停電、断水続き 住民疲弊　台風１４号

　台風１４号による県内の停電や断水は発生から３日目の２０日も、広範囲で影響が続いた。不便を強いられている住民や観光施設の疲弊はピークに達し、「もう限界」「仕事ができない」と悲鳴が上がる。 　九州電力宮崎支店によると、停電はピーク時（１...

声出しタックルに熱気　ラグビー日本代表候補合宿スタート

　ラグビー男子日本代表候補の宮崎市合宿が２０日、本格スタートした。１０月１日から始まるテストマッチや２０２３年にフランスで開催されるワールドカップ（Ｗ杯）へ向け、タックル練習などに汗を流した。 　代表候補５２人の合宿は４日から大分県別...

学校は楽しいよ　飫肥小児童、園児とズーム交流

　日南市・飫肥小（宮崎宏子校長、３５７人）の１年生５２人は１４日、飫肥地区の幼稚園など４施設の年長園児約８０人とオンライン交流を行った。児童たちは来年入学する園児に向け、学校の楽しさをアピールした。 　毎年、園児が同小に訪れて学校案内...

内藤記念博物館ＰＲを　タクシー運転手らに内覧会

　延岡市・延岡城西之丸跡に整備された延岡城・内藤記念博物館の２３日開館を前に、タクシー運転手やホテル関係者向け内覧会が１４日、同博物館であった。市内８社の約２０人が真新しい施設を見学、延岡の新名所について理解を深めた。 　読谷山洋司市...

【懐かしの昭和】定期便就航祝う式典（昭和３０年）

　宮崎空港に極東航空（当時）が大阪行きの定期便を就航させた。１９５５（昭和３０）年３月、セレモニーが開かれ、本県航空史の幕開けを告げた。同空港は戦後、民間航空誘致の機運が高まり、５４（同２９）年１０月に同社が２１人乗りの飛行機で試験運航を行...

丸崎１００平決勝に進めず 競泳少年男子Ｂ　とちぎ国体

　第７７回国体「いちご一会とちぎ国体」（栃木国体、１０月１～１１日）は１９日、競泳と新体操を行った。県勢は競泳３種目に出場し、予選で少年男子Ｂ１００メートル平泳ぎ・丸崎蒼介（都城泉ケ丘高）の全体１８位が最高で、いずれも決勝に進めなかった。（...

２０日開幕　九州高校野球県予選

　台風１４号の影響で順延となった高校野球の秋季九州大会（第１５１回九州大会）県予選は、２０日開幕する。同日は宮崎市のひなたひむかスタジアムなどで１回戦５試合を行う。 　当初は１７日に開幕予定だった。１、２回戦は２５日まで、３回戦は２８...

「損失計り知れず」　県北、西都・児湯で被害多数　台風１４号

　台風接近前から雨が降り続いた県内では、各地で河川の氾濫などが相次いだ。県北の五ケ瀬川や耳川、西都・児湯の一ツ瀬川流域などで、家屋や農業施設に多数の被害が出た。 　日向市東郷町山陰の小野田地区では１８日午後８時ごろから、耳川に排出でき...

椎葉や日之影　住民孤立　台風１４号

　県内では国道や県道などの多くの道路が土砂崩れや崩落、路面のひび割れなどによって寸断。村全体が事実上孤立している椎葉村をはじめ日之影、美郷町など、少なくとも７市町村で地区などの孤立状態が続いている。山間部を中心に、被害の全容はまだ見えていな...

台風１４号　県内２人死亡　総雨量美郷で９８５ミリ

　大型の台風１４号は１９日、本県全域を風速２５メートル以上の暴風域に巻き込みながら九州を縦断した。県内では降り始めからの降水量が山沿いを中心に多い所で千ミリ近くに達した。三股町で発生した土砂崩れに１人が巻き込まれるなど１市１町で２人が死亡。...