農業生産法人百姓隊社長　谷口寛俊さん

農業を若者が働ける産業に 　「佐土原ナス」など伝統野菜の生産、販売やネット通販による販路拡大、加工品の商品開発、若手農業者を前面に押し出したブランド戦略など、独自の取り組みを次々と展開。周囲からは「仕事の虫」と評され、「常に時代の半歩...

シーガイア売却(6)　力量（下）

複合施設生かし誘客 　ホテルやレストラン、ゴルフ場、温泉など総合リゾートとしてさまざまな施設、機能を持つシーガイア。県内随一のこの複合施設は世界的に有名なゴルフトーナメントやスポーツキャンプ、イベントの会場としても知られている。そ...

肉かま玉／日延製麺

肉と讃岐麺がっつり 　週末昼のみ営業の讃岐うどん屋。場所は門川町加草。海が見える門川湾に面した国道10号を北上し、加草交差点の次の信号を過ぎて右の同国道沿い。福岡県出身で讃岐うどんと肉をこよなく愛する店主今林忠勝さん（36）が、こだわ...

教育情報サービス社長　荻野次信さん

教育者の立場で先頭に 　教育関連ソフトの開発や、ホームページ作成などを行う教育情報サービス（宮崎市）を率いる。社員は7人と小所帯だが、同社が扱う情報コンテンツ制作ソフトは、教育現場などで高評価を受ける。販売拡大へ先頭に立ちながら、学校...

くるま工房くろぎ（宮崎市）

ユーザーの声を形に 　「目指すのは人に役立つ車づくり」。特種車輌の製造、販売を手掛けるくるま工房くろぎ（宮崎市、黒木順二社長）は、主に一般車輌から福祉車輌への改造を請け負う。大手自動車メーカーでは対応しきれないユーザーのニーズをきめ細...

シーガイア売却（5） 力量（上）

外相会合で国内外へ発信 　2000年7月12日の午後、シーガイアのトム・ワトソンゴルフコース16番ホールで、河野洋平氏をはじめロビン・クック（英国）、ヨシュカ・フィッシャー（ドイツ）氏らG8（主要8カ国）外相と欧州連合（EU）委員が並...

万代ホーム社長　前田隆治さん

顧客満足を徹底し2500棟 　おなじみの黄色いゾウのキャラクターとともに歩んで約30年。徹底した顧客満足を心掛け、手掛けた住宅は県内や鹿児島で約2500棟にも上る。自宅への直接訪問など無理な営業活動はせず、見学会や住まいのセミナーなど...

シーガイア売却(4)巨大リゾートの軌跡(下)

フ社新生、そして変革へ 　第三セクターによる経営が破綻したシーガイア。新たなオーナーとなった投資会社は再生に向けて施設充実を図る一方、フ社は内部改革を進め、経営資源の集中も進めた。一定の集客には成功したものの業績は思うように伸びず、投...

農事組合法人はなどう代表理事　黒木親幸さん

6次産業化のトップランナー目指す 　畑一面に降り積もった灰を黙々と取り除く父親の背中が原点にある。新燃岳噴火で農作物に積もった灰を一つ一つ丁寧に振り払う姿に「農業ほど大変なものはないと思ったが、農業ほど面白いものもないのだろう」。そう...

せいろ定食／手打そば好日庵

景色眺めながらすする十割そば 　ゴルフ場を併設したほぼ自給自足の手打ちそば屋。新富町の航空自衛隊新田原基地の正面ゲートから県道44号を北に約2キロ。竹林のアーチの小道など山中のつづら折りを抜け、視界が開ける田園地帯の一角に店はある...