県内特集
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【挑むホル全共 本県酪農のいま】(5)消費低迷
2025/10/24県内特集県産PR 絶好の機会 嗜好多様化 物価高響く 全日本ホルスタイン共進会(ホル全共)の出場牛を育成した清水豊さん(51)=高原町=には、ささやかな楽しみがある。夕方のスーパーで、牛乳コーナーをのぞくことだ。「商品棚に牛乳がまばらなら、...
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【挑むホル全共 本県酪農のいま】(4)県内農業高生
2025/10/23県内特集将来の畜産支える ”魅せる牛づくり”に汗 都城市の都城地域家畜市場で9月に開かれた全日本ホルスタイン共進会(ホル全共)出場を懸けた県予選。高鍋町・高鍋農業高の牛が代表に決まると、会場からはひときわ大きい拍手と歓声が上がった。同校のホ...
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【挑むホル全共 本県酪農のいま】(3) 飼料高騰
2025/10/21県内特集国際情勢 経営に打撃 現場実情、消費者理解願う 雄大な霧島山系のふもとに位置するえびの市末永の牛舎で、およそ100頭の乳牛がくつろぎ、餌をはむ。傍らでは、農場を営む前原和明(62)、直希(31)さん親子が、25日に北海道で開幕する全...
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【挑むホル全共 本県酪農のいま】(2) 気候変動
2025/10/19県内特集猛暑で搾乳量低下 科学と経験踏まえ改良 酪農家の朝は早い。就農3年目で全日本ホルスタイン共進会(ホル全共)への切符を手にした田中賢志郎さん(23)=都城市山之口町=は、毎朝4時から牛舎に立つ。餌やりや搾乳、畑の管理などをこなし、夕方...
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【挑むホル全共 本県酪農のいま】(1) 乳牛五輪と宮崎
2025/10/17県内特集強豪と肩並べたい 優等は過去6頭、飛躍期す 5年に1度、乳牛の改良の成果を競う全国大会「全日本ホルスタイン共進会」(ホル全共)が、25日に北海道で開幕する。「乳牛のオリンピック」とも呼ばれる国内最大の酪農イベントに、本県から7頭が出...
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【記者が探る】夏にJリーグキャンプ 複数チーム、県内実施前向き
2025/10/13県内特集負担懸念し慎重自治体も サッカー・Jリーグが2026~27年シーズンから8月上旬開幕となるのに合わせ、本県で複数のチームが夏季キャンプを実施する公算が大きくなっている。受け入れの中核となる宮崎市観光協会が7、8チームから前向きな反応...
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【戦後80年 祖国を目指して】(8)朝鮮半島から都城市へ 荒木 喜美子さん(82)
2025/10/10県内特集朝鮮人への差別 苦悩 植民地支配「事実後世に」 朝鮮半島から都城市に引き揚げた後、中学校教諭となった荒木喜美子さん(82)=都城市早鈴町=には、忘れられない生徒とのやりとりがある。出生地を聞かれ、2歳まで過ごした「朝鮮」と答えたら「...
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【戦後80年 祖国を目指して】(7)朝鮮半島から国富町へ 馬乗園 俊矩さん(83)
2025/10/09県内特集命かけ息子守った母 上陸できず船内に50日 終戦翌年の1946(昭和21)年8月、当時4歳の馬乗園(ばじょうえん)俊矩(としのり)さん(83)=国富町深年=は、2歳の弟を背負う母・タマ子さんに手を引かれ、朝鮮半島から日本を目指した。...
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【戦後80年 祖国を目指して】(6)朝鮮半島から宮崎市へ 杉谷 昭人さん(90)㊦
2025/10/08県内特集38度線、過酷な道のり 不条理に耐える信念培う 生まれ育った朝鮮半島北部で、1945(昭和20)年の終戦を迎えた詩人の杉谷昭人さん(90)=宮崎市花ケ島町。日本統治を解かれた現地での暮らしに身の危険を感じた両親が翌年9月、杉谷さんや...
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【戦後80年 祖国を目指して】(5)朝鮮半島から宮崎市へ 杉谷 昭人さん(90)㊤
2025/10/06県内特集生きるため脱出決意 敗戦 報復目の当たり 「故郷はどちらかと尋ねられれば、『朝鮮』と答えるだろう」。宮崎市に引き揚げた詩人の杉谷昭人さん(90)=同市花ケ島町=は、出身地・朝鮮半島北部鎮南浦(ちんなんぽ)府(現北朝鮮南浦市)で11歳...
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