県内特集
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【議会の現在地 県議選2023】㊤ 「存在感」
2023/03/27県内特集活動見えず低投票率 県政問う役割重み増す 「県議会は遠い存在。議員がどのような仕事をしているか知らなかった」。南九州大2年の川島海月(みづき)さん(20)=都城市=は今月1日、県議会を初めて傍聴した。一般質問での議員と執行部のやり取...
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【カウントダウン東九州道 ―つながる日南・宮崎―】㊥ 人口増
2023/03/24県内特集「この契機を生かし、人口減少対策の課題解決へ全力で取り組む」。高橋透市長は2月の日南市議会本会議で発表した2023年度の施政方針で、東九州自動車道清武南―日南北郷インターチェンジ(IC、17・8キロ)の開通効果を強調。その上で「宮崎市のベ...
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【カウントダウン東九州道 ―つながる日南・宮崎―】㊤ 物流
2023/03/23県内特集時間短縮 燃費も向上 東九州自動車道清武南―日南北郷インターチェンジ(IC、17・8キロ)が2006年の着工から17年を経て、25日に開通する。日南、宮崎市が初めて高速道で結ばれることになり、両市役所間の所要時間は約24分短縮され、...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(7)西都・打越
2023/03/22県内特集「無人集落」心の古里 神社や祭り 出身者つなぐ 一ツ瀬川沿いの国道219号を北西に進み、旧東米良村の中心地だった西都市尾八重の瓢丹渕から山あいに入る。目的地に通じる林道は昨年9月の台風14号以降、通行止めが続く。車1台がやっと通る山...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(6)日之影・追川上
2023/03/21県内特集最後の住民、移転を決意 地区で「尾大平守らねば」 「やっぱり1人はさみしい。心がおてつかん(落ち着かない)」。日之影町中心部から車で30分。標高600メートルの山間にある追川上(おいがわかみ)地区・尾大平(おだいら)集落は、山口ミチ...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(5)須木・堂屋敷
2023/03/20県内特集人口減り公民館休止 区費負担重く 苦渋の決断 熊本県との境に位置する小林市須木鳥田町の堂屋敷地区。旧鳥田町小の分校跡に建つ堂屋敷公民館の室内は、カーテンが閉め切られ、日中でも薄暗いままだ。「電気もガスも止まっているんです」。役...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(4)築島
2023/03/19県内特集自前の船頼み日常生活不安 空き家に買い手 存続へ光 青い海を見下ろす急斜面に、家々が肩を寄せ合うように並ぶ。串間市市木の舳(へた)港から約400メートル沖に浮かぶ築島。明治初期に入植が始まり、最盛期は120人近い島民がいたが、...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(3)仲之又
2023/03/18県内特集人口減 支え合いも困難 神楽重文指定に望み託す 木城町の中心部から車で約1時間。九州山地の山懐へ分け入った先にあるのが中之又地区だ。人口36人、高齢化率78%のいわゆる「限界集落」。旧中之又小のある塊所(こぶところ)を中心に六...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(2)寒川㊦
2023/03/16県内特集共同体の独自文化喪失 便利な生活 裏腹の寂しさ 1989年に西都市の寒川(さぶかわ)集落から最後に集団移転した住民6世帯13人は、9キロ離れた同市上三財・福王寺地区で身を寄せ合い、「第二の人生」を過ごした。 住宅が6棟建ち...
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【この地で生きる ―中山間地域のいま―】第3部・集落の行く末(1)寒川㊤
2023/03/15県内特集校舎や民家 山にのまれ 住民移転 荒れ果てた姿 かつて集落があった一帯は、うっそうと木々が生い茂り、まるで山にのみ込まれたかのようだった。 西都市中心部から西へ21キロ。険しい林道を進んだ標高300メートルの奥深い山中に、...
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