県内特集
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【どうなる新幹線 本県隣県の現状】(4)並行在来線 「地域の足」経営苦戦
2024/04/07県内特集整備後の存続 議論必要 一両編成の列車がホームに到着すると、学生や高齢者がぱらぱらと降りてきた。熊本県八代市の八代駅。八代―川内(鹿児島県薩摩川内市)を結ぶ肥薩おれんじ鉄道の車両が発着する。鉄路を利用する市内の高専生高木丈翔(じょう...
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【期待を込めて】県障がい者スポーツ協会チャレンジドスポーツディレクター 木下 理さん(69)=宮崎市=
2024/04/06県内特集選手支える人も紹介を 本県で開催予定の全国障害者スポーツ大会(障スポ)まで3年。県障がい者スポーツ協会で、同大会に向けたチームづくりや障害者スポーツの普及を目指す「チャレンジドスポーツディレクター」として活動している。 サッ...
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【どうなる新幹線 本県隣県の現状】(3)大分/早期整備へ官民熱気
2024/04/06県内特集2ルート提示 議論加速 「広域交通ネットワークは人とモノの流れを活性化する。(新幹線などで)四国と接続すれば東京、大阪が短時間で結ばれ、地域経済の発展が期待される。ネットワークの実現は愛媛、宮崎の未来の創造に欠かせない」 東...
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【どうなる新幹線 本県隣県の現状】(2) 鹿児島/全線開業機に活性化
2024/04/02県内特集駅周辺再開発 若者集う 鹿児島市のJR鹿児島中央駅。改札を出た利用客が駅ビルや駅前の商業施設に次々と流れていく。駅周辺は、九州新幹線の全線開業(2011年)を見据えての市街地再開発事業が進み、ビジネスホテルや高層ビルが立ち並ぶ。開業...
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【どうなる新幹線 本県隣県の現状】(1) 熊本/まずは肥薩線復旧
2024/04/01県内特集県南部 経済効果期待も お土産やキャリーケースを手にしたビジネスマンや観光客が行き交う九州新幹線のJR新八代駅(熊本県八代市)。全線が開業した2011年から、JR宮崎駅との間に新幹線に乗り継ぎできる高速バス「B&Sみやざき」が運行し...
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【縮小社会 宮崎の未来図】第3部・自然減、社会減の果てに(7)墓じまい 10年で倍増
2024/03/28県内特集「守れない」相談相次ぐ 「私がいなくなれば無縁墓になってしまう」。宮崎市の志賀加枝子さん(81)は昨年12月、市営墓地にある亡き夫の先祖の墓を撤去し、区画を返す「墓じまい」をした。足の痛みから墓参りが難しくなり、義姉も施設で暮らすな...
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【縮小社会 宮崎の未来図】第3部・自然減、社会減の果てに(6)増える高齢者孤立死
2024/03/27県内特集家族でもつながり薄く 宮崎市内のアパートで昨年11月、70代の男性が息を引き取った。発見されたのは2カ月後。家賃滞納が続き、大家が異変に気付いた。連絡を受けた宮崎市のNPO法人「カーサ・グランデ」の野本修二理事長(58)が扉を開ける...
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【縮小社会 宮崎の未来図】第3部・自然減、社会減の果てに(5)生活支える店少なく
2024/03/26県内特集地域の高齢者買い物弱者に 小林市細野で1人暮らしをする70代の女性は、約900メートル離れたコンビニに歩いて向かう。運転免許は返納し、自転車に乗ることも難しい。片道30分以上かかり「重いと持てないから買うのは必要最低限の物だけ。雨な...
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【縮小社会 宮崎の未来図】第3部・自然減、社会減の果てに(4)自治会解散が深刻化
2024/03/25県内特集防犯や衛生面維持不安 宮崎市の北部に街灯が点灯しなくなった地区がある。管理していた自治会が4年前に解散したためで、この地区に住む80代女性は「夜は懐中電灯なしでは外出できない。夕方に学校から帰ってくる子どももいるので、防犯の面で心配...
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【縮小社会 宮崎の未来図】第3部・自然減、社会減の果てに(3)団地 高齢化と老朽化
2024/03/22県内特集建て替えにも課題山積 「ファミリー層にとって憧れの住まいだった」。宮崎市大塚台の市営住宅に住む荒川鐵郎(てつろう)さん(81)は、1970(昭和45)年代の入居当時を振り返る。近くに建つ県営住宅を含めると計41棟が並ぶ巨大団地。戸数...
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