県内特集
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【カメラルポ 環境異変】第1部「足元では今」①
2022/01/01県内特集豊かで便利な生活を求め続ける人類の活動が、地球をむしばんでいる。世界各地で温暖化による異常気象が頻発し、生態系の破壊も進む。海面上昇や砂漠化、永久凍土の融解…。地球規模の環境異変は、人類への警告に他ならない。第1部では、県民のすぐそばで起...
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【光なき奉仕~非正規公務員の実態】⑤専門職の軽視
2021/12/27県内特集「優秀人材集まらず」 本紙が7月に報じた県精神保健福祉センター(宮崎市)の降給問題。心の悩みや自殺相談、ひきこもり支援に当たる専門職の会計年度任用職員5人が事前告知なく、4月から大幅に報酬減額されたことに端を発した。関係者は当時の県...
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【光なき奉仕~非正規公務員の実態】④性被害(下)
2021/12/26県内特集心ない対応に不信感 上司である教頭から「性被害」を受けたとして、県内の小学校を2017年3月に退職した元非常勤講師の30代女性。その2カ月後に地元の民間会社に就職したが、男性への過度な恐怖心、被害の記憶が呼び戻されるフラッシュバック...
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【光なき奉仕~非正規公務員の実態】③性被害(上)
2021/12/25県内特集「絶対的な上下関係」 スーパーで何を買っていいのか分からなくなった。「性被害」の記憶が突如よみがえるフラッシュバックに襲われ、睡眠障害も重なり心身がむしばまれていった。うつ状態、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断を受けた30代...
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【光なき奉仕~非正規公務員の実態】②過重労働
2021/12/24県内特集時間外手当 申請制限 午後9時すぎ、重い足取りで帰宅し、カレーライスを口に押し込んだ。県の出先機関で働く会計年度任用職員の40代女性は、目のクマがくっきり浮かぶほど疲れ切っていた。窓口対応や文書の起案、関係機関との調整、それを入力す...
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【光なき奉仕~非正規公務員の実態】①シングルマザー
2021/12/23県内特集日給下がり生活困窮 県と県教委、県内26市町村の雇用だけで8千人超とされる非正規公務員。採用が抑制される正規職に代わり、増大かつ多様化する行政事務や教育指導を担う欠かせない存在になっている。その半面、2020年4月の会計年度任用職員...
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【ダブル市長選告示まで1ヶ月 市政点検⑤】延岡市(下)行政運営
2021/12/21県内特集細部まで指導力発揮 事業全容の説明必要 延岡市長・読谷山洋司の行政運営について、市職員は「徹底したトップダウン」と口をそろえる。その指示は細部に及び、部局長を通り越して各課に直接伝えられることもある。前市長時代と比べ、「意志決定スピ...
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【ダブル市長選告示まで1ヶ月 市政点検④】延岡市(上) 政治手法
2021/12/20県内特集摩擦恐れず公約推進 「対立招く」と疑問も 「市民が主役」。延岡市長の読谷山洋司(57)が政治姿勢を説明する際によく使う言葉だ。2018年に市政の刷新を掲げて初当選した読谷山は、周囲との摩擦をいとわず公約を前に進める。市民からはぶれな...
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【ダブル市長選告示まで1ヶ月 市政点検③】宮崎市(下) 財政運営
2021/12/19県内特集市債圧縮し堅実路線 自主財源の拡大課題 「生目の杜医療防災拠点」整備(約36億円)、約7年半にわたる小戸之橋架け替え(約107億円)―。宮崎市長の戸敷正(69)が3期12年の実績を列挙する際、併せて強調するのが手堅いと評される財政...
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【ダブル市長選告示まで1ヶ月 市政点検②】宮崎市(中) 政策
2021/12/17県内特集地域防災整備に自信 「アリーナ」進展なし 宮崎市の東九州自動車道宮崎西インターチェンジ付近の高台に上がると、真新しい同市郡医師会病院の建物が目に入る。自衛隊などの活動拠点となる防災緑地も備えた一帯は「生目の杜医療防災拠点」として、昨...
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