関谷

蓄電事業を国内から海外へ 　現在大手メーカーが蓄電システムの製造および販売を始めている中、バッテリー事業を手掛ける関谷（国富町、関谷勝幸社長）は、初期投資や電池交換時のコスト削減を実現し、電池出力も他社比較で3倍から10倍となる産業用...

宮崎エヌフーズ社長　中原弘さん

波乱乗り越え順調成長 　薬品会社の営業マンから食品加工会社への転職、そしてその会社の破産を経験し、58歳で食品加工会社を起業した異色の経歴の持ち主。資金不足の中での船出から、わずか7年で3億5800万円の売上高を計上する企業へと成長さ...

のり吉ラーメン／チャーシュー麺（宮崎市）

肉質にこだわった逸品 　宮崎空港から車で約5分のところにある「のり吉ラーメン」。麺好きの同僚が薦めてくれたのは「チャーシュー麺」だ。早速、期待に胸を膨らませて車を走らせた。 　1998年10月創業、店主の宮﨑和子さんが作るラーメ...

肝康酢　県ジェイエイ食品開発研究所（宮崎市）

健康商品として定番化 　肝機能改善や血圧上昇の抑制などの効果があるとされるアントシアニンを含む紫サツマイモ。この芋を原料にして醸造された紅酢を使った商品が県ジェイエイ食品開発研究所（宮崎市、羽田正治会長理事）の「肝康酢（かんこうす）」...

中小企業大賞企業を探る（下）

　ウイント　　トレンド読み先行投資 　店頭に並ぶ家電製品や道路を走る自動車はすべてデザインを立体化し試作品をいくつも作った上で量産化される。その試作品を製作する会社が日南グループ（神奈川県、堀江勝人代表）関連会社のウイント（西...

奥松農園社長　奥松健二さん

挑戦し続ける農業経営者 　中学2年生のとき、将来の夢を「大農商業者」と書いた。法人というはっきりしたイメージがあったわけではない。ただ、農家でなく、業者と書いた。「大きな農業をやろう」と心に決めていた少年は今、農業生産法人・奥松農園の...

おぐらのチャンポン／ファミリーおぐら瀬頭店（宮崎市）

長年愛されている伝統の味 　老舗洋食店「味のおぐら」と言えばおぐらのおじさんとチキン南蛮を思い浮かべる人が多いと思うが、チャンポンも根強いファンがいる。創業から変わらない味を求めて県内外から多くの客が訪れている。 　1956（昭...

綾わくわくファーム代表　濱田倫紀さん

スローフードで町おこし 　小高い台地から周囲を見渡すと、照葉樹の森が目に飛び込んできた。秋風にコスモスやソバの花が揺れ、ゆったりと流れる時間が心地いい。綾町錦原地区で有機農業や食育体験を通してスローフードの推進に取り組む、綾わくわくフ...

ランチバイキング　デモン・デ・マルシェ（宮崎市）

景観、立地で呼び込む 　発泡スチロールをはじめとする梱包材を製造・販売する南郷包装（日南市南郷町、川野純一社長）が、2011年12月にオープンしたドライブイン「デモン・デ・マルシェ」。宮崎市内海の鬼の洗濯板を一望できる店舗と最大90台...

中小企業大賞企業を探る（中）

　ミツワハガネ　　高い技術で航空機産業参入 　特殊鋼・精密機械加工業のミツワハガネ（延岡市、甲斐千尋社長）は大型旅客機などの脚の部分となる降着装置の一部を納入する。航空機の部品をつくる企業は県内唯一。機械加工会社の同社がなぜ高...