「感覚過敏」も暮らしやすい社会に　宮崎西高・阿万さんアプリ開発

　感覚過敏の人も暮らしやすい社会に―。宮崎市・宮崎西高３年の阿万樹さん（１８）＝綾町＝は、公共施設などで音が大きかったり光が強かったりする場所が分かる「センサリーマップ」を制作・共有できるアプリの試作品を開発し、全国コンテストでグランプリを...

猪苗代湖ボート事故・判決要旨

　福島・猪苗代湖ボート事故の控訴審で１６日に仙台高裁が言い渡した判決の要旨は次の通り。 　【主文】 　原判決を破棄する。被告は無罪。 　【事故回避の可能性】 　一審判決は実況見分でのマネキン発見場所から被害者らがボートの死角に入るま...

年賀状配達受け付け始まる　宮崎中央郵便局でセレモニー

　２０２５年の年賀状の配達受け付けが全国一斉に始まったことを受け、宮崎市高千穂通１丁目の宮崎中央郵便局で１６日、記念セレモニーがあった。 　同市清水２丁目の中央保育園（長谷忠史園長、１４０人）の年長児約３０人が力強い和太鼓演奏を披露。...

約５００台のバスが必要　２０２７国スポ・障スポ、開・閉会式の輸送基本計画案

　２０２７年に本県で開催する国民スポーツ大会（国スポ）・全国障害者スポーツ大会（障スポ）に向けた県実行委の「輸送・交通専門委員会」は１６日、県庁であり、開閉会式の輸送基本計画案を承認した。会場となる都城市山之口町の新県陸上競技場は公共交通機...

「リスク認識低かった」と頭取　硬い表情、不備認める

　「リスク認識が低かった」。安全なはずの銀行の貸金庫から十数億円相当が盗まれた異例の問題。三菱ＵＦＪ銀行の半沢淳一頭取は１６日の記者会見で、硬い表情を浮かべたまま管理体制の不備を認めた。 　東京都内の記者会見場には１００人ほどの報道陣が詰...

三菱ＵＦＪ銀・半沢頭取一問一答

　三菱ＵＦＪ銀行の半沢淳一頭取による記者会見での主なやりとりは次の通り。 　「お客さまに多大な不安を与えたことを非常に重く受け止めている」 　「信頼、信用という銀行ビジネスの根幹を揺るがすものと厳粛に受け止めており、お客さまや関係者に心...

【独自】紅海の商船攻撃「続行」　イエメン・フーシ派と単独会見

　イエメンの親イラン武装組織フーシ派のムハンマド・ブハイティ報道官は１６日までに、イエメン内戦下の首都サヌアで共同通信と単独会見し、紅海で繰り返す商船攻撃について「パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの虐殺が終わるまでやめない」と述べ、続行す...

アサド氏、親族にも亡命知らせず　「ロシアから支援が来る」とうそ

　【エルサレム共同】長期政権が旧反体制派の攻勢で崩壊したシリアで、アサド前大統領が亡命のためロシアに出国する前の様子を、ロイター通信が１６日までに報じた。アサド氏は亡命計画を側近や親族にも知らせず、政権軍幹部らには後ろ盾のロシアから「軍事支...

原発コスト、１・５倍に増加　２０４０年の電源別試算、経産省

　経済産業省は１６日、２０４０年時点の発電コストの試算結果を有識者会議で示した。原発や液化天然ガス（ＬＮＧ）火力、再生可能エネルギーなどはいずれも上昇した。今回の試算で初めて、変動の大きい再生エネの普及に伴い発生する調整コストを正式に加味し...

子どもの心のケア急務、北九州　識者「大人の結束が重要」

　北九州市の中学３年男女殺傷事件で、市教育委員会は登下校時などの安全確保とともに、子どもの心のケアを最優先に対応を急いでいる。教育評論家の尾木直樹氏は「子どもたちは激しく動揺している。必ず守りきろうという力強い姿勢で、先生をはじめ大人たちが...