県内企業、電子契約へ移行　デジタル化、着実に進む

　県内の企業で電子契約に移行する動きが出始めている。コロナ下の非対面ニーズに対応できるほか、国が進めるペーパーレス化、「脱はんこ」の流れとも一致。推進する宮崎銀行（宮崎市）の後押しもあり、デジタル化の流れは着実に進みつつある。 　電子...

とり天発祥店、食文化つづる　別府「東洋軒」が社史

　とり天発祥の店として知られる大分県別府市石垣東の「レストラン東洋軒」が社史を発行した。昭和天皇の料理も作った創業者と別府観光の父・油屋熊八との関わりから、人気店として脚光を浴びる現在までのエピソードがつづられ、それはそのまま泉都の観光史・...

【からだ・こころナビ】健診受診者が大幅減少

関係団体が国に支援要望 　新型コロナウイルス感染症の影響で住民健診、事業所健診の中止が相次ぎ、受診者数も大幅に減っているとして、健診を担っている日本対がん協会、予防医学事業中央会、結核予防会の３団体が国に対し、自治体や事業所に実施を指...

【ことば巡礼】智者はおだやかに言い、人を伏す

西夏の格言 　西夏は１０３８年から１２２７年まで中国西北部に栄えた王朝。きょうの言葉はこの国の賢者が説いたもので、私は作家の伊集院静のエッセイを読んで知った。この言葉には「黄河はゆるやかに往き、人をのせる」という後半部分があり、全体で...

花かご膳ランチ／日本料理やました

花かご膳ランチ（１６５０円） 　一軒家の落ち着いた雰囲気が幅広い世代に好評で、個室で気兼ねなく旬の料理を堪能できる「日本料理やました」。 　結納や還暦のお祝いごと、接待などにも対応したさまざまなメニューを提供しているが、中でも、...

アンコウ鍋の季節

　「海のフォアグラ」とも呼ばれるアンコウの肝。その肝を入れたこってりとした鍋がおいしい季節となった。 　アンコウ鍋を求めて旅行先を探していたところ、山口、秋田、山形県などで、これを売り物にした宿が見つかった。アンコウといえば茨城県、と...

本県企業５３％後継者不在　前年比３ポイント増

　帝国データバンク福岡支店が３日発表した九州・沖縄企業の後継者問題に関する実態調査によると、「後継者が不在」と回答した本県企業の割合は５３・３％だった。前年から３・２ポイント上昇し、比較可能な２０１６年以降で最も高かった。 　今年１０...

渡り鳥、小動物対策にも限界　鳥インフルエンザ、防疫不断の努力のみ

　県内で鳥インフルエンザが発生した三つのブロイラー養鶏場は、県が１１月までに国の飼養衛生管理基準による立ち入り検査を行い、「改善指導の必要はない」と判断されていた。基準を満たした施設ですらウイルス侵入の被害に遭ったことで、多くの養鶏農家が防...

都城鳥フル、高病原性の疑似患畜と判定　防疫措置を完了

　簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た都城市高崎町のブロイラー養鶏場の鶏について、県は３日、ＰＣＲ検査で致死率の高い高病原性が疑われる「Ｈ５亜型」ウイルスの遺伝子が検出されたと明らかにし、この養鶏場で飼育する約３万６千羽の殺処分と埋却...

県内コロナ感染者７人　ひむか苑クラスター認定

　県と宮崎市は３日、新たに７人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち宮崎市の３０代男性は、入所者ら１２人が感染した同市小松の介護老人保健施設「ひむか苑」の介護職員。市はこの介護職員の職場が別の棟だったことから、同市６例目の...