県内特集
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今⑧
2021/11/09県内特集豊かな自然 澄んだ川 真っ赤な紅葉 青く高い空と、山の紅葉のコントラストが美しい。高千穂町・土呂久を流れる土呂久川は澄み、川面にはアメンボ、水中にはアブラメが命を育む。最近ヤマメの数が減ったというが、大きなウナギもいるという。 ...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今⑦
2021/11/07県内特集刈り干しとうび 豊かな恵み 和牛の餌に 日本を代表する西臼杵地方の民謡「刈干切唄」。この、冬場の家畜の餌を蓄えるため秋に野草を切る「刈り干し切り」の姿が、和牛生産が盛んな高千穂町・土呂久では今でも見られる。 畑中地区の繁殖農...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今⑥
2021/11/06県内特集大切坑 象徴 環境学ぶ場に 高千穂町岩戸・旧土呂久鉱山の主要坑道「大切坑(おおぎりこう)」から流れ出る、大量の地下水の水質改善工事が昨年3月に終わり、半世紀に及んだ土呂久の環境復元事業が完了した。そんな鉱山跡の象徴ともいえる大切坑を...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今⑤
2021/11/04県内特集フットパス 棚田や巨石魅力発信へ イギリス発祥で地域の森林や田園風景を楽しみながら散策し、土地の魅力を再認識する「フットパス」。この取り組みがヒ素鉱害から半世紀を経て従来の環境を取り戻した高千穂町の土呂久で進められている。 ...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今④
2021/11/02県内特集集落の絆 住民の和つなぐ仏壇 稲刈りの手伝い、敬老会や紅葉を楽しむ祭り…。コロナ禍で行事は中止続きだが、高千穂町岩戸の土呂久では、さまざまな場面で集落の固い絆を見て取れる。 ただ、鉱害発生前後は亀裂が生じることもあった。鉱山...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今③
2021/10/30県内特集新たな認定患者 夫婦、語り部として 「認定されるとか、されないとか私にはどっちでもいい。いろいろ体で悪いとこはあるけど、この年まで夫婦で長生きできたんだからね」。高千穂町岩戸の土呂久・南地区に住む佐藤ツルさん(81)は昨年5月、県が...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今②
2021/10/23県内特集花咲かじいさん 鉱山跡 にぎやかに 「人が少なくなるばっかりの集落がにぎやかになるように」。盛實弘行さん(89)は30年ほど前から、自宅近くの土呂久鉱山跡に桜やツツジを100本以上植え、草刈りなど毎日のように手入れを続ける。電動カー...
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【鉱害告発から50年】 土呂久は今①
2021/10/22県内特集土呂久牛 和牛生産で地域振興 いつかは「土呂久牛」を有名に―。標高約600メートルに位置する高千穂町岩戸の土呂久・惣見(そうみ)地区。自宅が隣同士の和牛繁殖農家、佐藤和明さん(50)と肥育農家、佐藤孝輔さん(40)は「地元生まれ、地...
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【2021衆院選みやざき 検証 安倍・菅政権】 女性活躍(5)
2021/10/17県内特集社会の意識変革不可欠 育児両立 乏しい具体策 「女性活躍といっても結局、女性の負担が増えただけ」。宮崎市内の企業に勤める女性(35)はこう訴える。育児休暇を取得後、職場復帰し、時短勤務制度を活用しながら娘2人を育児中。月給は育休前か...
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【2021衆院選みやざき 検証 安倍・菅政権】 防災・減災(4)
2021/10/16県内特集強靱化 ハード整備進む 大雨頻発 広い視点必要 宮崎市を流れる清武川。同市清武町・船引の中洲橋付近で10月上旬、約2万立方メートルの土砂を運び出し、川底を約2メートル50センチ掘り下げる掘削工事が完了した。 「これで水位に余...
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