「観光宮崎」は今〜第3部〜立県(1)

新幹線効果の鹿児島 　九州新幹線の全線開通で新大阪－鹿児島中央が最短3時間45分にまで短縮された。これは関西、中国、四国地方から観光客を引き込む大きな原動力となり、鹿児島中央駅を起点とする鹿児島県内は今、かつてないほど...

県内経済界2012年キーワード

現状打破へ「前進」「挑戦」 　2012年が始動した。新燃岳噴火や鳥インフルエンザ、東日本大震災などの災禍に加え、歴史的な円高なども影を落とした11年。不透明な先行きに翻弄(ほんろう)された県内経済界にとっても、厳しい1年だったに違...

あぶりチーズカレーうどん／宮崎うどん　ふくや

自家製麺にチーズとカレー絡めて 　ＪＲ宮崎駅前商店街にあるうどん屋。販売員時代、毎日のように好きでうどん屋を食べ歩く中で飲食業の面白さにひかれ、同市内の老舗で修業。2010年6月に店を開いた。店名に「宮崎うどん」を掲げ、駅前の発展に自...

ファースト・アクト社長　飯牟禮伸悟さん

儲けにこだわりFC拡大へ 　1時間ごとに売り上げが予算ベースに乗っているかを点検し、下回っている場合は売り方や商品陳列を修正する。これを毎日繰り返す。「問題をそのまま放置しない。一時間、一時間が勝負。売り場は生き物だから」と貪欲なまで...

宮崎県在京経営者会議会長　高山弘憲さん

強い愛郷心で首都圏から貢献 　首都圏に住む本県出身の会社役員や管理職、文化人らでつくる宮崎県在京経営者会議。ふるさとへの貢献を目的に1999年にスタートし、本県の物産・観光振興や若者の就職支援など活発に活動を展開している。発足当初...

海野建設(日向市東郷町)

木製鳥居で新たな木材需要を開拓 　2011年も残りわずかとなった。年が明けると、新年の無事や平安を祈願するため、神社へ初詣に出掛ける人も多いだろう。参拝の際に参道でよく見かける鳥居。海野建設(日向市東郷町、海野洋光社長)は、インターネ...

2011年みやざき経済回顧

災害幅広く影響もたらす 　2011年も残りわずかとなった。県内外で災害に見舞われ、本県経済に関してもさまざまな動きがあった今年最後の本コーナーでは、それらを取材してきた記者たちが座談会形式で振り返る。 「都城大丸」経営会...

水永水産社長　黒木隆一さん

“丸さ”ブランド守り抜く 　水産物の加工、販売を手掛ける水永水産。会社設立は1949(昭和24)年だが、その起源は古く、江戸時代中期にまでさかのぼる。水永水産の商品パッケージや直売店の看板に記された“”のロゴは、「讃岐屋(さぬきや)」...

支那そば醤油／自家製麺　縁らぁめん

燻(いぶ)した肉厚チャーシュー美味 　都農町にある知る人ぞ知るラーメン屋。2004年12月に開店。場所は国道や県道から離れた民家が点在する田園地帯で、主に昼のみ営業する。値段は一杯750円からと決して安くはないながら、舌が肥えた営業マ...

関谷社長　関谷勝幸さん

独自技術でエネルギーの未来を提言 　国内に未曽有の被害をもたらした東日本大震災。ライフラインが寸断されて電源確保も困難をきわめる中、共同開発した電力供給システムを被災地支援として宮城県へ送った。太陽光発電と蓄電装置をセットにしたシステ...