県内特集
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【届け 県民の声 統一地方選宮崎2023】㊤ 物価高騰
2023/04/02県内特集出費抑制「もう限界」 生活苦行政の支援要望 日向市財光寺の一軒家に1人で暮らす甲斐康夫さん(72)は、2月から卵の購入を諦めた。近くのスーパーの店頭価格は290円。以前の2倍以上に跳ね上がっていた。 毎月9万円の年金を受け取...
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【議会の現在地 県議選2023】㊦ 「資質」
2023/03/29県内特集問われる政策提案能力 監視怠らず県民の声反映を 県が提案する施策を見極め、再考を促すなど県政をしっかり監視できるかは県議の重要な役目の一つ。 今任期中、航空自衛隊新田原基地(新富町)で行われた日米共同訓練に参加する米兵の基地...
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【議会の現在地 県議選2023】㊥ 「多様性」
2023/03/28県内特集女性、若手依然少なく 挑戦しやすい環境課題 議員一人一人が年代や性別、地域、職業などで異なる多様な民意の受け皿となる県議会。共働きで1歳の長男を育てる宮崎市の会社員吉村朋代さん(33)は「私たちに寄り添った政策を立案してもらいたい」...
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【議会の現在地 県議選2023】㊤ 「存在感」
2023/03/27県内特集活動見えず低投票率 県政問う役割重み増す 「県議会は遠い存在。議員がどのような仕事をしているか知らなかった」。南九州大2年の川島海月(みづき)さん(20)=都城市=は今月1日、県議会を初めて傍聴した。一般質問での議員と執行部のやり取...
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【カウントダウン東九州道 ―つながる日南・宮崎―】㊥ 人口増
2023/03/24県内特集「この契機を生かし、人口減少対策の課題解決へ全力で取り組む」。高橋透市長は2月の日南市議会本会議で発表した2023年度の施政方針で、東九州自動車道清武南―日南北郷インターチェンジ(IC、17・8キロ)の開通効果を強調。その上で「宮崎市のベ...
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【カウントダウン東九州道 ―つながる日南・宮崎―】㊤ 物流
2023/03/23県内特集時間短縮 燃費も向上 東九州自動車道清武南―日南北郷インターチェンジ(IC、17・8キロ)が2006年の着工から17年を経て、25日に開通する。日南、宮崎市が初めて高速道で結ばれることになり、両市役所間の所要時間は約24分短縮され、...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(7)西都・打越
2023/03/22県内特集「無人集落」心の古里 神社や祭り 出身者つなぐ 一ツ瀬川沿いの国道219号を北西に進み、旧東米良村の中心地だった西都市尾八重の瓢丹渕から山あいに入る。目的地に通じる林道は昨年9月の台風14号以降、通行止めが続く。車1台がやっと通る山...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(6)日之影・追川上
2023/03/21県内特集最後の住民、移転を決意 地区で「尾大平守らねば」 「やっぱり1人はさみしい。心がおてつかん(落ち着かない)」。日之影町中心部から車で30分。標高600メートルの山間にある追川上(おいがわかみ)地区・尾大平(おだいら)集落は、山口ミチ...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(5)須木・堂屋敷
2023/03/20県内特集人口減り公民館休止 区費負担重く 苦渋の決断 熊本県との境に位置する小林市須木鳥田町の堂屋敷地区。旧鳥田町小の分校跡に建つ堂屋敷公民館の室内は、カーテンが閉め切られ、日中でも薄暗いままだ。「電気もガスも止まっているんです」。役...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(4)築島
2023/03/19県内特集自前の船頼み日常生活不安 空き家に買い手 存続へ光 青い海を見下ろす急斜面に、家々が肩を寄せ合うように並ぶ。串間市市木の舳(へた)港から約400メートル沖に浮かぶ築島。明治初期に入植が始まり、最盛期は120人近い島民がいたが、...
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