県内特集
-
【戦後80年 記憶】(8)/児童ら犠牲の宮崎市空襲遭遇 外林淳さん(95)=宮崎市
2025/05/11県内特集瀕死の友忘れられず 学校に爆弾、目標誤認か 宮崎市の宮崎師範学校男子部付属国民学校(現宮崎大付属小)の児童ら約40人が犠牲となった、1945(昭和20)年5月11日の空襲=U 1128ミZZ07002G00=から今月11日で80年。...
続きを読む -
【戦後80年 空に散った若者】(5)都城東飛行場から出撃 永田利夫伍長(鹿児島出身)
2025/05/10県内特集悲しむ母思い遺書は残さず 弟ら慰霊祭参列、記憶継承 1945(昭和20)年4月6日から7月1日にかけて、都城市の陸軍都城西、都城東飛行場は神風特別攻撃隊「振武隊」の出撃地となった。鹿児島県日置郡郡山村(現鹿児島市)出身の永田利夫伍長...
続きを読む -
【戦後80年 空に散った若者】(4)宮崎基地から沖縄へ 三宅 文夫さん(徳島出身)
2025/05/09県内特集1945(昭和20)年5月11日、海軍第九銀河隊の三宅文夫さん(享年20)=徳島県美馬市出身=が宮崎市の宮崎基地(現宮崎空港)から出撃した。偵察員として陸上爆撃機「銀河」に機長と電信員の3人で搭乗し、沖縄近海で戦死した。 文夫さん...
続きを読む -
【戦後80年 空に散った若者】(3)「桜花」運んだ飛行隊分隊長 甲斐 弘之大尉(西都出身)
2025/05/08県内特集1945(昭和20)年3月21日、旧日本海軍第一神風桜花特別攻撃隊(特攻隊)神雷部隊に最初の出撃命令が下った。爆弾を抱え搭乗員ごと敵艦に体当たりする特攻兵器「桜花」15機が、母機の一式陸上攻撃機(一式陸攻)などと鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)...
続きを読む -
【戦後80年 空に散った若者】(2)宇佐空編成「八幡護皇隊」藤井 眞治大尉(都城出身)㊦
2025/05/07県内特集大分県宇佐市の宇佐海軍航空隊(宇佐空)で編成された神風特別攻撃隊(特攻隊)「八幡護皇隊(はちまんごおうたい)」として出撃し、27歳で命を落とした藤井眞治(まはる)大尉(都城市出身)。遺族が市に寄贈した遺書6通や写真、資料など約50点が、企...
続きを読む -
【戦後80年 空に散った若者】(1)宇佐空編成「八幡護皇隊」藤井 眞治大尉(都城出身)㊤
2025/05/06県内特集太平洋戦争末期、日本軍は神風特別攻撃隊で戦況の挽回を図った。宮崎市の宮崎基地(現宮崎空港)を含む県内外の基地などから若者が出撃し、多くの命が失われた。遺品や遺族らの思いを通して本県ゆかりの特攻隊員の人生をたどる。 大分県宇佐市の若...
続きを読む -
【日向灘 脅威と向き合う】第3部 海岸浸食(6)千葉・釣ケ崎海岸 人呼び込む力 再認識
2025/05/06県内特集利用や環境面配慮し対策を 千葉県・九十九里浜の南端に位置し、サーファーの聖地として知られる一宮町の釣ケ崎海岸。国内外の大会が度々開かれており、2021年の東京五輪では初の正式競技に採用されたサーフィンの会場になった。 町には...
続きを読む -
【日向灘 脅威と向き合う】第3部 海岸浸食(5)砂浜の機能 波から背後地を守る
2025/05/04県内特集突堤効果期待「徐々に復元」 「すでに対策待ったなしの状況だった」。宮崎大工学教育研究部の村上啓介教授(海岸工学)は約30年前に見た、浸食が進む宮崎市の宮崎海岸の様子をよく覚えている。砂浜から砂が大きく失われ、波が砂浜を削ってできた浜...
続きを読む -
【日向灘 脅威と向き合う】第3部 海岸浸食(4)各地の懸念 台風大型化で砂流出」
2025/05/03県内特集県、79区域「防護必要」 県内の砂浜浸食は、宮崎市の宮崎海岸にとどまらない。日南市でアカウミガメの産卵地として知られる風田・平山海岸もその一つ。保護活動を長年続けている日南市野生動物研究会会長の桑田守さん(74)は、その異変を肌で感...
続きを読む -
【焼酎新時代】第1部 苦境の先に(下)
2025/05/03県内特集基腐病対策 農家と連携 土壌管理や新品種模索 鹿児島県の焼酎文化は長らく、全国1位の生産量を誇るサツマイモに支えられてきた。その足元を2018年、サツマイモ基腐(もとぐされ)病が揺るがした。50年以上にわたり県内産のサツマイモと米に...
続きを読む