新しい生活様式浸透　新型コロナ県内２カ月感染なし

　県内で新型コロナウイルスの感染が最後に確認されてから、１１日で２カ月が過ぎた。感染予防を徹底する「新しい生活様式」は県内でも浸透。宮崎市・宮崎大木花キャンパスの食堂では、テーブルに接触を減らすついたてが設けられ、学生らが静かに食事を取って...

アジサイ３４０種、表情多彩　高原で見頃

　高原町広原の「こうはらあじさい園」で、今年もアジサイが見頃を迎えた。高原清男さん（６９）、絹代さん（６８）が大切に育てた３４０種、２７３３株が、来場者を迎えている。２０日ごろまで楽しめるという。 　来場者は車いすでも楽しめる舗装され...

用水路たどり世界農業遺産学ぶ　高千穂小児童

　高千穂町・高千穂小（押方彰一校長、３２０人）の５年生４２人は３日、世界農業遺産に認定されている同町内の山腹用水路をたどる校外学習を行った。町職員の説明を受けて、学校近くの道路脇や地下を流れる用水路約２キロに沿って歩き、同遺産や地域の農業へ...

【あれから半世紀】延岡で城山の鐘祭　稲田コメさんに花束

　時の記念日にちなんで延岡市城山の鐘祭が１０日午前１０時から城山公園の鐘つき堂前で後藤助役、稲田市議会議長、長友教育長など約２０人と延岡小６年生４３人が出席して行われた。 　城山の鐘祭は三十数年前から続いているもので、毎年６月１０日の...

【みやざき令和風土記】第４部「日向かう国の成熟期」⑤飫肥藩

「真の平和」侍も舞う 　着流しに折れ編みがさの武家装束と、鉢巻きを締めたやっこ装束の踊り手が歌や三味線に合わせ優雅に舞う―。江戸時代から伝わる日南市の「泰平踊（たいへいおどり）」は、飫肥藩が町民の盆踊りを侍にも許した、他藩にはまれな郷...

ダーバン解雇落胆と驚き　「言葉出ない」「経済に痛手」

　民事再生法の適用を東京地裁に申請したダーバン宮崎ソーイング（日南市北郷町）が全従業員１３６人を解雇することが明らかになった１０日、従業員からは驚きや落胆の声が聞かれ、市内では大量解雇が地域経済に及ぼす影響への懸念も広がった。 　同社...

医療関係者へ感謝の光　宮崎市役所

　新型コロナウイルスに最前線で対応している医療関係者への感謝を示そうと、宮崎市は１０日、市役所本庁舎を青色にライトアップする取り組みを始めた。 　英国から各地に広がっているライトアップ運動に倣い、本庁舎屋上の塔屋を青色に照らし出す。さ...

清本英男氏が死去　延岡商議所前会頭

　延岡商工会議所会頭を８期務め、東九州道・九州中央道の建設促進や九州保健福祉大（延岡市）の誘致など県北経済産業の発展に長く貢献した清本鐵工（同）会長の清本英男（きよもと・ひでお）氏が１０日午前９時、肺炎のため延岡市の自宅で死去した。８１歳。...

ダーバン全１３６人解雇　日南市が生活、再就職支援窓口

　民事再生法の適用を申請した紳士服製造業のダーバン宮崎ソーイング（日南市北郷町）が、全従業員１３６人を７月５日付で解雇することが１０日、分かった。市は、従業員の生活不安を解消するため、水道料金や市税の支払い猶予を決定し、同日、相談窓口を開設...

「行動、発想力の人」　清本氏死去 県内経済界悲しみの声

　１０日に８１歳で死去した延岡商工会議所前会頭で、清本鐵工（延岡市）会長の清本英男氏の訃報を受け、県内経済界などから悲しみの声が広がった。 　延岡地区建設業協会の会長を長年務めた山崎司さん（６４）は「ＪＣ（青年会議所）の先輩であり、道...