県内特集
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【甦る記憶 戦後77年とウクライナ侵攻】(3)過酷な環境想像つらく いずれ帰国 かなわず
2022/08/13県内特集父が抑留地ウクライナで死亡した 久保田 修さん(80)=宮崎市 終戦から3年後の1948(昭和23)年、当時6歳で綾町で暮らしていた久保田修さん(80)=宮崎市広島2丁目=の家に父の戦死公報が届いた。没地はウクライナ東部ドネツク州。...
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【甦る記憶 戦後77年とウクライナ侵攻】(2)分数が今も分からない 爆撃におびえ農作業
2022/08/12県内特集戦争で教育の機会を奪われた 工藤てつ子さん(86)=五ケ瀬町 「分数の計算が分からず、今も勉強を続けている。普通なら小学4年でできるようになるのに…」。五ケ瀬町三ケ所の工藤てつ子さん(86)は、教育の機会を奪った先の戦争を憎んでいる...
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【甦る記憶 戦後77年とウクライナ侵攻】(1)動かない血だらけの親友 子どもの犠牲へ怒り
2022/08/11県内特集延岡空襲で機銃掃射を受けた 堀 順子さん(85)=宮崎市 「ロシア軍がウクライナ南部の集合住宅などをミサイル攻撃。10歳以下の子どもを含む21人が死亡」―。2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降、毎日のように届けられる新聞やテ...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】⑦ 北諸県
2022/07/29県内特集「牛どころ」誇り胸に 「繁殖農家の全共(全国和牛能力共進会)出場を果たせず、ずっともがき苦しんできた…」。都城市下水流町の増元伸治さん(40)は元々、JA都城の技術員で種牛の担当を18年間務めてきた。2020年4月に退職して家業を継...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】⑥ 西諸県
2022/07/28県内特集競う環境 層の厚さに 種牛4頭と肉牛3頭を合わせて評価する全国和牛能力共進会(全共)の総合評価群(6区、前回大会までは7区)は、産地の総合力が問われるため「花の区」と呼ばれる。西諸県地域はこの区の種牛部門で、2007年の鳥取大会から...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】⑤ 西都・児湯
2022/07/27県内特集「満天白清」に懸ける 「生産する子牛の肉質と増体(発育)の良さ」を掲げる県内有数の牛どころの西都・児湯地域。基盤をつくったのは、川南町で1980(昭和55)年に誕生した種雄牛「糸秀(いとひで)」だった。 県家畜改良事業団(高...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】④ 西臼杵
2022/07/23県内特集「少頭」愛情たっぷり 県内における2021年の1戸当たりの肉用牛平均飼養頭数は48・5頭。一方、西臼杵地域は7頭ほどと少頭飼育がメインだが、和牛生産はJA高千穂地区の取扱金額の約6割を占める重要品目だ。 中山間地では元々、農...
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首都圏発 みやざき七色物語(2022年7月号)
2022/07/21県内特集【輝くひむか人】出入国審査官・滿木瑠惟さん(22)=都城市出身 日本の玄関口 日々守る ■先輩の話聞き志望 国際線が24時間、離発着する羽田空港。この日本の玄関口にある東京出入国在留管理局同空港支局で、出入国の審査を担当...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】③ 宮崎中央
2022/07/21県内特集後継育ち再び代表へ 「県内でも勢いがある産地」と畜産関係者が話す宮崎中央地域。JA宮崎中央によると、管轄区域の繁殖農家戸数は2021年度、10年前の約4割減となる513戸になる一方、飼養頭数は1万2095頭と約800頭増加。子牛の競...
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【てっぺんへ宮崎牛 第2部 地域の宝】② 南那珂
2022/07/19県内特集優れた母牛守り継ぐ まだ薄暗い日の出前の午前5時。串間市西方の繁殖農家、西郷吉孝さん(64)の牛舎で、牛3頭の水洗いやブラッシングに汗を流す男たちの姿があった。打ち込んでいるのはJAはまゆうや同市の担当職員ら。5月に全国和牛能力共進...
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