きょうの読み物
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【日曜論説】照葉樹マラソン中止・綾ブランド磨きかけよ
2019/08/04きょうの読み物綾町役場の玄関脇に立つ照葉樹林の魅力をアピールする看板が、雑木の繁殖で文字が読みづらくなっていた。 29年続いた前田穰前町政の打破を目指して6月の町長選で当選した籾田学新町長。財政再建を旗印に30年以上続いた伝統の綾照葉樹林マラソンを...
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【日曜論説】こども宅食・適切な支援積極的に
2019/07/28きょうの読み物編集局次長兼論説委員 杉尾守 三股町の福祉作業所「そら」には毎月第3木曜日になると、さまざまな食材が集まってくる。コメ、パン、野菜、加工食品…。生活に余裕がない子育て世帯に届ける「こども宅食」で、食材は農業生産法人や企業、個人が提供...
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【日曜論説】祭りと地域・誰をも包み込む居場所
2019/07/21きょうの読み物生活文化部長兼論説委員 中川美香 夏祭り真っ盛り。生まれ育った都城市では六月灯の時季、毎日のように盆地のどこかで花火が上がり、わくわくしていた。同じように今の季節、本紙地域面で各地の祭りがにぎわう様子を知るのが楽しみになっている。職...
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【日曜論説】成年後見制度・親族と関係再構築を
2019/07/14きょうの読み物論説委員会副委員長・西山昌彦 お札の顔になったこともある小説家・夏目漱石だが、皮肉なことに終生、お金の問題には悩まされた。例えば、晩年の自伝的小説「道草」には、金の無心に来る養父が描かれている。金銭的な問題は、とりわけ親族間で深刻だ...
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【日曜論説】景気も気から・決算、創業支援に好材料
2019/07/07きょうの読み物経済部長兼論説委員 戸高大輔 病は気から、景気も気からー。県内の経済関係者に、こんな言葉を聞いた。最近は「戦後最長の景気拡大期間は終わったかもしれない」「宮崎の景況感が悪化」などとマイナスの言葉を耳にする機会が増えて気分も沈みがち。...
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【日曜論説】五輪効果・地方の食発信する好機
2019/06/30きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員・高森千絵 東京湾岸エリアに行くと、東京五輪・パラリンピックが迫ってきていることを実感する。一帯は競技場や関連施設の大規模工事が進み、活気にあふれている。世界のトップアスリートが集結する約1年後を想像すると...
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関係者、宿泊施設の存続切望 「かんぽの宿日南」営業終了へ
2019/06/25きょうの読み物日本郵政(東京)が、12月20日の営業終了を決めた日南市星倉の「かんぽの宿日南」。観光や合宿などの拠点として重宝され、地域住民の憩いの場でもあっただけに、その波紋は大きい。今後の売却先については同社の判断に委ねられるが、関係者は一様に「宿...
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【編集委員の目】祖母・傾・大崩エコパーク2年 共生への挑戦<下>
2019/06/24きょうの読み物定期的検討 核心地域の拡大課題 2017年6月14日、パリ・ユネスコ本部であった人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会。祖母・傾・大崩地域がユネスコエコパーク(BR)の登録審査を受けた場に、代表で出席していた西脇亜也宮崎大教授(6...
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【日曜論説】参院選に向けて・国の姿を描き信を問え
2019/06/23きょうの読み物報道部長兼論説委員 小川祐司 その園児は給食の入った鍋をひっくり返したり、みんなの歯ブラシを園庭の水たまりに放り投げたり…。 先日、宮崎市内の幼稚園の園長から大変な苦労話を聞いた。外国人への偏見を持たずに読んでほしい。この園では昨年...
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【編集委員の目】祖母・傾・大崩エコパーク2年 共生への挑戦<中>
2019/06/17きょうの読み物学術調査 高い生物多様性裏付け 延岡市北川町にある北川湿原。この湿原に78年間、存在が分からなかった”幻のミズスマシ”といわれるニッポンミズスマシが生息する可能性がかなり高いことが、大分昆虫同好会の三宅武会長(75)らの調査・研究で...
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