ＩＣＴ導入へ企業相談会　県、１２日オンラインで

　テレワークの導入、書類のペーパーレス化、顧客情報の電子化…。県は１２日、情報通信技術（ＩＣＴ）の導入を検討している企業向けに、最新技術を紹介するオンラインの展示・相談会「ＭＩＹＡＺＡＫＩ　ＩＣＴ　ＥＸＰＯ　２０２１」を開く。定員２００人で...

【ことば巡礼】できないことに目を向けるのではなく。できることを見つけて自分を励ます

森下　洋子 　世界的なバレリーナとして知られる森下洋子は、７０歳を越えた現在でもプリマとしてステージに立っている。その体力と精神力には感嘆するしかない。 　とはいっても、森下によれば、さすがに若い頃の身体能力を維持できているわけ...

南海トラフ対策進む　東日本大震災から１０年

　２０１１年の東日本大震災以降、本県では南海トラフ巨大地震に備え、避難タワー整備、庁舎耐震化などのハード対策が進んだ。県がまとめた直近の被害想定では、津波による死者が１３年時点の試算から６割減少するなど成果が出ている一方で、震災の記憶の風化...

震災１０年、これからも共に　被災地と本県の縁深く

　大勢の死者・行方不明者を出した東日本大震災は１１日、発生から１０年を迎えた。本県でも未曾有の災害を胸に刻み、被災地との縁を紡ぎ続ける人たちがいる。「被災地で学んだ防災の知識を全国に広めたい」「被災した経験が、夢をかなえる力になった」。記憶...

山陰百姓一揆を伝えたい　紙芝居DVD化、声優は日向の児童生徒　

　日向市東郷町の歴史を後世に伝えようと、東郷まちづくり協議会（鈴野淺夫会長）は「山陰百姓一揆」を題材にした紙芝居のＤＶＤ化に取り組んでいる。地元住民が紙芝居を作製。子どもたちが登場人物全員の声優を担当する。完成版は市内の小中学校に配布して活...

早期水稲、水田に春　県南地区で田植え始まる

　超早場米産地の県南地区で、早期水稲の田植えが始まった。水を張った田んぼには青々とした苗が並び、春の訪れを告げている。今月中旬から下旬にかけて作業はピークが続き、７月中旬には収穫を迎えるという。 　串間市南方の農業森通弘さん（６６）は...

【あれから半世紀】学校の真ん中に町道　新田小　車の事故心配

　新富町の新富小学校内を道路がまかり通っている。帳簿上も、れっきとした町道だ。運動場が完成してから１２年もたつのに、校舎と運動場は道路で分断された形。「このままでは交通事故が起こる心配もある」と、学校や保護者たちは不安がっている。 　...

【春に挑む・県勢の全国高校選抜大会】（１）ソフトボール

「日向女子」自主性意識し成長/「日向男子」筋力強化鋭い打線 　全国高校選抜大会は１９日から、各地で順次開幕する。昨年は新型コロナウイルスの影響で全競技が中止となったため、２年ぶりの開催。１９競技に出場し上位進出を目指す県勢の戦力を紹介...

「一丸」宮商 センバツ（２）守備

ルール設定し意思統一 　ミスがつきものの野球で、いかに致命的な失点を減らすか―。宮崎商は、ミスが出やすい送球時のルールを決めている。”下（ショートバウンド）はＯＫ、上と横はＮＧ”。胸元への正確な送球技術は追求するが、不十分な体勢から投...

医療従事者２５人程度追加　新県立宮崎病院設備拡充

　建設中の宮崎市の新県立宮崎病院の設備拡充に伴い県は９日、医師や看護師など２５人前後を追加で確保する方針を示した。同日の県議会厚生常任委員会（図師博規委員長、８人）で明らかにした。 　新病院は今秋完成し、２０２２年１月の開院予定。県病...