【独自】戦地の遺骨返還、墓地撤去で打診　米軍、日本は収集検討を開始

　太平洋戦争終結後の１９４６年、米軍が戦地に仮設した墓地の撤去を計画し、埋葬していた日本兵の遺体返還を協議した米国の公文書が１日までに見つかった。米軍が戦後処理の一環で墓地撤去を急ぎ、日本側が遺骨収集の検討を始めた経緯が判明した。専門家によ...

【独自】北朝鮮、宇宙の軍事利用解禁　２２年に法改正「国防目的」

　北朝鮮が２０２２年に宇宙開発法を改正し、国防目的での宇宙の軍事利用を解禁していたことが１日、米国の専門家による北朝鮮分析サイト「３８ノース」の調査で分かった。宇宙の軍事化に反対し、平和目的の利用に限定した従来の文言を削除。自国の宇宙開発計...

和歌山知事に宮崎氏が初当選　路線継承、与野党相乗り

　岸本周平前知事の死去に伴う和歌山県知事選は１日投開票の結果、路線継承を訴えた無所属の前副知事宮崎泉氏（６６）＝自民、立民、国民、公明推薦＝が、共産党の県副委員長松坂美知子氏（６８）との新人同士の一騎打ちを制し、初当選した。投票率は３９・８...

ウクライナの避難民と親睦深める　宮崎市民らバーベキューで交流

　ロシアの軍事侵攻による影響で本県に避難したウクライナ人と県民との交流会は１日、宮崎市のみやざき臨海公園であった。避難民や支援者ら約５０人が参加し、バーベキューを通じて親睦を深めた。 　避難民の生活支援を行う「宮崎ウクライナ避難民支援...

太公望、清流友釣り　アユ漁が解禁

　県内の多くの河川で１日、今シーズンのアユ漁が解禁となった。日之影町の清流・五ケ瀬川では早朝から太公望が川に入り、友釣りを楽しんだ。 　同川での放流事業などに取り組む高千穂漁協（矢野文昭組合長）によると、今季のアユの遡上そじょうは４月...

聴覚障害者孤立防ぐ　難聴の堤さん（宮崎市）防災士取得

　災害弱者の視点で防災発信―。聴覚障害のある会社員、堤浩記さん（４５）＝宮崎市田野町＝が今年、防災士の資格を取得、同じ境遇の人々への啓発活動に取り組もうと意気込んでいる。県危機管理課によると、聴覚障害者の取得は少なく、昨年度は試験合格者６０...

米鉄鋼関税５０％「注視」　赤沢氏、閣僚交渉言及なし

　赤沢亮正経済再生担当相は１日、トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに課す追加関税を現在の２倍の５０％に引き上げると表明したことに「今後明らかになる措置の具体的な内容を注視する」と述べた。米関税を巡る４回目の閣僚交渉を終え帰国し、羽田空港で...

「町の魅力伝え続けたい」高千穂交流マラソン　夫婦で続けて１０年

　「走ることを通じて仲間の輪が広がることがうれしい」。高千穂町三田井の木下義明（７６）芳子（７７）さん夫婦は、「高千穂交流マラソン」を１０年前から開いている。県外の愛好家団体が同町で走る機会を、夫婦二人三脚で提供し続けている。義明さんは「町...

日南マンゴーＰＲ　７月まで多彩イベント

　日南市南郷町の特産、マンゴーのＰＲや地域おこしを目的に、同町内の事業者らでつくる「日南マンゴー同盟」の活動が今年も始まった。２０１８年から期間中に町名を「マンゴー町」に“改名”し、情報発信。完熟マンゴーや宿泊券などが当たるスタンプラリーや...

【懐かしの昭和】椎葉村の辺地に待望の電灯（昭和３９年）

　夜はランプなどを使っていた、椎葉村大河内の矢立、合戦原集落と尾手納地区に待望の電灯がともった。現在は村内全域に電力がカバーされている。...