リンゴ病患者、過去最多に　子ども中心、妊婦リスク

　国立健康危機管理研究機構は１日、全国の定点医療機関から６月１６〜２２日に報告された伝染性紅斑（リンゴ病）の患者数（速報値）が５９４３人で、１機関当たり２・５３人だったと発表した。感染症法に基づく集計を始めた１９９９年以降で過去最多を更新し...

世界遺産、保全に懸念６０％　明治産業革命、登録から１０年

　長崎市の端島（通称・軍艦島）など８県２３施設で構成する世界遺産「明治日本の産業革命遺産」のうち、１４施設（６０％）で今後の保全に懸念があることが、共同通信のアンケートで１日分かった。懸念の詳しい内容を複数回答で尋ねると、修繕などの費用に対...

対策推進地域７２３市町村に拡大　南海トラフ地震死者８割減へ

　政府は１日、中央防災会議を開き、南海トラフ巨大地震の最新の被害想定に基づき「防災対策推進基本計画」を改定した。対策推進地域として長崎など６県の１６市町村を追加指定し、７２３市町村に拡大。最大２９万８千人と想定される死者数を今後１０年間で「...

都城舞台のアプリゲーム始動　観光名所巡る「クエスト」型企画

　いざ平安時代の都城を冒険―。都城市を舞台にしたアプリゲーム「みやこんじょクエスト」の利用が１日、始まった。新市２０周年事業の一つで、専用ホームページから無料アプリをスマートフォンなどにダウンロードし、史跡や観光名所を巡ってデジタルスタンプ...

防疫徹底、口蹄疫再発防止誓う　川南で畜魂慰霊式

　川南町が口蹄疫からの「リ・ボーンデー（再生の日）」と定める１日、同町ふるさと文化公園で畜魂慰霊式があった。２０１０年の発生から１５年の節目に合わせ５年ぶりに開き、町やＪＡ職員、農家ら１６人が参加。家畜の冥福を祈り、防疫徹底と風化の防止を誓...

【懐かしのあの日】「引きこもり」に理解を　「親の会」発足し、宮崎市でシンポ

　長期にわたって社会と接点を持たず、自宅に閉じこもる「引きこもり」について考えるシンポジウム（宮崎日日新聞社主催）は６月３０日、宮崎市の宮日会館であった。親も悩みを内に秘める”二重引きこもり”の現実や社会的な認識が低いことによる誤解など、多...

６月平均気温、過去最高に　平年を２・３４度上回る

　気象庁は１日、６月の日本の平均気温は平年より２・３４度高く、１８９８年の統計開始以降で最高だったと発表した。これまでの記録だった２０２０年（プラス１・４３度）を大きく上回った。今後１カ月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込みで、熱中症へ...

路線価　２０２５年

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全国の被爆者数、１０万人下回る　手帳交付後初、平均８６歳

　被爆者健康手帳を持つ全国の被爆者が２０２４年度末時点で９万９１３０人（前年度比７６９５人減）となったことが１日、厚生労働省のまとめで分かった。１０万人を下回るのは、旧原爆医療法施行で手帳交付が始まった１９５７年度以降初めて。平均年齢は８６...

【独自】国の決算剰余金、２・３兆円　２４年度、税収上振れで

　財務省が近く発表する国の２０２４年度の一般会計決算で、税収が想定よりも増えたことなどで生じる剰余金が２兆３千億円程度となることが１日、分かった。財政法に基づき、少なくとも半分は借金である国債の償還に使い、残りは防衛力強化の財源などに充てら...