「トレンドマイクロ」が申告漏れ　９６億円、租税回避地税制を適用

　東証プライム上場のセキュリティー大手「トレンドマイクロ」（東京）が、日本で計上すべき海外子会社の所得を申告しなかったとして、東京国税局から２０２２年１２月期までの３年間で計約９６億円の申告漏れを指摘されていたことが２９日、関係者への取材で...

地震・津波の複合災害警戒を　京大・山下助教談話

　本県に接近中の台風１０号と今月８日に本県で発生した最大震度６弱の地震を踏まえ、複合災害のリスクを訴える京都大防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教（３９）に話を聞いた。 　先日の地震で日向灘に震源域のプレートが破壊されていない「割れ残り...

「震度６弱　その時」(5)　災害弱者

避難ビル階段に苦労／想定重ね 備えを点検 　日南市南郷町の外浦港にほど近い認定こども園・にじ色の海こども園（戎浦（えびすうら）直幸園長、５０人）。８日の地震発生時は園内に０～５歳児約２０人がおり、保護者の迎えを待ちながら思い思いに遊ん...

大型看板落下、車下敷き　国道土砂流入で不通　宮崎県内各地被害

　台風１０号の接近に伴い雨風が強まった県内では２８日、各地で被害が確認された。宮崎市の紳士服店駐車場では大型看板が落下し、軽乗用車が下敷きに。同市高岡町の国道２６８号では土砂の流入で通行止めが発生した。 　同市大塚町の紳士服店駐車場で...

突風「恐怖覚えた」　住民ら対応追われる　宮崎・佐土原

　「恐怖を覚えた」「台風が近づく直前なのに…」。宮崎市佐土原町で２８日午後２時前に発生した竜巻とみられる突風は、住民や住宅などに大きな被害をもたらした。吹き飛ばされた屋根、散乱する瓦やガラス、横転した車…。住民らは台風によるさらなる被害に気...

「無事に帰りたい」　台風１０号で交通乱れ

　非常に強い台風１０号が勢力を維持したまま接近する中、県内では２８日、交通機関で欠航や遅れなどが相次いだ。宮崎空港では運航状況を知らせる掲示板前で立ち尽くす利用者の姿も。「ここまで影響が大きいとは。無事に帰りたい」と不安の声が聞かれた。 ...

「被災した自宅が心配」　避難住民、長期化懸念　宮崎県内

　台風１０号が非常に強い勢力を維持したまま本県に接近する可能性が高まった２８日、宮崎市や高鍋町などでは避難所が開設され、安全を確保しようと住民が身を寄せた。８日に震度６弱の地震を観測した日南市では、住民が被害を受けた自宅の心配を抱えたまま避...

台風１０号、宮崎県内きょう暴風域　大雨特別警報の可能性

　非常に強い台風１０号は２８日、屋久島の北西を発達しながら北に進んだ。強い勢力を維持したまま北上し、本県は２９日明け方に風速２５メートル以上の暴風域に入り、最接近は３０日午前とみられる。２９日午後６時までの２４時間の予想雨量が多い所で６００...

宮崎市佐土原で突風、４人けが　竜巻か　屋根めくれ、車横転

　非常に強い台風１０号の接近に伴い、大気の状態が不安定となった２８日、宮崎市佐土原町で竜巻とみられる突風が起きた。軽ワゴン車が横転するなどして４人がけがをしたほか、倉庫屋根がめくれ上がり残骸が飛散するなど多数の被害が発生した。気象庁は同日、...

台風１０号が鹿児島上陸、警戒を　１人不明、九州３県で線状降水帯

　台風１０号は２９日午前８時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。これまでに記録的な大雨となった地域では地盤が緩み、災害リスクが高まっている。土砂災害や低地の浸水、川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要だ。大分、宮崎、鹿児島３県で線状降水帯が...