県内山沿い中心に大雨　１５日も土砂災害警戒

　県内は１４日、九州北部に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で山沿いを中心に大雨となり、小林市野尻で２４・５ミリ、国富町で２３・５ミリの強い雨が降った。宮崎地方気象台によると、１５日も県内全域で雨となり、多い所で１時間５...

新型コロナ 県内新規感染４６人　デルタ株疑い２７人判明

　県と宮崎市は１４日、県内で新たに１０歳未満～６０代の男女４６人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、県はこれまでの感染者２８人の検体で実施した変異株ＰＣＲ検査で、２７人が感染力が強いインド由来のデルタ株疑いと判明したことも明...

「平和の大切さ次世代へ」遺族ら静かに祈り　戦没者慰霊式典中止や規模縮小

　新型コロナウイルスの感染拡大で県独自の緊急事態宣言が発令される中、県内各地の戦没者慰霊式典が昨年に続いて中止や規模縮小を余儀なくされている。終戦から１５日で７６年を迎えた。都内では全国戦没者追悼式が行われるが、本県の遺族らは感染リスクを考...

神話アレンジ幻想的舞台　日向市で「お船出ものがたり」

　日向市美々津町に伝わる神武天皇のお船出伝説を演劇化した「お船出ものがたり異聞～いざ、東へ！」の公演は８日、市文化交流センターであった。多くの市民が訪れ、幻想的な舞台に拍手を送った。 　２０１５年に市民らで立ち上げた「お船出ものがたり...

高鍋藩の教育学ぶ　産経大学生らがフィールドワーク

　宮崎市の宮崎産業経営大（大村昌弘学長）の学生と県内の高校生計７人が１１日、現在の児湯郡東部などを領有した高鍋藩について調べるフィールドワークを高鍋町で行った。町や町教育委員会が関係施設を案内。同藩を治めた秋月家出身で米沢藩主となった名君・...

【あれから半世紀】 「一日父親」と楽しく　西都市の母子家庭児童ら

　夏休みに父親の温かさを―と西都市福祉事務所の所員は１３日、「一日父親」になって母子家庭の子どもたち２１人を招待。子どもたちは小遣いをもらい、車で日南海岸などを回って楽しい一日を過ごした。 　市内には母子家庭が約４００世帯ある。母親が...

宮商ナイン前向きに調整　甲子園２日連続順延

　天候不良で２日連続の順延となった第１０３回全国高校野球選手権大会。宮崎商ナインは「早く試合がしたい」と日程がさらに１日延びた智弁和歌山戦を待ちわびつつ、「順延の分、練習が積める」と前向きに捉えていた。 　１３日は午前中に予定していた...

日章、ボクシング総合雪辱　インターハイ第２０日

　北信越など６県を主会場とする全国高校総体（インターハイ）第２０日は１３日、福井市の福井県営体育館などで８競技を行った。県勢は５競技に出場し、ボクシングでピン級の金谷成留、ライト級の山川健太、ミドル級の瀬井りゅう一の日章学園勢３人が頂点に立...

県、売り上げ減事業者に１０万円　全業種を対象

　県は１３日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、売り上げが減少した県内全業種の中小企業、小規模事業者に対する支援金１０万円の支給を決めた。県によると、支給対象は約９４００事業者。今月の売り上げが昨年、または２年前の同月比で５０％以上減少して...

県内神楽、連携へ協議会　ユネスコ登録見据え

　本県を代表する民俗芸能である神楽の振興と継承を図ろうと、県内の神楽保存団体でつくる協議会が、来年度にも発足する。県文化財課が主導し、約２００ある保存団体に参加を呼び掛ける。神楽の国連教育科学文化機関（ユネスコ）無形文化遺産登録を目指す全国...