県内特集
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【魚雷艇が来た夏 ―「特攻の海」南郷の終戦―】(3)生活
2023/08/06県内特集白米食べる特別待遇 1945(昭和20)年5月、第33嵐部隊の特攻魚雷艇9隻は朝方に長崎県佐世保を出港。関門海峡を通って大分県佐伯で休息を取った後は一気に日向灘を南下し、日南市南郷町沖合に到着したのは深夜になってからだった。 ...
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【魚雷艇が来た夏 ―「特攻の海」南郷の終戦―】(2)訓練
2023/08/06県内特集死への恐怖なくなる 日南市南郷町の目井津地区に駐屯した864号魚雷艇の艇長前野精二さん(91)=東京都=は、横浜高等商業学校(現横浜国立大)の2年生だった1943(昭和18)年12月、21歳で海軍予備生徒として徴兵された。当時は不足...
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【魚雷艇が来た夏 ―「特攻の海」南郷の終戦―】(1)9人乗りの最終兵器
2023/08/06県内特集◆この連載は2014年8月5日~10日に紙面掲載しました。2023年8月6日付終戦企画「伝えたい~戦後78年の記憶」の関連記事としてプレみや限定で公開します。 ◇ ◇ 米軍侵攻に備え配備 沖縄への米軍上陸を許し、太...
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首都圏発 みやざき七色物語(2023年7月号)
2023/07/18県内特集【輝くひむか人】日機装代表取締役社長・甲斐敏彦さん(76)=宮崎市出身 技術力 宮崎から世界へ ■海外勤務13年間 子会社の宮崎日機装(宮崎市高岡町)で生産される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製ジェットエンジン逆噴...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(7)
2023/06/15県内特集地域資源活用 磨いた”宝” 利益創出 原木や水路 集落の力に 山小屋の敷地内にはカシやクヌギ、ナラの原木がうず高く積まれ、それを機械で割る「メキメキ」という音が響いていた。諸塚村中心部から車で約20分の桂集落。黙々と薪(ま...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(6)
2023/06/14県内特集移動支援 高齢者送迎 住民協力 実情合う地域交通機能 串間市都井の自営業石上とし子さん(70)の携帯電話が鳴る。「としちゃん、病院に行きたいけどよか?」。相手は近所の堺アツ子さん(88)。「よかど。すぐ行く」。 都...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(5)
2023/06/13県内特集デジタル技術 人手頼らず地域運営 観光施設リモート対応 「地域課題を解決しようとしても、決まって人手不足の壁にぶつかる」。西都市東米良の住民や出身者でつくる地域運営組織「東米良地区1000年協議会」会長の坂本光志さん(69...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(4)
2023/06/13県内特集地域協働 特産品販路拡大へ知恵 地元有志集い存続模索 須木栗のようかん、濃厚ゆずポン、須木米…。小林市須木の魅力的な特産・加工品を組み合わせたギフトセットを紹介する通販サイト「すきブランド」は2022年度、約2千セットを売...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(3)
2023/06/13県内特集移住受け入れ 鍵は「程よい距離感」 民宿や農業体験 下地に 山深い椎葉村の南西部に位置する川の口集落。村内では珍しく開けた土地が広がり、国道沿いに家々がまとまっている。6年前に愛媛県から村上健太さん(42)が移住し、さらに...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第5部・「次代へつなぐ」(2)
2023/06/09県内特集耕作放棄地 放牧に活用 規模拡大 牛、人、環境に良い「適地」 美しい緑に覆われた牧草地に、牛たちが夢中で草をはむ音が心地よく響く。険しい山々に囲まれた日之影町岩井川の中尾集落には、訪れた人の心を癒やす牧歌的な風景が広がる...
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