鍋料理も定評あり　森川亭呑気（宮崎市）

　日南市南郷町の目井津港に水揚げされた鮮魚をはじめ、都城市の霧島赤鶏モモ、門川町のハモなど、県内各地の食材をふんだんに取り入れた料理や鍋物が味わえる居酒屋「森川亭呑気」。特に３０代以降のサラリーマンの利用が多く、会社帰りにふらりと立...

どう変わる女性活躍推進（上）

　行動計画　　女性管理職の育成に本腰 　女性が希望に応じて職業生活で活躍できる環境の整備を目的として昨年１０月に成立した「女性活躍推進法」。施行を来月１日に控え、県内企業も女性社員らの活用に向けて行動を加速させてきた。人口減が...

県産魚を缶詰商品に　「ひむかの玉手箱」（器）

付加価値高め消費拡大 　昨年１０月に新社屋兼工場を稼働させた水産加工会社「器」（宮崎市、西立野玲社長）は、県産魚の缶詰やレトルト、業務用商材の開発に力を入れている。注目度が高い商品はシロチョウザメの魚肉の加工食品。試作段階にあるハ...

豚骨ラーメン／地雷屋（宮崎市）

１０年前と変わらぬ味わい 　地鶏と黒豚がさっそうとバイクに乗っているコマーシャルでおなじみのラーメン店「地雷屋」（宮崎市橘通東３丁目）。１０年前に惜しまれつつ閉店したが、「街の活性化に寄与したい」という熱い思いもあり、昨年１２月、文化...

九州大学大学院農学研究院（福岡市）教授　伊東正一さん

世界から食料需給を見る 　専門は「国際食料需給政策論」。日本の主食でもあるコメを中心に、穀物の国際需給や貿易などについて約３５年間、研究を重ねてきた。１２年余りの米国での研究生活、約５０カ国に及ぶ海外調査から、グローバルな視点で国...

四季を演出する料理　ほっこり（宮崎市）

　楠並木通り沿いにある築１００年以上の古民家居酒屋「ほっこり」（宮崎市旭）。３月からは四季折々の食材を使った会席料理を提供していて、幅広い層に好評を得ている。宮崎市内全域を対象に大型バスでの無料送迎を行っていて、会社や団体での宴会に...

企業が福祉を支える（下）

　みまもりステーション　　独り暮らし高齢者を見守る 　独り暮らしの高齢者数が増え続け、高齢社会白書（内閣府、２０１３年版）では１５年に全国で６００万人に及ぶとされた。見守る側の態勢整備が急がれるが、介護の現場は深刻な人手不足。家族が主...

子豚の“おくるみ”　自動保温装置「ワンタッチＢＯＸ」（ニチメン工業）

生産性向上しコスト削減 　子豚はほぼ未熟な状態で生まれてくると言われている。その子豚の生存率を高め、効率よく発育させるために重要となるのが温度管理。ニチメン工業（都城市、田中光夫社長）の子豚用自動保温装置「ワンタッチＢＯＸ」は、子...

牛肉の可能性を広げる「都萬牛」　ミート工房拓味（西都市）

「霜降り神話」を打ち破る 　これまで日本のトップブランド牛は輸入牛肉に対抗し、差別化を図るため、畜産農家が育て方を工夫して「サシ」と呼ばれる脂を追求してきた。しかし、国内に多数のブランド牛が誕生して差別化が難しくなってきた今日、従...

ＳＨＯＢＯカレーうどん／たかなべ書房（高鍋町）

まろやかさが引き立つ優しい味わい 　２０１５年１０月にリニューアルオープンした「たかなべ書房」（高鍋町北高鍋）。「ＴＳＵＴＡＹＡ」が提携するこの本屋の一角に、料理やお茶が楽しめる「ブックカフェ」はある。幅広い世代に好評で、地域にも定着...