県内特集
-
【2025参院選 宮崎】思い、届くか「介護の人手不足」
2025/07/13県内特集報酬引き上げ急務 外国人材の確保も課題 宮崎市高岡町で有料老人ホームや訪問介護事業などを手がける「介護福祉サービスひばり」。運営する坂元信之さん(38)は昨年3月、介護職員の賃上げに踏み切った。「ここ数年は求人を出しても応募はほとん...
続きを読む -
参院選宮崎100問アンケートから(下) 消費税・財政
2025/07/13県内特集減税、歳出への姿勢割れる 20日投開票の参院選では長引く物価高への対策が大きな争点となっている。消費税減税を掲げる野党各党に対して、与党は現金給付を主張。裏付けとなる財源や財政への影響に関する議論にも注目が集まる。宮崎選挙区(改選数...
続きを読む -
参院選宮崎100問アンケート(上) コメ政策
2025/07/12県内特集適正価格3000~4000円で幅 宮崎日日新聞が参院選宮崎選挙区(改選数1)の立候補者4人に行った100問アンケート(11日付に詳報)では、幅広い分野で考え方の違いが鮮明になった。このうち今回の争点であるコメ高騰対策と、消費税減税な...
続きを読む -
【2025参院選 宮崎】思い、届くか「物価高」
2025/07/11県内特集燃料や資材費 産業圧迫 国の対策「場当たり的」 円安、国際情勢の緊迫化が燃料や資材価格の高騰を招いている。2025年5月の宮崎市の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で4・2%上昇。政府は同月下旬から燃料価格の引き下...
続きを読む -
【2025参院選 宮崎】思い、届くか 「就職氷河期世代」
2025/07/10県内特集就活再挑戦へ支援要望 売り手市場 実情厳しく 「当時は不景気を理由にはじかれ、今は人手不足の業種に押しつけられている」。宮崎市の40代女性は時代に翻弄(ほんろう)される「就職氷河期世代」の実感を代弁し、怒りをにじませる。 女...
続きを読む -
【2025参院選 宮崎】思い、届くか「産科医療」
2025/07/08県内特集不安増す出産環境 「原則無償化」閉院加速恐れ 女性が子どもを産んだ渡辺産婦人科(日向市)は、日向・入郷地域で唯一の出産1次施設だ。週1回は非常勤医師が外来に入るが、それ以外の時間帯は渡辺裕之院長(62)が対応。24時間365日態勢の...
続きを読む -
【2025参院選 宮崎】思い、届くか 「106万円の壁」
2025/07/07県内特集働き控え解消 重要課題 現状に合う制度改革を 「猫の手も借りたい忙しさだった」。都農町のスーパー「パントリーけいすけ都農店」の河野博樹店長(37)は昨夏を振り返る。人手不足でレジ打ちや品出しが追いつかず、商品棚が空になることもあった...
続きを読む -
【2025参院選 宮崎】思い、届くか 「コメ騒動」
2025/07/05県内特集農村維持 生産者危機感 「適正価格」議論どこに 梅雨の晴れ間がのぞいた6月中旬、県内屈指の米どころ・えびの市の水田では、田植え機がゆっくりとヒノヒカリの苗を植えていた。67年目の作業は順調なスタートを切ったが、苗箱を整理する高牟禮宏...
続きを読む -
【戦後80年 みやざき】悲劇 記憶とどめて 徳之島沖・富山丸撃沈29日命日祭
2025/06/28県内特集犠牲者めい川内さん(宮崎市)参列呼びかけ 1944(昭和19)年6月29日、旧日本陸軍の兵士らを乗せた輸送船「富山丸」が鹿児島県徳之島沖で米軍に撃沈され、本県の440人を含む約4千人のうち9割以上に上る尊い命が奪われた。犠牲者の...
続きを読む -
【日向灘 脅威と向き合う】第5部 提言(5)五ケ瀬中等教育学校5年 大塚彩穂衣さん(16)/門川高2年・川崎彩美さん(16)
2025/06/27県内特集知識と経験が命を救う/自助共助 気持ち養って 宮崎市青島で防災学習中の昨年8月、日向灘を震源とする地震に遭遇した。その数時間前に現地で津波を想定した避難訓練を行ったばかり。すぐさま宿泊先から高台の一時避難場所を目指して逃げた。「本当...
続きを読む