太陽銀、増収減益　９月中間決算、物価高対応で人件費増

　宮崎太陽銀行は９日、２０２３年９月中間決算を発表した。売上高に当たる経常収益は株式等売却益の増加などで前年同期比４・４％増の６３億９６００万円。一方、経常利益は２・７％減の１３億３千万円で増収減益となった。物価高に対応した手当支給で人件費...

宮崎発　無形資産を活かせ（１８）【中学生の発明】

家族間の信頼も大切 　県学校発明くふう展で最優秀賞を受賞した沖水中３年の久保寺玲君とご両親にお会いする機会があった。受賞した発明は「一歩先の杖（つえ）」という杖である。 　杖は通常、身体を支えるために手で棒を握りしめる必要がある...

桜切るばか　梅切らぬばか

ことわざ 　これは庭木の剪定せんていの仕方に由来することわざだ。桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので、切らないほうがいい。一方、梅は切らないと無駄な枝が増えるので、切ったほうがいい。そこから転じて、「人を育てるにはそれぞれの個性に...

みんなのワイン（３８）　都農ワイン相談役　小畑　暁

ジビエ考（上）　お薦めのペアリング 　牧内山の自社農園で、鳥獣被害が増えてきた。収穫を目前にして、せっかく丹精して育ててきたブドウが、イノシシや鹿に食べられてしまうのだ。特に、付近に太陽光パネルが設置されてから被害がひどくなってきたと...

【七つのちがいさがし】１１月９日付

【問題】 【解答】 ...

気候変動とワインの味

　イギリス・オックスフォード大学の気象学者、アンドリュー・ウッド教授をはじめ、ワインの専門家らの最新の研究によると、今年のフランス・ボルドー産のワインの出来は良いと予測された。同教授は、過去７０年間のワインの出来を数値化したデータと、気象デ...

【医療新世紀】分子標的薬の治療が急拡大

進行期肺がんに効果　遺伝子検査の普及が鍵に 　肺がんの薬物治療が様変わりしている。がんの特徴に応じた「分子標的薬」が相次いで実用化され、経過の悪かった進行期の肺がん（非小細胞性肺がん）でも余命を年単位で延ばす効果が報告されている。課題...

【県内フォトまちがいさがし】１１月９日付

【問題】 【解答】 ...

マンネリの中にマンネリでないものを見つけ出すのが、おれが生きているという証拠になるな

まど・みちお 　童謡「ぞうさん」の作詞者としても知られる詩人のまど・みちお（１９０９～２０１４年）が、老いについて書いたエッセーの一節だ。 　「考えてみれば、人が生きていることもマンネリですね」と始まるこのエッセーの中で、まどは...

県内景気「緩やかに回復」　金融概況、判断据え置き

　日銀宮崎事務所は９日、県内金融経済概況を発表し、全体の景気判断を「緩やかに回復している」として、前回発表（１０月）から据え置いた。個別の項目の個人消費、観光でも「緩やかに回復している」とした前回判断を維持。公共投資は災害復旧工事の発注の本...