県内特集
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【沖縄 宮崎の半世紀 本土復帰50年】(上)
2022/05/13県内特集証 言 「戦後、沖縄が日本でなくなったことは悔しかった。ただ当時は生きることで精いっぱいだった」。宮崎市波島2丁目の阿波根三郎さん(83)は、米国統治下の沖縄県で暮らした14年間をこう振り返る。 沖縄県出身の両親が、職を求め...
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【現場発前を向いて~みやざきコロナ禍3年目】(6)
2022/05/11県内特集「命関わる情報」仲介 知事会見導入認知度高まる 手話通訳士/満平一夫さん(62) 新型コロナウイルスの感染状況を伝える知事会見。知事の隣には発言を瞬時に訳す手話通訳士の姿がある。その一人、県聴覚障害者協会理事で県立聴覚障害者セ...
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県北もっと知り隊 平岩採介藻グループ(日向市平岩)
2022/05/11県内特集藻場 活動11年で再生 海底の浅瀬に海藻が密集し、魚介類の餌場や産卵場となる海藻群落「藻場」。日向市平岩の漁師らでつくる「平岩採介藻(さいかいそう)グループ」(高橋和範代表)が、温暖化による水温上昇やウニの食害などで減少していた藻場...
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【カメラルポ 環境異変】第3部「生物多様性と共に」⑧
2022/05/10県内特集弱るブナ林野鳥減り虫害広がる 樹高約25メートルのブナを見上げると、巨大な枝が痛々しく折れ、地面に横たわっていた。五ケ瀬町や椎葉村などにまたがる霧立山地で、このような惨状を何度か目撃した。霧立山地の生態に詳しい同町鞍岡の秋本治さん(...
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【現場発前を向いて~みやざきコロナ禍3年目】(5)
2022/05/08県内特集「茶飲ん場」守り抜く 地域の高齢者ら笑顔で触れ合い NPO法人こばやしハートム代表理事 尾崎 幸廣さん=小林市 利用者が自宅で摘んできたツツジやバラが彩る会場に明るい笑い声が響く。小林市真方の「茶飲ん場 ゆきやま商店」では週3...
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【カメラルポ 環境異変】第3部「生物多様性と共に」⑦
2022/05/08県内特集スズタケ枯死 シカ食害深刻 シカが山で植物を食い荒らしている。国は生態系などへの影響から捕獲に力を入れるが、五ケ瀬町や椎葉村などにまたがる霧立山地では、スズタケが標高1300メートル以上でほぼ全滅。茶色の山肌が見渡す限り広がっていた...
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【カメラルポ 環境異変】第3部「生物多様性と共に」⑥
2022/05/07県内特集希少植物へ食害恐れ 里山のシカ 宮崎市高岡町の和石(よれし)集落の休耕田に設置した自動撮影カメラを確認すると、暗闇に光る目が見えた。撮影時刻は午前3時。4頭のシカが草を食べている。「和石地区田園の景観を守る会」の会長を務める前田律雄...
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【現場発前を向いて~みやざきコロナ禍3年目】(4)
2022/05/06県内特集大学生活 友人と共に 苦しい経験胸に新入生交流企画 宮崎大農学部3年 吉村 珠李さん =宮崎市 入学式は中止、授業はほぼオンライン。サークルや部活動を紹介するイベントも相次いでなくなり、友人をつくる機会はほとんどなかった。宮崎...
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【カメラルポ 環境異変】第3部「生物多様性と共に」⑤
2022/05/06県内特集保全へ集落維持課題 里山の希少種 宮崎市高岡町の和石集落を訪れると、綿毛を付けた県の絶滅危惧種「オキナグサ」が風に揺れていた。丘や道端に自生していて、集落内にはゴマシオホシクサやリンドウも生息する。 これらの貴重な植物は住民...
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【延岡から世界へ― 旭化成100年】第1部・強豪陸上部の歩み⑦
2022/05/06県内特集仲間後押し挫折克服 2024年パリ五輪マラソン出場目指す 丸山 文裕 「旭化成は弱くなったと周囲に言われ悔しかった」。自身8度目のマラソンとなった2月の大阪・びわ湖毎日統合大会で、自己最高の2時間7分55秒でゴールした丸山文裕(3...
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