何かをなさなきゃ出来が悪いってことでは全然ない

笹川ひろし 　「何かをなす」という言葉から私が思い浮かべるのは、「一流になる」とか「有名になる」といったイメージだ。 　ところが、世の中には、いくら頑張っても注目を浴びない仕事もある。私は書籍の編集と翻訳の仕事を経験したが、どち...

【日曜論説】タイパ、倍速志向　大切なもの見失わず

経済部長兼論説委員　樋口　由香 　帰省した就職２年目のおいっ子が口ひげ脱毛を始めたと聞き、押し寄せるジェンダーレス化の波を感じた２０２３年の幕開け。２０２２年もまた、目まぐるしく変わる時代を象徴する言葉が飛び交った一年だった。 ...

動物とともに（４２）宮崎市フェニックス自然動物園 前園長　出口智久

シュバシコウ　卵計量で親鳥と攻防 　カタ、カタ、カタ、カタ、カタ―。鳥園からリズミカルな音が聞こえます。鳴かない鳥のシュバシコウがくちばしをカスタネットのように打ち鳴らす「カスタリング」でコミュニケーションを取っています。雄と雌が向き...

猫と飼い主の関係

　私は日頃、猫の態度に「聞こえているくせに、聞こえないふりをしているな」と感じることが多い。飼っている猫は、最初の呼びかけには耳を少しこちらに向けて尾をふり、２度目以降はうるさげに尾を動かし、最終的には反応すら見せずに寝たふりをする。 ...

【数独】１月１４日付

【問題】web版数独はこちら ...

高次脳機能障害者向け通所教室 設置５カ月　当事者ら効果実感も普及に課題

　高次脳機能障害者の社会復帰に向け、生活技能訓練などの集団リハビリを行う通所教室「結」を県が設置してから約５カ月がたつ。受講者５人は自分の障害への認識を深め、「できることが増え、積極的な気持ちになった」と効果を実感。ただ、目的の一つとしてい...

大学入試共通テスト１日目終了

　２日間にわたり実施される大学入学共通テストは１４日始まった。県内は６会場で行われ、３９４３人が出願。緊張した面持ちで志望大学への第一関門に臨んだ。 　同日は地理歴史と公民、国語、外国語の試験があった。新型コロナウイルス流行第８波の中...

来月ＷＢＣ合宿 宿泊予約早くも加熱　入試時期重なり大学懸念

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ、３月）に参加する日本代表が宮崎市で２月後半に行う強化合宿を前に、県央部の宿やレンタカーの予約が増加している。注目を集める米大リーグの大谷翔平選手（エンゼルス）の参加が決まれば「過去最大の“フィー...

農産加工品のロゴデザイン考える　高鍋高で体験イベント

　デザイン制作を体験するイベント「ソウゾウのカイホウ」は１４日、高鍋町・高鍋高であった。中高生１３人が参加。都農町産の規格外キウイを使った加工品のロゴ作りに挑戦した。 　中高生の交流や、制作を通して社会の一員であるという意識を持っても...

「妻高の伝統に」　生徒ら新たな神代神楽の演目創作　

　西都市・妻高（三浦正貴校長、６４１人）の生徒らが地元に伝わる神代神楽の新たな番付を創作し「妻高の伝統にしたい」と意気込んでいる。神楽の成り立ちを学んだ上で所作などを自ら考えて体得。神楽の保存会関係者らは「若者が神楽に触れ、興味を持つきっか...