合。橋の欄干をタオルで丁寧に拭き、河川敷の雑草を刈り取った。式典では市仏教会青年部などがコロナ禍や巨大地震、戦時中の延岡大空襲による犠牲者の慰霊と復興を願い法要を行った。延岡少年少女合唱団による合唱...
続きを読む【速報・詳報記者会見】河野知事の定例会見(8月3日午前11時~)
2021年8月3日夕刊プラス1河野知事は3日、県庁で定例記者会見を開いた。新型コロナウイルスについて本県でもの感染拡大状況や今後の対応を発表し、県独自の感染区分について、4日にも全域を「オレンジ区域(感染警戒区域)」に指定する方針を示した。また、東京五輪・パラリンピックに関して、海外選手団の本県合宿受け入れなどについても触れた。主な発表事項と、記者とのやり取りは以下の通り。 4日にも全県「オレンジ区域」に 宮崎・東諸圏域は「...
続きを読む感染9割が50代以下 ワクチン未接種世代で感染拡大
2021年8月2日社会news新型コロナウイルス感染が拡大する中、県内では第4波後(6月下旬以降)の感染者の9割を50代以下が占め、ワクチン未接種世代で感染が広がっている。特に行動範囲が広い20~40代の感染者数が多く、家庭内感染などによる10代以下の感染も目立つ。7月の4連休(22~25日)以降は新規感染者が7日連続で二桁となり、感染力が強いインド由来のデルタ株疑いの割合も増加。県は「ワクチン接種の有無にかかわらず、危機感...
続きを読む新富などでクラスター2件 県内新たに22人確認
2021年8月2日社会news県と宮崎市は2日、県内で新たに10歳未満~70代の男女22人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が20人以上となるのは5月22日以来、約2カ月ぶり。また、県は新富町の官公庁と、西都・児湯地域の県の教育研修施設で、それぞれ感染者集団(クラスター)が新たに発生したことを明らかにした。 同町の官公庁で発生したクラスターの感染者は、新規感染の同町の20代女性職員と、これまでに発表さ...
続きを読む夏の人出止める強い対策を訴え 全国知事会新型コロナ対策会議
2021年8月1日社会news河野知事は1日、全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部のオンライン会合で、「夏の人出を止めるため、国からの強いメッセージが必要」と訴え、全国への緊急事態宣言の拡大などを含め、踏み込んだ対応を取るよう国に求めた。 知事は、県民に県外との往来自粛を要請しているものの、県外由来の感染が広がっている現状を説明。夏休みやお盆に帰省、旅行で県境を越える人の移動が盛んになることに危機感を示し、「国民に危機...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染10人 46日ぶり重症者も
2021年8月1日社会news県と宮崎市は1日、県内で新たに10歳未満~60代の男女10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。7月31日時点で1人の症状が悪化し、46日ぶりに重症者が出たことも明らかにした。 新規感染者の内訳は宮崎市7人、川南、高鍋町、都城市各1人。宮崎市の10代男性2人は、7月30日発表の大阪府の10代男性の友人。同市の20代女性は鹿児島県、50代男性は東京都にそれぞれ訪問歴があった。高鍋町の1...
続きを読む【日曜論説】「地域の足」存続 現状知り対応探ろう
2021年8月1日きょうの読み物延岡支社長兼論説委員 久保田順司 延岡市は5月末までの約半年間、市中心部の郊外エリアにコミュニティーバスや乗り合いタクシーを新たに走らせることが可能か探るため5路線を試験運行した。開通を見据えた前向きな試行だったが、コロナ禍の影響もあり結果は振るわなかった。それでもいくつかの収穫はあったようだ。 市の中心市街地では、主に南北方向を往復する路線バスと東西方向を周回する市のまちなか循環バス路線が整...
続きを読む新型コロナ 県内新規感染14人 5日連続2桁
2021年7月31日社会news県と宮崎市は31日、県内で新たに10~50代の男女14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が二桁となるのは5日連続。県は「隣県の感染者数も増えており、感染リスクが高まっている」と警戒を呼び掛けている。 高鍋町の50代男性は、クラスター(感染者集団)が発生した西都市の飲食店従業員の家族で、関連は計14人となった。同町の10代男性3人は、29日発表の新富町の10代男性と知人同...
続きを読む感染者 5割超が県外由来 知事、自粛慣れに警戒
2021年7月30日社会news22~25日の4連休明けに県内で確認された新型コロナウイルス感染者39人のうち、5割超の22人の感染経路が大阪府や福岡県などの県外由来だったことが30日、県のまとめで分かった。多くが県外者との会食歴があった。直近の県内の感染者数は4日連続で二桁となっており、同日の会見で河野知事は「感染爆発している首都圏からの持ち込みによって、県内で感染が再拡大する恐れがある」と警戒感を強調。夏休みの行動自粛を県...
続きを読む「本県も第5波」 宮崎市など5市町を感染警戒区域に
2021年7月30日社会news県と宮崎市は30日、県内で新たに10歳未満~50代の男女15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は感染者が増加する宮崎、西都市、高鍋、新富、川南町の5市町を同日から県独自の感染区分で「感染警戒区域(オレンジ区域)」に指定し、8月2~19日をめどに「4人以下、2時間以内」の会食制限などの行動要請をする。河野知事は「本県も第5波に入った」との認識を示し、最大限の警戒を求めた。 行動要...
続きを読むキャンペーンで県産品消費拡大応援 みやざき物産館
2021年7月30日トピックnews新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける県産品の消費拡大を図ろうと、県のアンテナショップ「みやざき物産館KONNE」(宮崎市)は、同店のオンラインショップで最大3千円の割引が受けられるデジタルクーポンの配布を始めた。10月3日まで。 ヤフーショッピングの同物産館サイトで配布しており、クーポンの取得や利用にはヤフージャパンのIDが必要。5千円以上の購入で1500円分、1万円以上の購入で3千円分の...
続きを読む新型コロナ「第5波」へ県内警戒 宮崎市が街頭啓発を実施
2021年7月29日社会news県内で新型コロナウイルスの感染「第5波」への懸念が高まっている。全国では29日、初めて感染者数が1万人を超え、県内でも3日連続で新規感染者数が2桁となるなど影響が波及。特に宮崎市では感染拡大の傾向が見られ、同市は同日、緊急の街頭啓発を実施した。医療従事者はお盆など人流増加が予想される時期を前に「県内でデルタ株の感染が広まれば、あっという間に病床が逼迫ひっぱくする恐れもある」と警戒を強めている。 ...
続きを読む新型コロナ 県内新たに16人感染確認
2021年7月29日社会news県と宮崎市は29日、新たに10歳未満~50代の男女16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市の感染確認は12人で、2桁となるのは5月22日以来。県全体の感染者数が2桁となるのは3日連続で、県感染症対策室は「全国で第5波が猛威を振るっており、本県も非常に強い警戒を持っている」との認識を示した。 新規感染者の内訳は、同市の12人のほか、延岡市2人、新富町、沖縄県各1人。宮崎市の10歳...
続きを読む安全な学校生活について考える 全県立高がオンライン防災研修
2021年7月28日トピックnews高校生が防災や安全な学校生活について考える「高校生防災・学校安全研修」(県人権同和教育課主催)は27日、宮崎市の県教育研修センターを根拠地にして、すべての県立高36校と五ケ瀬中等教育学校をオンラインで結び開かれた。各校から代表者3人が参加し、講義や協議を通して防災や安全への意識を高めた。 同研修は2013年から、県内を3ブロックに分け毎年実施してきたが、コロナ禍により昨年は中止。今年はビデオ会...
続きを読む県内、コロナ新規感染13人 2カ月ぶり2桁
2021年7月27日社会news県と宮崎市は27日、県内で新たに10歳未満~60代の男女13人の新型コロナウイルス感染を確認し、西都市の酒を提供する飲食店と接待を伴う飲食店2店舗でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。新規感染者が2桁となるのは60日ぶり。県感染症対策室は「本県が第5波の入り口にある」との認識を示し、警戒を呼び掛けた。 新規感染者の内訳は宮崎市6人、延岡市3人、門川町2人、西都市と新富町が各1人。 ...
続きを読むワクチンパスポート申請開始 県内26市町村
2021年7月26日きょうの出来事県内市町村でも26日、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を公的に証明する「ワクチンパスポート」の申請受け付けが始まった。海外5カ国(現時点)に入国する際に提示すれば、隔離措置の免除や緩和を受けられる。宮崎市では窓口の市保健所に、渡航予定者が次々に訪れた。 ワクチンパスポートは、渡航予定がある接種済みの人が交付を受けられ、住民票がある市町村の窓口で申請を受け付ける。手数料無料で、交付に必要な日数...
続きを読む母校宮崎学園で後輩ら応援 五輪出場、女子ハンド原選手
2021年7月25日トピックnews東京五輪ハンドボール女子の日本対オランダ戦があった25日、日本代表「おりひめジャパン」の主将を務める原希美選手(30)=延岡市出身=の母校、宮崎市・宮崎学園では、同校ハンドボール部の部員や教員ら100人以上がテレビ観戦で活躍を見守った。 会場では新型コロナウイルス対策として、声を出さずメガホンをたたいて応援。原選手が体を張ってディフェンスしたり、相手陣に切り込んでシュートしたりすると、観戦者か...
続きを読む県内新規感染3人 新型コロナ
2021年7月25日社会news県と宮崎市は25日、県内で新たに同市の20、30代の男女と福岡県の20代女性の計3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 同市の20代女性は東京都への訪問歴があり、30代男性は21日にクラスター(感染者集団)発生が確認された接待を伴う飲食店従業員の知人。福岡県の20代女性は、日南保健所管内に帰省中だった。 県感染症対策室は「首都圏では感染が拡大傾向にあり、県内でもじわじわと感染者数...
続きを読む新型コロナ 24日 県内新たに9人確認
2021年7月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに20~70代の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 新規感染者の内訳は同市5人、西都市2人、高鍋、高千穂町各1人。西都市の40代男性と50代男性は、21日に感染が公表された同市の50代男性らの知人。宮崎市の50代女性、高鍋町の50代女性もこの男性らの知人だった。 高千穂町の70代女性は、22日に感染が発表された同町の30代男性の親族。このほか、宮崎...
続きを読むトーゴの大臣らと懇談 オンラインで日向市長
2021年7月24日トピックnews東京五輪に出場する西アフリカのトーゴ共和国を応援しようとホストタウンの日向市は24日、同国のスポーツ大臣らとオンラインで会談した。新型コロナウイルスの影響で選手団の同市訪問や事後交流は中止となったが、関係者を通じてエールを送った。 市役所と駐日トーゴ共和国大使館(東京)を結んで約1時間行われた。十屋幸平市長は「選手団の活躍を祈っている。ベストを尽くし頑張るよう、選手らに伝えて」と激励。ベッシ・...
続きを読む五輪開幕 「子どもに夢を」「感染拡大怖い」県民、期待や不安
2021年7月23日社会news東京五輪は23日、開幕した。東京都の新型コロナウイルス感染拡大に歯止めが掛からず、祝祭ムードが高まらない中での幕開け。県民は「選手たちはベストを尽くして子どもに夢を与えてほしい」と熱戦に期待する一方、「感染が広がりそうで怖い」と不安ものぞかせた。 「賛否両論あるだろうが、開催で得られるものも大きい」と話すのは、都農町のソフトボール少年団「児湯マーブルス」の監督黒木陽一さん(42)。「一流選手を...
続きを読む新型コロナ、23日県内9人新規感染 4連休で人流増加、感染リスク高まる
2021年7月23日社会news県と宮崎市は23日、新たに20~50代の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は「じわじわと感染者が増えてきている。夏休みや今回の4連休で人流が増加して感染リスクは高まる。改めて感染防止対策を徹底してほしい」と警戒を呼び掛けている。 新規感染者の内訳は同市6人、西都市2人、川南町1人。このうち、宮崎市の30、50代の男性2人は、クラスター(感染者集団)が発生した市中心部の接待...
続きを読むコロナ禍警戒、「密」避けてレジャーを 県内4連休始まる
2021年7月22日社会news東京五輪開幕に合わせた4連休が22日、スタートした。県は8月末までを新型コロナウイルスの「感染拡大防止強化月間」と位置付け警戒を強める中、県内行楽地では屋外で密を避けながらレジャーを楽しむ家族連れが目立ち、県外客や帰省客らの姿も見られた。 宮崎市のサンビーチ一ツ葉は、県内外から訪れた多くの人でにぎわった。同海水浴場では間隔を空けて遊泳するよう呼び掛けており、責任者の間瀬恵司さん(44)は「海水...
続きを読む障害者と交流の場に 福祉ショップ「エミアス」節目の40回目
2021年7月22日地域の話題小林市役所で2カ月に1回開かれている福祉ショップ「Emi―Asu(エミアス)」が初開催から7年半で節目の40回目を迎えた。出店する福祉作業所の商品も年々充実し、常連のファンも増えるなど障害のある人と市民の交流の場として定着している。 「笑み」と「明日」から名付けた福祉ショップは、市内6カ所の福祉作業所と小林こすもす支援学校高等部でつくる実行委が2014年2月に初めて開催。コロナ禍で2回中止にな...
続きを読む宮崎市でクラスター 接待伴う飲食店、約2カ月ぶり
2021年7月21日社会news県と宮崎市は21日、新たに同市と西都市の10~50代男女7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市では約2カ月ぶりにクラスター(感染者集団)が発生。22日から4連休が始まることから、県などは感染拡大に最大限の警戒を求めている。 宮崎市の10代~30代の男女5人は、クラスターが発生した市中心部の接待を伴う飲食店従業員。18日に感染が発表された30代女性も従業員で、クラスターは計6人と...
続きを読む地域マネー「のべおかCOIN」 8月1日スタート
2021年7月20日トピックnews延岡市は、スマートフォンなどの携帯端末に入金した電子マネーを使い、市内加盟店で買い物ができる電子版の地域マネー「のべおかCOIN」の運用を8月1日にスタートする。ボランティアなどの地域活動に参加すると付与されるポイントを貯め、買い物で使うことも可能。コロナ禍で傷ついた地域経済の活性化やキャッシュレス決済の普及を目指す。 配信サイト「アップストア」と「グーグルプレイ」からアプリをダウンロードし必...
続きを読む「我慢の夏」に理解と不安交錯 県感染拡大防止月間スタート
2021年7月19日社会news夏休み中の新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた県の強化月間が19日、スタートした。全都道府県を対象に不要不急の往来自粛を求め、県外在住者にも来県自粛を要請する「我慢の夏」。県内ではこれまで長期休暇後に感染が拡大した経緯などから「やむを得ない」との受け止めが広がっているが、書き入れ時を期待していた宿泊、飲食業界の関係者からは影響を不安視する声も。高齢者施設では面会制限が続き、帰省を自粛する学生に...
続きを読むかるた県大会 延岡高が初優勝 全国大会へ
2021年7月19日地域の話題延岡市・延岡高のかるた部(猪原空野部長、28人)が、6月にあった「県高校小倉百人一首かるた選手権大会」の団体で初優勝した。県代表として、滋賀県で23日から開かれる全国大会に出場する。メンバーは「先輩や仲間に恥じない試合をしたい」と意気込んでいる。 かるた部はこれまで全国大会に5度出場。本県にはこれまで全国出場枠が2枠あり、準優勝で全国に進むことができた。しかし、今年は新型コロナウイルスの感染防...
続きを読む【編集委員の目】コロナ禍を生き抜く(5)理容・美容店
2021年7月19日きょうの読み物怖いぐらいキャンセル 持続化給付金の条件そろわず 仕事が終わると着けていたマスクに次亜塩素酸水を吹き付け、干すのが日課だった。替えがなく、翌朝乾いたのを何日も使い続けた昨年2、3月を振り返り、宮崎市で理容室「DEP.(デップ)」を営む小八重俊成さん(50)は「しないよりはるかにいいと思って」。 お客にうつさない、もらわない、絶対に店で感染を広げてはいけない―。マスク不足はとっくに解消したが、す...
続きを読むアテネ五輪体操「金」中野さん 小林市を拠点に活動
2021年7月18日トピックnews2004年のアテネ五輪の体操男子団体で金メダルを獲得した中野大輔さん(38)=新潟市出身=が、小林市を拠点に活動している。大学在学中に男子団体メンバー最年少の21歳で五輪出場。29歳で引退後は東京で活動していたが、ここ数年は心身の不調に悩まされ、コロナ禍も重なって移住を決心した。同市に移り住んだ後は徐々に体調が戻り、7月にえびの市で体操教室をスタート。西諸地域の雄大な自然や温かな人に囲まれ、改め...
続きを読むコロナ禍続きALT不足
2021年7月18日社会news長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県内の公立小中学校や高校で外国語指導助手(ALT)の確保が不透明な状況となっている。昨年着任予定だった20人は今も入国できておらず、9月に予定されている46人も、各国の感染状況によっては入国制限の強化や、来日取りやめなどの恐れがある。人員不足から1人のALTが複数の担当校を抱えており、自治体によっては確保のため独自に契約を結んだり、民間を活用して人材を探...
続きを読む新型コロナ18日県内新規感染5人
2021年7月18日社会news県と宮崎市は18日、県内で新たに20~40代の男女5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 内訳は宮崎、都城市各2人、三股町1人。県や宮崎市によると、都城市の20代男性と三股町の30代男性は、それぞれ17日に発表された感染者の家族、親族。残りの都城市の30代男性、宮崎市の30代女性と40代男性の3人は感染経路を調べている。 県内の感染者累計は3119人。17日時点の病床数は307床...
続きを読む【日曜論説】日南市長 リーダーシップに期待
2021年7月18日きょうの読み物日南支社長兼論説委員 落合敬史郎 コロナ渦中の厳しい選挙戦を勝ち抜いた日南市の高橋透市長。「市政刷新」を掲げていたが、就任後初の定例会となった6月議会ではリーダーシップを感じる場面があったとは言い難い。就任2カ月とはいえ刷新の片りんでも見たかったが、肩透かしの印象が残る。しかし、沈み込んだ地域の立て直しに速度を上げて取り組んでほしい思いがある。期待の意味も込め本欄で取り上げたい。 一般質問で...
続きを読む“地元消費”は活発化 コロナ下の国文祭・芸文祭
2021年7月17日トピックnews本県初開催となる国内最大級の文化の祭典、「国民文化祭(国文祭)」と「全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)」が3日開幕し、各地で多彩なイベントが展開されている。全国持ち回りで開き、新型コロナウイルス下は宮崎大会が初めて。県外からの集客は困難な状況で、例年のような経済効果は見込めないが、コロナの経済対策も相まって“地元消費”は活発化しており、大会関係者は「県民が足元の宝の価値を見詰め直す機会にしたい」と...
続きを読む新型コロナ30、40代の重症者確認 県対策本部会議で「第4波」検証
2021年7月16日社会news県は16日、県新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)を県防災庁舎で開き、3月下旬に始まった県内の感染「第4波」について、感染力が強いとされる変異株が主流となり、若年層を中心に感染が拡大したとする検証結果を報告した。感染者のうち30代以下が6割を占め、30、40代の重症者も確認された。 県は、県外由来の感染をきっかけに会食でのクラスター(感染者集団)が発生した3月下旬から、県独...
続きを読む不要不急の県外往来自粛を要請 8月末までの夏休み期間、人流抑制
2021年7月16日社会news県は16日、新型コロナウイルス対策として、人流の増加が予想される夏休み期間(19日~8月31日)を「感染拡大防止強化月間」とし、全都道府県を対象に不要不急の往来自粛を要請すると明らかにした。県外在住者にも来県しないよう求める。現在は東京、沖縄など6都府県への往来自粛を要請しているが、首都圏で感染が急増。全国にまん延する可能性もあり、より踏み込んだ対策が必要と判断した。河野知事は「『第5波』が県内...
続きを読む楠並木朝市で「ひむか音頭」披露 宮崎ひむか木剣踊り保存会
2021年7月16日地域の話題津軽三味線家元の清水英司さん(66)=宮崎市清武町池田台=が音楽仲間に声を掛けて創作した「ひむか音頭」が18日、同市の県庁前で開かれる「いっちゃが宮崎・楠並木朝市」で披露される。新型コロナウイルスの影響でこれまで2度しか踊る機会に恵まれなかったが、県民に親しんでもらおうと作り上げた自信作。関係者は「本県の新たな芸能として浸透させたい」と意気込んでいる。 曲は2019年創作。清水さんが「後世に残...
続きを読む新型コロナ 宮崎市1人新規感染
2021年7月15日社会news宮崎市は15日、新たに同市の40代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市以外での新規感染者はいなかった。 男性は東京都への往来歴があり、14日に医療機関を受診し感染が判明した。 県内の感染者累計は3111人。同日時点の病床数は307床で5人が入院し、重症者はいない。
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事定例会見(7月13日午前11時~)
2021年7月13日夕刊プラス1河野知事は13日、県庁で定例会見を開いた。新型コロナウイルスに関連し、来週から始まる4連休や夏休みを前に不要不急の往来自粛を呼びかけたほか、ワクチン接種の見通しを説明。本紙報道の「航空自衛隊新田原基地への最新鋭ステルス戦闘機F35Bの配備方針」については、防衛省に迅速な情報提供を求め、地元市町と連携して対応していく姿勢を示した。 県外往来に厳重注意を ワクチン確保、国に要望 【冒頭発表】 国文...
続きを読む困窮の学生へ食料配布 公立大、自宅に発送
2021年7月10日地域の話題新型コロナウイルス禍に伴うアルバイトの減少などで経済的に困窮する学生を支援しようと、宮崎公立大(有馬晋作学長)は学生に食料品を配布している。 学生への支援に対し事業費の一部を助成する日本学生支援機構の「新型コロナウイルス感染症対策助成事業」を活用。給付型奨学金を受給している学生ら154人の自宅に、無洗米2キロやレトルト食品、カップ麺など5千円分を、生活協同組合コープみやざき(宮崎市)を通じて6...
続きを読む国からのワクチン供給が不足 県内市町村、接種計画の見直しも
2021年7月9日社会news新型コロナウイルスワクチンの国からの供給量について、県内の10市町が「足りていない」「今後、不足する見込み」と不安視していることが9日、宮崎日日新聞の調査で分かった。国が打ち出している12歳以上の希望者全員の11月接種完了についても12市町村が「難しい」「見通しが立たない」と回答。ワクチン確保の難しさから、8月以降の集団接種の受け付け人数を削減するなど調整が続いている。 調査は8、9日、ワクチ...
続きを読む東京都緊急事態宣言「宣言は仕方がない」「残念」 本県関係者ら冷静受け止め
2021年7月8日社会news政府は8日、東京都への新型コロナウイルス緊急事態宣言発令を決めた。本県ではお盆の帰省や夏休みの観光需要への影響が懸念されるが、地方に感染が広がるリスクを踏まえ、関係者らは「宣言は仕方がない」「残念」と冷静に受け止めた。 緊急事態宣言の発令は今回で4度目。都内飲食店向けの宮崎牛などを販売するミヤチク東京営業所(川崎市)の河野友洋所長は「これまで何とか乗り切っていても、限界を迎える店が出るのでは」...
続きを読む宮崎大でワクチン接種開始 8月までに6千人
2021年7月8日社会news宮崎大は8日、学生や教職員らへの新型コロナウイルスワクチンの集団接種をスタートさせた。対象は約6千人で、8月末までに医学部を含む全学生の約8割が希望して接種する見通し。県外出身の学生も多く、夏休みには帰省などで移動も活発になるため、大学側は「学生の身を守り、さらに無症状の学生が学外などで感染を広げるケースの予防にもつなげたい」としている。 企業、大学が対象の「職場接種」として、宮崎市・木花キャ...
続きを読む2年ぶり児童プールに歓声響く 宮崎市内14カ所開放
2021年7月8日夕刊today宮崎市内の児童プール14カ所の開放が8日、始まった。昨年は新型コロナウイルス感染防止のため中止しており、2年ぶり。 同市平和が丘西町の平和が丘児童プールでは、認定こども園「平和が丘幼稚園」(永井道文園長)の5、6歳児21人が利用。水を掛け合ったり、もぐったりしてはしゃいでいた。一氏春介ちゃん(6)は「広いプールで友達と追いかけっこできるのが楽しい」と話していた。 利用は3歳~小学4年生が対象...
続きを読む少しの油断で感染 デルタ株感染の県内男性、恐怖語る
2021年7月7日社会news新型コロナウイルスのうち、感染力が強いとされるインド由来の変異株「デルタ株」に感染した県内の30代男性Aさんが治療を終えて退院し、宮崎日日新聞の取材に応じた。約2週間の入院中、重症化への恐怖におびえ続けていたというAさんは「ちょっとした油断で感染する」と、最大限の警戒を訴えた。 Aさんは6月中旬、仕事中に、2週間前までに海外渡航歴のある男性と会話した。約1分間で互いの距離は2メートルほど、2人...
続きを読む中学生のワクチン接種始まる 県内初、西米良村
2021年7月7日社会news西米良村は7日、村内の中学生のうち希望者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種を始めた。宮崎日日新聞のまとめでは、基礎疾患のある人を除く12~15歳への接種は県内で初めて。 同村の人口は県内市町村で最も少ない1097人(7日現在)で、65歳以上の希望者に対する2回の接種を6月9日に終了。7月5日から医療従事者らを除く12~64歳の村民423人のうち、希望者への接種を始めた。 7日は中学...
続きを読む【編集委員の目】コロナ禍を生き抜く(4)イベント関連業界
2021年7月7日きょうの読み物公演相次ぎ中止 給付金や借金でしのぐ 延岡総合文化センターの舞台裏入り口には消毒液の噴霧器が置かれている。「舞台上の幕を消毒するんですよ」と照明や音声の舞台管理業務を委託されているユニーク・ブレーン(延岡市)代表の吉元一夫さん(65)。新型コロナウイルス感染が国内で拡大した昨春に準備した。 新型コロナが国内で猛威を振るい始めた2020年2月末、当時の安倍晋三首相はスポーツ、文化イベントについて...
続きを読むコロナ生活貸付金、融資総額過去最多 8月申請締め切り、支援体制見直しを
2021年7月6日社会news新型コロナウイルスの影響で収入が減った世帯も借りることができる国の「生活福祉資金貸付制度」。2020年度の融資総額は過去最多となり、コロナ禍が県民生活に及ぼす影響の根深さが如実に表れた。生活困窮者は先行きが見えない現状に苦悩がにじむ。8月の申請期限を前に、専門家らは「困窮者の支援体制を再構築するべきだ」と訴えている。 「これ以上どうすることもできない」。コロナ禍までは借金経験がなかった県内の女...
続きを読む県内小中校、水泳授業大対応分かれる 実施校は感染対策試行錯誤
2021年7月5日社会news新型コロナウイルスの収束が見通せない中、県内の小中学校で水泳の授業に関する対応が分かれている。昨年度は5市町が中止したが、今年は宮崎、都城、日向市が各校判断とし、残り23市町村は実施する方針。ただ、宮崎市は72校のうち約7割に当たる50校が中止とした。実施する学校は広い教室を更衣室として利用したり、密を避けるため1学級での授業に変更するなど感染対策を試行錯誤。中止した学校の関係者からは「水の事故...
続きを読む小中生棋士盤上で熱戦 みやにち県少年少女囲碁大会
2021年7月4日トピックnews第42回みやにち県少年少女囲碁大会(宮崎日日新聞社主催)は4日、宮崎市の宮日会館であった。全国切符が懸かるトーナメント戦は、小学生以下と中学生の2部門で実施し、優勝した鳥越瑛太六段格(10)=三股町・三股小5年=が「みやにち小学生名人」、山下茂太郎六段格(15)=都城市・都城泉ケ丘高付属中3年=が「みやにち中学生名人」のタイトルを獲得した。昨年は新型コロナウイルスの流行を受けて中止となっており、...
続きを読む【日曜論説】楽観とお宝と 「人間力」で突き進め
2021年7月4日きょうの読み物経済部長兼論説委員 樋口由香 ポジティブかネガティブかと聞かれたら「超が付くほどポジティブ」と答える。苦節ン十年、失敗を繰り返した末にたどり着いた「生きる知恵」だ。大河ドラマで話題の渋沢栄一も「悲観は残酷」という言葉を残した楽観主義者と聞くと勇気が湧く。 いまだ立ち去らないコロナ禍にあっても、前向きなニュースを届けたいという思いが勝る。苦境下で売り上げを伸ばす企業はねたみそねみを恐れて前に出な...
続きを読む文化の風、全国へ 国文祭・芸文祭みやざき開幕
2021年7月3日社会news本県初開催となる国内最大の文化の祭典、第35回国民文化祭と第20回全国障害者芸術・文化祭(国文祭・芸文祭みやざき2020)は3日、開幕した。天皇、皇后両陛下がオンラインで出席された開会式は宮崎市のメディキット県民文化センターであり、約500人が観覧。華やかなステージプログラムが繰り広げられた。また、県内各地でも多彩なイベントが始まった。本県での国文祭・芸文祭は、新型コロナウイルスの影響で当初予定...
続きを読む新型コロナ、3日宮崎市で新たに2人感染 日向・東臼杵は緑圏域に
2021年7月3日社会news県と宮崎市は3日、新たに同市の20代男性2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市以外で新規感染者は確認されなかった。また、同日、日向・東臼杵圏域を県独自の感染区分で「感染確認圏域(黄圏域)」から「感染未確認圏域(緑圏域)」に引き下げた。 新規感染者の20代男性は2日に感染が発表された同市の20代男性の家族。残る1人の感染経路を調査している。感染区分の引き下げは同圏域の感染者が最後...
続きを読む医療従事者へ感謝 秋田県の男性、宮崎市の医療機関に四つ葉のクローバー贈呈
2021年7月3日地域の話題医療従事者にエール―。戊辰戦争をきっかけに宮崎市と有縁都市交流を結ぶ秋田県大仙市在住で、延岡市出身の今井泉さん(75)は、宮崎市郡医師会(川名隆司会長)に四つ葉のクローバー600枚を贈った。新型コロナウイルスの対応やワクチン接種に奔走する医療従事者への感謝の気持ちを込め、「少しでも地元の力になればうれしい。故郷の延岡にも贈りたい」と話している。 出会った人たちの幸せを願い、自宅で栽培した四つ葉...
続きを読む米国など4カ国代表本県入り 東京五輪事前合宿
2021年7月2日きょうの出来事東京五輪・パラリンピックの開幕を前に、米国やドイツなど4カ国のボクシング代表チームが2日、宮崎空港に到着した。本県で事前合宿を行う外国人選手団の第1陣。選手らは航空機から直接送迎バスに乗り込むなど、新型コロナウイルス禍で異例の受け入れ態勢が敷かれた。県内では8月下旬までに9カ国6競技で、最大約400人の受け入れを予定している。 2日に到着したのはこのほか、オーストラリアとアイルランドの選手団で...
続きを読む感染管理認定看護師育成へ 県立看護大で教育課程入学式
2021年7月1日きょうの出来事感染症対策のスペシャリストへ―。新型コロナウイルス禍で需要が高まる感染管理認定看護師の育成に向け、宮崎市の県立看護大看護研究・研修センターで1日、同看護師教育課程の入学式があった。医療機関などでの感染予防や管理を担うリーダーを目指し、県内外の現役看護師22人が資格取得へ研さんを積む。 認定看護師は高い専門知識と技術を身に付け、日本看護協会が認定する資格で、21分野がある。同センターは感染管理に...
続きを読む動画投稿体験、野外活動も 延岡で31日からキッズえんぱく
2021年7月1日地域の話題延岡市の事業者らが子ども向けにものづくりや体験教室を行う「キッズえんぱく」(実行委主催)は7月31日~8月9日、市内各地で21講座が開催される。野外活動を増やすなど新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、延岡の魅力を発信する。 「えんぱく」は縁をつなぐ博覧会の略で、地域資源掘り起こしや産業振興などを目的に2011年スタート。秋季、通期版に加えてキッズは18年に始まった。昨年はコロナの影響で...
続きを読む職場接種 県内スタート 経済回復の加速期待
2021年7月1日社会news新型コロナウイルスのワクチン接種を企業などが行う「職場接種」が1日、県内でも始まり、宮交グループとバクスター宮崎工場(宮崎市清武町)の社員や家族ら240人が接種を受けた。県内では国の承認を受けた残る7企業・団体でも順次スタートする見通し。 希望する全従業員や同居家族ら計約2千人への接種を予定する宮交グループは、宮崎市内の関連施設でスタート。タクシー乗務員やホテルなど接客業務に当たる社員から始め...
続きを読む「選手の背中押す」 全国高校野球宮崎大会向け、妻高吹奏楽部が応援歌収録
2021年7月1日トピックnews10日開幕する第103回全国高校野球選手権宮崎大会に向け、西都市・妻高吹奏楽部(41人)はスタンドで流す応援歌を収録した。コロナ禍で生演奏ができない中、盛り上げようと県高野連が発案。選手の好みに合わせて曲を流す予定で、「演奏で背中を押したい」と意気込む。 県高野連によると、今春の全国選抜大会で同様の方法が用いられていたのを参考にした。今夏の宮崎大会は昨夏の独自大会に続いて吹奏楽部の生演奏ができ...
続きを読む宮崎県内旅行割引 リゾートホテル好調 ビジネスホテルや旅行会社苦戦
2021年7月1日社会news新型コロナウイルスの影響で低迷する観光需要の回復を目的に県が実施している県民向け県内旅行の割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」※で、リゾートホテルに人気が集まる一方、ビジネスホテルや旅館などの予約が伸び悩んでいる。宿泊料金が高い施設ほど割引効果を実感しやすいためで、ビジネスホテルなどは新たな宿泊プランづくりなどで宿泊客の取り込みに懸命。書き入れ時の夏休みが近づく中、各施設はコロナの感染状況を注視...
続きを読む最高の舞台へ 日向でお船出伝説の演劇追い込み
2021年6月30日トピックnews日向市民らでつくる「お船出ものがたり実行委員会」(三股昌子代表、10人)は、8月8日に同市で上演する神武天皇のお船出伝説を演劇化した舞台「お船出ものがたり異聞」に向け追い込みに入っている。新型コロナウイルスの影響で練習は激減。出演者変更など対応を迫られた。それでも、最高の舞台にしようと意気込んでいる。 同実行委は2015年の発足以来、出演者や脚本を変えながら毎年市内各地で公演してきた。国内外で...
続きを読む「より魅力的な観光地を」高千穂町観光協会会長に竹尾通洋氏
2021年6月29日地域の話題高千穂町観光協会の定時社員総会は28日、町自然休養村管理センターであり、任期満了に伴う役員改選の結果、新会長に同町岩戸の建設会社「竹尾組」会長の竹尾通洋さん(65)=写真=が就任した。任期は2年。 総会には正会員234人中173人(委任状含む)が出席。2020年度事業の収支決算や、新型コロナウイルス収束後に向けた誘客促進など21年度事業計画案を承認した。一方、コロナ禍で売り上げ減少に苦しむ会員...
続きを読む【編集委員の目】コロナ禍を生き抜く(3)就労継続支援事業所
2021年6月28日きょうの読み物働き方模索し「利用者守る」 宮崎市本郷北方の作業所で、紙箱の糊(のり)付けなど、障害者が行う作業が減った。一般企業で働くことが難しい障害者に働く場を提供する、就労継続支援事業所「サクラプリンテック」の作業所で、昨春から菓子箱などの製品が出なくなったのだ。 「取引先の複数の菓子店が空港に店を置いている。しかし、緊急事態宣言などで空港利用者が激減し、菓子が売れずに注文がこなくなった」と同事業所の井...
続きを読む【日曜論説】コロナ下の人間関係 目配りで希薄化防げ
2021年6月27日きょうの読み物生活文化部長兼論説委員 中川美香 「おたがいさま」。以前、本紙に寄稿もしていた作家森まゆみさんの著書「おたがいさま」に、両親がよくこの言葉を使っていたと書いてあった。1954(昭和29)年、東京生まれの森さんは隣の家に上がり込んで宿題をしたり、逆に隣の家の子たちが森さんの家でカレーを食べたりと、近所付き合いが密な環境で育った。 もう随分前からここ宮崎でもそんな日常は珍しいものになっているだろう...
続きを読む県内初の広域集団接種 小林で始まる
2021年6月26日社会news県内初となる複数自治体を対象とした新型コロナウイルスワクチンの広域集団接種は26日、小林市民体育館で始まった。27日までに小林、えびの市、高原町からなる西諸地域の高齢者ら1476人が接種を受ける。 広域集団接種は、市町村単独では国が求める7月末までの高齢者への接種完了が難しい地域を対象に、県が実施。26日は県立宮崎病院の医師や看護師ら26人に県や小林、えびの市、高原町の職員なども加えた計約13...
続きを読む特別警報引き下げ後初の週末 客足徐々に回復も、飲食店など苦境続く
2021年6月25日社会news新型コロナウイルス感染拡大を受けて県が発令していた警報レベルが「2(特別警報)」に引き下げられ、初の週末となった25日、宮崎市の繁華街「ニシタチ」は若者や会社員らの姿があり、活気が戻りつつあった。会食制限は「大人数、長時間は控える」に緩和され、店内では少人数のグループが会食を楽しんでいた。ただ、コロナ以前のにぎわいには遠く、酒や氷の納入業者も苦戦が続く。先行きに不安を抱えながらも関係者は「客は必...
続きを読む64歳以下のワクチン接種加速 県、20億円予算案追加提案
2021年6月25日社会news県内の64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種を加速させるため、県は25日、県独自の優先接種対象者への大規模接種事業などを盛り込んだ総額20億1080万円の本年度一般会計補正予算案を、6月定例県議会に追加提案すると発表した。 11月までに希望者全員の接種を完了させる国の方針を受けた措置で、同日の議会運営委員会(右松隆央委員長、8人)で示した。 県が接種主体となる大規模接種には約4億円を計上...
続きを読む新型コロナ 25日、県内新規感染4人
2021年6月25日社会news県と宮崎市は25日、新たに同市の10~50代の男女4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は「全国的に感染のリバウンドが懸念される」として、感染対策の徹底や医療機関受診による早期発見を呼び掛けている。 新規感染者のうち、50代と10代の男性、30代女性の3人は家族。残る30代男性を含め、いずれも医療機関を受診して感染が判明し、感染経路は調査中という。 変異株疑いは新たな検査を実施...
続きを読む新型コロナ対応に感謝の意 宮崎大付属病院に中学生が折り鶴
2021年6月25日地域の話題新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者へ感謝を伝えようと、宮崎市・宮崎大付属中(金丸賢一校長、499人)の女子バスケットボール部は21日、宮崎大学付属病院に折り鶴を贈った。 折り鶴は、コロナの第4波で部活動が中止となった5月の大型連休から約1カ月間、主将の大野心佑来さん(15)が呼び掛け、部員が自宅で製作した。中央に「日本のひなた」をイメージした本県のロゴマークをあしらい、タペストリー状...
続きを読む新型コロナ 県内2人感染確認
2021年6月24日社会news県と宮崎市は24日、県内で新たに同市の30代男性と都城市の70代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 宮崎市の男性は19日に感染が発表された新富町の50代女性の同僚。都城市の男性は医療機関を受診後、行政検査で感染が分かった。 県内の感染者累計は3065人。23日時点の病床数は285床で13人が入院しており、重症者はいない。
続きを読む都城市5カ所に山車、やぐら おかげ祭り代替「献灯祭」
2021年6月24日地域の話題新型コロナウイルスの影響により、今年の開催中止が決まっている都城市の夏の風物詩「都城六月灯 おかげ祭り」の代替行事「献灯祭」が開かれている。市内の公共、商業施設など市内5カ所にちょうちんやぐらや大灯籠山車などを設置し、日没に合わせて点灯している。7月9日まで。 おかげ祭りは、同市・神柱宮の六月灯に合わせて毎年7月8、9日に開催。みこしや灯籠山車などが市中心部を練り歩き、3万人を超す見物客でにぎ...
続きを読む理解と懸念交錯 東京五輪まで1カ月
2021年6月22日社会news東京五輪の開幕まで23日で1カ月。大会組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)などは21日の5者協議で、最大1万人の観客を入れて五輪を開催する方針を決定し、準備を加速させている。県民には理解を示す声や感染再拡大を懸念する意見が交錯。チケットを持つ人からは「(観戦を)迷っている」「ほぼ諦めている」との声も。海外選手の事前合宿を受け入れる県内自治体は、新型コロナウイルス対策など準備を急いでいる。...
続きを読む【編集委員の目】コロナ禍を生き抜く(2)ボウリング場
2021年6月21日きょうの読み物副業も生活苦重く 午前8時から午後5時まで、長靴姿でキャベツ畑に立つ。幾度も包丁を振るい、腕の筋肉痛に耐えながら1日千個以上を収穫する。慣れない作業に「どうしてここに…。苦しい」との心の声も、生きるためだと押し流す。新型コロナ禍から1年以上、バスガイドの私が続けてきた副業の一つだ。 ガイド歴34年、個人事業主のガイドでつくる企業体「バスガイド企業組合」(宮崎市、13人)の一人、津賀由美子さん(...
続きを読む県内飲食、観光業は回復期待 コロナ警報引き下げ
2021年6月21日社会news県が独自に発令している新型コロナウイルスの警報レベルは21日、「3(感染拡大緊急警報)」から「2(特別警報)」へ引き下げられた。会食制限が「4人以下、2時間以内」から「大人数、長時間は控える」になるなど行動制限が一部緩和され、飲食店やホテルの関係者は客足の回復を見据え、受け入れに万全を期している。 宮崎市のワールド・グルメバイキング「アレッタ宮崎山形屋店」の野中孝祐店長は「街中の飲食店はまだ寂...
続きを読む「ウッドショック」困惑 県内林業関係者
2021年6月20日社会news新型コロナウイルス感染拡大に伴い在宅需要が伸びた米国で住宅着工件数が急増し、世界的に木材価格の高騰(ウッドショック)が続いている。この影響で、これまで価格の安い輸入材に押され木材自給率が3割超にとどまってきた国内では、国産材の需要が増加。スギ丸太生産量全国1位を誇る本県にとって好機となっている。一方で、製材所や林業関係者からは「丸太の仕入れ値が高騰して苦しい」「需要に供給が追いつかない」など困惑...
続きを読む新型コロナ 警報レベル引き下げ 21日から「2」に
2021年6月19日社会news新型コロナウイルス感染拡大を受け、県が独自に発令している警報レベル「3(感染拡大緊急警報)」は20日で終了し、21日から1段階下の「2(特別警報)」に移行する。同日からは、会食ルールや往来自粛の対象地域が縮小されるなど、県民への行動要請が一部緩和される。 警報レベル「2」となるのは5月2日以来50日ぶり。県独自の感染区分については現在、全域が「感染警戒区域(オレンジ区域)」に指定。21日以降は...
続きを読む医療従事者の支えに 鵬翔高看護専攻科1年生が集団接種でボランティア
2021年6月19日社会news「将来医療に携わる者として、少しでも支えになりたい」。宮崎市の鵬翔高看護専攻科の1年生10人が19日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場の宮崎市総合体育館で、検温や会場案内役としてボランティア参加した。コロナ禍に立ち向かう医療現場の力になりたいと学生たちが自ら企画し、市側も受け入れに協力して実現。26日、7月3日にも参加予定で、看護師の卵たちは現場を肌で感じながら志を高めている。 学生た...
続きを読む新型コロナ 県内インド株疑い新たに3人
2021年6月18日社会news県は18日、新型コロナウイルス変異株のインド株が疑われる患者3人を新たに確認したと発表した。県内でのインド株疑い患者の確認は計4人となった。県と宮崎市が同日発表した新型コロナの新たな感染者は5人だった。 県感染症対策室によると、インド株疑いの3人は17日に実施したPCR検査で判明した。いずれも県が同日発表したインド株疑い患者の濃厚接触者。3人の中には発症2週間前までに海外渡航歴がある人がいると...
続きを読む12~15歳ワクチン接種 市町村、接種しない子への偏見懸念
2021年6月18日社会news64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種のうち、12~15歳の接種について、市町村が接種に当たる医療従事者の確保や接種態勢、接種しない子への差別を防ぐための対応などに頭を悩ませていることが18日、宮崎日日新聞の調査で分かった。同世代は保護者の同意が必要で、担当者は「副反応への懸念で、接種を悩む保護者もいるだろう。専門知識が必要な悩みに、どう対応すればいいのか」と困惑している。 厚労省は5月下...
続きを読む国文祭・芸文祭に合わせ10月公演 「のべおか『第九』を歌う会」
2021年6月18日トピックnews延岡市でベートーベンの交響曲第9番を歌う市民合唱団「のべおか『第九』を歌う会」(今村愛子会長)は12日、延岡総合文化センターで結団式を開いた。10月16日に同センターで開く演奏会に向け、コロナ禍の苦境に負けず前進する決意を新たにした。 1986(昭和61)年に始まった演奏会は35回目を迎え、年末の恒例行事として定着している。今回は「国文祭・芸文祭みやざき2020」の分野別フェスティバルとして、...
続きを読む県内旅行の県民割引キャンペーン 21日から開始
2021年6月17日社会news県は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた県民向け県内旅行の割引キャンペーン「ジモ・ミヤ・タビ」を21日から開始すると明らかにした。同日から県独自の警報レベルを「2(特別警報)」に引き下げることに伴い決定した。県民に限定して県内での旅行需要を喚起し、冷え込んだ地域経済の回復を目指す。 キャンペーンの対象は年末までの旅行プランで、開始日から8月末までに予約を申し込んだ場合、日帰り旅行...
続きを読む新型コロナ、インド株疑い初確認 県内新規感染2人
2021年6月17日社会news県は17日、新型コロナウイルス変異株のインド株が疑われる患者1人が、県内で初めて確認されたと発表した。インド株は国内で現在主流となっている英国株よりも感染力が高いとされ、県は「感染者数は落ち着いているが、気を緩めないでほしい」と感染防止対策の徹底を呼び掛けている。新たに確認された感染者は2人だった。 県感染症対策室によると、インド株疑いの患者は外国籍の県内在住者で、発症前2週間以内に海外への渡...
続きを読む県内新規感染3日連続ゼロ 新型コロナ
2021年6月16日社会news県と宮崎市は16日、県内で新たな新型コロナウイルス感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者ゼロは3日連続。 県感染症対策室は「県内の感染状況は落ち着いているが、気を緩めず感染対策を徹底してほしい。症状が出た場合は医療機関を受診し、早期発見に努めてほしい」と呼び掛けている。 県内の感染者累計は3053人。15日時点の県内病床数は285床で、15人が入院。
続きを読むスポーツランドの実績評価 東京五輪事前合宿、飛び込みで2カ国追加
2021年6月15日トピックnews県は15日、新たにトライアスロンのノルウェー代表チームと、ボクシングのオーストラリア代表チームが、東京五輪の事前合宿地に本県を選んだと発表した。いずれも宮崎市を拠点に実施。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で、代表選考を含め各国がぎりぎりの調整を続ける中、世界大会の開催実績や合宿受け入れのノウハウなどが評価され、大会目前での決定となった。 また、県は同日、本県でのボクシング合同事前合宿に参加...
続きを読む伝統継承へ神馬2頭歩く 中止の御田祭 一部実施
2021年6月15日地域の話題農耕文化の継承へ願いを込めて―。美郷町西郷の農耕神事「御田祭」の実行委員会は13日、神事の一つ「馬入れ」を行った。祭りは新型コロナウイルスの影響で昨年に続き中止になったが、約千年続く歴史伝承のため実施。地元で飼育する神馬の”初舞台”となり、関係者らは例年以上に願いを込めて見守った。 県の無形民俗文化財の御田祭は五穀豊穣と牛馬安全、無病息災を祈願し、西郷の田代神社で実施。馬入れは田起こしのため、...
続きを読む民宿、ゲストハウス、農泊・・「簡易宿所」廃業倍増40施設
2021年6月14日社会news県内で低料金を売りに利用客を受け入れてきた民宿やゲストハウスなどの「簡易宿所」の廃業が、2020年度は前年度の21施設からほぼ倍増の40施設に上ったことが14日、分かった。業界を取り巻く後継者不足などの苦境に加え、新型コロナ禍による利用客の激減が追い打ちを掛けており、このまま長期化すれば廃業がさらに加速する恐れも。本県観光を底辺から支えてきた屋台骨が、大きく揺らいでいる。 県によると、県内の簡...
続きを読むバイト減収不安な日々 コロナ禍で学生貧困
2021年6月14日社会news新型コロナウイルス禍の長期化が県内大学生の生活を直撃している。学生アルバイトの大きな受け皿となっている飲食店の時短営業や休業が相次ぎ、バイト収入が大きく減少。感染が落ち着いた今も、「いつ収入が減るか分からない」と不安は拭えず、奨学金を受けている学生たちは食事などを切り詰めてしのぐ。 「今月のバイト代は4万円減った。食事や洋服代などを節約してしのいでいるけど正直きつい」。宮崎市の宮崎大2年生の女...
続きを読む高原町がペイペイと連携 県内自治体初
2021年6月14日トピックnewsコロナ禍で落ち込む地域経済の活性化につなげようと、高原町はスマートフォン向けのキャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」と連携した消費喚起キャンペーンに取り組む。県内自治体では初めて。8月の1カ月間、町内で同サービスを使った支払いに決済額の最大30%を還元し、地元での買い物や飲食、観光を促す。 感染防止にも有効とされるキャッシュレス化の推進も狙って実施。還元額は1回の決済につき最大...
続きを読む【日曜論説】五輪遺産 共生社会の理想どこへ
2021年6月13日きょうの読み物報道部長兼論説委員・戸高大輔 「暴れん坊将軍」で知られる江戸幕府の8代将軍徳川吉宗は享保の改革で倹約家のイメージが強いが、各地に桜を植えたり、隅田川で花火を上げたりと、庶民が喜ぶ事業も手掛けた。しかし、さすがの吉宗も、新型コロナウイルスが猛威を振るう中で東京五輪・パラリンピックを簡単には開けないだろう。世界的なイベントだけに、開催か中止・延期かを巡る議論が連日報じられている。一方で、コロナが流行...
続きを読む【編集委員の目】コロナ禍を生き抜く(1)ボウリング場
2021年6月13日きょうの読み物鈍る客足 大会も中止 地域の支えに前を向く BGMが静かに流れる金曜日の午後3時。16あるレーンに年配の女性が1人、学生風の女性が2人。「ピンの音がにぎやかに響いていないボウリング場なんて…」。日南市材木町の「日南ボウル」代表の甲斐重俊さん(67)は、ため息交じりに場内を見渡した。 日南の繁華街、油津中心部にある県南唯一のボウリング場。年配客が主だが、近くにある専門学校の学生など若者も多く、手...
続きを読む新型コロナ 12日、県内新たに3人感染
2021年6月12日社会news県は12日、新たに都城市の10~40代男女3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者累計は3052人となった。 3人は、11日に感染が公表された同市の家族4人のいずれかの接触者。県は詳しい接触状況の調査や、この他の接触者の検査を進めている。 11日時点の病床数は285床で20人が入院している。このうち重症者は2人。
続きを読む親子(母子)健康手帳サポート 宮崎市子育てアプリ運用
2021年6月11日地域の話題宮崎市は親子(母子)健康手帳のサポート機能を備えたパソコンやスマートフォン向け子育て情報アプリ「つぐみ」の運用を始めた。予防接種や健診の記録を管理できるほか、アプリ内のテレビ通話機能を使った市の保健師や管理栄養士によるオンライン相談も実施する。市は「新型コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなっている育児中の人の孤立解消を図りたい」としている。 アプリは東京の企業が開発し、全国385自治体が導入...
続きを読むコロナ禍影響の飲食店、利用増へつなぐ 日南市の企業が応援企画
2021年6月11日地域の話題日南市の株式会社油津応援団(黒田泰裕代表)は、市内の企業の従業員らに油津地区の飲食店を利用してもらおうと、割引企画「あぶらつおひるごはん」を14日から始める。企業の福利厚生の充実を図るとともに、コロナ禍で疲弊した飲食店に客を呼び込み、利用増につなげたい考え。 昨年からの新型コロナウイルス感染拡大による影響で、飲食店利用者が激減。同地区周辺にはIT関連などの誘致企業が多く、昼食で従業員たちに飲食...
続きを読む難病の子ども救うクラウドファンディング 宮崎市出身の女性、協力呼び掛け
2021年6月11日トピックnewsアフリカ・ルワンダの難病の乳児を救うため、国際協力機構(JICA)海外協力隊員として現地に派遣されていた宮崎市出身の津田夏葵なつきさん(29)=東京都在住=が寄付金集めに奔走している。新型コロナウイルス禍で昨年3月から一時帰国中で、同隊員らでつくる実行委のメンバーとして日本から支援の手を差し伸べている。集まった寄付金は手術費用に充てる計画で、「1人でも多くの子どもたちを救いたい」と協力を呼び掛け...
続きを読む「人手不足」「疲れ」懸念 県内市町村、64歳以下ワクチン接種
2021年6月11日社会news「医師や看護師がさらに不足しそう」「医療従事者の疲れが心配」。64歳以下の新型コロナウイルスワクチン接種について宮崎日日新聞が県内26市町村に行った聞き取り調査で、自治体担当者からは接種対象が広がり、長期的に続くワクチン接種の調整を巡って不安の声が相次いだ。国が優先対象とする基礎疾患の把握に関しても「対象がどれだけいるか読めない」と苦慮する自治体が目立った。 川南町は高齢者のワクチン接種の7月...
続きを読む「できることがあれば」ワクチン接種従事に応募 宮崎太陽銀行 栢木さん
2021年6月10日トピックnews地域のために自分ができることを―。新型コロナウイルスのワクチン接種の加速化を目指し、県が公募していた医療従事者に、宮崎市の宮崎太陽銀行行員の栢木知恵さん(46)=宮崎市=が手を挙げた。看護師の資格を持ち、医療現場での勤務経験もある異色の経歴の持ち主。長期化するコロナ禍で疲弊する古里を見るに見かね、職場の理解も得て一念発起。一刻も早く日常を取り戻すため、全力を尽くす覚悟だ。 同市清武町出身の栢木...
続きを読む宮交HD営業赤字27億円 3月期連結 新型コロナ影響拡大
2021年6月10日きょうの出来事宮交ホールディングス(HD、宮崎市)は10日、宮交グループの2021年3月期連結決算を発表した。営業損益は27億8300万円の赤字(前期は6億600万円の黒字)となり、05年の宮交HD設立以来、初めての赤字となった。売上高は前期比43・6%減の97億6千万円、経常損益は15億6800万円の赤字(前期は4億5900万円の黒字)で減収減益。新型コロナウイルス感染拡大の影響が拡大し、グループ事業会社6...
続きを読む延岡市民に時を告げる鐘に感謝 城山公園で「鐘まつり」
2021年6月10日きょうの出来事延岡市民に時を告げる城山公園の鐘に感謝する「城山の鐘まつり」(延岡観光協会主催)は「時の記念日」の10日、同公園鐘突き堂であった。関係者約20人が、8代目鐘守の日高康彦(56)、真理子(51)さん夫婦の労をねぎらった。 正午を迎えると法被を身にまとった夫婦が鐘を6回ずつ突き、市中心部に澄んだ音が鳴り響いた。同協会の谷平興二代表理事が「コロナ禍でも休まず時を知らせてくれる鐘と鐘守への感謝や愛着は...
続きを読む宮崎、都城は19、21日から 生徒ら本番へ調整急ピッチ 県中学総体地区大会
2021年6月9日社会news新型コロナウイルス感染拡大で中学校の部活動が一時中止となった宮崎、都城市を含む2地区では、7月の県中学校総合体育大会予選となる地区大会が、それぞれ6月19、21日に始まる。当初より1~2週間遅れで、日程は今月上旬に確定したばかり。大会直前に部活動中止を余儀なくされ、やきもきが続いた生徒らは出場できる喜びをかみしめ、最後の調整に懸命。コロナ第4波は落ち着きつつあるが、保護者らは感染対策などに注意を...
続きを読む今春キャンプ・合宿 経済効果14億7千万円、過去最低 前年から88%減
2021年6月8日社会news本県で今年1~3月に行われた県外スポーツチームの春季キャンプ・合宿の経済効果は14億7千万円(前年同期比88・2%減)と、統計を取り始めた1994年以降で過去最低だったことが8日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルス感染拡大でアマチュアチームのキャンセルが相次いだほか、プロチームのキャンプが無観客となったことが響いた。コロナ収束が見通せず観光関係者の懸念も強まる中で、県は県内チームの合宿誘致...
続きを読む高齢者ワクチン接種 西都児湯でも広域集団会場
2021年6月8日社会news本県の高齢者向け新型コロナウイルスワクチン接種について、河野知事は8日、「おおむね7月中の完了を見通している」との認識を初めて示した。県は県内2カ所目となる広域集団接種を西都児湯地域で実施する方針も明らかにした。各市町村で実施されている個別・集団接種の回数も増え、県による医療従事者の確保も進んでおり、8月以降にずれ込むと試算されていた約1万5千回分を前倒しできる態勢が整ったことで、7月中完了の道...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】河野知事の定例会見(6月8日午前11時~)
2021年6月8日夕刊プラス1河野知事は8日、県庁で定例記者会見を開いた。この中で新型コロナウイルスに対するワクチン接種促進策として、県内2カ所目となる高齢者への広域集団接種会場を7月に西都市に設けることを発表。これらにより、県内では同月中に高齢者への接種が終了する見通しも示した。また、7月3日に開幕する「国文祭・芸文祭みやざき2020」の開会式に、天皇陛下がオンラインで出席されることも明らかにした。会見の発表事項と記者との...
続きを読む県内受け入れ対応苦慮 東京五輪・パラ事前合宿やホストタウン事業
2021年6月6日社会news新型コロナウイルス感染収束の見通しが立たない中、東京五輪・パラリンピックに向けて県や市町では事前合宿や、選手らと地域住民が交流するホストタウン事業への対応に苦慮している。本県では事前合宿に8カ国6競技の選手ら300人以上を受け入れ予定で、県は感染対策を盛り込んだマニュアル作成を進めているが、滞在日程や選手団の規模など不確定要素が多い。ホストタウンに登録されている県と8市町は直接交流見送りを決めて...
続きを読む【日曜論説】「高齢者接種」 国主導で素早い態勢を
2021年6月6日きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員・寺原達也 自衛隊が東京と大阪で運営する65歳以上の高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターが5月24日から設置されている。民間と協力した初の試みで、東京会場では総勢550人が1日最大1万人を目標に8月まで土日祝日も含め午前8時から午後8時まで稼働する。対象は東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏1都3県だ。 この会場を利用している人は住んでいる市区町村で予...
続きを読む資源を有効活用 間伐材でスウェーデントーチ
2021年6月6日地域の話題美郷町北郷で木材の素材生産を手掛ける「曽根田林業」(曽根田雄久代表)は、不要な間伐材で「スウェーデントーチ」を製造、販売している。切り込みを入れた丸太に小枝や木くずを載せて火を付けるもので、北欧では伝統的なたき火の道具として愛用されてきた。コロナ禍によるキャンプブームを追い風に、資源を有効活用した新商品の売り込みに力を入れる。 曽根田代表(45)は7年前、神奈川県から同町に移住し、耳川広域森林...
続きを読むキハダマグロ価格低迷、不漁 コロナ禍で需要減
2021年6月5日社会news本県が全国有数の漁獲量を誇る近海・沿岸マグロはえ縄漁が、新型コロナウイルス禍の影響で苦境にあえいでいる。関西や関東など都市圏で飲食店の営業の自粛や時間短縮が行われて需要が減り、水揚げが多いキハダマグロの価格が低迷していることが要因。漁全体も不漁であることに加え、漁獲規制により単価の高いクロマグロを狙うこともできない三重苦に陥っている。 国内有数の水揚げ地となっている日南市・油津港にある同市漁協...
続きを読む白熱試合に沸く みやざき県民スポーツ祭開幕
2021年6月5日トピックnews県民総参加型の「みやざき県民総合スポーツ祭」が5日、開幕した。ソフトボールやペタンクなど5競技が宮崎、小林市で行われ、選手が笑顔でプレーを楽しんだ。 宮崎市清武町の清武総合運動公園では、ソフトボール一般男子1部を実施。新型コロナウイルス感染予防を徹底した上で白熱した試合を展開し、ヒットが出るたびに盛り上がっていた。 県民スポ祭は昨年度、コロナ禍で当初予定から延期され、結局、11競技で実施した...
続きを読む新型コロナ、県内59日ぶり感染なし
2021年6月5日社会news県と宮崎市は5日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染は確認されなかったと発表した。新規感染者の発表がなかったのは4月7日以来、59日ぶり。 県独自の緊急事態宣言は5月31日で終了したが、県は引き続き「4人以下、2時間以内」の会食制限や県外との往来自粛などの行動要請を県民に求めている。県感染症対策室は「全国では感染状況が落ち着いていない中、県内の感染拡大の火種もゼロではない。引き続き対策を徹底...
続きを読む県内貸し切りバス事業者コロナ影響で5社休廃業 経済雇用対策会議
2021年6月4日社会news県バス協会(会長・川端史敏宮崎交通社長)は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年3月以降に県内の貸し切りバス事業者5社が休廃業したと明らかにした。協会によると、加盟社保有の貸し切りバスは固定費削減に向けた売却などで計50台減少。県外往来や外出の自粛要請など人の流れの抑制が、バス事業の経営に打撃を与えている実態が改めて浮き彫りとなった。 同日、県防災庁舎であった県の経済雇用対策会議で報告...
続きを読む感染対策飲食店に認証 県6月補正予算に6億計上
2021年6月4日社会news県は4日、新型コロナウイルスの感染対策に取り組む飲食店を第三者が認証する制度を新設し、希望する店舗にパーティション(アクリル板)やサーキュレーターなどを支給して認証取得を促すと発表した。14日開会予定の6月定例県議会に事業費6億8千万円を計上する。 認証制度は山梨県が全国に先駆けて導入した「山梨モデル」を参考に、連絡先の提示など本県独自の項目を加え、40以上の項目を実地確認して認証する。店舗に...
続きを読むハナショウブ9600株満開 佐土原町「鶴松館」
2021年6月4日地域の話題宮崎市佐土原町の同市佐土原歴史資料館「鶴松館」裏の花しょうぶ園で、白や紫のハナショウブが見頃を迎えている。新型コロナウイルス禍で恒例の「佐土原花しょうぶまつり」は中止になったが、一帯には約9600株がかれんに咲き誇り、今月上旬まで楽しめそう。観覧無料。 同園のハナショウブは十数年前に地元小学生らが植栽し、現在は八つの区画で約1200株が育つ。花は5月20日ごろから咲き始め、現在は八分咲きほど。...
続きを読む中高対応違い疑問の声 感染拡大時の部活動中止
2021年6月3日社会news新型コロナウイルス感染の「第4波」で感染が急増した宮崎、都城市などで部活動をめぐり県立学校と中学校で対応が分かれ、保護者らから疑問の声が聞かれている。本紙の投稿コーナー「新型コロナ LINE(ライン)で一言」にも「なぜ高校生は部活ができて中学生はできないのか」との意見が寄せられた。県教委と各市教委で一律の基準はなく、感染状況を踏まえて独自で判断しており、今後も異なる対応になる可能性もありそうだ。...
続きを読む新型コロナ 飲食店など「生活まで逼迫」 川南町独自の支援要望
2021年6月3日きょうの出来事新型コロナウイルス感染拡大に伴い5月末まで発令された県独自の緊急事態宣言で、飲食店などが大きな影響を受けているとして、川南町商工会(宮崎吉敏会長)は3日、町独自の支援を日高昭彦町長らに要望した。 宮崎会長ら6人が町役場を訪れ、日高町長に要望書を提出。「事業継続どころか事業主の生活まで逼迫(ひっぱく)している。直接、早急に、事業規模に応じた支援を」と訴えた。日高町長は「できる範囲で支援する覚悟だ...
続きを読む老舗バー「赤煉瓦」の先代妻死去 娘夫婦「コロナ負けず看板守る」
2021年6月3日トピックnews歓楽街ニシタチの黎明期、1956(昭和31)年に宮崎市橘通西3丁目に開業した老舗洋酒バー「赤煉瓦」の創業者、中津清水さん=享年(72)=の妻幸子さんが5月19日、93歳で亡くなった。88(同63)年、次女夫婦に引き継ぐまで三十数年、店を切り盛りし多くの酔客に慕われた幸子さん。新型コロナウイルス禍でニシタチは今も人影はまばらだが、次女俊子さん(71)らは「本来のにぎわいが戻るまで、両親の思いを胸に...
続きを読む新型コロナ 4日から都城・北諸 時短、外出自粛解除
2021年6月3日社会news県は4日から、新型コロナウイルスの県独自の感染区分で最も深刻な「感染急増圏域(赤圏域)」に指定している都城・北諸県圏域を、「感染警戒区域(オレンジ区域)」に変更する。原則外出自粛と、飲食店などへの営業時間短縮の要請は、3日で終了した。 都城・北諸県圏域には、他の県内6圏域同様、県外との不要不急の往来自粛や、「4人以下、2時間以内」とする会食制限、高齢者・障害者施設での面会制限などの行動要請が求...
続きを読む新型コロナ、県内新規感染者3人 高齢患者1人死亡
2021年6月2日社会news県は2日、県内で新型コロナウイルスに感染し、治療中だった患者1人が1日に亡くなったと発表した。患者は基礎疾患がある高齢者で、変異株に感染していたとみられる。県内の感染者の死者は26人となった。 2日に県と宮崎市が発表した新規感染者は、同市の30代男性と50代女性、えびの市の80代女性の計3人。 50代と80代の女性は、これまで発表された感染者の親族で、30代男性の感染経路は調査中。 変異株...
続きを読む早咲きのヒマワリ満開 フローランテ宮崎 営業再開
2021年6月2日トピックnews新型コロナウイルスに伴う県独自の緊急事態宣言を受け休園していた宮崎市のフローランテ宮崎が2日、営業を再開した。特設花壇「ヒマワリガーデン」では、早咲きのヒマワリ約1200株が満開となり、一足早い夏を演出。約1カ月ぶりの来園者を出迎えた。花は13日まで楽しめる。 ヒマワリは「サンフィニティ」という品種で、1株から約15センチの小ぶりな花を次々に咲かせるのが特徴。本来は「春のフローラル祭」期間であ...
続きを読む鮮やか紫に笑顔 道の駅「なんごう」でジャカランダまつり
2021年6月1日地域の話題日南市南郷町の道の駅「なんごう」で1日、恒例のジャカランダまつり(実行委主催)が始まった。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。期間は20日までだが、薄紫色の花が咲き誇る光景は今月後半まで楽しめる。 ジャカランダは南米原産で、世界三大花木の一つ。市民グループ・道の駅「なんごう」ジャカランダプロジェクトが中心となって同施設周辺に植栽数を増やしており、現在は千本を優に超える国内有数の群生地と...
続きを読むバー店主「再開うれしい」 宮崎市の時短営業要請終了
2021年6月1日社会news新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて宮崎市の飲食店などを対象に出されていた時短営業要請が解除され、同市の繁華街ニシタチでは1日夜、多くの店が営業を再開した。50年以上の歴史があるスタンドバー「雅」を経営する寺坂菊子さん(86)も約1カ月ぶりに店に立ち、「再開できてうれしい。すぐに客足は戻らないだろうが、支えてくれる人たちのために生き残りたい」と語った。 店は1968(昭和43)年に同市中央通...
続きを読む喜びと感謝を胸に躍動 県高校総体開幕
2021年6月1日スポーツnow「力を出し切った」「最高の思い出」―。高校スポーツの祭典・県高校総合体育大会(県高校総体)が1日、県内各地で開幕した。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれ、今なお我慢を強いられている選手たち。それでも必死に前を向き、それぞれの目標をかなえるため努力を重ねてきた。3年生にとっては「集大成」の舞台。喜びと感謝の気持ちを胸に躍動した。 陸上男子400メートルに出場した日南高3年の神保啓太...
続きを読む県高校総体2年ぶり開幕 14日まで熱戦
2021年6月1日スポーツnow待ちに待った晴れ舞台―。第48回県高校総合体育大会(県高校総体)は1日、陸上など11競技を皮切りに開幕した。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催。プレーできる喜びに満ちた高校生アスリートは、全力を出し切り青春をかみしめた。 総合開会式は行わず、大会は原則無観客で実施。陸上が開催された宮崎市ひなた陸上競技場では、晴天の下、多くの種目で好記録が飛び出した。選手はプレー中以外の...
続きを読む【速報・詳報 記者会見】エア・ドゥとの持ち株会社設立でソラシドエア高橋宏輔社長会見(5月31日午後1時~)
2021年5月31日夕刊プラス1ソラシドエア(宮崎市)は2022年10月を目途に札幌市に本拠を置く航空会社・AIRDO(エア・ドゥ、草野晋社長)と共同持ち株会社を設立することで合意し、5月31日、「基本合意書」を締結した。宮崎市の本社でソラシドエアの高橋宏輔社長が会見して明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が大幅に減少して厳しい経営を迫られる中で、共同持ち株会社設立を通して両社の業務提携・協力関係を一層強め、そ...
続きを読む新型コロナ 医療機関の負荷高く 宣言終了も「警戒緩めず対応を」
2021年5月30日社会news新型コロナウイルスの感染拡大で、県内の医療従事者に高い負荷がかかり続けている。新規感染者数は減少傾向にあるが、現在も60人以上が入院している。年齢を問わず重症化しやすいとされる変異株の流行で、これまで以上に高い緊張が強いられる中、治療と並行してワクチン接種にも従事。県独自の緊急事態宣言は31日で終了するが、医療関係者は「再拡大しないよう警戒を続けてほしい」と訴える。 県内の病床使用率は感染拡大...
続きを読む新型コロナ 宮崎市で新たに1人感染 県所管内では34日ぶりゼロ
2021年5月30日社会news宮崎市は30日、新たに同市の20代男性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県が所管する保健所管内では同日、4月26日の発表分以来34日ぶりに新規感染者が確認されなかった。 同市によると、男性は28日に感染が確認された同市の20代男性の同僚。市は現在、濃厚接触者の有無などを調査している。 また県は、29日時点で国の分科会が示す6指標の全てで「ステージ3(感染急増)」の目安を下回っ...
続きを読む年間企画第3部・特別インタビュー 吉水慈豊さん(日越ともいき支援会代表)
2021年5月29日社会newsコロナ禍で相談急増 本県実習生も ベトナム人技能実習生や留学生たちを支援する東京都港区のNPO法人「日越ともいき支援会」の吉水慈豊(よしみず・じほう)代表(51)が29日までに、宮崎日日新聞の電話インタビューに応じた。同会には全国から年間約3500件の労働環境や妊娠・出産に関する相談が寄せられ、拠点となる浄土宗の寺院・日新窟(にっしんくつ)では多くのベトナム人が保護され、生活支援を受けている。吉...
続きを読む余ったワクチン有効活用 会場待機、予約繰り上げも
2021年5月29日社会news新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化する中、予約のキャンセルなどで余ったワクチンを接種する取り組みが県内市町村で広がっている。希釈後6時間以内に使用しなければ廃棄処分となるため、リストを作成して接種会場で待機してもらったり、予約を繰り上げたりして接種する自治体もある。対象者は会場で働く看護師を中心に、訪問介護職員、民生委員など接種業務や住民生活を支える人が多く、貴重なワクチンを無駄にしないよ...
続きを読む新型コロナ29日、県内新規感染7人
2021年5月29日社会news県と宮崎市は29日、新たに10~50代の男女7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 内訳は都城市3人、宮崎市2人、国富町と東京都各1人。このうち、都城市の10、30代女性と東京都の20代男性、28日までに感染が発表された同市の10、50代女性の計5人は家族、親族関係という。 ほかの新規感染者のうち3人はこれまでに確認された感染者と接触歴があり、残る1人は感染経路を調査中。 県内...
続きを読む「甘さ上々」 西都でスイートコーン出荷ピーク
2021年5月29日トピックnews国内有数のスイートコーンの産地である西都市で、出荷がピークを迎えている。主力品種のゴールドラッシュは糖度が高く、家庭用や贈答用としても人気が高い。6月中旬まで県内外に出荷される。 同市上三財の農業、山口幸治さん(60)の1・2ヘクタールの畑では連日、夕方に家族3人で作業。糖度を落とさないよう、収穫後すぐに室温4~5度の予冷庫に保管して出荷している。 JA西都によると、市場取引価格は、コロナ禍...
続きを読む緊急事態宣言終了へ 飲食店店主ら客足回復に期待と不安
2021年5月28日社会news新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言が今月いっぱいで終了することが28日、決まった。宮崎市では飲食店対象の時短営業要請は解除されるが、「客足が戻るには時間がかかる」との声もあり、店主には期待と不安が入り交じる。県外への不要不急の往来自粛要請は継続となり、同市の宮崎空港周辺の民間駐車場は先行きが不安定な状況は変わらない。依然として収束の見通しは立たず、県内のさまざまな現場で警戒が続...
続きを読む県緊急事態31日まで 宮崎市時短解除
2021年5月28日社会news県は28日、県庁で県新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・河野知事)を開き、県全域に発令している県独自の緊急事態宣言を31日に終了することを正式決定した。県独自の警報レベル(0~4)は、6月1日から最高の「4」から「感染拡大緊急警報(3)」に移行する。宮崎市の飲食店などに対する営業時間短縮要請は、今月31日で終了するが、「4人以下、2時間以内」としている会食制限などは継続。都城市以外の県...
続きを読む第4波、高齢者施設クラスター減少 教訓生かし対策奏功
2021年5月27日社会news新型コロナウイルス感染の「第4波」で県内でクラスター(感染者集団)が相次ぐ中、高齢者施設での発生が1件にとどまっている。第3波で高齢者施設で続発したことを踏まえ、施設側が過去にクラスターを経験した同業者の教訓を共有して対策したことや、県が検査態勢などを拡充させ、早期の封じ込めに動いたことが効果を上げたとみられる。現場や行政の取り組みを探った。 □ □ 「感染者の飛沫(まつ)が付着す...
続きを読む31日に終了方針 県独自緊急事態宣言
2021年5月27日社会news新型コロナウイルス感染急拡大を受けて県全域に発令している県独自の緊急事態宣言の期限について、延長しない方向で検討していた県は27日、期限通り31日に終了する方針を示した。新規感染者の減少が続いている上、病床使用状況の改善が見込まれることから判断。県独自の警報レベル(0~4)は6月1日以降、最も深刻な「4」から「感染拡大緊急警報(3)」に移行し、不要不急の県外往来などの行動要請は継続する。宮崎市の...
続きを読む新型コロナ 27日、県内新規感染6人
2021年5月27日社会news県と宮崎市は27日、新たに30~90代の男女6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 地域別では都城市3人、宮崎市2人、えびの市1人。このうち4人は、これまでの感染者と接触があった親族や知人ら。残る2人は医療機関を受診して陽性が判明しており、感染経路は調査中という。 変異株疑いは新たに5人確認され、累計443人となった。県内の感染者は累計3002人。26日時点の病床は281床で、7...
続きを読む新型コロナ 県内新たに10人感染確認
2021年5月26日社会news県と宮崎市は26日、新たに10~90代の男女10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。 新規感染者の内訳は、宮崎市4人、三股町3人、延岡、日向、都城市各1人。このうち7人はこれまでに確認された感染者の家族や知人などで、残る3人は26日時点で感染経路が分かっていない。 変異株疑いは新たに72件が確認され、累計438件となった。変異株疑いの報告数の増加について、県感染症対策室は「全体の...
続きを読む公共交通機関利用者は全額補助 来県者PCR検査で県
2021年5月25日社会news県は25日、来県者らを対象に7月から導入方針を示している新型コロナウイルスのPCR検査費用補助事業の詳細を県議会総務政策常任委員会(西村賢委員長、8人)で説明した。公共交通機関利用者は全国でも珍しい全額補助を予定。県内での「第4波」は大型連休の県外往来が要因の一つとされ、県は水際対策を強化しウイルスの県内持ち込みを防ぎたい考え。 対象の本県在住者は仕事や帰省、観光などで県外訪問する人、県外のス...
続きを読むコロナ禍の災害時避難に向け ネットで避難所の情報発信
2021年5月24日社会news新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、県内は豪雨や台風など災害シーズンに入った。昨年9月の台風10号ではコロナの感染対策で避難所1カ所当たりの定員を減らした影響で、避難者が入りきれなかった教訓などを生かし、自治体では新たなシステム導入など万全の備えに向けた動きも。コロナ禍で避難場所として新たな選択肢となった宿泊施設では、行政との連携などを視野に受け入れ態勢の充実を模索している。 県内の多くの市...
続きを読む新型コロナ県内新規感染5人 28日ぶりの一桁に
2021年5月24日社会news県と宮崎市は24日、新たに10歳未満~40代の男女5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の新規感染者数が一桁となるのは28日ぶりで、5月に入り初めて。 地域別の新規感染は宮崎市3人、三股町2人。いずれもこれまでに発表した感染者の家族や知人だった。 県は、「土日は医療機関での受診者が減るので、月