紙面から
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二つの道 医学と文学で(41) 大西医院元院長 大西雄二
2024/07/09シリーズ自分史薔薇の時代(上) 太宰と塩月の関係性 青春時代、文学の世界に憧れて上京したものの、道の半ばで挫折した経験があります。幼い頃から本好きで、太宰治(1909~48年)や中原中也(07~37年)を愛読しました。 彼ら太宰や中原の活...
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こんなにショックを受けたのだから、誰かにこのショックを返したい
2024/07/09ことば巡礼萩尾望都 「ポーの一族」などの作品で知られる漫画家の萩尾望都は、17歳のときに手塚治虫の「新選組」に感動し、漫画家を目指した。きょうの言葉は、そのときの心境を語ったものだ。自分が受けた感動を誰かに伝えるには、漫画を描くしかないと思っ...
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UMK側が逆転勝訴 最高裁「裁量権逸脱いえない」 前社長退職金訴訟
2024/07/09県内一般ニュース退職慰労金を不当に減額されたとして、テレビ宮崎(UMK)の渡邊道徳前社長(78)が、同社と寺村明之社長(68)に減額分など計2億350万円の支払いを求めた訴訟の上告審は8日、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)であった。深山裁判長は、渡邊氏...
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泥しぶき上げ人馬一体 美郷で「御田祭」
2024/07/08県内一般ニュース平安時代から約千年の伝統を持つとされる美郷町西郷の田植え神事「御田祭」は7日、同所の田代神社神田であった。泥しぶきを上げながら人馬一体で田を駆け巡る姿に、大勢の観客が見入った。 県の無形民俗文化財で、本祭には約3千人(実行委発表)...
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31蔵元の大吟醸堪能 宮崎市で「楽しむ会」
2024/07/08県内一般ニュース全国31の蔵元が集う「第25回大吟醸を楽しむ会」(世話人代表・町川安久宮崎日日新聞社顧問)は7日、宮崎市の宮崎観光ホテルであった。県内外から日本酒ファン約400人が訪れ、大吟醸の華やかな香りに酔いしれた。 町川世話人代表は「四半世...
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車いすで波打ち際へ 宮崎・青島海水浴場に新スロープ 水上バイク出動迅速化
2024/07/08県内一般ニュースバリアフリーな海水浴場へ―。県内有数の観光地・青島(宮崎市)の魅力向上につなげようと、海水浴場に下りるためのスロープが新設された。車いすで波打ち際に近づきやすくなったことに加え、救命用水上バイクの効率的な運用も可能になった。車いすを利用す...
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若者の投票率向上探る 宮崎市で学生ワークショップ
2024/07/08県内一般ニュース宮崎市選管は7日、若者の投票率向上策を考えるワークショップを同市の宮崎中央公民館で初めて開いた。市内外の大学生ら16人が参加。専門家の講話や市議との意見交換を通して、選挙や政治に興味を持ってもらう方法を探った。 総務省主権者教育ア...
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首都圏色 車両お目見え 日南線開業60周年記念
2024/07/08県内一般ニュースJR日南線開業60周年を盛り上げ、利用促進につなげようと、朱色に塗装した人気の「首都圏色」車両が7日、宮崎市の南宮崎駅にお目見えした。県内外から集った鉄道ファンらが熱心に写真に収めるなど、九州唯一の珍しい車両を堪能していた。12日から南宮...
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主体的な生きかたは不幸や失敗を超えて進む力を持つ
2024/07/08ことば巡礼長谷川宏 ヘーゲル研究で知られる哲学者の長谷川宏の著書、「高校生のための哲学入門」の一節だ。長谷川はここで、「自分とは何か」という哲学的な問いを、就職活動を例に説明している。職を選ぶ時は、理想や生きがいを大切にしたい。しかし同時に生...
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二つの道 医学と文学で(40) 大西医院元院長 大西雄二
2024/07/08シリーズ自分史鵜戸・飫肥・薩摩街道 いにしえの風が吹く 交通手段の発達していない昔、生活圏をつくったのが道です。時代の流れに取り残され、古道となった道もあります。多くの古道は、開発や過疎化で消え去りました。 鵜戸街道について記したいと思い...
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