県内特集
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【戦後80年 記憶】(6)終戦直後旧ソ連軍と交戦 佐伯光男さん(99)=五ケ瀬町
2025/01/26県内特集シベリア抑留からの生還(上) 終戦直後にソ連と交戦 戦車遅れ生死分ける 佐伯さんは17歳で旧日本陸軍戦車学校に入校し、旧ソ連軍と交戦した「占守島の戦い」、シベリア抑留を経験した。終戦前後の約5年間の記憶をたどる。 × ...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(9)高知・黒潮町 訓練や教育 防災意識変革
2025/01/12県内特集東日本大震災からおよそ1年後、高知県南西部の黒潮町に衝撃が走った。国が公表した南海トラフ地震の津波想定は、国内最大の34・4メートル。町情報防災課の村越淳課長は「問い合わせが殺到すると思ったが電話は鳴らず、住民の諦めを表すようだった」と振...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(8)防災先進県 高知 県職常駐で自治体支援
2025/01/11県内特集高知県が2020年から無料公開する防災アプリに昨年8月8日以降、注目が集まった。現在地の津波浸水予測図や最寄りの津波避難施設ルートを一目で確認でき、外国語にも対応。南海トラフ地震臨時情報が発表された1週間のダウンロード数は約7千で、全体の...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(7)盲点 河川遡上 想定に疑問
2025/01/10県内特集「津波の遡上(そじょう)を侮ってはいけない」。大規模地震発生時などに日向灘から押し寄せる津波は人命を脅かす最大のリスクになり得る。津波防災の観点で沿岸部の現地調査を続け、本県も網羅的に確認した神奈川大の佐藤孝治名誉教授(地震防災・危機管理...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(6)被害予測 「想定外」起こる可能性
2025/01/09県内特集行政が地震対策を行うには、被害予測という前提条件が必要になる。県内では日向灘を震源とする地震が過去に繰り返し起き、津波被害なども発生。県は少なくとも30年ほど前から日向灘の地震の被害想定を行ってきた。 2011年の東日本大震災で状...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(5)地形と海岸線 「高い津波」発達リスク
2025/01/08県内特集「鬼の洗濯板」に代表される遠浅な海底が広がる宮崎市青島。年間を通して多くの観光客でにぎわう中、ひとたび地震が発生すると津波の危険性が高まる。同所は水深が浅くなるにつれて波が高くなる「浅水変形」が起きやすい海底地形といわれる。地形は津波が発...
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【日向灘 脅威と向き合う】第1部 地震と津波(4)メカニズム プレート境界周期的な震源
2025/01/07県内特集過去100年ほどの間にマグニチュード(M)7を超える地震が6回発生し、「地震の巣」と呼ばれる日向灘。地球を覆うプレートの移動によって引き起こされる地震には「プレート境界」「プレート内」などがある。日向灘での発生メカニズムは―。 日...
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【戦後80年記憶】(5)満州から幼少期引き揚げ 齊藤 卓治さん(85)=都城市
2025/01/06県内特集「小学校の入学式は神社か寺であった。(旧ソ連軍に)殺されやしないか、怖くてたまらなかった」。旧満州(中国東北部)出身の齊藤卓治さん(85)=都城市一万城町=は終戦後、6歳の時に現地で迎えた小学校の入学式の光景を覚えている。満州で暮らした幼...
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県内市町村長への新幹線アンケート詳報
2025/01/06県内特集宮崎日日新聞が本県を通る新幹線整備の三つのルート案について、県内26市町村長に整備の考えを尋ねたアンケート結果は以下の通り。(回答は原則原文のまま。記述は100字以内で回答を求めたが、超過分も掲載) ■県の調査結果をどう受け止めて...
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【戦後80年記憶】(4)米軍機の機銃掃射に遭遇 安田 光壬子(みずこ)さん(90)=西都市
2025/01/05県内特集終戦間近の1945(昭和20)年夏、友人と自宅近くの池で遊んでいると、空襲警報のサイレンが鳴った。鋭い銃撃音が背後から迫ってくる。熊本市の小学5年生だった安田光壬子さん(90)=西都市茶臼原=は、米軍機による機銃掃射攻撃に遭遇した。 ...
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