県内経済界２０１３年キーワード

「積極性」発揮し「変化」に「期待」 　2013年が明けた。口蹄疫や新燃岳噴火の影響をどこまでぬぐい去れたのか、12年の本県経済の総括はまだできていない。それでも株価上昇などで自公政権復活へ期待が表れているからか、4日に宮崎市で開かれた...

霧島酒造専務・江夏拓三さん

「黒霧島」世に出し成長軌道へ 　焼酎の流れを変えたとも言われる本格芋焼酎「黒霧島」。この商品を世に送り出し、多くの愛飲家の支持を集めて会社を成長軌道に乗せた後も、兄で社長の順行氏らと社業拡大へ知恵を絞り、積極的に若い社員をけん引し...

2012みやざき経済回顧

セガサミーのシーガイア買収に好反応 　2012年が暮れようとしている。今年、本県経済界ではシーガイアの買収、アイベックスエアラインズの就航など多くのニュースがあった。担当記者たちが座談会形式で今年を振り返る。 トム・ワトソン...

日本バイオフーヅ社長　森下雅之さん

九州の健康食品製造拠点に 　「九州は食の宝庫」。いま成長分野にある健康食品・サプリメント産業界で、この地域特性は九州の優位性として掲げられる。ところが現状は、製造工程が本州の業者が多く、九州の一大産業とはなっていない。健康食品研究...

天領うどん／天領うどん本店

味と接客が支える県北市民のソウルフード 　県北で生まれ育った人にとって「ふるさとの味」とも呼べるうどん店。1966（昭和41）年に田崎登保会長（73）が日向市内に店を開いた。以来、同市、門川町、延岡市内一帯に8店舗を展開。現在は2...

笑福舎（日向市）

ひょっとこ面　県内外にファン 　日向市に伝わる伝統芸能「ひょっとこ踊り」。軽快なリズムに合わせて体を動かすユーモラスな踊り手たちの姿は、日向市民のみならず県民にとっても親しみ深い存在だ。見る者の頬がついつい緩んでしまう独特の動きと...

来て味店　ラフォーレ（スナック・新橋）

疲れ癒やすオアシス 　JR新橋駅の烏森口から飲食街に入ってすぐという絶好の立地。宮崎市高岡町穆佐出身の首藤久仁子さん（68）が経営する。サラリーマンの街としてにぎわう新橋で、開業から28年間にわたって支持を集め続ける。 ...

官僚事典　原子力規制庁 原子力地域安全総括官　黒木慶英（くろき・よしひで）さん

人命第一に安全尽力 　鹿児島ラ・サール高、東大法学部を卒業後、警察庁に入庁。刑事畑を振り出しに、以降は警備畑を中心に歩んできた。阪神大震災やオウム事件を契機に内閣危機管理監が置かれた1998年から2年間、危機管理担当の内閣審議官を経験...

キャリア教育最前線（4）

　高い離職率　　企業も仕事観醸成に貢献 　新卒者雇用で課題となっている「7・5・3問題」。入社3年以内に中卒7割、高卒5割、大卒3割が離職するという傾向に歯止めを掛けようと、産業界や教育界で議論が活発になってきた。その課題解決...

元気発信　NHKアート・美術担当ディレクター　雨﨑　友美さん

番組支える裏方に誇り 　テレビや舞台の裏で奮闘する多くのスタッフ。宮崎市出身の雨﨑友美さん（36）もその一人だ。NHKアートの美術担当ディレクターとして質の高い番組制作を支える。（東京支社報道部長・見山輝朗） 　雨﨑さん...