県内イベント自粛動き　新型肺炎、感染リスク懸念

　新型コロナウイルスの感染が広がる中、県内でもマラソン大会などのイベントを中止する動きが出始めている。国が「不要不急の集まりを控える」よう求めたことも背景にあるとみられるが、「中止すれば地域経済への打撃が大きい」と大量のマスクを準備し開催を...

メーカー需要対応期待　焼酎用新品種コメ報告会　宮崎市

　県や県内酒造メーカーなどでつくる県加工用米等生産・利用拡大推進協議会（会長・大久津浩県農政水産部次長）は１９日、宮崎市佐土原町の県総合農業試験場で、焼酎の原料となる新品種のコメ「宮崎５２号」の報告会を開いた＝写真。市町村やＪＡ職員ら約６０...

育児休業、取得促進を　県若手職員、経験者と対話

　男性職員の育児休業取得を推進しようと、県は１９日、研修会を県自治学院で開いた。若手の男性職員約４０人が参加。１４日までの３週間、部長級の男性職員として初めて育児休業を取得した渡辺善敬福祉保健部長（３９）らが、取得のきっかけや育児を通して感...

宮日出版文化賞決まる

　第３０回宮日出版文化賞（宮崎日日新聞社主催）の受賞作が１９日、決定した。 　「宮崎の植物方言と民俗　草木にまつわる昔からの言い伝え」（南谷忠志著、鉱脈社）▽「宮崎の神楽と特殊神事」（県神社庁企画発行、編纂委員会編、同）▽「私たちの町...

都城市予算案８６６億円　ふるさと納税から７５億円

　都城市は１９日、２０２０年度一般会計当初予算案を発表した。１９年度当初比３・３％増の８６６億１千万円で、２年連続で過去最大を更新した。池田宜永市長２期目最終年度となる予算編成で、好調なふるさと納税の基金から７５億円を繰り入れ、市長が重要施...

県立高全日制、過去最低の０.９倍　一般入試志願変更前

　県教委は１９日、２０２０年度県立高一般入試の志願状況（志願変更前）を発表した。全日制３４校に４８１６人（募集人員５３３１人）、定時制５校に１８１人（同４３３人）が志願。倍率は全日制が０・９倍（１９年度比０・０７ポイント減）で過去最低となっ...

林業産出２９１億円超　本県の木材生産、全国２位

　農林水産省は１９日、２０１８年の林業産出額を発表した。本県は前年比８億９千万円増の２９１億３千万円に上り、過去１０年で最高となった。このうち８割を占める木材生産は北海道に次いで２番目に高かった。 　林業産出額は林業生産の実態を示す重...

真摯に記録、次世代へ　宮日出版文化賞

　第３０回宮日出版文化賞の受賞作３点が１９日、決まった。昨年１年間の県内出版物を代表する力作で、創作の意図や構成、装丁、記録性などが高く評価された。 　宮崎市の宮日会館で同日開いた最終選考会には、委員長の後藤徹一・県博物館協議会委員ら...

ツバキ満開　甘い香り宮崎市・椿山森林公園

　宮崎市鏡洲の椿山森林公園でツバキが見頃を迎えている。赤や白、ピンクなど色鮮やかな花が咲き誇り、来園者の目を楽しませている。見頃は３月中旬まで。 　４１・３ヘクタールの敷地には１１００品種、約４万８千本のツバキが植栽。このうち真っ赤な...

宿泊予約キャンセル１３３６人　県内５２施設

　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内の主要５２宿泊施設で国内外からの宿泊予約１３３６人分（１６日現在）がキャンセルされていることが１９日、県のまとめで分かった。県観光推進課は「実際の県内経済への影響は２、３月以降の実績を見ないと分から...