不純物除去へ沈殿池　市、えびの高原に増設

　霧島連山・硫黄山（１３１７メートル）の噴火後にえびの市の長江川が白濁している問題を受け、市は硫黄山から噴出した泥水が流れ込んでいるとみられるえびの高原の沢に、水中の不純物を取り除く沈殿池を造成する。市が同様の沈殿池を設置するのは２例目で、...

県産牛肉輸出額最高　３５億円、台湾向け好調

　宮崎牛をはじめとした県産牛肉の２０１７年度の輸出額が、前年度比４０・５％増の３５億４千万円（速報値）だったことが１５日、県のまとめで分かった。香港や米国などへの輸出が順調に伸びたほか、昨年９月に輸出が解禁された台湾向けが全体を底上げし、過...

県内平均寿命トップは　男性宮崎市、女性三股町

　県内市町村で平均寿命が最も長いのは男性が宮崎市の８１・１歳、女性が三股町の８８・２歳だったことが、厚生労働省が１５日までに公表した「２０１５年市区町村別生命表」で分かった。調査は５年に１回行われ、同市の男性は調査開始の２０００年から４回連...

硫黄山被害支援強化を　県、国に２４項目要望へ

　県は１５日、２０１９年度国の施策・予算に対する提案と要望を発表した。霧島山（新燃岳、硫黄山）火山活動に伴う被害の支援のほか、県内産業を担う人材の育成や少子化対策の充実など２４項目を盛り込んだ。河野知事らが２９、３０日に上京し、政府・関係省...

ウミガメ喜ぶ砂浜に　宮日会が堀の内海岸清掃

　宮崎日日新聞の県内１０３販売所でつくる宮日会（馬場尋樹会長）は１５日、県天然記念物アカウミガメの産卵地で知られる高鍋町・堀の内海岸で清掃活動を行った。会員やウミガメの保護に取り組むボランティア、町職員ら１０２人が参加し、浜辺のごみを拾った...

【灘を耕す　県内の養殖業最前線】(４) 差別化

独自の餌、飼育法確立　国際認証取得でリード 　県内最多の２５養殖業者が集まる延岡市北浦町沖。島浦島が沖からの波を遮る穏やかな海域で４月中旬、地元の丸正水産の堀田洋社長が五ケ瀬ワイナリー（五ケ瀬町）のブドウの搾りかすを配合した独自飼料を...

【ことば巡礼】どんなに貧乏をしても、どんなに苦労をしても、それがシミになってはいけない

辻　　久子 　経済的に余裕のある人もいるが、食うや食わずの毎日を送る人もいる。しかし、それも固定的なものではない。天変地異で資産を失うこともあれば、他人の借金を背負ってしまうことだってある。裕福であっても、何かのきっかけで貧しい暮らし...

洗剤の事故に注意

　花粉の季節が終わると、高温多湿の気候となり、カビの季節がやってくる。 　浴室などの水回りで気になる黒カビを落とす時は、洗剤の使い方に十分注意が必要だ。公益財団法人日本中毒情報センターによれば、家庭内で起こる洗剤の事故で多いのは、水回...

旭有機材売上高５０１億円　過去最高

　旭有機材（本社延岡市・東京）が１５日に発表した２０１８年３月期連結決算は、売上高が前期比１９・４％増の５０１億７４００万円で過去最高となった。国内のほか韓国や中国など東アジアで液晶や半導体向けの設備投資が順調に推移。本業のもうけを示す営業...

事業承継支援に新拠点　宮崎商議所、県が開設

　後継者のいない企業の事業承継を支援する「県事業承継ネットワーク」が１５日、宮崎市の複合ビルＫＩＴＥＮにオープンした。国の委託を受けて、宮崎商工会議所（米良充典会頭）と県が協力して設置。案件の掘り起こしから専門家による高度な支援まで一貫して...