県内特集
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「震度6弱 その時」(2) 避難場所
2024/08/24県内特集狭い道、津波前に着くか/備蓄なく長い待機不安 門川漁港に程近い門川町門川尾末の下納屋地区。区長の立花康三郎さん(76)は8日の地震発生後、地区の避難場所より海抜の高い公民館へ歩いて逃げた。一方、同居する家族は車でさらに高台へと避...
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「震度6弱 その時」(1) 避難
2024/08/23県内特集高台管理「命に関わる」 外国人は情報生かせず 「実際に避難すると、思わぬ課題に直面した」。日南市宮浦地区(74世帯、176人)自治会長の甲斐克則さん(69)は実感させられた。南海トラフ巨大地震発生時の津波浸水想定区域に指定されている...
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【戦後80年へ/二つの手記 一つの願い】(5) 次代へ
2024/08/21県内特集つないだ命 語り継ぐ 朝鮮半島で離ればなれになり、終戦から1年以上を経て小林で再会を果たした栗屋靖=当時(29)=と妻房子=同(24)。帰国前に生まれた長男亮(まこと)に続き、長女恵美子と次男勉を授かり幸せな家庭を築いた。 ...
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【きょうも晴れるや!】アーチェリー競技“新星”元競輪選手・平田大毅さん(48)=宮崎市=
2024/08/21県内特集「縁に恵まれ、挑戦を続けられている」。宮崎市の元競輪選手、平田大毅さん(48)は6年前のレース中に起きた事故でみぞおちから下に不全まひが残り、車いすが欠かせなくなった。周囲の支えに助けられ、現在はアーチェリーに励む。3年後に本県で開催され...
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【戦後80年へ/二つの手記 一つの願い】(4) 脱出
2024/08/20県内特集「地獄」の38度線越え ソ連統治下の朝鮮北部・満浦(まんぽ)で収容生活を強いられた栗屋房子=当時(23)=らは1946(昭和21)年7月初旬、脱出を決行する。生後8カ月の長男亮、(まこと)姉の立岩幸子=同(28)=ら家族で目指したの...
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【戦後80年へ/二つの手記 一つの願い】(3) 収容生活
2024/08/18県内特集恐怖の日々、長男誕生 ソ連兵が「女を出せ」と殺到 北緯38度線から北をソ連が、南を米国が統治した戦後の朝鮮半島。北部にある満浦(まんぽ)の日本人は、共同生活を強いられた。小林出身の栗屋靖=当時(28)=と生き別れた、身重の妻房子=同...
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【戦後80年へ/二つの手記 一つの願い】(2) 終戦
2024/08/17県内特集1945(昭和20)年7月に、妊娠7カ月の妻房子=当時(22)=を朝鮮半島北部の満浦(まんぽ)に残して出征した小林出身の栗屋靖=当時(28)。日本が敗戦した8月15日は、配属先の済州島に着いて5日後のことだった。 靖の手記には、無...
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【戦後80年へ/二つの手記 一つの願い】(1) 出征
2024/08/16県内特集小林市真方の栗屋勉さん(74)方に、太平洋戦争時に日本統治下だった朝鮮半島で離ればなれになった家族がその体験や心境をつづった2冊の手記が残る。身重の妻を残して出征した夫と、敗戦後に虐げられながら日本を目指した妻とその姉…。互いの安否も分か...
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【本県震度6弱 どう備える】(下)避難所生活
2024/08/14県内特集場所やルート事前の確認を ルール守り「共助」大切 NPO法人・県防災士ネットワーク理事長/原口 重徳さん 災害後、市民らが生活する学校や公民館などの避難所。NPO法人・県防災士ネットワーク理事長の原口重徳さん(74)は、有事へ...
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【本県震度6弱 どう備える】(中)避難行動
2024/08/13県内特集現状振り返り改善へ 渋滞防止策行政検討を 東京大大学院情報学環 総合防災情報研究センター客員教授/松尾 一郎さん 8日に発生した地震は日南市で震度6弱、宮崎、都城、串間市で5弱など県内全域で震度3以上を観測、マグニチュード(M...
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