きょうの読み物
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【日曜論説】統一地方選 世代交代、SNS注目
2023/01/22きょうの読み物編集局次長兼論説委員 戸高 大輔 「船の上から失礼します。○○をよろしくお願いします」。運河や水路の多い東京都江東区で以前、こんな選挙運動にお目にかかった。珍しかったので地元の国会議員事務所に理由を聞くと、「水辺にタワーマンションが...
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【日曜論説】タイパ、倍速志向 大切なもの見失わず
2023/01/15きょうの読み物経済部長兼論説委員 樋口 由香 帰省した就職2年目のおいっ子が口ひげ脱毛を始めたと聞き、押し寄せるジェンダーレス化の波を感じた2023年の幕開け。2022年もまた、目まぐるしく変わる時代を象徴する言葉が飛び交った一年だった。 ...
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【日曜論説】新聞の力 紙の温かみをチームで
2023/01/08きょうの読み物編集委員室長兼論説委員 斉藤 真広 新年のっけから私事で申し訳ないが、昨年末、ラグビー日本代表の竹内柊平(しゅうへい)選手と会った。コーチをしていた中学時代以来、ほぼ10年ぶり。170センチに満たなかった身長は優に180センチを超え...
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【日曜論説】プロスポーツ文化 チーム育て生活豊かに
2022/12/25きょうの読み物運動部長兼論説委員 大山俊郎 日本代表が強豪国を相次いで破り、「ドーハの歓喜」に沸いたサッカーのワールドカップ・カタール大会。現地や国内の熱狂ぶりは記憶に新しい。規模こそ違うが、県内でも新たな風景が定着しつつある。Jリーグ3部(J3...
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【日曜論説】東京五輪汚職 選手の栄光失われず
2022/12/18きょうの読み物東京支社報道部長兼論説委員 寺原 達也 東京支社に赴任した際の楽しみの一つに東京五輪取材があった。しかし、東京都への緊急事態宣言発令で大半の競技が無観客に。野球・ソフトボール競技の主会場となる横浜スタジアムの運営責任者を務めた元五輪...
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【日曜論説】牛ノ峠バイパス 整備し「命つなぐ道」に
2022/12/11きょうの読み物都城支社長兼論説委員 湯田 光 塩は生命の維持に欠かせない。大量生産できる現代ではありがたみを忘れがちだが、大昔であれば製塩が可能な沿岸部はともかく、内陸部の渇望は激しかったろう。都城盆地と沿岸部を結ぶあまたの古道は、多分に、海産物...
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【日曜論説】「ありがとう、万智さん」ありのままの宮崎肯定
2022/12/04きょうの読み物報道部長兼論説委員 中川美香 歌人俵万智さんのエッセー「海のあお通信」が先週終了した。2016年4月に本県移住後、同年7月に開始。今年9月にご両親のサポートのため仙台市に引っ越したことに伴い、最終回を迎えた。 もちろん寂しい...
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【日曜論説】野口遵記念館と旭化成100周年
2022/11/27きょうの読み物延岡支社長兼論説委員 清水 克彦 延岡市の中心部を見守るように存在する愛宕山(251メートル)。古くは笠沙山と名乗っていた。神話では高千穂に降臨したニニギノミコトは笠沙山にたどり着き、コノハナサクヤヒメと出会い結婚したとされる。この...
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【日曜論説】西都原 特別史跡70周年 受け継がれる尊崇の心
2022/11/20きょうの読み物生活文化部長兼論説委員 久保田順司 西都市の西都原古墳群は今年、特別史跡に指定され70周年を迎えた。文化財保護法で歴史上または学術上高い価値を持つ遺跡と定める史跡は現在、国内に1872件あり、そのうち特に貴重な特別史跡は63件だけ。...
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【日曜論説】図書館への”介入“ 知る自由への干渉だ
2022/11/13きょうの読み物論説委員長 末崎 和彦 宮崎市の県立図書館には、北側と南側(噴水がある方)の二つの入り口がある。北側の入り口は、入ってすぐ左手に掲示板がある。そこに新聞を広げたくらいの大きさの紙が張ってある。 日本図書館協会の「図書館の自由...
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